
ネット・SNSの日本ソニックファンですが、
- ソニックの話題が出れば騒ぐ
- 節度がなくマナーが悪い
- ろくに調べずに語る知ったかぶり
- 公式やゲームに文句や悪口ばかり
- 初心者へ長文解説を送りつける
- 初見の人へゾンビのように群がる
- 過去作品を賛美し今の作品を否定
- 赤裸々な宣伝や自己主張で必死
このように見ていて痛々しいというか、いろいろと問題ある行動が目立ちます。
記事で述べている話はネット上・SNSの話であり、すべての日本ソニックファンをバッシングしたり、全否定する内容ではありません。
CHECK!
当記事は日本ファンの行動を細かく問題提起し、問題の本質や正しく行動することへの指摘および、改善を求めることが目的。これが記事の趣旨ではあるんですが、タイトルやこの時点で不愉快に思われるなら、無理に見る必要はないのでブラウザバックで閉じてください。
問題点をしっかり深刻に捉えてもらうため、タイトルや内容を意図的にかなり厳しく書いているのもご了承いただければと。

なお、この記事にはさまざまな意見を寄せられ、大半は趣旨を理解されている方が多い一方、

(そんなにファンが嫌いなら)別にファンを好きになる必要なんてないでしょ。
このように、中には日本ファン叩きみたいな全否定記事だと思われていた人がいました。
おそらくはタイトル・見出しで記事全体を理解した気になっているのが原因でしょう。実際、読み飛ばしがひどく問題の本質を見ていない支離滅裂な意見をしていましたからね。
この記事を「ファンアンチのバッシング記事」と決めつけるのは大きな間違いで、冒頭や文末だけを読んでもわかるように、バッシング目的ではなく、日本ファンの問題提起・改善の話です。
またこの記事とは別なものの、自分の文書を部分的に拾い上げ、

ケンポンソニック(ケン・ポンタック氏脚本のソニック)を擁護(ようご)してる奴。
という風評被害も受けましたので、まずはこちらから記載していきます。

個人の見解です
ほかの意見もご参照ください
ケンポンソニックへの見解

© 2010 SEGA
自分を「ケンポンソニックを擁護してる奴」と決めつける人を見かけましたが、過去にそんな主張をしたことは一度もなく、このようなファンがいるのは非常に残念でなりません。
#ソニック 関係の話題で「#ケンポンソニック を擁護してる奴」って言われてたんだけど…
— 赤竹ただきち / Tadakichi Akatake (@MyutaUsagi) February 1, 2021
一言も「ケンポンソニック好き」と言ったことないし、どこをどう読んだらそう解釈するんだろう。
まあ公式のやりかたとか、世間の状況とかでピリピリするのは分かるんだけどね。でもななめ読みは勘弁な。
ケンポンソニックを好き・嫌いの二択なら嫌い。とはいえ「生意気だけど優しい」の軸はあり、多元世界のソニックのひとりという認識。

「ケンポンが悪い」はデマ・風評被害
脚本の是非について述べるのは間違っていませんが、脚本家のせいにする論調は、制作の仕組みをあまり理解していない意見です。
脚本家は戦犯どころか、セガ・ソニックチームに振り回された実質的な被害者だった告発が2024年1月にあり、この事実を知った海外ファンがケンポン氏たちに謝罪する出来事がありました。
ネット・SNSで言われがちな「ケン・ポンタックのせい」はデマで、ウォーレン氏の存在を無視・ものづくりの仕組みを単純化して考えようとする軽薄さという意味でもそうですね。
海外ファンは上記の告発で反省し、一部を除き沈静化していますが、それを知らない日本ファンはまだケンポン氏を叩いている状況なんですね。これって誹謗(ひぼう)中傷と変わりません。
「被害者」と書くのはセガ・ソニックチームに振り回されたという意味以上に、ものづくりの仕組みを理解しない、リテラシーの低いファンたちに攻撃されたという意味の「被害者」です。
脚本家はケンポン氏だけじゃなく、ウォーレン氏との共同執筆。彼の名前を出さない理由があるの?

「ケンポンだって問題発言をしていたし100%被害者ではない」と反論する人もいますが、話や問題の本質を見ていません。


文章を読まない人の無責任な風評拡散
書き手もわかりやすい文章の努力は必要だとしても、目的・意図を明確に書いても読まずに歪曲・脚色したり、「擁護か全否定」と白黒つけて攻撃する人がいるんですね。
これって自身だけではなくファン全体の首もしめていて、まさにそういう部分なんですよ。
「文章が読めない人」の特徴は「書いた人の意図」よりも「自分の感情」を優先する傾向にあります。そして、書いていないことを自分でアレコレ追加し、勝手に怒り出します。これが「文字が読めても文章が読めない人」だと個人的には思ってます。
— ぱやぱやくん (@paya_paya_kun) December 16, 2023
大学時代に、国語力と攻撃行動の相関を指摘した人がいて、大雑把に言えば「文を読めない者は、他人に対して攻撃的な言動を取りやすい」という話なのだが、Twitterをやっていると説の信憑性を実感させられますよ。
— Eva (@cnntnst) March 19, 2019
どこにそんな事が書いてある?と思うような解釈をする人は皆、最初から喧嘩腰なんだわ。
なぜ部分的に見て理解した気になり、0か100で判断するのか。そんな恥ずかしい行為に違和感を持たないのが不思議。

実際にソニックファンから被害を受けた実例

このように自分は何度もソニックファンから風評被害や実害を受けることがままあります。
- トゥーンブランドを評価する内容を書くと「ゲーム版擁護」扱いをされ集団叩き。
- ケンポンソニックを支持していると一方的に認定され、名指しでバッシング。
- 当サイト記事の一部を丸パクリしてソニック解説動画を作り、参照元も未記載。
- 記事をろくに読まず、こちらをファンアンチ扱いをして風評被害の拡散。
伝えかたが悪かったかもしれないなど、こちらの落ち度も考える部分も一部あったとはいえ、上記の行為を実際にされましたし、当事者たちからの謝罪は一切ありません。
確かに上記を経験したから、ファンへの心証が悪いのは少なからずあるものの、同時に素晴らしい日本ソニックファンの人たちも知っているので、だからこそ反省・改善してほしいんですね。
本当に言葉を失ったね。あまりのリテラシーの低さ・無責任さに。


ソニックファンのマナー・節度の問題について

ここからが本題で上記の実体験被害以外にも、彼らの問題行動については過去記事でいくつか苦言をしたことがあり、
- 【調べない・未プレイ】調べずに語ったり文句を言い、未プレイで叩く。
- 【中立性の欠如】フリー百科事典で、批判ではなく私怨(しえん)を拡散。
- 【公式も苦言】「あなたの嫌いは誰かの好きかもしれません」と注意喚起。
- 【ソニアド過激派】『アドベンチャー』至上の過激層が他シリーズを叩く。
- 【文章が読めない】文章や動画をしっかり見ず、拡散さらし行為。
- 【主張が極端】マイナス意見には「作れないくせに文句を言うな」と主張。
- 【アピール】ソニックの話題が出れば宣伝や押しつけ解説。
- 【ネガキャン】公式がいる場・コラボの場所で文句や悪口を書く。
- 【消費者様】公式をすぐ見下す(どんな理由でも一定の敬意は必要)。
上記のような問題行動が見られがちなんですね。自称古参ファンや「俺こそが真のソニックファン」みたいな人ほど、20年以上見てきた範囲だとこの傾向・問題行為が見られます。
「IP(知的財産権)が〜」「市場が〜」とか、業界人&神様気取り。リテラシーの低い人がネット情報で知ったかぶるからそうなる。

調べない・リスペクトに欠く人が目立つ

特に調べないで知ったふうに語ったり文句を言い、リスペクト(敬意)の精神に欠くのは本当に目に余る行為です。
- 「(日本の売上で)ソニックはマリオより売れてない」(リンク先参照)
→ ソニックの主戦場は北米・欧州などの海外市場。 - 「『カラーズ』からなぜアメリカンなソニック(ケンポンソニック)なのか」
→ インタビューから、マーケティングの指針変更が理解できる。 - 「『トゥーン』って本家化するの?」
→ 『トゥーン』はアニメが主体の別ブランド。開発者インタビューで説明済。 - 「任天堂にソニックゲーム開発の権利を売るべきでは?」(リンク先参照)
→ デベロッパー(開発)とパブリッシャー(販売)の違いは知るべき。 - 「歴代ソニックの性格は『カラーズ』から特に変だ」(リンク先参照)
→ 海外作品を一切言及していない。軸はあれど海外では性格が変動する。 - 「3D作品に2D横スクロール要素をなぜ入れるのか」
→ 『ワールドアドベンチャー』『ロストワールド』のインタビューで公言済。 - 「『トゥーン』のマッチョなナックルズ(マッスルズ)は黒歴史」
→ マッスルズの理由も説明済。そしてアニメ版を観ていない。 - 「シャドウはアンドロイドです」(リンク先参照)
→ 『シャドゲ』のラスボス戦でエッグマンが否定している。正真正銘の生身。 - 「後期モダン作品はストーリーが薄っぺらい」(リンク先参照)
→ 薄くなった背景を一切説明しないのは、初心者向け解説としてかなり問題。 - 「『フロンティア』の翻訳がひどすぎて実況やめました」(リンク先参照)
→ 正しい批判ができない人の開き直った叩き動画になっている。 - 「『シャドゲ(シャドウ・ザ・ヘッジホッグ)』って二次設定でしょ」
→ 公式作品で「二次設定」とは?
特定の一般人・個人を悪例で取り上げるのは気が引けるけど、ファンに「妄想乙」と言われたことがあるので意図的に記載。


シャドゲとソニアド2

© 2001 SEGA
上記に挙げた「『シャドゲ』の設定を二次設定扱い」や「シャドウはアンドロイド」も調べていない行動ですし、
- 【シャドゲ】ブラック彗星で来訪したブラックドゥームと接触。
- 【シャドゲ】マリアの治療研究の完成と彼らを滅ぼすため、ジェラルドは交渉取引。
- 【シャドゲ】その細胞の研究の末、シャドウが完成。
- 【シャドゲ】真実の映像をマリアと一緒に撮影する。
- 【ソニアド2】孫娘のマリアがGUNの凶弾で亡くなる。
- 【ソニアド2】ジェラルドは精神崩壊し、人類への復讐鬼・狂人と化す。
- 【ソニアド2】シャドウを記憶操作で復讐の道具に作り変えられる。
- 【ソニアド2】人類の希望の真実は本人すらも忘れ去られ、ジェラルドは銃殺刑。
- 【ソニアド2】地球を救ったシャドウが力尽きて生死不明になる。
- 【シャドゲ】大気圏へ落ちる前に、エッグマンがメカでシャドウを救出。
- 【シャドゲ】療養カプセルで治療されるが、後遺症で記憶喪失になる。
- 【シャドゲ】エッグマンがアンドロイド説を否定。本物の究極生命体と明かす。
このように、細かいところの矛盾点は仕方ないにしても、大まかな整合性と、復活した経緯は明かされているんですね。
それにシャドウはアドベンチャー2限定の登場で、ラストで死ぬ予定だったのを人気を受け、記憶喪失にして再登場させた経緯があるのに、それも踏まえずに二次設定扱いは目に余る行為です。
調べずに文句を言ったり、知ったふうに語るのはよくないよね。情報発信者なら風評被害・デマの流布(るふ)になる。

自称古参でもこういう人がいる

© 1998-2003 SEGA
- ソニックブランド=ゲームだと思い込む
- 『アドベンチャーDX』を知っていても『アドベンチャー』を知らない
- 『アドベンチャー2』と『2バトル』を混同している
- 『アドベンチャー2』をGC版がオリジナルと思っている
- ソニックは北米・欧州・南米で絶大な人気があるのを調べない
- ボーカル曲は『アドベンチャー2』からと思っている
- アニメは『ソニックX』ぐらいしかないと考えている
- 『トゥーン』はゲームがメインコンテンツだと勘違いしている
- ソニックの声優は金丸さんが最初だと信じている
最近知った人であれば全然いいんですが、
えーっと……キミたちって本当にファンなの?

と、言わんばかりに驚くレベルの自称古参・真のソニックファンがざらにいます。
これって知識自慢とかマニア以前の問題で、知らない人でもウィキペディアでソニックの歴史を調べればすぐ出てくるレベルの話なんですね。
ゆえに「海外事情を含めたブランドの話」と事前定義しても、国内のゲーム展開でしか話さないからかみ合わず平行線で、的はずれなバッシングをされたときはため息しか出ませんでした。
「え? 好きなのに調べる気はないの? 普通調べない? はぁーそうなんだ……」って、思うところはあるけどね。

正しい批判ができていない

「自分のほうが知識も経験も持ってるんだぜ」と自慢したいわけでも、「大人の事情や理由があるんだから、開発側や脚本家に擁護や同情しろ」と言っているのではありません。
CHECK!
建設的なロジックによる『正しい批判』として有意義な内容を発信すべきで、これは対象を批評する上での前提であり礼儀。これが真意で、「調べずに語る・文句」「評論家気取り」とはこの定義が破綻した状態で、こういった人ほど自分の意見を批判だと勘違いしています。
批判・批難の区別もついておらず、これでコンテンツが正しく評価できるワケがありません。非や欠点があればどんな暴力的・強い言葉でも使ってもいいと思っている部分も散見されます。
いちゃもん=批判だと思っているから、ファンの願望をすべて叶えた作品でもいろいろ言うんじゃないかな。


ソニックは昔から世界観や性格も変わる

© 1993 SEGA, DIC Entertainment
ソニックはクラシック時代から、メディアや作品で世界観や舞台設定・性格が変わります。
地球出身・未来の地球人・異世界出身、現代・ファンタジー・SF世界、人間がいる世界、獣人中心の世界と、本当に世界観が違うんですね。
旧来の海外ソニック作品は『惑星モビウス』、ソニックOVAでは『惑星フリーダム』の住人でした。


© 2001 SEGA
しかし、アドベンチャーシリーズの設定をソニック世界の基準に考える人が多く、先ほど述べた問題行動をしている人のみならず、シリーズ解説動画を作っている人もそうなんですね。
観るとわかるように、海外ソニック作品(初期カートゥーン、英国コミック、アーチー・IDW版など)を一切取り上げない場合がほとんどです。
日本展開だけで、ソニックのすべてを語るのはかなり危うい。シリーズ解説動画の9割はそんな感じで解説になっていないね。

ファン全否定でも知識自慢でも制作者擁護でもない

別に彼らをファンの汚点、ファンを語る資格もない非常識な連中と言いたいわけではありません。
- 【TPO問題】時・場所・場合を考慮しない。節度と配慮に欠く。
- 【リテラシーの問題】情報収集力・国語力・読解力が不足している。
- 【レビューの問題】未プレイ評価はレビューの定義から破綻している。
- 【開き直り問題】無知よりも無知を恥じないほうがよっぽど問題。
- 【姿勢の問題】批評の基本姿勢ができていないのに評論家を気取る。
- 【リスペクトの問題】開発側・スタッフに敬意すら払えていない。
好きな気持ちや愛情は伝わりますが、ろくに調べずインタビューも読まず、文句や悪口ばかり、称賛しか認めず、評論家気取りはダメですね。
そんなことをするからファンが増えない・減る

興味を持ってプレイしている人の書き込みや動画のコメント、公式やコラボの場所で、

このソニック作品はクソゲー。

あのソニックはパチモノ。

そのソニックゲームは出来が悪いんだよなぁ。

脚本がー性格がー翻訳がー……
興味を持ってもらえたのに、これを言われたら相手はどう思うのか考えたことはあるでしょうか?

ソニックファンって、公式やゲームに文句や悪口ばかり言う痛い人たちばかりなの?
「ファンの素直な意見」だと言い訳する人がいますけれど、このように思われて引かれてしまう、興味をなくしてしまうリスクを考えているのかどうか、彼らに問いたいですね。
もし自分もこれをされたら「うわ……」ってなる。これをファンの批判と称するのは大間違い。


同情や称賛・擁護しか求めないのも問題

ポジティブな意見自体は悪いことではありません。配信や公式の場では応援という意味でも、そちらの意見のほうがいい場合もあります。
しかしながら、

公式に同情しろよ。公式だって大変なんだ。

作れないくせに文句を言うな! 一生懸命作ってくれたんだぞ!
こういった主張ばかりして、意見=否定と捉えるのはよろしくありません。
だからこそ正しい批判の精神が必要なんですね。


なぜこのような人たちが増えたのか?

© 1999 SEGA, DIC Entertainment
行動に問題があるファンが増えた背景には、「ゲームばかりの評価を基準に見ていて海外事情を知らず、批判・情報リテラシーが低すぎる人」が可視化された(=表面化した)のが理由でしょう。
CHECK!
日本のソニックファンは「木(国内のゲーム展開)」ばかり見ていて、「森(海外展開も含めたブランド)」を見ようとしていない。より厳しく言えば、アドベンチャーから知って、それ以前のソニック知識を広げない「知ったかぶりのにわか」が、そのまま20年以上も古参として居座った結果という感じなんですね。
次からはそれがよくわかる、日本と海外の差を述べていきます。
乱暴な言いかたかもだけど、部分的な結果だけを見て思考停止をしているから。これをビジネス用語で『How思考』と言うよ。

海外のソニックはカルチャー
海外だとソニックたちの声優はゲーム本編でも割と変わり、海外限定のゲーム・コミック・アニメ・グッズ・コラボ・テレビCMなどは多く、さまざまなソニックがいて、世界を広げています。
セガ大国のブラジルでは、大統領がPR動画に『新ソニ』のラスボス曲をツイッターで使ったことがあり、『ソニック・ザ・ムービー(実写ソニック)』のお披露目もブラジルが先でしたね。
海外では、「さまざまな作品・メディア媒体に、さまざまな性格・声のソニックがいて、いいところも悪いところも含めて違う魅力がある」という認識なんですよ。
マリオやポケモンと同じく、海外だとソニックも「カルチャー(文化)」なんだよね。

「セガ大国」ブラジルの大統領、PR動画で『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の楽曲を利用。壮大なラスボス戦のBGMで同国をアピール|電ファミニコゲーマー
完成度が高い海外ファンゲーム
海外ファン内のコミュニティでも、MOD(改造データ)やファン作品コミュニティが盛んで、さまざまな人がさまざまなソニックを描いています。
下記の動画は、フォースで見せ場がないカオスのボス戦MODと、コースを2倍の長さにしたMOD。
最後のふたつは、ファンゲーム作品『SONIC OMENS(旧:SONIC 2020)』と、ドラゴンボール超の「身勝手の極意」をソニックに使ったマニアのMODプレイ動画です。
どれも公式と見間違えるほどの高い完成度で驚きます。

海外ファン賛美ではない
もちろん海外ファンにも相当なひねくれ者やモラルの低い層はいて、
- ケンポンソニックを叩く
- 金丸ソニックを神格化する
- 日本と同じ文句や悪口ばかり
- 関係者にバッシングや殺害予告
- 無断転載・海賊版を正当化する
こういった人たちやコミュニティはもちろんあります。海外版5chと言われる4chanやredditのようなコミュニティは正直、モラルが低すぎて見られるものではありません。
しかしそれは「ファンの数ある中のひとつ」であって、それ以上に有意義なコミュニティも多いです。日本のような「ソニックのコミュニティを検索したら文句や悪口ばかり」ではないんですね。
語弊のないようにお伝えすると、この記事は「海外ファンは全部素晴らしい!」と極端に言っているわけではありません。

日本のソニック界隈
それと比べると、日本国内での展開はソニックチームが作った(監修した)ゲームか、海外と比べても物販は2020年までは非常に少なく、自主制作文化も同人誌か二次創作ぐらいです。
日本のソニック界隈(かいわい)において、ソニックの声やデザインはソニックチーム監修しか許されず、声は金丸淳一さんという固定されたイメージがあります。
ゆえに『ソニック原理主義者』とよばれる人が海外以上に目立つんですね。
- 【ソニック原理主義者】容姿・性格はアドベンチャー基準、声は金丸さんしか認めず、衣装以外のデザイン要素・性格・声優の変更を認めない人たち。
日本も『アドベンチャー』以前はさまざまな声優さんが起用されてたし、実写映画の中川ソニックも年相応感があって好き。

おそらくこの人たちは、ソニックが好きなのではなく「ソニアド」が好きなのでしょう。

日本コミュニティのアンチスレ化
ソニック関係の掲示板やSNSコミュニティの大半がアンチスレ(不満・悪口、暴言を垂れる場)化し、健全なコミュニティを探すほうが難しいです。
- ケンポンソニックは悪でクソゲー
- アドベンチャーは至高
- 声は金丸さんしか許されない
- 性格はアドベンチャー基準
- 衣装以上の外観変更は許されない
- 公式の不満・悪口は正当な批判
上記の行動に従わない人は異常者のように扱われるため、まるで日本の田舎、悪く言えばカルト宗教のようです。
周りが文句を言っているから同じ論調をマネして言い、評価も減点方式と、日本人のコメント特有の議論下手・同調重視の部分が目立ちます。
日本人は減点方式の思考、用意された結果・答えを求めることを学校教育で刷り込まれます。


日本ファンのサイコパス言動
個人的に憤(いきどお)りを覚えるのが、アドベンチャーからエッグマンの声を担当した大塚周夫氏が2015年に逝去(せいきょ)して、中村浩太郎氏に変わったのですけれど、

大塚さんのような声に戻せ。

ファンを考えた声にすべき!

大塚さんの声のときがよかった。
2024年現在でも、この書き込みを見ますし言葉を失いますね。こんなサイコパスな内容を違和感もなく出せることに恐怖すら覚えます。
声優を寿命がある人間ではなく、機械の発声装置程度でしか見ていないと言っているようなものです。敬意を払っているようで払っていません。
それって中村氏のみならず大塚氏にも失礼。どういう倫理(りんり)観をしているのかが全く理解できないし反省すべき。

公式に言わせた言葉の重み

記事前半で触れたように、かつて存在した『it-tells(いってる)』公式コミュニティでも上記の行為が発生したため、
「あなたの嫌いは誰かの好きかもしれません」
it-tellsソニック公式コミュニティ
公式がこのように日本ソニックファンへ苦言した出来事があったのに、なぜ公式に言わせた言葉の重みを理解しないんでしょうね。
自分も彼らから集団叩きなどを幾度も経験しただけにね。公式にそう言わせたことを大変恥ずかしいと思わないと困る。


余談:ゲーム業界は夢を売る?

(全く別のゲーム会社の話題ですが)「ゲーム業界は慈善事業じゃない」の補足で、ここの認識がゆるい人がソニックファンでも見られましたから、補足で述べておきます。
ツイッターにゲーム会社の裁判問題で、

ゲーム会社は夢を売っているんだから、企業トラブルや裁判などの情報を出して夢を壊すな!
こう主張した人がいましたが、この考えかたは非常に危ういです。
権利問題を公開して争うのは株式会社(上場企業)としての義務のみならず、クリエイターの権利を守るものでもあり、ゲームクリエイターの実態は「技能スキル持ちのサラリーマン」です。
3-2.上場会社とは②~上場会社の情報開示~|なるほど!東証経済教室

ゲーム会社はファンやゲームユーザーの奴隷ではない
学生時代の友人にも何人か、実際にゲーム会社で働いていますが、

忙しいから会社泊用の簡易ベッドを買ってきた。

深夜過ぎまで仕事。しんどい。

あのクソプログラマーは話聞けよ……
そうLINEでグチを聞くことはままあり、海外(特にアメリカ)でも権利関係のみならず、ゲーム会社の長時間労働が一部で問題になっています。
会社はゲームユーザーの奴隷ではないし、慈善団体でも夢の国でもない。指摘・意見は必要だけど、敬意を払うのが前提。

ゲーム業界には「普通の労働環境」が必要だ──米国で組合結成の動きが加速 | WIRED.jp
【Jerry Chu】ゲーム業界における労働組合の動き|4Gamer
最後に:良識ある日本ファンもいると伝えた上で

ファンとしてあまり気分のよくない話でしょうが、ファンのありかたと、これまでバラバラに書いた記載を当記事にまとめました。
知らない人が見たら、

ソニックファンって、公式やゲームに文句や悪口ばかり言う痛い人たちばかりなの?
こう言われても仕方がないレベルになっていることを、日本のファンは全員認めなければなりません。日本のファンは絶対数が少ないため、なおさら悪目立ちをしてしまいます。
一部で誤解・曲解している人もいますが、この記事は「ソニックファン嫌いのアンチ記事」だとか、「日本ファンはダメ。海外ファンは素晴らしい」とは一言も書いていません。
しっかり読めばわかるように、この話の本質は「敬意・節度・調べるが大事」ということです。
だから意図的に「日本のファンは〜」と言っているし厳しく書いているんだよ。

そう言われても仕方ない状況・事実を認め、反省しなければならないということですね。

やっていることは悪質クレーマーと同じ

文句や悪口を書くのは小学生でもできる行為で、それを公式やコラボの場所でも振りまいては、自分たちの品格を下げる行為をしています。
非や欠点には何を言ってもいいと、攻撃的なコメントをする解説・レビュー動画も散見されます。それを「ファンの素直な意見」と言い訳するのは論外で、悪質クレーマーと同じ思考回路です。
知らない人からすればファンの心証も悪いし、良識あるファンは距離を置くし、それに対する想像力も低いです。なぜここまで厳しく書くかの意図を把握してもらいたいものです。
「相手の悪い部分には何言っても許される」と勘違いしている問題は、ソニックファンに限った話ではないけどね。

記事が厳しめの理由は、非生産的でメリットがなく、結局誰のためにもならないことを真摯(しんし)に受け止めてほしいからです。


押しつけがましい解説行為
ソニック初見・初心者へゾンビのように群がり、聞いてもいない解説やオススメを過剰にアピールしたり、マシンガントークをするのも問題です。
そういうのは投稿者・実況者が教えてほしいと質問したときに言うものですからね。

え? 嫌な顔されなかったよ?
と思う人は、人間関係の観点から見てもかなり危ういです。それはコミュニケーションではなく、一方的に好きを押しつけているだけでしょう。
これで「興味が出た」と思う人がいたら、数少ない相当な聖人です。本当にシリーズへ興味を持ってもらいたいのなら、出しゃばらずに優しく見守る謙虚さを身につけてほしいものです。
ソニック初見・初心者の実況動画のコメントとか、痛々しくて見ていられない。


こんな人がいるジャンルを好きになるのか?

客観的に考えればわかることです。
- ファンが上でえらい
- 叩き・悪口ばかり
- 一方的な長文解説
- しつこいマシンガントーク
- 赤裸々で露骨な宣伝
- ネタバレをよかれで書く
- すぐクソゲー呼ばわり
- 性格・脚本・翻訳を叩く
- 声優にいちゃもん
これをされて「興味が出てきた」とはまずなりません。苦笑いかドン引きされて終わりです。
- なぜ公式が「あなたの嫌いは誰かの好きかもしれません」と注意したのか。
- どうして背景や経緯を調べずに文句・悪口を言うことに違和感を覚えないのか。
- なぜ木(国内ゲーム展開)ばかりを見て、森(海外展開・ブランド)を見ないのか。
- その態度を知らない人から見ればどう映るかを考えたのか。
そのあたりをしっかり考えてほしいもので、自分からすると申し訳ないですが、
公式があそこまで言ったのに、日本ファンは公式に言わせた言葉の重みを考えていないし、全然反省しないんだな。

と、悪気がなくても残念ながらそう見えてしまいます。上記の態度で本当にファンが増えると思っているのかと、心当たりのある人に問いたいですね。
ソニック好きが増えてほしいと言いながら、ドン引きさせる行為を何十年もやっている。その矛盾になぜ気づかないのか。


日本ファンはリテラシーが低い

- ソニックブランド=ゲームだと思い込む
- 『アドベンチャーDX』を知っていても『アドベンチャー』を知らない
- 『アドベンチャー2』と『2バトル』を混同している
- 『アドベンチャー2』をGC版がオリジナルと思っている
- ソニックは北米・欧州・南米で絶大な人気があるのを調べない
- ボーカル曲は『アドベンチャー2』からと思っている
- アニメは『ソニックX』ぐらいしかないと考えている
- 『トゥーン』はゲームがメインコンテンツだと勘違いしている
- ソニックの声優は金丸さんが最初だと信じている
古参・真のソニックファンと自称するほど、知らない人でも検索すればすぐわかる話を能動的に調べない、リテラシーが非常に低い傾向にあります。
個人的に思うのが、ソニアドの話ばかりする人はだいたいソニアドしかソニックを知らない。

にわかで語るなじゃなく、知ったかぶる前に調べてほしいということですね。

海外事情を含めたブランドの話だと事前定義しても、彼らは国内ゲーム展開しか語らないから平行線で、会話がつうじないんですよね。経験すればわかりますが本当に疲れます。
YouTubeなどにあるシリーズ解説・評論動画も海外事情を踏まえず、リサーチ不足で偏った内容があまりにも多いため、注意が必要です。
ろくに調べない不十分な情報による解説は、風評被害のリスクが高まります。そのリスクを動画投稿者やコメントを書く人は軽く見すぎで、「趣味だし自由」と言い訳にするのは論外です。
YouTubeのソニック解説動画の9割は掘り下げが甘い。海外ファンのほうがまだリテラシー高いよ。



魅力を広めたいなら節度・正しい批判が必要

CHECK!
建設的なロジックによる正しい批判として有意義な内容を発信すべきで、これは対象を批評する上での前提であり礼儀。これが記事の意図で、もちろん節度も大切です。
これは称賛しか認めない人にも同じことが言えますが、感謝しつつも良否を建設的に伝えることが本当のリスペクトであり、リスペクトの精神があるからこそ、正しい批判ができます。

ファンだから批判も必要。

愛があるから厳しく言う。

好きだからこそ声を上げてる。

ファンの素直な意見だ。
上記のようなことを言っている人で、「本当の正しい批判」ができているのは1割もいません。批判批判言う前に、まず批判の意味を辞書で調べ、批判の本質を問いてほしいものです。
これが日本ファンを好きになれないと意図的に書く理由。敬意・節度がなく調べない、反する意見に集団叩き。そんな界隈に先はない。



反省(自省)から学ぶ心

一方で問題行動を自認し、改善しようと努力する人すらも否定しようとは思っていません。
人間は自分含め、誰しもが完璧ではなく聖人君主ではありませんから、「気づき・認め・改善する」の姿勢は好感が持てますし、そういう人は素直に応援したいですね。
自分自身も間違った行動をしてしまうことはあるからね。ミスをしないよりも無自覚や反省しないほうがよっぽど問題。

一方で、自分のようなタイプの人から問題点を指摘したり、自称辛口評価をしたあとに、

まあ厄介オタクのグチなんで……
そう自己弁解する人がいますが、「反省していない」と開き直っているのと一緒です。都合のいい言い訳をして自分から逃げているだけで、そういう部分なんですよ。
仕事でもそうだけど、ミスや欠点を言い訳するなって思うよ。できる人は言い訳せず受け止めて、挽回して成果を見せるよ。

そして、節度をわきまえて正しい批判ができるソニックファンは、今後も正しく行動し、正しく評価をしてソニックの輪を広げてほしいものです。
この記事を「お気持ち」「ファンアンチ」と言うのは、逃げの甘えだと認めているのと同じ。この問題の本質を見ていない証拠。



