
2020年以降、検索するとまとめサイト(まとめコピペブログ)やいかがでしたかブログ(トレンドブログ)が検索上位に出ることも珍しくありません。
- 【まとめサイト】内容がSNSや5ch(2ch)からの引用・転載が中心のブログ。
- 【いかがでしたかブログ】薄い内容の記事を書き「いかがでしたか」で締める。
これらは特に芸能系・サブカルチャー(アニメやゲームなど)・時事・ニュースを扱うブログは、刺激的なタイトルの割には中身がなく、情報源としても役に立たないものが多いです。
この記事ではそんな不満を抱く人たちのために、なぜこのようなサイトが存在するのかも述べつつ、検索結果から除外する手段を、メリット・デメリットを含めていくつかご紹介します。
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このようなサイトが増えた理由


このようなサイトが
なくならない理由
まとめコピペブログ、いかがでしたブログの運営者は大まかに分けて、
- 【故意犯】小遣い稼ぎ・ビジネスとして意図的にやっている。
- 【無自覚】単に自己主張するだけの想像力・思考力が乏しい人。
これらに分けられます。
大半はビジネス目的で、気軽に始められる、知識・執筆経験がない素人でも簡単に副業できる点でも、これらは増加傾向にあります。
本来のアフィリエイトは、健全な精神と経験談をもとに情報発信し、他者・権利を守りつつ、価値ある情報の提供で広告収入を得ることです。
しかしそれができているサイトは少数派で、整合性・根拠・倫理(りんり)・モラルより、目先の金銭を求めている運営者が圧倒的でしょう。

利益のみを追求し、いかに良心の呵責(かしゃく)を消して正当化できるかの自問自答だった。

正確性はどうでもよく、閲覧数を増やし広告費を稼ぎたかった。ゴミみたいなことをしていた。
元運営者の話も検索すれば色々出ますし、後悔をにじませる体験談もいくつか見られます。そのぐらいモラル・メンタル的に問題が多いんですね。
商品を不当に買い占め、高額な価格で売りつける転売ヤーと同じ考えかたとも言えます。

中にはライターの実績をとにかく作るため、低品質ブログに手を出す人もいるとか。

需要があるからなくならない
なぜなくならないのかと言えば、情報精査せず信じたい情報だけを信じる読者層が一定数いるからなんですね。情報発信者のみならず受け手にも問題があり、需要・供給が成立しています。
ゆえに廃絶は難しくいたちごっこなので、自衛手段を利用するしかないでしょう。
そういったリテラシーのない層がいなくならない限り、今後も過激さ、特定騒ぎの片棒を担(かつ)ぐ粗悪ブログは増産されるよ。

さて、話が長くなりましたが、次からは本題の対策方法をお伝えします。どの方法にもメリット・デメリットがありますので、組み合わせるなど、自分なりのやりやすい方法を探してみてください。
対策1:マイナス検索

特別な知識もなくおこなえるものとして、マイナス検索を利用する方法があります。
マイナス検索とは、除外したい単語の文頭に「-(半角ハイフン)」をつけてワードを除外する機能で、画像では除外ワードを前にやっていますが、先頭でも後ろでも両方大丈夫です。
ユーザー辞書に登録すれば、容易にマイナス検索一覧を一発で出せるので、以下のサイト様の情報を用いて登録することをオススメします。
-まとめ -速報 -soku -ゲハ -ww -ww -炎上 -犯人 -顔画像 -特定 -ヤバイ -は誰 -転職-ニコニコ -ピクシブ -アニヲタ -togetter -知恵袋 -いかがでしたかこれらを「ま」と打てば出るようにしています。
一番初めに半角スペースを入れておくと、連続記入したときに楽。

ユーザー辞書に同一の文字を登録しても大丈夫なので、長すぎて分割登録する場合は、同じ単語にしたほうが利便性は高まります。
除外の理由は以下になります。
| -まとめ -速報 -soku | よくあるブログ・ドメイン名。 |
|---|---|
| -ゲハ | いわゆるゲハブログの除外。 |
| -ww -ww -炎上 | wwは半角と全角両方用意。 |
| -犯人 -顔画像 -特定 -ヤバイ -は誰 -いかがでしたか -転職 | よくある見出しの除外。 |
| -ニコニコ -ピクシブ -アニヲタ -togetter -知恵袋 | ユーザーコミュニティサイトの除外。 |
大体これを登録しておけば、アフィリエイトブログのほとんどは除外されます。
マイナス検索のメリット
- 【スマホでも可】スマホ(iOS、Android)でも使える。
- 【検索予測対策】前に持ってくれば、検索予測を表示させずに回避。
- 【明確な除外】単語やURLを指定するので、画像や動画検索でも除外可能。
マイナス検索のデメリット
- 【登録制限】ユーザー辞書を使う場合、長くなる場合は分割登録が必要。
- 【多すぎるのはNG】あまりに除外ワードが多すぎると、検索できなくなる。
対策2:ノイズレスサーチ

ノイズレスサーチ|パソ活ラボ
『ノイズレスサーチ』は、事前に悪質・不要・邪魔と判断されたサイトのURLが事前に登録されているので、手間がなく利用できます。
もっともスマホ向けな除外方法だと言えますね。

ノイズレスサーチのメリット
- 【スマホでも可】スマホ(iOS、Android)でも使え、ウィジェット機能も可。
- 【高い利便性】利便性が高く、シンプルで使いやすさも優秀。
- 【初心者向け】特別な用意が必要ない。誰でもかんたんに扱える。
ノイズレスサーチのデメリット
- 【範囲が広い】不快と思わないサイトも除外されている可能性がある。
- 【精神衛生面】従来の検索エンジンの併用も必要。精神衛生の観点では少し弱い。
- 【非SSL】https化していないサイトなので、セキュリティ面では不安。
対策3:拡張プラグイン導入

PC限定の話になるも、『Personal Blocklist』で邪魔なサイトのアドレスを設定し、不要・不健全なサイトを除外しています。
カスタマイズ性が高く普段の検索エンジンにも利用でき、場合によっては一時解除も可能です。
安定性に欠く部分もあり、カスタマイズができる中級者向けです。

Personal Blocklistの使いかたと注意点(説明はChrome版です)|パソ活ラボ
【Firefox】検索で邪魔なサイトを非表示にする「Personal Blocklist (not by Google)」|ゆずゆろぐ。
Personal Blocklistのメリット
- 【カスタマイズ性】自分好みに設定可能。
- 【変える必要がない】普段の検索エンジンでも利用可能。
- 【一時解除】一時的な解除も可能。
Personal Blocklistのデメリット
- 【PC限定】PC(Windows、Mac)専用でスマホでは使えない。
- 【一部は除外できない】非独自ドメイン、画像・動画検索は除外できない。
- 【バグの問題】たまに反映されない。
- 【中級者向け】リテラシーが高い人向け。
後継プラグイン『ゴシップサイトブロッカー』
Personal Blocklistの後継として『ゴシップサイトブロッカー』があります。
ゴシップサイトブロッカー(Chrome)|Chromeウェブストア
ゴシップサイトブロッカー(Firefox)|Firefox Add-ons
こちらは日本の方が作ったものなので日本語に完全対応し、それだけではなく、
- 非表示設定が反映されないバグの改善
- 特定のタイトル・単語指定削除が可
- 検索非表示・検索からの完全削除も可
- 動画検索でも反映される
- エクスポートすればPersonal Blocklistのフィルタが使える
と、かなり優秀なので、検索除外プラグインならコチラのほうが使い勝手がいいかもしれません。使いかたは以下のブログ様を参照してください。
Googleの検索結果から有害なサイトを非表示にする「ゴシップサイトブロッカー」を紹介|maruhoi1’s blog
最後に:自衛が必要


自衛が必要な時代
以上、除外方法3つをメリット・デメリットを踏まえて紹介しました。それぞれ一長一短があるので、併用で互いの短所を補い合い、より精度を高めることができるでしょう。
なお共通的利点は、AdBlock(広告除外アプリケーション)を使用しないので、サイト内の広告問題からは関係なくなるというところでしょうか。
そもそもサイトを見る前に消しているわけですからね。

なお具体的な除外すべきサイトについては、当サイトの引用源にすべきではないサイト一覧記事が参考になるかもしれませんので、微力ながらお力添えさせていただきます。























