R-15
レビュー, 創作他



10インチ版raytrektab 』を1ヶ月ほど使用してみて、どのように変わったのか、前のバージョンとの違い、さらにはraytrektabのトラブル対処もまとめて書いていきます。

設定方法については当ブログの8インチ版raytrektabのレビュー記事 にまとめてありますので、はじめて購入された方、設定方法を忘れた方は、そちらの参照をオススメします。



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もし内容にミスや誤記があればご報告ください。



はじめに伝えておくこと



はじめに申させていただきますが、まず自分宛てに届いた10インチ版raytrektabは不良品で、

  • ドライバがおかしい(コルタナ〈Win10付属の音声案内ナビ〉の声がやたら低い)
  • 画面にドット落ちがある(画面のごく一部が異常に発光する現象。製品不良と認められない)
  • ペンは追跡できてもクリック反応しない(不良品のペンでした)


……という有様でしたので、正常品とは勝手が違うかもしれませんが、あらかじめご了承ください(ドライバは再インストールで改善、ドット落ちは作業上では黒点になるので我慢、ペンは後述のように前モデルのペンを買い替えです)。

8インチ版からの改善点・評価点

改善点1:画面の大きさ
10インチになったおかげで表示・描画領域が増えたので、前よりも手が動きやすく描きやすく、画面のタッチボタンも押しやすくなったと感じました。ただしその分比例して本体が重くなったので、片手で持ったり、女性には少し手回しが悪く、扱いづらいかもしれません。


改善点2:指紋認証機能
個人的に10インチ版の最大の評価点です。指紋認証は本当に便利で、起動した瞬間にセンサーに指を触れればすぐ起動してくれるし、立ち上がりのストレスも無くなりました。しかもPINコードを登録しておけば、複数の指紋を登録可能です。両手親指を登録すれば、起動が一気に楽になるでしょう。


改善点3:CPUメモリが8GBに
まあ絵を描くと8GBでも正直足りないのですが、無いよりかは良いですし値段相応なのでこれ以上は求めません。これのおかげで、A4サイズの大きさでも問題なく描けるようになりました(8インチ版はぶっちゃけマンガの下書き専用機に成り果ててました)。ただ後述のように、処理スピードがアップしている、安定性が増したとは正直言い難いです。


評価点1:お手頃なOS搭載絵描きタブレットの地位を保持
今回に関しても不満は多々あれど、メーカーはものすごく頑張ったと思える製品でしょう。iPadProでも10万はしますし、WACOMのOS搭載タブレットは一番安いもので20万円になりますから、「OSを搭載した、リーズナブルでどこでも描ける絵描き専用液晶タブレット」で言えば、raytrektab一択ですね。


評価点2:前モデルペンとの互換性がある
後述するように、今回のペンは「劣化」の一言ですが、8インチ版のペンとの互換性が用意されているので、気に入らなければそちらを使う事も出来ます。正直互換性が切られていたら即売って8インチを買い戻していたかもしれない。

それでなくとも、Wacom Feel Technology(Wacom feel IT technologies)対応スタイラスペンなら使えるそうです。公式サイトには具体例がなく、こちらも色々調べましたが確証を得られるものは無かったので、ここでは紹介できないのはご了承。


8インチ版からの劣化部分・不満点

劣化点1:動作の安定度
元々不良品だったので一概には言い切れませんが、動作が以前よりも不安定でデリケートに感じます。

スリープ後の起動ボタンを押しても上手く起動しなかったり、スリープモードに入ったらどんなにボタンを押しても起動せず、クリスタのペイント画面を起動したら画面にバグを起こし、再起動したらツール環境がリセットされていた……という感じですね(こちらの対処方法は後述します)。


劣化点2:ACアダプターがコード一体型
端子をUSB-C形式にしたのは個人的に評価点です。しかしアダプターがコード一体型なので、もし断線したら新規のアダプターを買わないといけなくなりますが、2019年2月現在、同一のアダプターの別売りはされていません。


劣化点3:付属ペンの仕様
これが一番の不評点です。届いたのは使えない不良品だったのでアレですが、低遅延で違和感がないと、最新性を謳っておきながら消しゴムや替芯機能が削除されてしまい、TABMATEなどのサブデバイスがないと消しゴムすら使いにくく、手書き風液晶保護フィルム(ペーパーライクフィルム)もペンの仕様上使えなくなってしまいました。

評価点だった消しゴム機能や手書き風液晶保護フィルムを排除した事に、考案者へ小一時間ほど問い詰めたい(消しゴムの使い勝手をもっと良くしてほしかったのに……)。なので消しゴム機能を使いたい場合は、前世代のペンを流用するか、追加で買わなければなりません。



上記から購入可能ですが、どうも液晶保護フィルムに関しては、レビューを見た限りザラザラしていない普通のフィルムのようで、低評価が多く付けられていますね。つまり8インチにあった、ザラザラした手書きフィルムは10インチでは現段階で用意されていないという事になります(レビューの状況から記載を変更しました)。10インチのペンの仕様変更のせいでしょう。


不満点1:公式サイトの表記・不親切さ
公式サイトの紹介にも「え?」って思う表記があるんですよね。例えば「TABMATE動作確認済」って軽く書いてますが、正直TABMATEのようなサブデバイスがないとraytrektabで満足に描けないので、大々的に紹介すべきです(TABMATEって何ぞやって方はこちらの公式紹介記事をご覧ください。 これがあるか無いかで、作業ストレスの度合いや効率が全然変わってきますよ! ホント!)。

次に製品概要にも同梱品として、手書き風液晶フィルムが同梱されているとしていますが、通常の液晶フィルムのようなツルツルしたモノなので、どこが手書き風なのか……とツッコまざるを得ない。下手したら製品概要に嘘を書いていることになりませんかね?

また「初めての液晶タブレットをお手頃な価格で」と言いますけれど、持ち運びにこだわりがなくパソコン持っているなら、4万円もあれば15インチレベルの液晶タブレットが買えてしまいます。 Windowsとして使うにしてもまだまだスペック不足です。

先述のように、付属ペン以外のWacom Feel Technologyスタイラスペンにも対応と紹介しているのに具体例も無く、探しても見つけるのが大変で(検索すると非対応のIntuosペンや、筆圧感度が明記されていない商品ばかり出てくる)、いざ見つけても「raytrektabではペン先がズレて使い物にならない」というレビューがあったりと、せめて公式サイトに動作確認した対応商品の一例を紹介すべきでしょう。

そういえば、8インチのインタビューの時点で「小さくて描きにくい場合はHDMI端子で画面モニターにつなげれば、2窓(2画面ウインドウ)操作出来ますよ!」と言い出した時点で「何言ってるんだこの人達は……」ってなりましたね。だったら素直に4万円で大画面の液晶タブレットを買いなよとツッコんでしまったレベル。


不満点2:「PC知識がないと難しい」が改善されていない
8インチの時もそうでしたが、PC知識がないと満足に動かせない部分は変わらず、専門的な知識も必要です。もしセッティングが苦手なら、最寄りのドスパラ店舗までサポートを受ける事も視野に入れましょう。


不満点3:SAIやPhotoshopなどは非対応・保証外
今回も「クリップスタジオ専用機」という立ち位置なので、SAIやPhotoshopの動作は保証されていません。SAI2は動くかもしれないが自己責任との事です。


不満点4:付属の保護フィルムの貼り方説明が無い
慣れている人なら問題ありませんが、フィルムの貼り方について特に説明がないので、こちらも3重構造タイプ(液晶フィルム+上面保護+貼付面保護)に気付くまで少し時間がかかりました。


不満点5:下取りがなく、買い替えの手続きが面倒
raytrektabは下取りに対応していませんし、ドスパラのタブレットセーフティサービス(月額¥380+税)に加入している場合は新たに加入して、前のタブレットを専用のお問い合わせフォームや郵送で解約手続きを取る必要があります(詳細は以下の項目をご覧ください)。


以上のように、最新型だから全て10インチが優れているとは言い難く、むしろ従来の8インチの方が勝手がいい場合もありますし、持ち運びというこだわりがなければ、通常の液晶タブレットを買ったほうが安上がりかもしれません。

そこはよく吟味してから購入を検討してください。

8インチ版からの買い替え手順

中には前モデルを持っていて、10インチ版の切り替えを考えている方も少なからずいるかもしれません。手順を簡単にご説明します(ドスパラ通販やドスパラ店舗で買う前提です)。大まかに言えば、

  1. 買い換えの前に、前モデルを引き取ってもらうか中古買取してもらうか検討する。
  2. 前モデルのバックアップを、セルシスのクラウドバックアップ機能やSDカードなどに保存する。
  3. 内部データの初期化。(売る場合は)備品と箱がちゃんと揃っているか確認。
  4. 【任意】10インチ購入の際にセーフティサービスに加入する。
  5. 前モデルの引き取り、もしくは売却。
  6. 【任意】購入後に、前モデルのセーフティサービスをお問い合わせや郵送で解約。
  7. 新品購入後1週間以内に、備品の不備やタブレットに異常がない確認(会員の場合は購入後1ヶ月)。
  8. 2で用意したデータの復元作業、移行作業を行う。


以上になります。なお前提と書いているものの、購入は同じくドスパラ公式サイトやドスパラ店舗で買ったほうが良いです(Amazonなどでは満足なアフターケアサービスを受けられないため)。

1.買い換えの前に、前モデルを引き取ってもらうか中古買取してもらうか検討する。
タブレットやパソコンなどの電子機器は、廃棄せずに回収し、リサイクルをする事が法律で定められています『資源有効利用促進法 』。なのでゴミ箱にポイではなく、業者に回収してもらうのか、ドスパラなどで中古品として買い取ってもらうかを選ばなければなりません。

もしきれいな状態で備品が揃っているのであれば、中古買取がオススメです(前モデルの下取りサービスが無いため)。


2.前モデルのバックアップを、セルシスのクラウドバックアップ機能やSDカードなどに保存する。
ツールの環境データはセルシスのクラウドバックアップ機能を利用し、「ドキュメント」にある「CELSYS」フォルダをSDカードなどの外部メディアにコピーし、移行の準備を済ませましょう。なおクリスタの場合は認証解除の作業は必要なく、新しいraytrektabにシリアルコードを打ち込めば自動的に認証されます。


3.内部データの初期化。(売る場合は)備品と箱がちゃんと揃っているか確認。
raytrektabを初期化してください。初期化の方法についてはこちらのブログ様の記載が詳しいです。 

なお売る場合は備品が1つでも欠けていると売価が一気に下がります。タブレット本体やペンをキレイに清掃し、説明書・付属品・箱をしっかり確認しましょう。

セーフティサービスに入っている場合は、手放す前に箱や本体裏にある製造コードを必ず写真やメモで残しておいてください。こちらは売る際に親切な店員さんに教えてもらいましたが、これをしないとサービス解約の手続きに無駄な時間がかかってしまいます。


4.【任意】10インチ購入の際にセーフティサービスに加入する。
4は1~3のどれかに前後しても大丈夫ですが、ここで10インチの購入手続きを行い、任意ですがセーフティネットサービス(月額380円+税)に加入した方が良いでしょう。

8インチのレビューに書いたとおり、raytrektabは少し不安定で壊れやすいタブレットです(これに限らず、リーズナブルなWindows搭載タブレット端末の宿命みたいなもの)。丁重に扱っても急に起動しなくなる場合も時折あるので、セーフティサービスに加入しましょう(以下のトラブル対処をすれば、ほとんどの場合は復旧しますけど、もし万が一……はありますからね)。


5.前モデルの引き取り、もしくは売却。
業者に頼んで古い方の引き取り、もしくは売却を行います。

自分の場合は2019年1月19日ぐらいにドスパラ店舗に直接出向きまして、当時相場の13000円の仮査定から、オフィシャル品という事で11000円の値段で買い取ってもらいました。ちゃんと箱付き・説明書付き・傷もなし・説明書&付属品完備でこの価格だったので、欠けているものがあれば1万円を下回るのは覚悟しておいたほうが良いでしょう。また買い取りには査定など、数日の時間がかかります。

現在のreytrektab8インチモデルの買取相場はここから確認できます。 


6.【任意】購入後に、前モデルのセーフティサービスをお問い合わせや郵送で解約。
このままでは古いのと新しいのと両方のセーフティサービス料金を二重に払う事になってしまうので、お問い合わせフォームや郵送で前のraytrektabのセーフティサービスを解約します。



なお解約する場合は、新しいものと古いものを伝え間違えないように注意してくださいませ。


7.新品購入後1週間以内に、備品の不備やタブレットに異常がない確認(会員の場合は購入後1ヶ月)。
商品が届いたら1週間以内、ドスパラ会員の場合は1ヶ月以内に不備や問題がないか確認しましょう(この期間は初期不良として修理・交換してくれます)。

なお自分が遭ったドット落ちの現象は、数が少なければ正常品と判断され、不良品とみなされません。これは現代の製造技術ではどうしても出てしまう現象らしく、100台につき1台の高い確率で遭遇するようです。一応ドスパラではドット落ちに対する交換サービスをやっていますが、raytrektabのようなタブレットPCは対象外です。

なので遭遇したらネットの民間療法に頼るか、我慢してあきらめる他ありません。


8.2で用意したデータの復元作業、移行作業を行う。
ここまで来れば、後は移行作業を進めるだけです。移行方法は当ブログの8インチ版raytrektabのレビュー記事 と同じように進めれば大丈夫ですが、大切な事を2つあるので伝えておきます。

  • リカバリー(回復)バックアップを必ず作る事。
  • OneDriveと同期したい場合は、初期設定の段階で「ドキュメント」フォルダを除外する事。


これ、本当に重要です。大事なことなのでこちらでも書いておきました。



面倒くさい? ……ほんとそれっす。買い替えでここまで大変なんて想像もしていなかった。

raytrektabのトラブル・不具合対処や質問まとめ(8インチ・10インチ対応)



raytrektabのトラブル問題でも当ブログを閲覧される方がおられるようなので、体験したものに限り、思いつくまま以下に記載します。

raytrektabの設定のやり方が分からない。カバーや液晶フィルムは要る?
当ブログの8インチ版raytrektabのレビュー・設定紹介記事 を見ていただければお役に立てると思います。またraytrektabは10インチでもスペックは言うほど高くないので、自分で高速化設定をする必要があります。


ブラシとか消しゴムとかのツール切り替えがめんどくさい!
クイックアクセスツールを使ってペンや消しゴムのショートカットを自作する方法がありますが、より効率化・時短を目指すなら当ブログの絵描き便利ツール・デバイス紹介記事 をご覧ください。特にTABMATEはオススメです!


描いてる時に指や手の腹が画面のツール部分に当たって誤爆する
こちらのサイト様 で紹介されている『untouch』をダウンロードして導入してみてください。これは指タッチ(タップ)によるツール選択・操作などを無効にするが、Windows自体の指操作やクリスタのスワイプ操作(キャンバスの拡大縮小など)は無効化されないという、まさにraytrektab向けの画期的なアプリケーションです。

作者様サイトのDLリンクが切れているので、リンク先の紹介ブログ様の記事最下部からダウンロードしましょう。


クリスタで右クリックが出来ない
タスクバーの空いている部分を長押し→「タッチパッドボタンを表示」にチェックを入れると仮想マウスが出るので、それで右クリックが可能になります(ペンでカーソルを合わせつつ、もう片方の手で仮想マウスをタップする同時操作も可能)。もし反応しない場合は、クリスタがバージョンアップしているか確認してください。


ShiftキーやCtrlキーが押せない
iPad版であれば疑似コマンド専用キーボードの「エッジキーボード」と呼ばれる機能があるのですが、2019年現在、windowsタブレット用のエッジキーボードはありません。有志が作ったエッジキーボードアプリをダウンロードする方法もありますが、タスクバーから仮想キーボードを出現させ、キーボード左上の設定項目からコマンドキーが含まれたPC準拠のキーボード(右から2番目)を設定するのが最も簡単でしょう。


認証画面が荒ぶっていてボタンが押せない
8インチ版にもありましたが、定期的に電源を切らないとこうなります。この場合は指紋認証をする(10インチ版のみ)か、やむを得ない策として一度電源ボタンを押し続けて切るしか無いです。


raytrektabが電源ボタンを押しても起動しなくなった!
充電器を付けていた状態で起きた場合、一度充電器を抜いて放電させてから、再度raytrektab専用の付属充電器を差し込んで再充電すれば高確率で直ります。ただ何度もやって直らなければ故障の可能性があるので、修理を依頼しましょう。

また画面が消えた後、電源ボタンを軽く押しても反応がない場合は、10秒ほど放置したり、数回押す行為を繰り返し、画面が開いた瞬間に手を離してPINコードや指紋認証してください(後者は負荷をかけるリスクが発生する可能性がある事が分かりましたので非推奨です。記載を一部訂正させていただきます)。


クリスタのペイント画面を起動したら真っ暗になって先に進めない
一度ホーム画面に戻って、起動タブ一覧から再度選択すれば直ることが多いです。


タッチしても固まって反応しないんだけど
処理に負荷がかかっているかもしれません。一旦放置するか、ツールバー(画面下の黒いメニュー部分)のWindowsホームボタンを押してから、再度該当アプリケーション開いてみてください。


なんか画面にドットが1ピクセル分光ってる! 不良品だ!
これは『ドット落ち(ドット抜け)』という現象で現在の技術では改善不可能であり、どの業者も少しのドット落ちは正常品とみなします。ドスパラにはドット落ちがあれば交換する保証がありますが、raytrektabは対象外です。

なおネットの民間療法として改善できるかもしれない方法があります。詳しくはこちらのサイト様の記事をご覧ください。 


なんかオルタナ(Windowsのサポート音声)の声がおかしい
ドライバに異常をきたしているので、OSを初期化してください。ACアダプターを付けないと初期化は出来ず、充電している=発熱するので、涼しい所で作業を行い、カバーやケース袋からは出すようにしてください(これもエラーの原因になります)。


付属のペンで描けない!(反応・タップできない)
ペンは特に設定しなくても描けるように作られているので、もし前世代のペンなど、違うペンで動けばペンの故障、それでも動かなければタブレットの故障です。


【10インチ版】前のザラザラした液晶フィルム(ペーパーライクフィルム)はないの?
別売りで販売されていますが、 レビューを見る限りどうも8インチのものとは別物で、同梱されているものとほとんど同じフィルムのようです。10インチの付属ペンが構造上替芯機能が無く、8インチのペンやIntuosペンのように、芯に抵抗をかけて紙のような質感を再現する事が出来ないからだと思います。


クリスタの素材の保存先がOneDriveに指定されてる!
初期設定の際、OneDriveの同期するファイルの中に「ドキュメント」が指定されていると、このような現象が起こります(概要はこちらをご覧ください。 

詳しい操作手順は8インチ版レビュー記事の『【注意!】OneDrive同期設定について【ここ重要!】』の項目に載せています。 


クリスタを起動したら初期化された!
OneDriveに素材の保存場所や設定データが指定されている可能性が高いです。バックアップがあればすべて消えるわけではありませんので、上記項目を見ながら落ち着いて対処しましょう。


ペイント画面がちゃんと表示されない(中央部分だけ表示され、周りが途切れて表示されないなど)
一旦終了して再度開いてみてください。


ツール環境がリセット・変な位置になっている
クリップスタジオのホーム画面から画面上のクラウドアイコン(雲のアイコンやデータ容量が表示されている場所)を押し、「アプリ設定を復元する」で問題がなかった最後のデータから復元してください。つまりraytrektabで描くなら、セルシスクラウドでのツール環境バックアップは必須です。


raytrektabの画面が緑っぽいんだけど…


Bluetooth(無線)キーボードやTABMATEが同期(ペアリング)しない
もし複数の端末でBluetooth製品を使い回している場合は、複数同時ペアリング出来るのは一部の対応製品だけです。大方は片方のBluetoothを切り、もう片方のBluetoothを再度設定し直さないと使えません。共有していない場合は、無線端子の接続不良か電池切れになっていないか確認してください。


【TABMATE利用】TABMATEの接続が急に途切れてランプがチカチカ光っている(ペアリング状態)
Bluetooth(無線)の接続が不安定になっています。こちらも同じく当ブログの絵描き便利ツール・デバイス紹介記事 に対処法を掲載したのでご覧ください。


画面のスクリーンショットが撮れない
タブレットPCでよくある、音量ボタンを同時押しで撮る……は対応していないらしいので、撮りたい場合は撮影用アプリケーションをダウンロードする必要があります。自分の場合は『Screenpresso(スクリーンプレッソ)』を使い、ボリューム音量キーの1つを撮影ボタンにしています。ダウンロード方法や使い方はこちらのサイト様が詳しいです。 


最後に

少し悪めに書いている感がありますが、決して粗悪品だとか、悪い商品と言うつもりは全くありません(届いた商品が不良品で、まともに使えるまで2週間かかったため、少し心証が悪い事は否めないので……)。8インチに比較したら進歩しているところもあり、不満点を除けばかなり使いやすくなっているのは間違いありません。

ですが8インチの課題であったスペックの問題は10インチで良くなったものの、まだ少し厳しく動作も多少不安定なので、仕事でも使えるとは正直微妙な所(多分同じタブレットならWACOMタブレットかiPadProが向いている)。

絵描きタブレットの入門用と考えると8インチ版の方が、重量も軽くてコストパフォーマンスが良く、10インチを買うお金があれば15インチの液晶タブレットが買えてしまうので、「OS搭載型(Windowsが入っている)で単体の起動ができる」「外でもどこでも描ける」事が重要かどうか考えないと、どっちつかずな立ち位置になります。

webマンガや絵の下描き、ツイッターやpixivに載せる趣味イラスト用であれば、気軽に持ち運べて十分すぎる絵描きタブレットですが、本格的な絵を描くなら8インチレビューでも述べたように、素直に16GB以上のメモリを積んだPCと大型の液晶タブレットを買われることをオススメします。


有料リクエスト依頼も終わったのでポケモン剣盾買った。でも昔ほどゲームはしなくなったので、のんびりクリアしていこうかと。

なお有料リクエストは支援サイト限定公開。R-15有料記事です。

絵描き・物書き・webデザイナー・HTML/CSSコーダーと、幅広くやれる京都生まれのウサギ好き。ネチケット(ネットマナー)やネット(情報)リテラシー、批判(建設的な良否の論理)と批難(感情的な否定・悪口)の違いにはちょこっとシビア。長い文章や理論を分析し、簡潔に分かりやすくまとめる事が得意で、リアル・ネットを問わず、各所からご好評をいただいております。