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R-15
レビュー, 版権絵



去年までにまとめたかったですが、立て込んでいたので繰り越しました。9話と10話は前後編なのでまとめていますゆえ、何卒ご了承を。なお自分はリアル等身サウスBL絵は好きじゃなかったり。なぜ描いたのかと言えば……苦手なものを描くことも時には大切ですしね。

風の噂によると23シーズンまでの製作が決定したそうで。ただ最近は多忙なことや、時事ネタをくまなく調べつつ視聴する心の余裕がないので、長く続けていたサウスパークのアニメ感想は一旦、第19シーズンまでとさせていただきます。第20シーズン以降のアニメ感想は未定ですが、サウスパークのイラスト自体は今後もたまに描いていきます。

ネタバレ注意!

この記事には作品のネタバレが含まれています。


第19シーズン6話『Tweek x Craig』

タイトルからしてガキンコファイトクラブの再燃だろうと、中盤までは確かにその流れはありましたが……

同性カップリングの話だとは……

90年代日本アニメ風のプリンセスケニーの次は、日本のBLや801までネタにしましたねぇ。しかも日本の絵師が描いたと言われても違和感ないぐらい、絵のレベルが高い作品が多いという……(サウスパークはどこへ行こうというのか…… )

DeviantArt』あたりでファンアート募集でもやってたのでしょうか? 19シーズンは色んな意味で、作者吹っ切れた感が伝わってきます。妄想のネタにされたクレイグとトゥイーク以外の男子陣も、「そんな関係じゃないのに勝手に標的にされるのか」、「俺たちはゲイじゃないぞ」の言い分は、腐女子サウスパーク勢に見せてあげたい。

PCの影響のせいか、妙に大人たちからBLや絵の理解を得られているのがまた……日本ならBLどころか、萌え絵でも拒絶反応起こす人が多いですよね。昔よりかは社会進出していますけども。

話の中で日本人が同性カップリングをする心理を「対象をゲイにする、もしくはそういう関係に見立てるのが好きだから」……とする小学生たちの分析は的確ですね。ランディの「ゲイか非ゲイは個人の選択ではなく、日本が選ぶこと」も……まあ間違いではないかと。自分も版権ものでカップリング絵を描くときがままあるので見解を述べると、妄想がはかどって好きで描いているのが6割、残りの4割はウケの良さやニーズ、流行を踏まえて描いている感じでしょうか?

また個人の好みですが、恋愛系は男女、異性のほうがいいですね。同性系だと友情とか掛け合いのほうを好んで描きます。

第19シーズン7話『Naughty Ninjas』

警察が学校に押しかけた際にハーブラディが生徒を誤って撃ってしまい、市長命令で警官をクビに。レズリーの授業中お喋りへの注意を聞かないからって、警官を総動員させるPC校長もアレですが……

最近はアメリカで白人警官が肌の違う市民と問題行動を起こすニュースが多いですよね。おそらくそういったニュースを色々混ぜ込んでアニメにしているのかなぁ……と、無駄に勘ぐってみたり。そのときにバッジと銃、そしてグラサンも外すように命令されたことにより、初めてバーブラディの素顔が明らかになりますが……初期キャラクターゆえに顔のパーツが少ない分童顔に見えますねぇ。

プライベートのバーブラディは質素な生活で老犬を飼っていることも明かされまして、おバカですが心優しい人なんだなと心が痛みますね。あのシーンを見ると初期シーズンの見方がまた変わりそう。そして見ない間にソドソパも荒廃してホームレスの溜まり場と化し、あのスチュワートが子供に危害が及ぶと危惧するレベルで、そこでトークンたちが忍者ごっこをして遊ぶも、カートマンはゲイだと一蹴。

その格好がフード+黒づくめなので、町の人たちがイスラム国の少年兵がソドソパを拠点にしていると勘違いされるんですね。イスラム国ネタが近頃多いので、トレイとマットの身がまた危ぶまれそう……

プロ市民ぶりを発揮して排斥(はいせき)・差別運動をしつつも、危機を感じれば手のひらを返して助けを求め、テロリストだから少年であっても撃ち殺して構わないと懇願(こんがん)する……まあ、いつもどおりな大人たちです。

第19シーズン8話『Sponsored Content』

PC校長は就任してから差別をなくし中立的な表現をするべきだと当たり散らしてはいるものの、筋ジストロフィーのジミーにはあまり関わりを持とうとしなかったことが明らかに。カフェの方針に対し差別的な表現を使って学内新聞にした担当のジミーに、まず自分のところに新聞を持ってくるようにと釘刺し。

で、ジミーがとった行動は、PC校長に批判的な内容を書き、学内新聞ならぬ学外新聞として町中に配るんですよ。もちろんPC校長にも配り、ジミー自ら宣戦布告を行いまして……

その新聞を見たスティーブンが、変な広告もなくちゃんとしたニュースしか載っていない。ネットのニュースは目的を求めてさまよう感じであり、ニュースを読んでいたら、いつの間にか広告を読んでいた。まるで虚無の中を進む冒険のようだ……と、ジミーの新聞と比較して、情報が溢れるネットニュースの現状を皮肉っていましたね。

なおこれは伏線で、人々はニュースと広告の見分けがつかない、PC校長は操られているとしていて、このあたりは海外ドラマ『パーソン・オブ・インタレスト』が元ネタとか。

ギャリソンがケイトリンと組んでトランプ化し、ビクトリア校長もついに再登場。物語が佳境に入ってきましたね。

第19シーズン9話『Truth and Advertising』、10話『PC Principal Final Justice』

ついに黒幕がPC校長ではなく、校長すらも操っていたクラスメイトのレズリーだと分かり、レズリーは人間ではなく広告そのもので、18年間恨みを抱き、ビクトリアをクビにしたがっていたマッケイを操り、情報操作で人々を先導していたという事実が判明。真っ当なサイトと広告サイトを瞬時に見分ける能力を持ち、SNSを嫌うジミーでさえも懐柔できるほどの表現力、そして相手を意のままに先導できるレズリーの行動は、まあ確かに広告の手法かも?

でもジミーってフェイスブックやっていたような……?

テレビが発明されてから広告はCMとして流れ、ケーブルテレビやCMスキップ機能の登場により広告はネットへ移るも、Adblockの発明によって居場所を失った広告は自らをニュースサイトとして作り変えて偽り、最終的に広告は人間へと変貌したとか。隣人や家族が、もしかしたらその人たちは広告かもしれないって、『メタルギアソリッド ポータブルオプス』のジーンの演説じゃあるまいし……

言論弾圧を行うときに銃をチラつかせるシーンって、ある意味銃社会への警鐘(けいしょう)なのかなとも思えたり。最近アメリカで銃乱射の事件が多いので、変に勘ぐってしまいますね。家族一人一人が銃を持ってるなんて、向こうじゃ護身的にありえない話じゃないですし……

最後はPC校長がレズリーの脳天を拳で貫き、ホールフーズも何処かへ飛び去って一連の騒動は解決。しかしこれでもビクトリア校長が戻ることはなく、次シーズンへの伏線を匂わせて終わりました。まさかの2シーズンまたぎ……?

ちょっと余談話

9話の中でランディが「最近のサウスパークはク○じゃね?」と言い放ちましたが、一瞬メタ発言かと思いましたねぇ(まあ「町としての」意味でしたが)。今のサウスパークは時事ネタが多すぎて下調べをしなきゃならず、主人公たちが時事ネタを反映する役割を演じてばかりなので、昔のような痛快さはないですね。

しかし時事ネタを上手く皮肉る面白さはあるので、ク○と言うほどでもない……とマジレスしてみたり。

TINAMIのポイント購入しても1週間反映されず、お問い合わせ欄で苦情(もちろん大人の礼節をわきまえて)を入れたら反映してくれたけど、事後報告の返信が一切ないのはどうなんだろう?

要望の話やサービス改善、応えられない質問なら、返信を差し控えるのは分かる。でも今回は「入金トラブルで、その原因は会社側の確認ミスだった」という話。

メールアドレスも間違えてないし、そのためにもう一回お問い合わせするのも印象悪いし、ちょっとモヤモヤするなぁ。

絵描き・物書き・Webデザイナー・HTML/CSSコーダーの京都生まれなウサギ好き。「ネチケット(ネットマナー)やネット・情報リテラシーの扱い」「批判と批難(非難)の混同・誤用」には少々シビアで、性別問わず好きなタイプは「反省と改善の努力を惜しまない人」。長文や理論を分析し、簡潔に分かりやすくまとめるのが得意なため、リアル・ネットを問わず、各所からご好評をいただいております。