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雑記,誹謗中傷,ネット,SNS

『テラスハウス』に出演した女子プロレスラーの木村花さんの自殺を機に、ネット・SNSや報道メディア問わず誹謗(ひぼう)中傷問題が連日問題視されるようになりました。

こちらとしても長年ネットを利用し、根拠のない悪口や誹謗中傷を幾度も受けているので、とても他人事のようには思えません。

よく議論されている問題ではありますが、

  • 「叩き、悪口を言い、誹謗中傷するのはどんな人がやっているのか」
  • 「検挙者も出ているのに、どうして誹謗中傷はなくならないのか」

上記の問題についての知見を記載していきます。しかしその前に、この一連の流れに違和感を感じた部分があるので、以下に述べていきます。

一個人の見解です ほかの人の意見も参照願います

昔から存在する問題

少なくとも
1999年にはあった

この痛ましい事件により、ネット・SNSの悪口、誹謗中傷の問題が議論され、国も法律を変えようと動きはじめました。

しかし疑問なのは、「なぜ今更になって、ここまで問題視されたの?」ということですね。

悪口や誹謗中傷自体は20年以上前からあり、20年以上前から問題視されてきたはずで、泣き寝入りした人のみならず、今回の彼女のように、これを苦に自殺をした人だって少なくないはず。

韓国の指殺人(書き込みで著名人を精神的に追い詰めて自殺させるネットスラング)など、今になって始まったことではないのに、本当に今更というか遅すぎるというか、違和感を覚えますね。

まあ、このあたりを語ると非生産的だから省略するとして、「遅まきながらも、ようやくネット・SNS空間の異常性・問題性を国が理解してくれた」と好意的に解釈するようにしています。

実名化では解決しない

ただワイドショーで、「匿名(とくめい)をやめて実名化すべきだ」とコメンテーターが語っていたのは大きな間違い。

確かに『没個性化現象』など、素性を隠せば態度が大きくなる人が一定数いることを示す実証はあります。ただ、匿名でも顔出しでもやる人がいるのは、海外の例や一部の有名人、後述の例を見ればわかるとおりです(後述)。

誹謗中傷をする人の割合

ちなみに、誹謗中傷する人は全ネットユーザーの中でも0.5%以下だと、2016年に統計したデータが公開されています。

0.5%と言われるとごく少数だと錯覚するものの、確率を人数で計算すると、ざっと50万人(ネット・SNS利用者を1億人と仮定)はいる形ですね。

これを多いと見るのか少ないと見るのかは、人それぞれです。

ネットの誹謗中傷、参加するのは「ネットユーザーの1%未満」 コロナで増加、その実態は? 山口真一氏に聞く|弁護士ドットコム

「メディアはSNS(ネット)のせいにするな」の前に

自分を棚に上げるのは
よくないよ

(案の定というか)この問題に対して、

  • 「メディアも同じことをやっている」
  • 「SNSより先にマスゴミ(マスコミ)や制作側を処罰しろ」

という論調がネット・SNS上で多く見られましたね。あの乙武洋匡氏ですら、「メディアはSNSのせいにするな」って言うレベルです。丸山穂高議員は平常運転なのでご割愛(かつあい)。

しかし、この論理は前提を考えると破綻していますし、そもそもこの問題は「ニワトリが先か卵が先か」という話ではなく、免罪(めんざい)符にもなりません。

乙武洋匡氏 SNS誹謗中傷を責任転嫁するワイドショーに「どれだけ面の皮が厚いんだよ」|東スポ電子版

前提が破綻している

その理屈を通すなら、(匿名だろうが本名だろうが)ネット・SNSユーザーも皆、自分の言動に責任を持ち、問題があれば素直に非を認めて、しかるべき処罰を受け入れることを常に覚悟している前提がないと成立しません。

責任転嫁する人ほど、普段の行いから後ろめたいのだろうとしか思えないですし、感情に流されて自分の言動に責任を持たないから、手のひらを返し、メディアなどのせいにして自己保身するんですね。

「アンチ(誹謗中傷)は有名になった証」「有名税」という言葉を使うのも違和感があり、この言葉は被害者側が使う言葉であって、加害者側や第三者、傍観(ぼうかん)者が免罪符にして正当化するものではありません。

悪口や誹謗中傷がなくならない根本的原因

なくならない理由

ここから本題で、なぜネット・SNSの悪口や誹謗中傷は絶対になくならないのかを述べると、

  • 中毒になっている人
  • 理解できない人
  • 正義感でやる人
  • 言い訳を展開して開き直る人
  • 信じたいものや風潮に固執する人

こういった人たちは歪んだ認知を持っていますので、良心の呼びかけや教育だけでは不十分ですし、彼らのような人たちがいる限り、誹謗中傷はなくならないからです。

「適切なネットリテラシー教育や『画面の向こうには人がいるんだ』と理解することが大事」と、防ぐには教育が必要だという意見も正直なところ、根本的な対策にはなりにくいものです。

それでは、以下から順番に述べていきましょう。

中毒になっている人

叩くことが
娯楽・快楽

悪口や誹謗中傷をやっていたら、次第に娯楽になり、快感だからやめられなくなった人をさします。

他人の悪口を言ったり、攻撃する行為はドーパミン(快楽物質)が放出されている状態だと言われていて、依存性も高く、一種の薬物依存のようなもの。

以下の文章を述べても、

  • 定期的に『悪口・誹謗中傷』をやらないと禁断症状になる。その解消に『悪口・誹謗中傷』をする負のスパイラルに陥ってやめられない。
  • 『悪口・誹謗中傷』の依存・衝動を自力で治すことが困難。周囲の助けや専門医の協力が必要であり、治療後も頼らない生活を維持し続けなければならない。

この『悪口・誹謗中傷』の部分を『ドラッグ』に置きかえても違和感がないもので、お金もあまりかからないぶん、ある意味ドラッグよりもタチが悪いです。

このような叩くことが目的になっている人は、自分に自信がなく、日常や社会に不満を持っている人が多いそうで、『Yahoo!ニュース』のコメント欄(ヤフコメ)がいい例ですね。

よく悪口を言う人ほど「不幸になる」科学的根拠|東洋経済オンライン

叩くことそのものが目的になっている

叩くことにハマる人であればあるほど、感情コントロールもできずに衝動的な行動や、理屈を並び立てて開き直り、非を絶対に認めようとしません。

  • 「昔からやっている癖みたいなもんだし今更直せない。便所の落書きだろ?」
  • 「ネットとリアルは人格違うから」
  • 「相手が悪いんだから叩かれて当然。アンチも多いし俺は悪くない」
  • 「最初に書いた奴が悪い。みんなやってんのになんで俺だけ言われるのさ?」

このように平然と手のひら返しをしたり、自己保身ばかりするために話が通じず、ここまでくると重度の薬物依存者で、良心やモラル教育が抑止力にならないことを物語っています。

悪口や誹謗中傷には生産性が一切ないし、時間の無駄でしかありません。叩くことではなく、問題提起して多角的に掘り下げるほうがよっぽど有意義です。

元からそんな人たちとも言い切れない

ただ、彼らに苦言する人の中には、「悪口や誹謗中傷する人は元からそういう人種。依存症ではない」と語る人もいます。

自分はこの意見に懐疑(かいぎ)的で、中毒に陥る理由は多種多様であり、個人の心の問題、育った環境も関わるぐらいに複雑です。

「悪質クレームを入れる奴は元からそういう人」と同じように、未経験で現実を知らないから言える視野の甘さを感じます。

これらの問題を語るなら、そこもしっかり考えてもらいたいと思いますね。

そもそも理解できない人

無自覚だからこそ怖い

これは発達・精神障害が起因になっているケースが目立ち、攻撃的な言葉をぶつけても何が悪いのか理解できず、自己反省しない人は、経験上まま見られました。

なぜなら脳の構造上、一般的な人と比べて、前頭葉の働きが弱かったり、思考のプロセスが異なっているからなんだそうです。

具体的には、

  • 想像力がない
  • 他者に無関心
  • 自分が正しいと思う
  • 自分で考えない
  • 感情的である
  • キレやすい
  • 思慮が浅い

このような特徴があると言われていて、だから感情的だったり、思っても言ってはいけない言葉を平然と言ったり、反省や改善の意味がわからない(勘違いをしている)からだそうです。

前頭葉の損傷と障害|弁護士法人 たくみ法律事務所

発達障害|山梨県立北病院

前頭葉の機能低下を疑う症状 |ブレインケアクリニック

謝罪や反省の意義が理解できない

一般的な人の場合、やりすぎた行動などで失敗すれば、「これは悪いことだったんだな。確かに今思い返せば問題だと自分も思うし、落ち度があったなら次からはここを直して気をつけよう」と意識を持っていけますが、

  • 「何か悪いことした?」
  • 「へーそうなんですかー」
  • 「そういうことならそうなんでしょう」
  • 「反省って何? 謝るのが反省では?」
  • 「俺は悪くない。思わせた相手が悪い」

と、彼らは思いがちらしく、実際にこのような反応をされて、困惑した人も少なくないと思います。

反省や改善って、自分を見直して相手のことを考える「客観的に見る力と思いやりの心」から生まれる概念ですからね。

だから顔出しでも解決しない

精神・発達障害を公表する一部の有名人の発言・ツイートを見ればわかるとおりで、顔出し義務化では解決策にはならないと言える理由のひとつです。

もちろん、彼らのすべてが犯罪者予備軍ではなく、改善の努力を怠らない真面目な方もいるのは承知ですが、これは実体験のみならず、医師の人ですら認める事実。

特に発達障害は病気ではなく個性だから、自覚しないと「直す(矯正する)」ことはできないそうです。

非行から見えてくるもの:1(藤川教授)|朝日新聞

注意欠陥・多動性障害(ADHD)|心療内科・精神科 キムラクリニック

医師も逃げ出す迷惑アスペルガー|治しやすいところから治す--発達障害への提言

アスペルガーは反省しないの?|アスペルガー特徴.com

正義感でやる人

自分が100%正しいと
思っている人

上記ふたつの延長線上のケースで、悪口や誹謗中傷はダメと言っておきながら、実は自身も無自覚でしている(していた)のは非常にタチが悪いですね。

  • 「誹謗中傷するクズどもは死ね」
  • 「ネットとかSNSで悪口ばっか言っているクソは低脳」
  • 「こういうゴミ(悪口・誹謗中傷を言う人)は死刑にしろ」
  • 「早く特定して晒し上げろ」
  • 「〇〇を晒すマン」
  • 「はよ○ねばいいのに」

立場が違うだけで加害者と本質は同じで、一昔前に悪質クレーマーが店員の土下座を強要して撮影し、それをネット・SNS上に晒すことが多発しましたけど、これも根底は一緒です。

どちらも「自分が正しいと思ってやった。相手が悪いし、俺は悪くない」ですからね。

根拠のない自信を持っている

このような人たちは大体、「俺は正しいことをやっている」という根拠のない自信を、疑いもなく誇らしげに持っているものです。

「自分は正しい」と本気で思い込んでいるがあまり、自分の行動を客観視したり、反省することはほとんどありません。

日本だと「悪口や誹謗中傷はダメ。でも制裁や私刑(晒し上げ)は正しい」という矛盾した言動をする人が多く、山口真一氏の統計によれば、他者に攻撃的な人の6〜7割は歪んだ正義感が原因だったと、自著で発表しています。

また、弁護士ドットコムも「誹謗中傷加害者の5割以上が、正当な批判だと思いこんでいた」という調査結果を公表しています。

『極論を振りかざす「極端な人」の正体(光文社新書)』|山口真一氏(統計学者)

誹謗中傷加害者の5割超「正当な批判・論評と思った」弁護士ドットコムが調査|PRTIMES

拡散力が強い人だととても厄介

このタイプは著名人やアイドルなどの有名人がこじらせている場合もあり、影響力や拡散力が強いため、とても厄介な存在になります。

一例を挙げるならば、元子役のはるかぜちゃんこと春名風花さんのケースです。

メディアなどで不当な人格攻撃や誹謗中傷への毅(き)然とした対応の大切さを説いていて、このあたりは正しい行動なので異論はありません。

ただ、彼女は過去に捨て猫問題で、罪のない一般人(退会済)を悪者扱いしたツイートへ便乗して持論を交えて誹謗中傷に加担し、彼女の支持者も参加する事態になった出来事がありました。

経緯や事情を説明されても、「私の主義主張だから認められない」と主張し、誤情報の拡散は謝罪するも、当人の謝罪はなく、むしろ「知らなかったんでしょうね」と、相手を無知だと見下すかのような内容を投稿していました。

「問題を考えると、一般人の方に謝ることはできない」が謝罪しなかった理由だそうですけれど、「問題を考えている」ことと「経緯を読まず持論で相手を傷つけたこと」を一緒にするのが不思議です。

過ちを認められない人は損をする

2020年に「あれは一般人にではなく、一般人を支持した一部の過激派が、わざと不愉快にさせる動画を見せて盛り上がる行動に怒っていた。断片的に切り取らず真意を見てほしい」と、彼女本人のものと思われる弁解記事をnoteに掲載しました。

しかしこれは、「一般人の方のアカウントを、自分が外野で追い打ちをかけて閉鎖させたのは誤解です」という内容で、「思想・持論を理由にして一般人の方を晒し上げ、結果的に誹謗中傷に加担したことへの謝罪・反省」ではないものです。

もちろん、だから叩いたり人格攻撃していい理由にはなりませんし、彼女も意見を持つ自体はいいことで、誹謗中傷問題に立ち向かった姿勢は立派です。

しかし、自分が正しく誠実に「ごめんなさい」が言えない姿勢や、過去の過ちを認めず、都合が悪いかのように論点をずらしたり、棚に上げるのはよろしくありません。

自分を反省する心も大切

ゆえに「どんな理由でも、相手を不当に攻撃してはいけない」という言葉だけは、説得力がなく心に響かないものです。どんな持論であれ、自身の行き過ぎた行動を素直に認め、反省することも同じぐらい大切です。

そうでないと、「君は過去に相手へひどいことをしてきたのに、いざ自分の場合になったら被害者面するというのはどうなんだ」という、厳しい指摘を言われても仕方がないレベルです。

言い訳を展開して開き直る人

発言の自由は
免罪符じゃないよ

悪口や誹謗中傷を「辛口」「毒舌注意」「個人の批判」を理由に持ってくるケースで、こういった人は大体、『批判』と『批難』の区別がぜんぜんできていない人が多いですね。

それゆえに指摘されても、

  • 「本音を言って何が悪い」
  • 「個人の意見だろ」

このように反省しないことがほとんど。

上述しているように、批判(建設的批評)と批難(否定・悪口・誹謗中傷)は全く違うものです。以下の記事で詳しく述べているので、参考にしていただければと思います。

開き直る人は正しい批判ができない

このケースもまた、影響力が強い著名人がやっている場合があり、2021年にメンタリストのDaiGo氏が自身の動画で、ホームレスや生活保護受給者を人格否定・差別する選民・優生思想発言で物議を醸(かも)しました。

彼がこの件で一番問題なのは、こういった思想・差別発言をしても「辛口だから」を免罪符にし、過去にもそうやって言い訳に利用していることです。

これって思想の自由や表現の自由を拡大解釈した、「悪口・誹謗中傷(差別行為)の正当化」なんですよ。一言で言ってしまうのであれば。

「辛口・毒舌・批判を称するならば、まずは『正しい批判』ができるようになってからにしてほしい」とつくづく思います。関係ないけど動物愛護を変にこじらせた人って、なぜ人間にも優しくできないのだろうか。

この批判リテラシーがあまりに低いのも、誹謗中傷がなくならない理由になりえるでしょう。

追記

後日この件でDaiGo氏は、(本当に反省しているかはともかく)無知であったと謝罪しています。ただ上述のように、ここの節は「彼」の問題提起ではなく、「都合よく開き直る人が一定数いる」という話なのは、取り違えのないようにお願いいたします。

メンタリストDaiGo氏、ホームレスの人への差別発言で「炎上」|毎日新聞

松丸亮吾、兄メンタリストDaiGo“差別”発言謝罪「論破するまで怒る」|日刊スポーツ

「ホームレスの命どうでも…」配信が批判されるべき理由|朝日新聞

「メンタリスト」DaiGoさん 生活困窮者への“差別発言”で謝罪|NHKニュース

信じたいものや風潮に固執する人

純真な人ほど盲信する

自分が信じている思想や情報・風潮にこだわって押し通そうとしたり、感化されて鵜(う)呑みにして行動しているケース。

大体彼らはよく言えば「純真」、悪く言えば「おつむが弱い」んですよね。

論理破綻・矛盾していようと、論点をずらしてでも自分の主義・感情を勢いで押し通そうとします。

まるでカルト宗教にハマる信者のような状態であり、人間性も論理的思考力を退化させるものです。

感化された例で言えば、2019年、堀ちえみさんに誹謗中傷をした主婦が検挙された事件がありましたが、当人は誹謗中傷を自覚しておらず、ネットの情報に影響されただけで、悪意すらなかったことが明らかになっています。

こういう人たちを見ていると、「彼らのようなリテラシー能力が低い人たちにも、ネット・SNSで書き込む権限をあたえることは、果たして正しいのか?」と疑念を抱いてしまいます。

言論の自由があるとはいえ、書き込むならちゃんとリテラシーを身につけ、繰り返すように、自分の言動は客観視してほしいものですね。

堀ちえみのブログに「死ね」「消えろ」 脅迫容疑で50代主婦を書類送検 専門家は「SNS過激発言」に注意呼びかけ |zakzak

堀ちえみに「死ね」と脅迫した50代主婦 その理由に「怖すぎる」と絶句|しらべぇ

炎上ビジネスがらみの可能性も

持論に固執・盲信するのみならず、攻撃的な言葉で支持者を集める炎上ビジネスの可能性でいうならば、2021年のYouTube広告で流れる、『喫煙社員ゼロの時代へ』の著者、荒島英明氏のケースもわかりやすい例です。

あの動画は、「タバコの危険性と嫌煙社会の啓発(けいはつ)と見せかけた、喫煙者全員へのヘイトスピーチであり、持論を正当化できればなんでもいい」という内容です。

当の本人は、「不快」「うざい」と言われようとも、「私は世の中のために正しいことをやっているんだ。それの何が悪い。根拠あるんだからヘイトスピーチや誹謗中傷ではない」としか思っていなさそうです。

ただ、動画自体は単なる自己主張ではなく、自著の宣伝広告でもあるため、ここまで苦言されても動画広告をやめないのは、背景に何かしらの援助があるのか、繰り返すように炎上ビジネスである可能性もあるからでしょうね。

2作目の動画からは意見を反映したのか、広告をはずされたくないのか、差別的ではあるものの多少マイルドな内容になっていますが。

こちらの件については、以下で詳しく述べています。

なくならないから救済と罰則が必要

何しても許される風潮が
あるからこそ

……以上のように「悪口や誹謗中傷する人の大半」は、上記の症状をこじらせた人たちだと考えていて、未だ書く人が後を絶たず、動機も悪びれたり反省もしていないのは、この理由だとつじつまが合うのではないかと。

彼らへの話し合いや意見・指摘は、平行線になるだけでこちらが疲れるだけであり、最悪の場合、歪んだ認知だからこそ逆上される可能性もあります。

特に論理破綻した自己正当化や、意味不明な言動で被害妄想に囚われる相手には要注意で、さりげない善意・老婆心で不幸の引き金になってしまいかねません(経験者は語る)。

ゆえに教育や良心では抑止力にならず防ぎきれず、今後もなくなることはないので、告訴のハードルを下げたり、被害者のケアが行える救済措置や、罰則に重点を置くのが効果的に思います。

海外の誹謗中傷対策も、そういった対処を重点的にしていますからね。

最後に:便所の落書きは通用しない

便所の落書き論は
2000年代まで

元2ch創設者のひろゆき氏がテレビのワイドショーで、

「所詮は民間会社がやっているサービスに過ぎない。嫌ならSNSやめればいいんですよ」

ひろゆき氏(某ワイドショーのコーナーより)

このように述べていますけれど、自己責任論を持ち出しているだけで、物事を一方向にしか見ていません。

仮にSNSをやめても、自分が知らないところで火がつき、伝言ゲームのように回り回った結果、風評被害や実害になれば、「嫌ならやめればいい」は解決にはならないことがわかるはずです。

誹謗中傷やマナー問題を除けば、SNSのみならず、ネット自体も便利なツールであり、より便利にするためにルール作りをしていくのは、何らおかしなことではありません。

むしろ「ネット・SNSは悪口もバッシングも私刑(制裁)も何書いてもいい」という無法地帯を許している、今の風潮・システム自体がおかしいと言えます。

SNS(ネットも含む)はもう便所の落書きではありませんし、民間企業の一サービスであっても、社会的影響力は無視できないものになっています。

歴史は繰り返され、反省から学ばない

悪口を書いたり叩いたり、誹謗中傷をするのは、故意犯や悪意がある人よりも、自分が正しいと思っていたり、歪んだ正義感で無自覚にやっているパターンがほとんどです。

このような非生産的な行動は、ネット・SNSが誕生する昔からずっと繰り返されてきましたし、ネット・SNSというツールは、表面化されなかった層を一気に可視化したんですね。

CHECK!

技術は進歩しても、人間の知性は進歩しない。

2022年現在、国も国民もまだITリテラシー・批判リテラシーが低いし、世界でも法整備がしっかりされはじめた過渡(かと)期の時代です。

「かつて、こういった無法行為がまかり通っていた汚点の時代があった」と語れるよう、ルール作りと救済措置、厳しい罰則を設ける風潮は今後も続いていくべきでしょう。

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制定日:2017/2/24
改定日:2022/3/3

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  • 赤竹ただきち
  • 赤竹ただきち  Tadakichi Akatake

評論ができる人と評論家気取りの違いは、対比するとよくわかるよ。

評論できる人は論理的で言葉を選ぶ。評論家気取りは感情的で言葉を選べない。

評論できる人は正しい批判ができる。評論家気取りは文句や悪口を批判だと思っている。

評論できる人はリテラシーが高い。評論家気取りはリテラシーが低い。

評論できる人は意見される覚悟がある。評論家気取りは意見されると逆上する。

評論できる人は思いやりがある。評論家気取りはただの自己満足。

評論できる人は実生活でもはっきりと意見を言える。評論家気取りはネット・SNSの世界でしか主張しない。

自分のいる会社はちゃんと評論ができて、自分の意見を持っていないと働けないから、本当にいい訓練になる。

イラストレーター・ライター・フロントエンドエンジニア・WEBデザイナーの京都生まれなウサギ好き。性別問わず好きなタイプは「反省から学ぶ能動的な人」。物事を定義づけし、見解を交えてわかりやすく解説するのが得意なため、各所でご好評の声を頂いております。

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