
-
ネタバレ注意
記事にネタバレがあります
第16シーズン2話『Cash For Gold』
最近スタンの祖父が出てこないと思っていたら、いつの間にか老人ホームへ移っていたんですね。
しかし老人ホームの名前が『迫り来る日没』って、『地獄直行病院』じゃないんですから……
今回もスタンを呼ぶ時「ビリー」なのは相変わらずなのに、スタンという名前を聞いて「誰?」と返したのにはちょっと新鮮(そして親の退職金を食いつぶすランディは最低)。
最初スタンは祖父からもらったループタイを質屋に売ろうとはしましたが、ジュエリー商品を売る通販業者が巧妙な口説き文句で、老人の金を巻き上げていたことに感づいた後の行動力はスゴいものでした。
ですがその実態は、
- インドでジュエリーを作る
- アメリカの通販業者に運ばれる
- 通販番組で巧妙な口説き文句でセールス
- 老人が孫や孫娘のために買う
- 孫や孫娘が質屋で売る
- 専門の業者に宝石は外されて金を溶鉱炉に溶かす
- 延べ棒にしてインドへ輸出する
- インドでジュエリーを作る……
……という無限ループで成り立った商売。まさに現代の錬金術ですね。それをマネるかのように、カートマンもおもちゃの指輪を使って巧みなセールストークで売りつける商才のみならず、バターズの看板回しも上手い。
バターズはおバカなのを除けば、勉強できるし多芸ですからね。
上記の錬金術シーンで流れていたBGMは、バターズが殺人タップダンスを披露した曲を思い出しますね。しかしまあ、ラストは超ブラックな終わりかたでしたね。
確かにそこまで言われれば、堪忍袋の緒が切れるのも無理はないでしょう。

寄付のお願い

ございます
-
当サイトはみなさまのご支援により、広告なしの実現やサイト維持をおこなっています。
記事や作品が気に入りましたら、支援サイトのご支援や寄付をよろしくお願いいたします。