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大変遅れまして、コロコロアニキの感想です。各作品ピックアップレビューとかではなく、以前のレビューように、作品に触れつつまとまりの文章として仕上げていこうかと。
現代でも通じるミニ四駆ブームの裏側
今回は特集・マンガともにミニ四駆ネタが多くて(ポケモン剣盾情報もピックアップされていたけど)、いろいろ新情報も多くてミニ四駆好きには満足できる内容でした。
『コロコロ創刊伝説』では前号に引き続きミニ四駆ブームを牽引(けんいん)した裏話がマンガ化されていて、意図的な販売戦略ではなかったにしろ、
- (車検はあれど)マシン改造の自由度
- ミニ四ファイターのような憧れるヒーローの存在
- 子供を子供扱いしなかった
これらが結果的にブームを牽引したって話は興味深く、特に最後の「子供を子供扱いしなかった」のは、任天堂の宮本氏(ミヤポン)も似たようなことを言っていますね。
実際、子供の発想力で現在のマシン(シャーシ)の形が作られたといっても過言ではなく、有名な話では、
- 「コースアウトを防ぐためにフロントに衣服のボタンを取りつけた」
→ 後にローラーになった - 「同じくコースアウト対策としてシャーシサイドにまち針をつけた」
→ そこから着想を得てスタビライザーポールが作られた - 「肉抜き後のマシンに模型製品のメッシュを用いた作品例をまねてみかんのネットで代用した」
→ ミニ四駆用のメッシュが開発された
会社(社員)も一緒に成長していくというのは、ビジネスにおける「いただいた意見から商品を発展・改良させる」の理想系でした。
「スタビライザーポール」や「ベアリング」とか、子供からすれば意味が全然わからない単語も商品名で使っていたのも、子供扱いしなかった要素のひとつだそうで。
確かに「子供向け商品を遊んでいる」気はなかったですし、改造例はプロの仕事で、子供じゃ全然マネできないヤツを載せていましたよね。
だからこそ、今の30代以上の世代も熱心に遊べる魅力があるんでしょう。ちなみにこの間見かけた地元のミニ四駆大会では、60代ぐらいのおじいさんレーサーもいてびっくりした。
新ソニックは同じくFM-Aシャーシ
さらに新ソニック「コスモソニック」がマンガでも特集でもお披露目(新ソニじゃないよ)。マンガでは「ビッグバンソニック」だったものの、多分初期案の誤植っぽいので単行本で修正されるでしょう。
これまでの歴代シリーズと同じく、マグナムシリーズと意匠が似ているデザインに。グレートマグナムRからメカメカしさをとっ払った感じで、カッコいいんだけどブラストソニックよりかはインパクトが薄く感じてしまう。
というかブラストソニックのデザインが良すぎたのもありますが。
いっそVSシャーシの後継になる「VXシャーシ」にしたほうがインパクトはあった感じです。
VSシャーシはガチの人曰く、「初心者も上級者も扱いやすくて有能な万能シャーシ」らしく、イメージ的にも器用な烈兄貴のマシンにピッタリだったような気もする。
マンガ本編の『爆走兄弟レッツ&ゴー!! リターンレーサーズ』でいえば、こした先生(と編集担当)悪ノリがすぎるの一言。むしろドン引きのレベル。
まだリディアのSMコスチュームとか、チイコのおっぱいぷるんぷるんに鼻血を出すはギリギリ許せるけど、豪が下着姿で寝るリディアにムスコをおっきさせ、ガラス床に潜り込んでスカートの中を露骨に凝視。
ローションプレイに電マ・ローター・電動ディルドといった大人のおもちゃを持ち出して迫るのは、いくら青年誌でもやりすぎな問題描写。死.tvやアンケートマンガでもここまでしないよ……
一応豪は、リアルタイム世代&アニメ世代からすればヒーローだから、公式でそういった露骨な下品描写はしないでほしかったですね。
思春期だからを差し引いても、これではただのセクハラ野郎じゃなくてクズなゲス野郎。
『ミニ四駆超速グランプリ』は2019年末から2020年2月までにリリース?
スマホアプリの『ミニ四駆超速グランプリ』は配信時期が2019年から今冬に変更され、おそらくは2019年末から2020年2月にリリースされる可能性が高くなりました。
抽選によるクローズドベータテスト配信が行われていたようで、YouTubeで「超速グランプリ」と検索すれば、ベータテスト抽選に受かった人たちのプレイ動画を見ることができます。
見た感じ、とにかく音のこだわりとマシンセッティングの量が膨大。それだけではなくパーツごとのスキル設定など、ゲームとしてもちゃんと成立させていましたね。
ナビゲーターであるシャーシちゃんのデザインがイマイチなのを除けば、課金してもいいぐらい結構完成度が高いです。
こっちも配信が始まったらレビューを書いてみたいもの(事前登録済)。
最後に『死.tv』最終回に触れる
最後になりましたが、個人的にコロコロアニキオリジナルマンガで一番好きだった『死.tv』の最終回について。
前回に引き続き、独善的な理想・持論を語る主催者デス・フォックス(ラスボス)に対し、それまでまりあの死を望んでいた視聴者からの(手のひら返し)声援を受けて戦い、死闘の末に殴り倒すという完全な王道展開に仕上がっていました。
終わりかたとしてはそれなりに綺麗だったなという感じですね。
コミックス1巻の巻末で触れていたように、エピソード0の主人公もちゃんと再登場させているので、大団円だったなぁと。
売りでもあったグロ・リョナ描写を二期から大幅にマイルドにしたり、露骨な路線変更や作画のブレが気になるところは多々あるなど結構不満もありましたが、それだけ魅力的なマンガでもあり、とても楽しむことができました。カネダ先生には感謝。
しかし最後に不満を言うなら、なぜまりあの結婚式におっさんSPたちを呼ばなかったのか。
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