R-15
レビュー



知識や元ネタを知らなくても十分楽しめる話でした。一番の被害者は精神的に追い詰められ身投げしたAmazonの配達員ですね。

以下、ネタバレ注意!

以下の内容にはネタバレが含まれています。


第16シーズン10話『Insecurity』

カイルの両親が倦怠期対策でAmazon配達員のコスプレをしてセッ……もとい、税金の計算の最中をアイクが目撃してしまい、それをスタンやカイルたちに相談していたら偶然通りかかったランディが盗み聞き。で、その目撃談が「Amazon配達員が配達がてら、自分たちの嫁を襲っている」と大人の間で話が広まり、ダークナイトライジングのベインのマスクで変装(?)し配達員を暴行する……

要約すれば、

大人たちが勝手な勘違で暴走した話

と言ったところで、セキュリティのコールセンターでの謎カメラアングルは元ネタがありそうで、見ていて少し気になりました(というか、アイクは既に美人教師と経験済のハズ……?)。

タイトルの「Insecurity」は後半に登場する人体に装置を取り付ける警報システムのことで、とりあえず恐怖感があればなんでもいいらしく、カートマンがユダヤの人口増加に恐怖感を抱く程度でも通報されましたから、もう終盤は誤報まみれでしたね。

配達員をミルクマンと呼び大人たちの勘違いを助長させた老人は、今度は「セキュリティ警備員が自分たちの嫁を襲うようになった」と話したことでまたサウスパークの大人たちはそれを鵜呑みにし、仕事中の警備員を襲い始めるという……本当にどうしようもないですよ(笑)

自己主張をどう表すかによって、益にもなれば害にもなるよね。例えば物書きや絵描き、動画制作などに充てると、「自己表現」や「情報発信」となって、益となる具合に。

ただ、まとめサイトや百科事典サイト、wikiのように、公益性よりも自己主張や自己中心的行動を優先する人の場合、自己主張がモラルやマナー問題に発展して害になることがままある。メタ認知が低い人はクリエイティブな自己表現に向いていないとも言えるね。

絵描き・物書き・Webデザイナー・HTML/CSSコーダーの京都生まれなウサギ好き。「ネチケット(ネットマナー)やネット・情報リテラシーの扱い」「批判(建設的批評)・批難(非難:感情的否定)の混同・誤用」には少々シビアで、性別問わず好きなタイプは「自己反省・研鑽(けんさん)・啓発の努力を惜しまない人」。長い文章や理論を分析し、簡潔に分かりやすくまとめるのが得意なため、リアル・ネットを問わず、各所からご好評をいただいております。