
pixivのROM専に関し、マナー問題を中心に賛否が分かれているそうなので、pixivの登録やデメリットなどの話も踏まえ、以下から記載していきます。
なお、「pixivにおけるROM専」とは、
- 【本来の定義】フォロー・ブックマーク・評価のみ。作品投稿・書き込みはしない。
- 【見る專】タグやコメントも書く人。作品はラクガキや模写、AI絵なら載せる。
- 【書き專】ピクシブ百科事典の執筆目的で登録する人(加えて2の行動もおこなう)。
以上を定義にし、投稿者であり過去にはフリー百科事典の執筆をしていた自分の体験談を交えて述べていきます。
1は悪目立ちしないから、2と3を中心に書いていくよ。

個人の見解です
ほかの意見もご参照ください
ROM専の人はうざいのか?


ROM専にもいい人は
いるけれど…

ROM専ってなんで上から目線なのか。評論家気取りも多いし不愉快。

ROM専の人たちはマナーが悪くて嫌い。何様なんだろう。
pixivで「ROM専の人はうざい」と思われているクリエイターの人たちを見かけます。
これについては、
全員うざいわけじゃないけど、確かに気持ちはわかる。

そのように思いますね。
自分のpixivフォロワーも大体9割ぐらいがROM専の人で、pixiv登録者の半数以上はROM専ユーザー(一説では8割以上とも)と言われています。
個人的にはたとえROM専でも自分をフォロー・評価に加え、コメントもいただけて応援もしてくれるのは感謝しかありません。
マナーの悪いROM専がいるのは事実
一方でROM専と思われる、確定している人たちから嫌がらせや不愉快な思いをしたのも事実です。
以下に一例を挙げると、
- 点数評価時代の評論家気取り
- しつこいリクエスト強要
- タグやコメントのマナー
- ピクシブ百科事典での問題行為
順を追って説明しますね。
点数評価時代の評論家気取り


これは廃止されてよかった
かつての「投稿作品を閲覧者が10点満点で点数評価するシステム」は、pixivクリエイターユーザーにとって悩みの種だったでしょう。
このような制度は評論家・教師気取りのユーザーを増やすだけでしかなく、廃止は正解。

過去に同一人物と思われる相手に微妙な点数をつけて回られたケースがあり、本当にROM専ユーザーかは不明だったとはいえ、クリエイターならまずしないと思うんですね。
しかもこの制度は、その点数をどこの誰がつけたかが一切わからないため創作意欲を削ぎかねず、これを嫌って退会した人たちがいるほどでした。
しつこいリクエスト強要


リクエストは
お互いの思いやり
ネットスラングでいう『リク厨(ちゅう)』で、リクエストをしつこく強要する人たちを指し、自分が無料リクエストをお断りするのは、このような被害に多く出遭(あ)ってきたからです。
最初は描いていたけど、描いたら描いたでお礼の一言も言われず、断ったらすごい嫌味を言われることもあったね。

イラスト・マンガの転載や翻訳に一言断ってくれたROM専ユーザーの人たちのほうが、相対的にいい人たちだなと感動すら覚えてしまったレベルです。
無料リクエストはトラブルの元
ゆえに実体験からの忠告として、
無料リクエストはトラブルの元だから絶対にやめるべき!

そう断言します。
向こうからすれば無料素材が手に入った程度の認識なので、リクエストはお金をもらって描く「有料依頼(コミッション)」でやるのが賢い判断ではないでしょうか?
サービス業と一緒で、「タダが当たり前と思っている人にロクな人間がいない」です。実際に経験すれば痛いほどわかるでしょう。
有料リクエストでも要注意
ただ世の中には、
- 「金払えばなんでもリクエストしてもいい」
- 「こちらの要望を絵描き側は叶えるのが当たり前」
- 「連続リクエストはダメって書いてないよ?」
このように、有料依頼であってもこちらの意図も断り書きも考慮せず、しつこく絡んだり欲求がエスカレートする人もいます。
もちろん全員ではありませんけれど、残念ながら一定数いるのも事実で、中にはしつこいぐらいリクエストについて質問し、

この日に出します。
と言っておきながら、音沙汰なしの人もいましたね。
有料リクエストで気をつけること
ゆえに有料で考えている人に伝えておきたいのは、
- 【取捨選択】リクエストは取捨選択。断る意思は大切。
- 【見合った設定】自分の能力に見合う価格・期間設定。
- 【大人の対応】腹が立つ出来事や相手でも、冷静に対処。
- 【依頼は後払い】支払い指定は必ず後払いにする。
- 【区別】善意を見せることと甘やかすのは違う。
- 【ガイドライン厳守】二次創作は創作ガイドラインを守って行動。
pixivとは異なるサービスの話だったとはいえ、参考になればと思います。
タグやコメントのマナー


消費者目線
なんだろうね
キャプションに反応して喧嘩腰、(一方的な)願望どおりじゃないと吐き捨てるコメントや、上から目線タグをつけられ、いろいろ言われたケースは少なくありませんでした。
もし気に入らない内容であれば、評価せずそのまま黙って離れるか、建設的に意見を述べればいいだけの話なんですね。
実際に言われた例
実際にあった例を挙げると、あるゲームの二次創作を描き、そのゲームの評価がいわゆる『エアプ(ゲームせず動画や画像で判断する行為)』によるバッシング行為が目に余ったため、
プレイせずにゲームに文句を言うのではなく、ファンならプレイしてから言われたほうがいいと個人的に思います。

とキャプションに書くと、

は? 何様のつもり?
このように作品のコメント欄で言われた感じですね。
体験せずに周りの評価を根拠に書き込む行為はレビュー(Re-View:再度見直す)ではありませんし、正しいコンテンツの評価にもなりません。
大体こういった内容を送りつけるのも、高確率でROM専の人たち。


ピクシブ百科事典での問題行為


一番マナーと治安が悪い
フリー百科事典かも
一時期ピクシブ百科事典で活動したころがあり、自分宛にクレーム……というか、一方的ないちゃもんを送りつけるのもROM専ばかりでした。
行動が目に余る人には、指摘や話し合いを求める場合もありましたけど、議論放棄か無視かで、ほとぼりが冷めたら執筆再開する有様です。
これって、ほかのフリー百科事典ならありえない行動なんですね。
自分がpixivに投稿した作品を、「記事で使ってやるからありがたく思え」みたいな、上から目線で言われることもあるよ。

ROM専執筆ユーザー(書き専)に見られがちな行動・特徴
ROM専執筆ユーザーというのは使い捨てアカウントばかりかつ、一般常識が乏しくマナーが悪い人が目立ち、意見に返信・反論されるとだんまりされるパターンがほとんどでしたね。
似たようなものでは、コメント欄などで一方的な文句は言うくせに、改善の努力や執筆に一切手を貸さない非協力的な傍観(ぼうかん)者気取りのROM専も疑問でした。
大体のフリー百科事典だと、

記事の内容の整理・削除をする前に、まずは相談をなげるのが必要になるかと。

ここの記載の是非・必要性は、執筆者同士で議論が必要だ。
こういった姿勢があるんですが、

相談・議論とか意味不明。好き勝手に書けばいいじゃんか。

勝手に記事を仕切って偉そうにすんなよ。
ピクシブ百科事典はこのような有様で、コメント欄がほとんど機能していないのが現状です。

pixiv登録の前に考えること


利点・欠点を知る
「pixiv登録をする際に、デメリットや注意点はあるのか?」という疑問を思われる方がいるようなので、補足がてら書いておきます。
- 【ROM専登録の場合】見た目で使い捨てとわかるものは避ける。
- 【クリエイター登録の場合】ROM専のフォローは当たり前。大人の対応も必要。
- 【執筆登録の場合】トラブルや誹謗中傷をされるリスクが高いのを理解する。
大まかに言えばこのような感じになりますね。
ROM専登録をするデメリット・注意点


特にコメント・タグを
書く人は注意
見ただけで使い捨てアカウント(捨て垢)とわかるROM専に悪印象を抱く人は少なくなく、ROM専でやるならちゃんとした名前・自己紹介・プロフィール画像の設定は必要です。
ROM専の中には、アニメなどの線画トレース模写を上げる人もいます。技量向上の練習としてアリですが創作性が低いので、自作品として公開するものではないと個人的に思います。
生成AI絵も同様の認識で、AIを創作の補助ツールとして使うのならいいにしても、完全にAI任せの作品は「創作なのか」と疑問です。
どちらも創作ができる人間からすると「私が作った作品」とは言いがたく、作品を載せるならちゃんと「創作」をしたほうがいいです。
トレース模写は誰もがやるし、生成AIも創作補助ツールとしてなら優秀。でも100%トレース・完全AI任せは創作ではないかと。


クリエイター登録のデメリット・注意点


絵は上手いのに
人間性が低いのは損
絵を載せる目的での登録も、それなりに絵が上手い、ニーズ(流行)を踏まえられる場合、一部の問題のあるROM専に高い確率で絡まれます。
もしそのような相手だとしても、感情的な応対をせず、大人の対応や社交辞令を事前に学ぶ必要はあるでしょう。
礼節に欠く・ムカつく相手だからと、その該当ユーザーを名指しして、作品やプロフィール・コメント欄などに記載し拡散させるなんてのは論外であり、思慮に欠いた問題行動です。
そんなことをすれば晒されたユーザーを刺激するのみならず、

大人の対応もできないのか。絵は上手くても中身が子供なのはちょっと……

精神年齢が低い人なんだな。そんなことをしているようでは作品が可哀想だ。
という烙印(らくいん)を押され、結果的に自身の評価が落ちるだけですからね。

ROM専からのフォローが嫌な人への疑問点
「ROM専にフォローされるのが嫌」という人たちは、なぜツイッターなどの非公開アカウント(鍵垢)を選択肢に考えなかったのかが疑問ですね。
pixivにそれを求めるのはスジ違いで、そこそこの絵を描ける人がクリエイターとして登録すれば、ほぼ100%ROM専の人にフォローされます。
- 「ROM専フォロー禁止」
- 「ROM専はブロックします」
このような文言も自身の心証が悪くなるだけで、デメリットしかありません。
そういったスタンスなのになんでpixiv登録しようと思ったの?

プロフィールでリクエストを断る書きかた
次に、もし「リクエストお断り」をプロフィールに書くならば、
- 【断る場合】リクエストNG / I don’t take any Requests
- 【有料のみの場合】有料リクエストのみ可 / I don’t take any Free Requests
これを一番最初に書いておきましょう。
こういったエビデンス(論拠)があれば、ごく一部のリクエスト強要する国内外のユーザーへ明確に断る理由ができます。
「無断転載お断り」の記載は避けたほうがいい理由
なお、「無断転載お断り」の記載は(仕事絵やオリジナルでもない限り)避けたほうがいいです。
絵は海外サイトなどで平然と転載されるから意味がなく、二次創作メインなら、

権利元の意向やガイドラインは無視するのに、自分はそれを棚に上げて権利主張するのか。
こう言われかねませんからね。詳しくは以下で問題の本質を述べています。

執筆登録のデメリット・注意点


百科事典は
個人ブログではない
ピクシブ百科事典は重ねるとおり、数あるフリー百科事典の中でもかなりマナーが悪い場所です。
仮にもし、それでも百科事典に書く目的で登録するなら、執筆者の自覚・協調性・マナー・最低限のライティング勉強に加え、問題点を要求されたら責任を持って議論し、応えましょう。
これは執筆者に必要な最低限の礼儀です。
「ガチでヤバい人」が多い
ピクシブ百科事典は指摘・注意に逆上して粘着質なつきまといや、悪者扱いにしてストーカーじみた行為をする人の遭遇率が割と高いです。
ピクシブ百科事典の記事を自分の居場所だと思っているから、指摘・注意は自分の全否定だと考えるっぽい。

問題行為をする執筆ユーザーへ個別に注意・指摘することを過去にしていたら、ごく一部から逆(さか)恨みを買い、一部ネット上で自分のことを誹謗中傷する人が今でもいます。
たとえば自分の名前を検索すると、

赤竹ただきちは〇〇の複垢(複数アカウント)・荒らしをしている悪質ユーザーだ!
こういった感じで、意味不明で理解に苦しむ書き込みが実際に出てきます。
もしこのような自分に対する悪評を見かけても、「普通じゃないヤバい人が妄想を振りまいている」と内容を通報するか、見なかったことにして離れてもらえればと思います。
ピクシブ百科事典で活動するということは、こういったユーザー間のトラブルに巻き込まれたり、被害妄想・意味不明な言動をする人から粘着されるリスクを頭に入れておいてください。
上記の自分のデマだけど、なぜ貴重な時間を非生産的なことに使わないといけないのか。時間は有限だし、荒らしをするヒマがあるなら勉強に使うほうが有意義。


ほどほど・あきらめるが最大の防御
自分の何が悪いのかを客観視できない人は何を言ってもわからない(理解しない・理解ができない)ものですし、意味不明な言動を振りまく人であればなおさらです。
ピクシブ百科事典のみならず、フリー百科事典へ執筆をするなら発信者の責任は持ったほうがよく、思うがままに自己主張したいだけなら自分のブログに書くべきです。
実社会でもそのような人は一定数いるから説得は無理。あきらめたほうがいいよ。

最後に:「ROM専=マナーが悪い非常識連中」ではないも…


ルールとマナーを
お互いに守ろうね
ここまで、ROM専門の問題点や実体験でのトラブルなどを述べていきました。
最初に「ROM専は全員うざいわけじゃない」と書いたように、フォロー・コメント・評価をしていただける人たちの多くもROM専なのは事実です。
すべてひっくるめて「ROM専は礼儀知らずでうざい連中」と言うつもりはなく、記事の内容だとROM専ユーザーは加害者で、クリエイターは被害者のような印象を持つかもしれません。
しかし逆に作品投稿するクリエイターもクリエイターで、
- 【マイルール強要】「無言フォロー禁止!挨拶しろ!」と強要。
- 【自称病気】なぜかプロフィールに発達・精神障害を記載する。
- 【精神年齢が幼い】絵はプロ級なのに、思慮が浅い。
- 【社会常識がない】大人の対応すらできていない。
- 【自己権利優先】権利元を調べず考慮しない(同人作家に多い)。
- 【文章が読めない】読解力がなく攻撃的に噛みつく(実際に攻撃・拡散被害あり )。
このように一般常識や社交性、性格に問題がある人は珍しくありません。
立派なクリエイターもいるけど、言葉づかいが悪かったり精神的に子供っぽい人も多い。



今のピクシブ百科事典はリスクが多すぎる
ピクシブ百科事典だと話が変わり、ROM専執筆ユーザー(特に百科事典を書くために登録する人)のほとんどは、執筆の責任感・マナー・モラルに欠く場合が大半です。

俺の聖域だから余計なことすんじゃねえよ!
と、彼らは記事を自分の居場所だと思っているので、書き換えたり注意したら逆上したり、逆恨みされることも珍しくありません。
歪んだ固執(こしつ)ぶりは本当に狂気の域で、利用するならリテラシー能力と大人の対応、そして粘着・誹謗中傷される覚悟を身につけていただければと思います。



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フリーランスとの進行ディレクション・指示や、面接担当の経験が幾度もあり、プロ・趣味問わず、絵描きを含めたクリエイティブの姿勢には少々シビア。
「自省・リテラシー・正しい批判の認知・意識向上」をライフワークとし、当サイト記事も「気づき・理解・学ぶ」を全体テーマとして執筆。
当サイトの記事は中学生でも理解できるように計算しながら執筆しており、ネット・SNS上で「わかりやすく参考になる」とご好評の声多数。
「言い訳せずに下手でも自分の弱さを認め、背かず自省して学ぶ意識を忘れない(=謙虚な)人」は、年齢・性別問わず好きなタイプ。

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