R-15
レビュー, 版権絵



中の人繋がり。

超青春ドラマCDを堪能したので、溜まりに溜まっていたコロコロアニキの感想も交えていきますが、今回から集中して真っ先に読んでいる『爆走兄弟レッツ&ゴー!! リターンレーサーズ』『星のカービィ デデデでプププなものがたり』『コロッケ! ブラックレーベル』『死.tv』を限定的にまとめていこうかと。正直これまでのような、全て読んでから感想を取捨選択するのは気力が持たなかった。

ただ『ゲームセンターあらし』の続編読み切りは結構面白かった。リアルタイム世代でもなければ作風と名前ぐらいしか知らなかったのですけれど、読み切りであってもこの構成力は引き込まれるなぁと。そして作者のすがや先生が54歳で大学に入ったことや、全てiPadProで作画していた事にも驚きを隠せない。

以下、ネタバレ注意!

以下の内容にはネタバレが含まれています。



第1弾より面白かった『爆走兄弟レッツ&ゴー!! 超青春ドラマCD第2弾』感想

今回のドラマCDは元ビクトリーズと元アストロレンジャーズの一部メンバーが交流する話でまとめられています。しかし声だけだからか、ジョーの声が所々しんちゃん化しているのがすごく気になりましたね。小学生チイコの声は当時とほとんど違和感ないのに、ジョーのタイトルコールの所なんて「あれ? なんでしんちゃんが出演してるの?」って一瞬頭をよぎったぐらいですし(笑

今回のドラマCDも土屋博士達の扱いの不憫さはありましたが、アニメ版のセルフパロディや補完の演出が多く(列とリョウのお化けの反応やJとのやり取りや、ジョーとリョウのラブコメぶりとテント生活の告白、しまいにはMAX編のネタも拾っているなど)、アストロレンジャーズの宇宙飛行士の候補生設定を十二分に描写していたのは良い補完だと思います。

しかしJのリョウに語りかけた「(おばけよりも)人間が一番怖い」って小学生なのに悟りすぎている……

中学生チイコの声は本当に小学生チイコが成長したイメージでかつ気品さがあり、レツゴー兄弟の声も前回の声変わりスレスレ感とはまた違い、今回は中学生として成熟している感がありました。優勝賞品のチイコのキスが小学生・中学生編における豪の反応で対比になっていて、大人編に繋がる要素もあるので、リターンレーサーズを読んでいるとより楽しめます。

留守電ボイスは一方的に録音を残す内容かと思えば、ちょっとしたミニドラマ仕様。最初は留守電が流れた、録音の流れになるかと思えば、別の人が出てきてやり取りが始まるやりとりが始まるといったものから、リョウの留守電初体験、ファイターの留守電はドラマCD本編にリンクする内容と、予想の斜め上で良い意味で裏切られました。ブレットは留守電で自身を叱りつけるという謎のやりとりはノーコメント。

前回の二郎丸声真似しかり、今回もリョウが旧作ブロリーに敗北感を感じたベジータ並にヘタれていたり、ブレットが全編に渡りド天然な性格になっているのは賛否が分かれそうですけど、個人的に今回のドラマCDは展開が割と自然で面白い。前回もまあ良かったですけれど、少し展開や設定に無理がありましたからね。そして今回も熱いこした堂のショートケーキ推し。

ゲンが女の子を池に突き落とさないかヒヤヒヤした『爆走兄弟レッツ&ゴー!! リターンレーサーズ』感想

今回は中学生編における大神軍団をスポットに当てた話で、ゲンがおばあちゃんを捜す女の子のために奮闘した良い話でしたね。アニメや初期のゲンでは絶対に想像ができない……ただ、巨体の男と幼い少女の組み合わせは、まんま映画『フランケンシュタイン』のパロディですね。映画の方は池で一緒にお花摘みをしていたら突如少女を池に突き落とすという、今観てもショッキングなシーンがありますけれど、そんな事はなくて良かった(笑

中学生カイはカラー表紙だと金髪赤眼アニメ準拠で、漫画本編では原作準拠の黒目黒髪である部分を除けば特に変化はないものの、中学生レイが胸元をはだけたファッションにしているのは色々と勘ぐってしまう。

今回もサイクロンマグナムと同じく、応募者全員サービスの限定ブロッケンGが登場する宣伝要素が含まれています。豪の場合はレプリカを改修したと解釈できますが、ゲンの場合はどうなんでしょうね。大神軍団って自分でマシンをいじることを禁止していたぐらいですし……

原作通りの口無しワドルディが見れる『星のカービィ デデデでプププなものがたり』(?)感想

今回は一言で言ってしまえば扉絵ネタ。でもちゃんと扉絵やアオリ、ロゴもしっかり作られているのは完成度が高いですね。ちゃんと手書きではなく担当者のデザイナーが作ってあるので、本当にコミックス化しても遜色がなく、キャラクターイメージに合わせて変えているから、ロゴ作成のいい参考になります。

しかしメタナイトに対する黄色い声がワドルディしかいないのはいささか可愛そうな気も……それからワドルディのデザインが原作準拠(口無し)とひかわ版(口あり)が混在していて、これはどっちも可愛らしい。ひかわ先生が「ワドルディは連載当初からノーマークだった」と言っていますが、スパデラや64で十分人気得てますよ!(アニメ効果もありそう)

シリアスな場面なのに技名のせいで締まりがない『コロッケ! ブラックレーベル』感想

今まで読んだ中では一番悲痛かもしれない今回の話。前回のアンチョビ一家も中々ハードでしたが、今回のテト達はそれに勝るハードさ。いやはや、理由があったとは言え、テトもコロッケを殺そうとするのはいたたまれない。

以上のように結構ハードで重い展開なのに、(タロ直伝技なだけあって)シリアス顔とシーンで「いやんバンカッター!」ってされてもぶっちゃけ締まりがない。まあコロッケですし(笑

でもある意味で一番悲惨なのはプリンプリン。まだ無印編(?)では背が小さくてもイケメンだったのに、背が伸びたらブサイク顔になっていたって可哀想過ぎる。髪型や口元はイケメンのままという中途半端さで、団子っ鼻はともかく、いっそう○このような眉毛を整えればまだマシなのでは……?

ジョジョみたいなキャラかと思えば起死回生もジョジョだった『死.tv』感想

今回は人間将棋でしたが、あれってイメージ的には『ハリーポッター』の巨大チェスかもしれない。ただまりあ側は(人数的に)3枚しかいない超理不尽なアンフェア勝負で、しかも相手を殺す必要もなく、基本的に戦闘不能や気絶といった戦意喪失で良いのはフォックスの優しさか。

むしろここで「使えない駒はこうだ」みたいな感じで色々殺しペナルティをやっていたら、観客視点からすれば(殺しが観たい連中達なので)いい塩梅になったかもしれない。まあ今はまりあをいたぶって殺したいと、とにかく盛り上がっているから、この考えは無粋かもしれませんけどネ。

しかし落とされたフォックスの起死回生ぶりがジョジョすぎるというか、一瞬で椅子を壊し、その破片を突き刺しながら穴から這い上がってくるって、ジョナサンとディオを足して似で割ったような行動をしてきますね。ここまで来るとスタンド能力でも使ってきそう(笑

絵描きには変人とか、変わった人が多いと言うけど、感性が豊かなだけにズレている人はまま多いと思う。とはいえそれを仕事にしている人ほど、スイッチを切り替えて礼節や社会的マナーをわきまえている印象が強いですね。自分の知り合いのプロの方々を見る限りでは。

しかし、プロなのに礼節をわきまえないというか、穏便かつ合理的に事を進められない残念な人がいるんだなぁと、とあるイラストレーターの言い争いツイートを見てそう思った。話題逸らしやはぐらかしばっかしてないで、最初の一言二言で大人の対応をしていれば、自身の評価にも響かなかっただろうにと。

絵を描いてHTML・CSSコーティング、文章書きまで幅広くやれる京都生まれのウサギ好き。ネチケット(ネットマナー)やネット(情報)リテラシー、批判と批難の違いにはちょこっとシビア。