
自分が書いた文章の反応や、ネット・SNSで何かしら話題に上がった議題でコメントを見ると、「あ、この人は文章読まずに書いているなぁ」と感じることは少なくありません。
しかし特に厄介なのは、読解力がないことに加えて、攻撃的で喧嘩腰なパターンで、誹謗(ひぼう)中傷や人格攻撃、根拠のない風評被害と、精神的に疲れるんですよね。
ゆえに当サイトでは、文章を読まずに(読む気がないのに)記事シェアする行為は利用規約で禁止しているほどです。
文章を読む読まない、どのような感想を抱くかは個人の自由ですし、書き手もまた、語弊がないように読ませる・わかりやすい文章や構成を日々研究しなければなりません。
しかしながら、根拠のない思い込みで逆上、書いていない内容を事実かのように拡散させるのはまた違う話ですからね。彼らには苦い汁を飲まされ続けられただけに、本当に悩ましい限りです。
この記事では、
- 「読解力がないと攻撃的になりやすいのかどうか」
- 「特徴と心理分析」
- 「絡まれた際の対処など」
これらについて、実体験などで得た知見をもとにまとめました。統計学ではなく主観の話ではあるものの、一意見として見ていただければと思います。
そしてこの記事は、「文字は分かるが文は読めない人」の記事を分割し、再構成した内容になります。
文章が読めない人の体験談などは、以下を参照していただけますと幸いです。
-
個人の見解です
ほかの方の意見もご参照ください
『読解力』とは何か


読解力の定義を知る
まず、『読解力』とは何かですが、
- 【読解力】文章を読み、内容を理解した上で述べる能力。
ただ文章を読むのではなく、文章を読んだ上で「理解」し、解釈して述べる力のことです。
どこの辞書でも似たような意味でしょうし、この能力が低い人を当記事では便宜(べんぎ)的に、「文章が読めない人」と呼称します。
ちなみに英語でいうと『リテラシー』になり、当サイトではリテラシーを読解力のみならず、
- ツールの利点・欠点を理解
- 自分を疑い建設的思考をおこなう
- ちゃんと自分で調べる
- 情報を取捨選択し見定める
これらのメディア・IT・情報リテラシーも含めた総称としてよく扱っています。
記事で「リテラシーが〜」と言っているときは、そういう意味だと思っていただければ。

日本人の3分の1は文章が読めない
SNSが普及した現代では長文が読めない人が増えているという話があり、たった100字程度や、5行以上の文面も読み解くことができない人が多くなっているそうです。
2010年代にはPIAAC(ピアック:国際成人力調査)において、「日本人の3分の1は文章をしっかり読むことができなかった」という統計結果の話もあるぐらいですからね。
世界先進国だと半数が文章をちゃんと読めないとか。

文章を読むことが困難な障害を『難読症(ディスレクシア)』と呼びますけど、ある意味では『デジタル難読症』と言える状態ですね。
危険すぎるスマホ依存 長文読めず、言語能力は2歳児レベルに(2ページ目)|AREA dot
学歴による社会の分断 「日本人の3人に1人は日本語が読めない」調査結果も|マネーポスト
日本の生産性を引き下げている「文章を読めない人」|JBpress
気が付けば、私も「5行以上の長文が読めない状態」になっていた|Books&Apps
「適当に読める文章」の氾濫で、日本人の読解力が下がっている。|Books&Apps
「読めない」と「読まない」は違う
読解力がないのを弁解・反論する人は大方、以下の言い分を主張していて、
- 「見出しの内容でわかるでしょ」
- 「長文はしんどくて読む気になれない」
- 「忙しいから文章は読まない」
「読めない」と「読まない」は違いますし、これらは読解力が低いことを開き直った言い訳でしかありません。
自分も過去に記事のコメントでこう言われたことがあり、
なんでそんな恥ずかしいことを堂々とドヤ顔で言えるんだろう……

と、驚きと残念な気持ちになりましたね。
とはいえ、最初の2つは書き手が歩み寄って、記事構成の見直しやまとめに要約を書いたり、画像を使って文章をダイエットすればある程度対策でき、百歩ゆずって許容できます。
しかし最後の「忙しいから読まない」は、仕事があまりできない人なんだろうなと思います。
なぜならリテラシーが高く仕事ができる人は、忙しくても読む時間を作るからで、タイムマネジメント(時間の有効活用)が下手くそだと自分で言っているようなものなんですね。
どちらにせよ、自己研鑽(けんさん)せず読解力がないことを言い訳にするのはすごく恥ずかしいことを、この記事を読んでいただいている方は忘れないようにしてください。
読解力と攻撃性の関係


読解力不足=攻撃的?
「読解力がないと攻撃的になりやすいのか?」については、経験上言わせていただくと、「特にネット・SNS上の世界では、その傾向が強い」と言っても過言ではありません。
大学時代に、国語力と攻撃行動の相関を指摘した人がいて、大雑把に言えば「文を読めない者は、他人に対して攻撃的な言動を取りやすい」という話なのだが、Twitterをやっていると説の信憑性を実感させられますよ。
— Eva (@cnntnst) March 19, 2019
どこにそんな事が書いてある?と思うような解釈をする人は皆、最初から喧嘩腰なんだわ。
そういった人が行う問題行動として、
- 【クソリプ】SNSのリプ(返信)で、内容がずれた主張や、コラ画像などで煽(あお)る。
- 【誹謗中傷】人格否定・根拠のない内容で攻撃的な言葉を投げつける行為。
- 【炎上】問題行為などに対し、集団で叩く状態。指摘することと炎上の加担は違う。
- 【デマ拡散】内容を精査せず、誤った情報を拡散させる風評被害。
- 【1ビット思考】物事などに白か黒、0か100で判断する極論行為。
ネット・SNSで読解力がない人の問題がよく取り上げられるのは、上記の行為が原因になっている場合がほとんどです。
読解力がない「だけ」なら無害
とはいえ、世の中には「文章が読めないだけ」で人間性的に何ら問題のない人。読解力がないことに悩む人までを「読解力がない人は問題だ」と言うつもりは一切ありません。
もちろん、読解力がないと物事を正しく理解できないし、職場の意思疎通トラブルにも発展します。
しかしながら自覚して直そうとする姿勢があるだけ全然いいですし、そういった人たちは攻撃的どころか、むしろ謙虚な人が多いものです。
自分自身も、「読解力が完璧にあるか」と言われるとそうではありません。読み間違えることはあるし、それで相手を怒らせて謝ったことは幾度もあります。
ただ、ネット・SNSの世界では「読解力がない」と「攻撃的である」はセットで語られる場合が多く、それに苦言する人、(自分含め)被害を受けている人がいるのもまた事実なんですよね。
次からは、読解力がなく攻撃的な人の特徴について述べていきます。
文章が読めない人に共通する特徴


文章が読めない人の
行動
文章が読めない人には、
- 【作文能力の問題】ネットスラングや定型文(語録)を多用する。
- 【思考力の問題】誰かの意見・評価を自分の言葉のように振る舞う。
このような共通の特徴がよく見られます。
作文能力の問題
まず作文能力の問題。最近のネット・SNS上でよく使われるのは『淫夢語』『なんJ語』とよばれるものが代表的で、
- 「こいつ〇〇で草」
- 「うわーこれはいたい」
- 「〇〇とか言ってて草不可避」
- 「(〇〇〇)ないです」
- 「〇〇じゃないですかやだー」
- 「あっ……(察し)」
……など、真面目な話にネットスラングや定型文を多用するのは、自分の言葉で述べ、文を作る能力が低い(=文章を読めない)のではないかと。
淫夢やなんJネタと知らずに使っている気がする。

相手を安易なラベリング(レッテル貼り)で判断するのもそうで、
- 「ガ○ジ」
- 「キ○ガイ」
- 「ネトウヨ(ネトサヨ)」
このような差別言葉・ネットスラングを使うのは、自分の言葉で述べられないから、自分の気に入らない対象をラベリングし、悪い意味で単純化しようとするからなんですね。
本人たちは「ノリだから」と思っているようですが、意見を述べる際にネットスラングや定型文に頼ったり、ノリを交えるのって必要なんでしょうか?

叩くことが目的になっている
意見や知見を深めるのではなく、答えありきで叩くことが目的のため、「文章が読めない」というより「文章を読む気がそもそもない」が正確です。
文章を読まず攻撃的になる人は上記に限らず、不正確でも物事を白黒はっきりさせ、簡単にしたがる傾向が強いです。
無論、「ネットスラング・定型文多用=読解力が低い」と安直に言い切れませんし、(差別語は論外として)場と状況・節度を考えて使うのであれば問題ないものです。
自分も定義する上で「〇〇と呼ばれる人たち」とラベリングを使用することはあるも、説明が目的であり、相手を人格否定する目的で使うことはしません。
定義を明確して分析する便宜(べんぎ)上でラベリングを使用するのと、相手をわかりやすい名称にして叩く目的でラベリングをするのとでは、目的や意味合いも別物です。
このように、ネットスラングや定型文で攻撃・拡散したり、相手へ優位に立とうとする人であればあるほど、読解力がないケースが多かったんですね。
スクリーンショットやコラ画像で煽っている人も同じだよ。

思考力の問題
思考力の問題については、まとめサイト(まとめコピペブログ)・ネット掲示板・SNSの話題(バズっている)ツイート閲覧などを「日常的な娯楽」にする人ほど、
- 「叩かれているから〜」
- 「〇〇って言われてるからクソ」
- 「俺も見たけどゴミだったじゃん」
- 「実際にクソなのでセーフ」
- 「事実を言って何が悪い」
- 「本当のことを言ったら発狂するとかwww」
という偏(かたよ)りのある意見や、誰かが言っていた(書いていた)極端な主張を答え・正解にしがちで、それにこだわって斜め読みします。
読解力がないから誰かの意見に依存する
こちらも答えありきで読むから文章を読む姿勢がなく、「意見を言っていないのに、(他人の言葉などを借りて)意見した気になっている」のをよく見かけます。
論破したかのように他人様の意見を引用して自分が言っているかのように使い、そもそも相手と意見・主張を交わす気がない……
これはネット・SNSの『評論家気取り』とよばれる人たちや、後述するような政治・社会系のアカウントなどに見られがちな特徴です。
文章が読めない人にありがちなプロフィール


気をつけたほうがいいよ
- 「言いたいことを書きます」
- 「毒舌・グチ注意」
- 「いいね・リツイートは賛同の意味ではありません」
SNSのプロフィールで、このような文面をプロフィールを書く人は、読解力が低く喧嘩腰な人である可能性があります。
「言いたいことを書く」「毒舌・グチ」を書いて、それを理由に自身の無責任な発言を免罪(めんざい)符にしているおそれがあり、その表明は言い逃げを宣言しているようなものです。
なんでこういう人って、非公開にしたり日記帳に書かないのだろうか。

なお、いいね・リツイートを支持ではないと弁解する人がいるのは、元大阪市長の橋下徹氏の裁判がきっかけのようです。
ですが大切なのは、「安易ないいね・リツイートの前に、ちゃんと記事やツイートの流れを読んだり、情報源を確かめるといった、リテラシーを身につけて慎重になろう」です。
「いいね・リツイートは同意の意味じゃないよ! 勘違いしないでね!」は、行動がずれているんですね。

橋下氏批判の「リツイート」は名誉毀損 二審も判決支持|朝日新聞デジタル
このプロフィールの人も要注意
- 【捨て垢】プロフィール画像・文章がない捨てアカウント。
- 【自己主張】プロフィールが長く、特に持論展開している人。
- 【社会・政治系】社会・政治系アカウントだと自称している内容。
このようなタイプの人にも、文章が読めない傾向が見られるため、注意が必要です。
適当なアカウントだから愛着がなくすぐ逃亡できることや、自己主張が激しい人や社会・政治系は答えありきで語るパターンが目立ち、話が噛み合わず平行線、バッシングに発展しがちです。
自己主張も社会・政治的発言自体も個人の自由ですが、彼らは文章が読めず正しい批判の基礎すらできていないため、非生産的かつ精神的に疲れるだけで、関わってもメリットはありません。
文章の読めない人が攻撃的になる要因


読めないなら
質問すればいいのにね
単に読解力がないだけで礼節がある人、社会的常識がある人なら、お互いに意見し合って穏便に済ますことができます。
たとえ読解力が低くても、しっかりと自分の言葉を使って、お互いに礼節をわきまえて意見交換。本来はそうあるべきであり、コミュニケーションなんですよね。
しかし残念ながら繰り返すように、ネット・SNSの世界だと文章を読まず攻撃的になる人が目立ち、いかに問題なのかは先述したとおりです。
経験談やいろいろ調べて考えてみましたが、
- 【想像力の問題】自分を客観的に見られず、視野の広い判断ができない。
- 【リテラシーの問題】調べず熟考せず、極端な意見に感化される。
- 【アンガーマネジメントの問題】感情のコントロールができない。
- 【正義感問題】自分が正義だと疑わず潔癖で、白黒決めないと気がすまない。
- 【不満・コンプレックス問題】日常や社会、自分自身に不満がある。
- 【他人事の問題】他人の文章はひまつぶしの認識で、そもそも読む気がない。
- 【ストレス問題】ストレスによる思考力低下。文章が読めず、感情的に反応する。
- 【多数派思想問題】多数派が正しいと考え、少数派意見を潰そうとする。
- 【没個性化問題】個人情報や顔が見えないことで攻撃的・態度が大きくなる。
- 【議論下手の問題】意見する相手を敵扱い。極論と結論ありきで斜め読みする。
「読解力がないに加え、上記のような要因もいくつかあるからではないか?」と、自分なりの結論を見いだしました。
『読解力』は必須項目
ネット・SNSは気軽に書き込めるし顔が基本的に見えないという性質上、思いやる心や思考力が大切で、それこそ文章だけで相手の意図を把握する『読解力』は必須項目です。
それができないから表面的に判断して感情的に反応するし、議論や意見交換が下手な(=正しい批判ができない)人ですら気軽に書き込めるから、そういった人がより可視化されるんでしょう。
また、ネット・SNS上で他者に攻撃的になった人の6〜7割は、ストレス発散よりも一方的な正義感であったという話もあり、そこに読解力のなさが関わっている可能性も大いにあります。
「単に国語が苦手で、おつむが弱いからではないか」と考えたこともありましたが、高学歴の人や専門家の人もやるケースがあり、勉強の出来や学歴の話だと安直に言い切れないんですよね。
もっと根本的に言えば、戦略的な意図がない限り、話し合いに攻撃的・強い言葉を使う必要がそもそもありません。
記事読まずにコメント6割 「タイトルだけで反応」のネット民|J-CASTニュース
「国語が苦手な人はいじめっ子に…」尾木ママ発言の真意 |zakzak
ツイッターで「クソリプ」を返す日本人多数 大半は読解力不足|livedoorニュース
『極論を振りかざす「極端な人」の正体(光文社新書)』|山口真一 著
脳の構造が異なる可能性
医学的根拠のある話として、短絡的ですぐ攻撃的・喧嘩腰になってしまう人は、脳の構造が一般的な人とそもそも違う可能性もあります。
これは比喩(ひゆ)的な意味ではなく、『前頭葉』と呼ばれる脳の部位があり、ここの機能が低かったり、通常と異なった処理がされると、
- 【直情的】感情的でキレやすく、論理的思考や思いやりに乏しい。
- 【受動的】自分から何かを起こそうとせず、他人に無関心。
- 【反社会的】モラルが低い行動に罪悪感・違和感を覚えない。
- 【歪んだ正義感】自分が正しいと信じ、一方的な正義を振りかざす。
- 【メタ認知が低い】相手を思いやれず、客観視能力・想像力がない。
- 【自己反省できない】自分の行動を反省し、改善できない。
こういった症状が出てしまうと、脳科学的にも証明されているそうです。
言わずもがな、「文章が読めない人は、脳の働きがおかしい発達・精神障害者だ!」と安易には決めつけることはよくありません。
しかし可能性は十分ありうる話で、あくまで「知識」として、とどめておいてください。
前頭葉|看護師の用語辞典|看護roo![カンゴルー]
前頭葉の損傷と障害|弁護士法人 たくみ法律事務所
発達障害|山梨県立北病院
前頭葉の機能低下を疑う症状 |ブレインケアクリニック
中野信子 サイコパスはなぜ経営者に多いのか|PHPオンライン衆知
言論の自由は責任をともなう


自信がないから
行動に責任も持たない
そして彼らに共通するのは、文章を読まずに攻撃したことにお詫びどころか無視や逆上するし、それを直そうともしないという、他責的で無責任な姿勢ですね。
これって言ってしまえば、むちゃくちゃな言いがかりをつける悪質クレーマーが、指摘すると逆上したり、後日に謝りに来ることはほとんどないのと一緒です。
思慮の浅い行動をしておきながら、自分の行動に責任が持てないという、(言葉は悪いですが)精神年齢が低いんですよね。やっていることが。
その理由は先に記載した脳の話のほかにも、「自分に自信がなく、相手への関心がないから」も理由のひとつだそうで、自分で考えないから無責任で他責的と、誠実に欠く行動をするんですね。
なにかや誰かに意見するならば、意見される覚悟と言論の責任も必要で、不適切な行動は相応の反応をされるのは必然であることを、情報発信者なら心に刻んでほしいものです。
依存的な人、自信が無い人の多くが、自分の行動に責任を持てない(持たない)理由|減らすブログ
ことばに責任を持たない人|自分をたいせつにする心理学
絡まれた場合の対処と心構え


関わりすぎると
不幸になるよ
もし、文章が読めない人に絡まれた場合、名指しや外野問わず、
CHECK!
(私生活や業務を妨害する悪質行為でなければ)無視をして関わらない。これが最大の対処・対策です。
「冒頭で引っぱってその程度の対策かよ」と思われるでしょうけれど、実体験だから言えることで、
- 【デリケート】相手には威圧的なのに、自身への指摘を受け入れない。
- 【他人事】「へーそうなんですか」と、行動を客観視できない。
- 【無自覚】悪いという自覚がなく、何事もなかったように戻ろうとする。
- 【コンプレックス】優しく意見を伝えても、バカにされたと解釈。
- 【低いメタ認知】「自分の解釈違いかも」という自己診断ができない。
- 【平行線】意見しても話が噛み合わず、論点をすり替えられる。
- 【思考が極端】「神・クソ」「信者・アンチ」と、物事を0か100で考える。
- 【被害者意識が強い】名指しでなくても「悪口を言われた」と思い込む。
- 【拡散好き】敵認定した相手はすぐに拡散させようとする。
- 【自分が正しい】「俺は間違っていない! みんなそう思うよね?」と自己保身。
- 【承認欲求】意見ではなく賞賛や同意、賛同しか求めていない。
- 【対話拒否】対話ではなく「いかに相手を叩き潰すか」しか考えていない。
本当にこういった反応をされますし、繰り返すように文章を読まずに攻撃したことを謝罪・反省したり、それを直そうと努力する姿勢を見せた人は、正直ほとんど見たことがありません。
意見・指摘をすれば敵とみなされる
彼らは議論下手、批判の意義を間違えているケースが多く見られるように、意見・指摘自体に拒絶反応を示して火に油を注ぐ行為で、下手に関わると逆上され、トラブルに巻き込まれることもあります。
そんな人に建設的な話はできないというか、脳の構造が違う・違う世界の住人と言えるレベルなんですね。だから、無視の対応が最適だという形です。
ただ、自身の風評被害を防ぐため、「そんなことはどこにも書いていないので、誤解のないようにお願いします」と、こっそり大人の対応をするのも必要でしょう。
彼らに返信して口喧嘩・晒し合戦をするのは、間違ってもしてはいけない行為です。

最後に:読解力と攻撃性はイコールになる


ごめんなさいは
言わないと…
以上、「読解力が低いと攻撃的になりやすい説」への個人的見解と、なぜそのようになるのか、経験上の対処の仕方を述べました。
文章を読まないし攻撃的になる人は、読む努力や建設的に質問をする発想がなく、相手のせいにしたり、意見される覚悟がないなど、批判リテラシーが低い人たちです。
真面目な話にもネットスラングや定型文を多用したり、他人の言葉を自分の言葉のように使って相手へ優位に立とうとするなど、作文能力や思考力があまり高くない印象を受けます。
攻撃的な人であるほど、自分の主張が絶対的に正しいと思い、文章を読む気がなく答えありきで斜め読みするため、是正をお願いすることは難しいでしょう。
謝罪は期待できない
対策として「無視しろ」と書いたものの、人として考えると「自分の読解力に問題がありました。大変軽率で申し訳ありませんでした」と、彼らに誠意ある姿勢をしてほしいと思うものです。
そう言いたくなるのはわかりますけど、それができるのは「文章は読めなかったけど、人として誠実であり、自分の間違いを認められる人」だけです。
実体験でもちゃんと謝りに来たのは、ひとりかふたりだけだった。

直接謝りに行くどころか、その問題点を自覚しないまま無視されるか、平行線や逆上、なかったことにして時間で忘れさせようとする態度をとられます。
まだ公人や著名人、イメージを損ねると周囲に迷惑がかかる人であれば、謝罪文を出すケースが多く、期待はできるかもしれません。
しかし一般ユーザー相手だと絶望的で、真面目に対応すれば泣き寝入りするリスクのほうが圧倒的に高いでしょう。
攻撃的になる・言い訳をする自体がおかしい
文章が読めない人の対処法を改めて書くならば、
CHECK!
読解力がなく攻撃的な人に絡まれたら無視して、改めて大人の対応をするのが現実的。彼らは指摘されると無視や開き直り、「謝罪を強要するのがうざい」と逆上するタイプなどが多く、精神的に疲れるだけなので注意。読解力は人間の性質にも左右されるもので、自分自身も読解力を完璧に身につけているわけではありません。しかし、だからといって攻撃的になっていい理由にはならないはずです。
むしろ攻撃的になることでメリットがあるのか、ちゃんとした根拠で説明してほしい。

意見・主張に強い言葉や喧嘩腰な態度を使う必要は基本的にありませんし、攻撃的になれば自分の価値は下がり、結果的に自分の首をしめていることを、彼らは理解しようとしません。
また文章が読めないことを、
- 「見出しの内容でわかるでしょ」
- 「長文はしんどくて読む気になれない」
- 「忙しいから文章は読まない」
と弁解する人は、自分で読解力の低さ、タイムマネジメントができないことを言い訳にしている、恥ずかしいことを自慢げに言っているのを理解されたほうがいいです。
正直、自身の言動・行動に無責任な人にも、ネット・SNSに書き込ませる権利を与えるのはどうなのか……この考えは意見が分かれるでしょうけれど、そう感じずにはいられないものです。
読解力がないだけならまだしも、読解力がなく攻撃的な人は害にしかなりません。一人ひとり、自分の行動には責任を持って、気をつけていきたいものですね。

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