R-15
レビュー, 版権絵



いつの間にか18シーズンの放送がもう始まっていましたか。

ブログの書き方が変わったので、今後は簡単に描いた挿絵でも載せようかと。ただ昔と違って更新頻度が下がったゆえに、今後は複数話分をまとめて載せるかもしれません。何とぞご了承を。

ネタバレ注意!

この記事には作品のネタバレが含まれています。

第18シーズン1話『Go Fund Yourself』

しょっぱなからカートマンたちがとんでもない下ネタの羅列を言い合うシーンが始まったのには驚きましたが、どうやら誰も使っていない斬新な社名を商標登録して会社を立ち上げるのが目的だったようで。まるであのライ麦に対抗して禁書を作った話のよう。

後に言いにくいということから、カートマンの案で社名を「ワシントン・レッドスキンズ」に改名。しかしこれは元々フットボールチームの名前で、ちょうど商標が取り消されたのを再利用したんだとか。

で、その立ち上げた会社で何をするかといえば、「何もしないこと」が目的。そして何もしないことに対する資金をプレゼン動画で流したところ、各方面からみるみる資金が集り、しまいにはマネする人が続出、その強気の姿勢はISIS(イスラム国)の注目まで集める事態に。

それを黙っていなかった商標元……つまり「本物の」レッドスキンズの人たちは、カートマンたちのレッドスキンズが置かれているキックスターターの建物やサーバーを破壊して物理的にダウン。しかしその名はすっかり地に堕ちていたので、予定されたダラス・カウボーイ戦でオーナー自らがプロテクターもつけず不利な状況下で、グラウンド上で身を挺し汚名を返上。

まるでカウボーイに虐殺されたネイティブアメリカンだと称され、その名前を未だに掲げるカートマンたちに市民やISISから非難の目が向けられてしまい、事実上の倒産となった……という話でした。

ちなみに今回の話のキーになっている『キックスターター』は実在するサービス。よく企業が制作費を募金で募り、そのお金で商品を開発する……なんてことも珍しくありません。日本は投資家やスポンサーでもない限り出し惜しみしますから、根づくのは時間がかかりそうですね。

さらに言えばレッドスキンズも実在するラグビーチームで、訴訟やラストの下りはすべて実際に起こった出来事みたいですよ。今回もこれらの情報を一度見た上で、再度視聴するのがいいかもしれません。

座間殺害事件の犯人を擁護するつもりはないと前置きした上で、「被害者の両親は犯人に責任転嫁していないか」って、ニュースを見てそう思ったね。

SNSというオープンな場所で、自殺願望や生の気力がない書き込みをするって異常な状態。そんな人の家庭が健全に機能しているとは思えない。結果論だけど、家庭環境がしっかりしていれば、SNSにそんな書き込みすらしなかったはず。

自殺原因をしっかりと向き合わず、「自死」表記にこだわる遺族の問題と似通っているんだよね。犯人の行動は許されないし推測でしかないけど、両親の完全被害者みたいな態度は違和感がある。

絵描き・物書き・デザイナー・HTML/CSSコーダーの京都生まれなウサギ好き。「ネチケット(ネットマナー)やネット・情報リテラシーの扱い」「批判と批難(非難)の混同・誤用」には少々シビアで、性別問わず好きなタイプは「反省と改善の努力を惜しまない人」。長文や理論を分析し、簡潔に分かりやすくまとめるのが得意なため、リアル・ネットを問わず、各所からご好評をいただいております。