
過去に『ピクシブ百科事典』を1年強ほど、『Wikipedia』を8年近く書いていましたが、2019年にはフリー百科事典の執筆活動から完全に手を引きました。
フリー百科事典……というより、ピクシブ百科事典は問題点が多く、実体験・被害の体験談や、引退した経緯についても以下につづっています。
特に誠実で真面目な執筆者ほど、考えていただければ。

シビア表現注意
目的・本質を見定めてください
ピクシブ百科事典の問題点


検索に上がるのに
マナーと治安が悪い
誰でも書き込めるフリー百科事典は、
- 執筆者のモラル・マナー
- ぼくのかんがえたさいこうのきじ
- 自己主張・私物行為
- 信ぴょう性の問題
- デマや誹謗(ひぼう)中傷
こういった事案は大なり小なり発生します。
しかしピクシブ百科事典は特にひどく、責任感を持ち礼節も払う執筆者は、ほかのフリー百科事典と比べても少数派の可能性が高いと感じました。
内容の議論もされないため、記事を自己主張の場として私物化したり、エビデンス(論拠)がなく主観や妄想で固められた独自研究や誹謗中傷・デマを垂れ流す場所になっています。
そんな内容でも検索上位なことが多く、検索汚染状態です。


記事執筆者の特徴・共通点


無料だからか
変な人も多い
具体的に、ピクシブ百科事典の執筆ユーザーに見られた問題行為・特徴の一例を挙げると、
- 【独りよがり】協調性・協力が見られず、自説正当化の自作自演までする。
- 【報復行為】気に入らないユーザーを記事に記載し報復・編集履歴で誹謗中傷。
- 【不要記事の量産】内容が薄く、タグとして誰も使わないような記事を量産。
- 【質より量】足し算ばかりの冗長な過剰(かじょう)記載で、引き算ができない。
- 【デマ拡散】記述に根拠がなく、ウラをとらず推測や妄想を事実として拡散する。
- 【関連項目?】勝手な解釈で、別作品や非公式に関連づけるこじつけ・独自研究。
- 【上から目線】作品を描いた絵師に「記事で使ってやる」と上から目線。
- 【責任感がない】記事の立て逃げ・書き逃げ・議論無視、大幅な無断削除。
- 【法的意識も低い】ほかフリー百科事典・サイトからの無断転載行為。
- 【文法知識の問題】句読点(、。)をつけないなど、記述の文法知識がない。
- 【被害者意識】反省・改善どころか「書き換えるな!」「意見するな!」と逆上。
このような、ほかのフリー百科事典だとありえない行動が当たり前になっています。
「何を書こうと個人の自由・勝手」という状態。承認欲求を満たすためのツールになっているよ。

百科事典は個人ブログでも持論流布の場でもない
個人ブログなら、文章の組み立てが下手だろうが思想が偏(かたよ)っていようが中途半端だろうが、禁止事項に触れない限り好きに書けます。
しかしフリー百科事典は公平性・中立性が求められるため、
CHECK!
執筆には一定の文章力・国語力、ほかの執筆者との協調性・コミュニティ力は必然。文章の書きかたを学ぶ気がなく、指摘・意見される覚悟もなく、客観視や論理的思考ができないのなら、それこそ個人ブログで書くべきです。
SEO(検索最適化)を考えないのならね。無料登録者の言い逃げ・書き逃げ上等感も悩ましい限り。

信ぴょう性が低く、マナーも悪い要因


治安が悪い理由の大半は
運営の姿勢
荒らしや問題行為の具体例はのちほど紹介しますが、ピクシブ百科事典はなぜ信ぴょう性・モラルに問題があるのかを考えてみましょう。
大体のフリー百科事典だと、
- 【運営の対応】問題ある行為や荒らしには適切に対応し、ガイドラインも厳格。
- 【保護機能】編集合戦が発生すれば、議論の上で編集不可にできる。
- 【相談・議論】閲覧者・編集者がコメント欄を積極的に活用する。
これらが少なくともあるんですが、ピクシブ百科事典は上記がぜんぜんできておらず、何よりの問題が、運営が荒らしなどの問題や治安維持に消極的であり放置状態である点です。
真面目な執筆者は離れていく
指摘・注意に無視や逆上・報復行為をされ、運営も厳格な対処や治安維持をしないことから、真面目なユーザーは泣き寝入りして離れた結果、問題ユーザーばかりが残るんですね。
これもまたピクシブ百科事典の治安を悪くしている要因のひとつですし、Q&Aページにあった運営の見解を見る限りだと、

ユーザー同士のトラブルはユーザー同士で解決してください。
これがそもそものスタンスのようで、軽微なものなら利用者間で完結できますし、そこまでのボーダーラインなら間違っていません。
しかし明らかな誹謗中傷や悪質行動、信ぴょう性の問題やデマの拡散に対しても、そのスタンスを拡大解釈して放置を選択するのは、ただの怠慢です。
ピクシブ百科事典が治安改善・閉鎖されない理由


ヤフコメと似ている
とはいえ、ここまで苦情を言われても根本的な治安改善や閉鎖を考えないのは、おそらく広告収入があるからでしょう。
これは「ヤフコメはなぜ閉鎖されないのか」の記事でも述べましたが、ある意味、ピクシブ百科事典はヤフコメの構造と似ていますね。

居場所・テリトリーに思っている
今のピクシブ百科事典執筆者は後述する事例を見るとわかるように、ピクシブ百科事典を居場所・テリトリーに思っていて、かつ自分の妄想ノートにしている人が目立ちます。
文法の勉強をせず装飾言葉・修飾語が多く文章の整理をしないし、ネット掲示板のような書きかたで記事を書き、勝手なこじつけ・独自研究を繰り返しているのが、ある意味証明です。
なぜなら自己顕示(けんじ)欲を優先し、「相手にとって読みやすいか・記事の質と信頼性はどうか」というライティングの基本姿勢・客観的見地はどうでもいいからです。
記事という媒体(ばいたい)=自分の意見は正しいという錯覚にも陥っています。だから指摘すると「意見するな!」なタイプが多いんですね。
彼らからすれば、指摘・修正は「居場所・テリトリーを汚される行為」です。Hagex事件の犯人と近いものがあります。

運営からすれば「金のなる木」

秩序をゆるくすることで何もしなくても利益が発生する、金のなる木。だからピクシブ百科事典の治安改善や閉鎖をする気はない。
運営側からすると、こういった人たちが日常的に利用すれば閲覧(PV)数を稼げるわけです。ピクシブ百科事典に広告が多いこともそうでしょう。
SEO的にも「定期的な独自性・文字量が多い記事の追加・更新」は評価対象で、抜け穴を突かれて更新されればされるほど検索上位+アクセスアップになり、広告報酬が発生します。
pixivのドメインパワーも強いし、意図しているかはわからないけど相乗効果が高いんだよね。

言葉は悪いながら、治安維持・規制は広告収入の「金づる」が減るし、閉鎖は運営の貴重な資金源を手放すに等しいと思っているのかもしれません。
次から、実際に体験した荒らし・問題行為について述べていきます。
広告収入は推測話ですが、ありえない話ではないでしょう。

実例1:一般常識を疑うユーザー


共同執筆だから
礼儀を払うのは基本
編集合戦があったことから記事に「要議論」とされていたにもかかわらず、何度も無視して意見交換もせず書き換えるROM専ユーザーがいたので、
〇〇さんこんにちは。こういった経緯があるので、書かれる前にまずコメント欄で意見を出してもらえますでしょうか。

挨拶した上でこのように伝えたところ、

pixivの関係者か何かですか? 挨拶はいたしません。
と、常識を疑う返信のみならず、内容もずれた自己主張で正当化するユーザーがいて、文面を察するに国語力が乏しく、真面目な内容でもネットスラング・定型文を使う人でしたね。
Wikipediaなら要議論の断り書き無視で編集・削除すれば怒られますし、ニコニコ大百科やほかのwikiでは少なくとも、執筆者同士や閲覧者との意見交換はされるものです。
真面目話にネットスラングは相手に失礼な行為。 実生活でも見知らぬ他人に同じことをするの?

明らかに協調性が乏しい
ゆえに、一応正しい批判の範疇(はんちゅう)で、
- 【相談】なぜコメント欄があるのか。
- 【行動】無視は執筆者以前に人として問題。
- 【挨拶】「挨拶はしない」と返すのはダメ。
これらの要点をまとめて指摘しましたけど、その後は返信もせずだんまりでしたね。
実はこのユーザーの注意コメントは2回目で、1回目の注意を無視した後、執筆履歴には逆ギレともとれる開き直りコメントを書いていました。
意見される覚悟がないんだなって思ったね。それなのになぜフリー百科事典に書くのかが謎だけど。

実例2:アンチネット私刑行為


誤った正義感は
非生産的でしかない
ネット私刑問題への偏向(へんこう)的な情報・知識による制裁手段を記載し、該当ユーザーは百科事典にさらす『アンチネット私刑』をおこなうユーザーがいました。
ROM専ではないけど、発達障害とプロフィールで書いていたね。

百歩ゆずって個人ブログに書くならまだ許せますが、その記載でトラブルが発生したら誰が責任をとるのかってなりますし、執筆には公平・中立性の姿勢が前提です。
特定さらし・独善的・私物化な行動の数々が目に余ったので注意すると、まるでドラえもんにすぐ頼るのび太のように、自己研鑽(けんさん)せず頼ろうとしたのは正直あきれましたね。
「頼る」と「甘える」は違うよ。

他人に厳しく自分に甘い

こういった人に過去に嫌な目に遭(あ)わされたから、心証が悪い。
特定さらしの理由はこれだそうですが、心証が悪いから同じようにやり返すのは子供のすることで、「ネット私刑をネット私刑する」状態ですし、指摘には他人事のように思われて平行線でした。
礼節・社会的マナーに乏しい面も目立ち、毎回の返信が4日〜1週間後で、遅れたお詫びも言わず忠告をあまり聞き入れず、都合の悪い部分は無視し、謝罪しても反省をしない人でしたね。
他人に厳しく自分に甘いのは障害有無関係なくダメ。返信が遅れたことをお詫びしないのは社会人として論外。

発達障害は言い訳にならない

私は発達障害です。理解するために、意見を伝える場合は詳細を具体的に優しく教えてください。
当人はこうプロフィール欄に書いているから言葉を選んで問題を細かく伝えても、結局無視したり受け入れない姿勢なら意味がありませんよね。
発達障害を免罪(めんざい)符に開き直る人がいると、発達障害を持ちながらも頑張る人たちの肩身が狭くなります。

彼に限らず障害を免罪符にする人は、

障害者が冷たい目で見られるのは、社会が障害の理解と思いやりがないせいだ。
このように言いますが、歩み寄らず自省もせず、なんでもかんでも「配慮は与えられて当然」で、都合が悪くなれば他人や障害のせいにする態度では、到底理解は得られないでしょう。
しつこかったので、今後関わらないようお断りしたものの反省していないようで、ツイッターで当サイトの記事を引用し、特定の内容に反応した意味不明ツイートをする始末でした。
このユーザーは後日知ったのですが、さまざまな人にストーカーや歪曲・独善的行動をおこない、都合が悪くなると障害を言い訳にするなど、悪い意味で有名な人物でした。
反省して改善に努める人だったら、まだ救いはあった。しかし謝罪はしても反省(自省)はしないってタチが悪い……

実例3:白紙化を繰り返して自己正当化


意見される覚悟は必要
とある記事を「著作権違反」と称して白紙化(記事内容すべてを削除する行為)を繰り返し、

私の権利が侵害されているから白紙化は当然。
と、聞く耳を持たない人がいたんですね。
実際は「自分の編集記事が荒らし記事扱いされたから、報復として白紙化していた」のが事の顛末(てんまつ)らしく、複数の記事の独善的編集・私物化を繰り返していたようです。
要は、自分を正当化した逆(さか)恨みですよね。
もちろん、上記の問題行動が事実であるならば……が前提だよ。

意見・指摘が嫌いなタイプ
自分も「返信は求めませんし今後も送るつもりもありません」と前置きした上で、
問題であればコメント欄で議論してください。書けない理由があるならコメント可能になるまで編集は控えるべきです。

こう伝えたのにも関わらず効果がなく白紙化をし続ける有様で、それ以前にほかユーザーからも、露骨な被害者意識で論点をずらし、

私は被害者だ。お前らが悪い。
このような旨の主張を繰り返していたらしく、その話を聞いていたことから送った後にブロックし、余計な言い争いを受けないようにしていました。
ただ、そのユーザーは「指摘・意見される」自体を許せないようで、先述したほかのユーザーのメッセージを通じて「ブロック解除しろ」と催促(さいそく)していたようです。
言い逃げするようで気が引けたけど、話がつうじない、100%被害者だと言う人の話し合いで生産的だった試しがない。

運営に対して厳しく指摘したほど
このようなことが1ヶ月近くにも渡り、運営へ幾人もが苦情を送りましたが、その問い合わせを放置したのも問題でしたね。
結局自分が見かねて、苦情放置と該当ユーザーの対処を怠った見解の開示・返答期限を求めた厳しい口調のメールを送付し、ようやく運営は重い腰を上げ、アカウント凍結をしました。
明らかにユーザー間で解決するレベルを超えているものです。

指摘したユーザーにも問題
とはいえ、そのユーザーの名前を出して刺激をした一部のユーザーにも問題はありましたから、
たとえどんな相手でも、名指しで応酬(おうしゅう)するのは同類ですし、控えるべきです。

そう注意しましたけどね。
相手が問題ユーザーだったら、どんな攻撃行為などをしてもいいという理屈は間違っていますし、本質的はどちらも同じです。
実例4:強迫と無自覚荒らし


自分の行動を
客観的に見るって大切
引退後の2020年初頭にあった話で(執筆引退は2019年の夏ごろ)、とある記事執筆に関わったユーザー全員へ、メッセージや投稿作品タグで迷惑・脅迫行為をするユーザーがいたんですね。
自分の場合は、
- 投稿作品のタグ荒らし
- 「死ね」や意味不明な文面の連続送信
この程度の内容でしたが、

京アニ事件(京都アニメーション放火殺人事件)のような悲惨な目に遭わせてやる!
上記の趣旨の内容を送られた人もいたそうです。これでもマイルドな表現で、実際はもっと過激な脅迫内容でした。
これってただの強迫・犯行予告だよね。正確にここで書き起こすのも嫌になるレベルだよ。

警察へ検挙されてもおかしくない
そんな内容をネットに書いて検挙された人もいるのに、自分の首をしめているだけです。これらの報告をコメント欄で見たことで、上記のメッセージを送る方向にしたらしいですね。
多分その経緯の後に、引退済だった自分に迷惑行為をするようになったのでしょう。
一応弁解すると、引退後は編集どころか百科事典も検索除外で見えないようにしたので、このユーザーとの接点も関わりも全くありませんでした。
自分が正しいと信じるタイプ
こちらの被害は軽微だとしても、投稿作品の管理画面を開くたびに異常な量の通知が届き、メッセージを開いたら「死ね」と書かれ、意味不明なメールなのは慣れていても気が滅入るもの。
中には、

荒らし行為はやめろ!
と、執筆は引退していたにも関わらず、なぜかこちらが悪質行為をしているかのような内容も散見されて困惑するばかりでした。
一度や二度ならまだしも、1ヶ月近くもほぼ毎日のように来ていましたから、よっぽどヒマな人なんだろうと当時は報告を言わずに伏せていました。
しかし、いたちごっこのように削除・編集ロックで対策するさまは、壁のラクガキを消す清掃員のようで、文面からも「私は間違っていない!」という態度で正当性を主張していましたね。

突然のご連絡失礼いたします。タグ荒らしに遭っているようですが、もしかしてこのユーザーだったりしませんか?
上記のメッセージを送ってくれた人もいたぐらいですから、周囲にも相当な被害をまき散らしていたのでしょう。
運営の対応もよくなかった
このような検挙されかねない案件で、しかも何人も脅迫メッセージのスクリーンショットを貼って送ったにもかかわらず、運営の対応スピードは遅く、事後報告もなかったそうです。
ただ、運営も一度はアカウント凍結はしたみたいですけど、このユーザーは別アカウント・なりすまし行為で荒らしを繰り返し、「内容はほぼ一緒でアカウント名が別」な内容ばかりでしたね。
運営のコンプライアンス(法令遵守)はどうなっているんだろう?

ほかのフリー百科事典について


ほかのフリー百科事典は
どうなのか
ここまで、ピクシブ百科事典の問題や構造的な部分の被害体験・問題点を述べました。別のフリー百科事典はどうなのかも、あわせて述べておきます。
アニヲタwikiの場合
『アニヲタwiki(アットウィキ)』ではほぼ似たケース(持論流布や独善的記載、ソース〈論拠〉掲示が完全に任意など)が見られますが、ピクシブ百科事典よりはひどくありません。
ただ通報の敷居が高く、wiki管理者が音信不通の場合は運営側に必要書類を書いて郵送しないといけません。これは弁護士に依頼する厳格な法的書類であり、音信不通なら基本泣き寝入りです。
日本のIT法律がいかに遅れているかを痛感させられる。

ニコニコ大百科の場合
『ニコニコ大百科』は執筆が有料で、編集合戦が比較的少ない部分は評価でき、内容に問題があればしっかりとコメント欄で話し合いがなされます。
しかし、個人ブログで書けばいいような記事(〇〇の炎上問題など)の一部散見や、無料でも書けるコメント欄のマナーが非常に悪いですね。
「ルールを守ればどんな記事を作ってもいい」とする典型的行動。コメントのレベルはまとめサイトと同じぐらいだよ。

Wikipediaの場合
『Wikipedia』の場合は規約が厳格かつ、執筆者として内容に責任を持つ人が比較的多く、執筆者同士に敬意を払う文化が根づいていました。
ただ、管理者権限ユーザーは性格に問題のある人が多く、自分もIP巻き添えで編集ブロックされたことがあり、Wikipediaユーザーでも問題ユーザーや書き逃げ、お礼も言えない人はいましたね。
アニメやゲーム、映画などのサブカルチャー系だと、「ぼくのかんがえたさいこうのあらすじ・じんぶつしょうかい」と言わんばかりの、自己満足記事はいくつも見かけるものです。
ほかのフリー百科事典と比べたら「マシ」。「良い」ではないよ。

どこでも見られるけれど…
フリー百科事典であれば、どこでも問題ある人が一定数いるのは仕方ありません。しかし確実に言えるのは、フリー百科事典の中でもピクシブ百科事典がトップクラスで無法地帯であることです。
引退したふたつの理由


これが理由で
執筆をやめました
冒頭でも説明したように、2019年にはフリー百科事典の執筆活動から完全に手を引いています。
マナーの悪さと自己主張の強いユーザーに疲れた、日常生活に支障を来たしかねなかったのも要因でしたが、それよりも決定的な理由だったのが、
- 【共同執筆の問題】書いたところで共同執筆なので、実績にはならない。
- 【サイト発信に注力】情報発信は自分のサイトでやればいいという改め。
と気づいたので、ピクシブ百科事典のみならず、フリー百科事典執筆の引退につながりました。共同執筆の件は、こちらが書いた文章をWikipediaなどで無断転載され続けましたからね。
ここまで書いていますが、自分自身も立派な執筆者だった訳ではなく、自分の未熟さを見直せる場でもあったため、必ずしも数年間の執筆活動は間違っていたと言うつもりはありません。
自分の実績にしたいなら、フリー百科事典に書くのはやめたほうがいい。法や良識を彼らに求めるのは間違い。

引退後の誹謗中傷被害


ガチで関わっちゃ
いけないタイプ
ただ、上記の問題行動を起こした誰かなのか、全くの無関係かは不明ですが、いまだにピクシブ百科事典以外の場所で、自分をとにかく悪者にして誹謗中傷したい人がいまだにいるようです。
2021年にはアットウィキで当サイトのつぶやき欄を撮影し、中身を口汚い言葉に書き換えたコラ(合成)画像を作成して、

こいつは画像のように、誰かを口汚く誹謗中傷するし、複垢(複数アカウント)を作ってなりすましや荒らしもするクソ野郎だ!
という旨のWikiを書いて拡散されたのは悪質でした。そもそも何を根拠に複垢を作ってなりすまし・荒らしをやっていると認定しているのか、理解が追いつかないですね。
明らかに素人が書いている文章
百歩ゆずって過去にやった「事実」なら、犯した業(ごう)として受け入れなければなりませんが、この件は完全にでっち上げの捏造(ねつぞう)行為。
自分は他者を論理的な観点から問題提起することはあっても、他者に暴言を吐くなどの攻撃的な言動をしないことをポリシーに掲げています。
その内容もさることながら、文章構成もユーザー目線やリキッドレイアウト・レスポンシブをぜんぜん考慮しておらず、明らかに業界・技術知識がない素人が書いたものです。
SEOマーケティング会社でWEBデザイナー・マークアップエンジニア(コーダー)を仕事にする自分が書いた文章ではないと一発でわかるでしょう。
問題を掘り下げる(批判する)のと他者を攻撃する(批難する)のは別物ですからね。

なりすましや他者の攻撃は心が弱い・貧しい人がすること
複垢作ってなりすましや荒らしをするのは大抵、心が弱く貧しい人がすることで、他者に攻撃的な人も環境・境遇に不満を抱くコミュ障か、自分に自信がないタイプです。
裏を返せば人生が充実していて自信に満ちあふれる人は、そんなことをしません。それに時間は有限ですから、自分ならそんなヒマがあるなら絵・文章の研究や仕事の勉強に使います。
やりたいことを満足にできていて、時間の価値に常に意識する自分のような人間が、なぜ貴重な時間をレベルの低い行為に使わないといけないのか、逆に教えてほしいですね。
もし生産性があるのなら、根拠を添えてぜひ説明してほしいね。

「普通じゃない人」がやっている
さすがにここまで来ると、ヒマを持て余している人というより、なにか心に闇を持っているんじゃないかとか、精神的な病気や障害を患っているのではと冷や汗をかきそうです。
相手の行動を捏造してまで「俺は間違っていない! お前が100%悪い」という思考が不思議。

この件は名誉毀損(きそん)や当サイトの著作権侵害・悪質な二次利用行為でもあるため、当人へ幾度も警告しましたが完全に無視されましたね。
というより、Wikiに一方的な主張や妄言を書くだけ書いて誹謗中傷し、管理放棄して書き逃げした状態という表現が正しいでしょう。
こうやって身に覚えのない誹謗中傷は生まれるのでしょうね。

相手をおとしめる目的の書き逃げは言葉悪いけど、負け犬の遠ぼえと自分で認めているのと同じ。カッコ悪いよね。


執筆には理不尽の覚悟が必要
アットウィキ運営者に法的な書類通告も考えましたが、手続きには費用と時間がかかるし、風評やご依頼の実害も特にないので放置しています。
自分のサイトやSNSを見ればデマだとわかるし、多くの人に「あのWikiは執筆者の意味不明な妄想」と理解してもらえている。

地道に築き上げた信頼に勝るものはありません。

どんな形であれ関心を持っていただけるのは結構ですが、そのエネルギーは人を喜ばせる方向に使ってほしいものです。
今のピクシブ百科事典で記事執筆をするとは、こういった「ガチでヤバい人」の誹謗中傷行為に巻き込まれる可能性も考えてもらえれば幸いです。
謙虚な姿勢を崩さず信頼と誠意を見せれば、みんなわかってくれる。日頃の行動は大切(経験者談)。

最後に:自分の価値を考えたほうがいい


ピクシブ百科事典は
闇が深かった
以上が、ピクシブ百科事典の問題点と、自分がフリー百科事典の執筆活動そのものを引退した経緯・理由および被害体験です。
自己分析・反省も兼ねて、問題提起の内容に仕上げました。

Wikipediaを含むフリー百科事典は誰でも書き込めて、リテラシーがなく自己中心的、承認欲求目的の問題ユーザーは大なり小なり存在します。
しかし今のピクシブ百科事典は数ある百科事典の中でも治安がひどく、信ぴょう性に疑問があり、中立性・公平性に欠いた妄想・独自研究・デマ・誹謗中傷の温床です。
自身の至らない点を注意いただけたなど、ピクシブ百科事典での活動は必ずしもマイナスな部分ばかりではありませんでしたが、正直自分の実績にならないし、利用する必要性はありません。
元執筆者が言えば、現状のピクシブ百科事典は書くことも見ることもオススメしない。

ピクシブ百科事典が治安改善・閉鎖される可能性は低い
今のピクシブ百科事典は閲覧者に有益な情報を与える場所ではなく、ヤフコメのように承認欲求・自己顕示欲が強い人を利用して広告費を得る、「金のなる木」である可能性が高いです。
もちろん運営側が公言しているわけではありませんが、ピクシブ百科事典のバナー広告の多さや治安維持に消極的な部分を見ると、広告収入目的だと考えるのが自然です。
広告収入自体は悪ではありません。しかしデマや信ぴょう性・荒らし問題を放置同然にするのは、社会通念上どうなんだろうと疑問を覚えます。
企業リソース(人員)がない問題も考えられるも、10年以上前から言われている治安維持・対応を一向にする気配がないのは不自然ですからね。
「ユーザー同士の問題はユーザー同士で解決してください」と過去にQ&Aへ書いていたこともあり、当初より治安維持に消極的なのでしょう。
企業目線からすれば、治安維持をしてアクセス数が減ったり、閉鎖して「金のなる木」を手放したくはないかと。


日常的に書くならプロになれ
また、これはピクシブ百科事典をはじめとしたフリー百科事典のみならず、Yahoo知恵袋や発言小町などといった、質問サイトへの回答行為も同様であるとつけ足しておきます。
論理的な熟考ができる、執筆能力がある人は、ブログやサイトを立ち上げたりフリーライターの仕事をしてみたりと、「自分の技量・成果」として文章を発信すべきです。
そのほうが書く文章をさらに価値を高めてくれますし、職によっては実績にもなりますよ。

