雑記
2022.03.21 2025.11.21

【考察】転売ヤーの言い分から感じる違和感と、苦言側も気をつけてほしいこと【疑問】

雑記

ネット・SNSでの不労所得、特にメディアに取り上げられて問題になるのが、商品を買い占めして高額転売をする『転売ヤー』の存在だと思います。

彼らの言い分は言ってしまえば、

転売ヤーはモラル的な問題が多い。自分さえよければ相手や販売元に迷惑をかけてもいいって、自己中心的ではなかろうか。

ただきち

ここは自分もそう思いますが、一方で苦言や反論、一方的に「転売ヤーは悪」と称する人たちに対しても懸念(けねん)点があります。

この記事は、

  • 転売ヤーの主張から感じる違和感
  • 健全な転売との違い
  • 苦言側も気をつけてほしいこと

これらの内容を述べた記事になります。

悪質な転売行為に対して建設的に述べていますが、だからといって、「転売ヤーはクズで悪」と暴言を吐いたり、擁護(ようご)する意図はありません。

この記事の内容を極端に判断しないよう、お願いいたします。

この記事を「転売ヤー擁護だ」と述べる人がいましたね。

ウサ子

どう読んでそう解釈したかは疑問だけど、物事を短絡的・極端に考えて本質を探れるワケがない。

ただきち

個人見解です

ほかの意見もご参照ください

転売ヤーの主張

背景

法律は知っている
ようだけど……?

モブウサギ

法律上問題ない。文句言うのは買えなかった連中の逆(さか)恨み。

モブウサギ

感情論ばかり。転売ヤーが悪なら小売業も悪でしょ。

モブウサギ

言ってるのは頭の悪いヒマ人かオタクばかりだろ。

と、当事者のみならず、彼らを支持する人の主張を見ても、このような文言が多く並んでいるのを見かけると思います。

「法律を守る」と「何をしてもいい」は違う

モブウサギ

法律を守って転売をしているから何をしてもいい。

彼らの主張を見るとここに行きつくんですね。

しかしながら、法律を守るのは当たり前のことで、問題はその先にあることですし、「法律を守ること」と「法律を守れば何をしてもいい」は違います。

モブウサギ

ちゃんと店側にお金を払っている。転売の何が悪い。

こういった反論も、商売目線だと軽率です。こちらについてもあわせて後述いたします。

商売の基本と本質

背景

商売の本質を見よう

モブウサギ

不当な転売行為は正当な流通・消費行動の阻害であり、消費者の機会損失が発生している。

そう言われますが、まず商売の基本はなんなのかを考えてみましょう。

もちろん「お金を稼ぐこと」「利益を出すこと」は大切です。しかし商売でもっとも重要なのは、「信頼を獲得して築くこと」ではないでしょうか。

勤めている会社の社長からも常々言われていることで、世の中の有能な社長や経営者も口をそろえて、こう言っていると思います。

モブウサギ

商売は信頼が大切で、お金はあとから来るものだ。

モブウサギ

信頼がなければ長続きしない。信頼はお金より価値のあるもの。

自分はビジネスを立ち上げたことはないので、そこまで偉そうなことは言えませんけれど、これは商売の本質だと実感させられます。

つまり転売ヤーは、ビジネスの基本・本質が理解できない、目先の金しか見ない人たちということ。

ただきち

店側を恐喝したり、人を雇って大量購入するケースもあります。これで信頼なんてできませんよね。

ウサ子

信用・信頼は商売の基本|note

成功する人は、「お金」より「信頼」を大事にする。ただし、相手が「○○」を逸脱したら見限る。|ダイヤモンド・オンライン

商売で本当に大事なのは「売上・利益」より「信頼」(アーカイブ)|元もじぴったんプロデューサーの生の知恵ブログ

お客様の信用や信頼は「勝ち取る」のではなく「積み重なる」もの|インパクトマーケティング

違和感の正体

背景

違和感の原因はこれ

自分が転売ヤー・彼ら支持する人、そして苦言する人に違和感を覚えてしまうのが、

CHECK!

ほぼ誰ひとりも、「商売は信頼だ」と考える・言っている人がいなかった。

ここなんですね。

ネット・SNSでは、転売行為の法的関係・流通の話はよく見る一方、どの立場の人もここを考えない(述べていない)人が意外にいることが驚きです。

小売店の商売も転売行為です。転売ヤーとの大きな違いは卸売(おろしうり)やメーカー・消費者と信頼を築いていることです。

ウサ子

「店にお金を払えば問題ない」の大きな盲点

  1. 商品が転売ヤーに買い占められた
  2. 本当は買えたはずなのに買えなかった
  3. 転売対策がされていない店だと思われる
  4. 客側との信頼関係が崩れる
  5. 客足や売上が落ちる・機会損失になる
  6. 買えない状況が続けば興味まで薄れる

先ほど「店にお金を払ったから問題ない」という転売ヤーの弁解は軽率と述べたのは、店側からすれば、こういった不利益をもたらすからです。

実際、これを苦言している店員がネット・SNS上に何人もいましたからね。

これで信頼なんて築けるワケがないんだよね。それに信頼は作るのが大変で時間がかかるのに、崩れるときは一瞬で崩れる。

ただきち

それで適正に買えない状況が続いてしまい、消費者が商品の興味まで薄れてしまえば、メーカー側だって損失を被(こうむ)り、特典転売目的の不法投棄・食品廃棄はもってのほかです。

商売の本質である『信頼』をないがしろにし、目先の利益しか見ていない」から、転売ヤーは消費者や店・メーカーから嫌われてしまうんですね。

転売ヤー・支持者との話し合いが平行線になってしまうのは、ここの認識が違うからです。

健全な転売と転売ヤーの違い

背景

基本は同じでも
本質が違う

健全な転売と転売ヤーの大きな違いを要約すれば、このようになります。

CHECK!

客(消費者)や業者と信頼を築く努力を大切にしているか、していないか。

人間は情で動く生き物ですから、健全な転売をする人は「情」もあわせて考えます。そのために信頼を得る研鑽(けんさん)を欠かしません。

一方で転売ヤーは法律・利益の話ばかりで、情を無視した行動をします。海外や資本主義の話を持ち出して他責にするなど、自己保身的です。

どちらが息の長い商売ができるかは一目瞭然(りょうぜん)で、表面的な理屈で動く転売ヤービジネスが続く人は運がいいのか、人間を操るのが上手いキレ者か、組織化しているのでしょう。

商売はただお金を稼げばいいというわけではなく、『信頼』も同じか、それ以上に必要です。

ウサ子

苦言する側に対する懸念点

背景

なくならない理由も
考えよう

モブウサギ

転売ヤーはマジで滅びろ。法規制して一掃すべきだ。

モブウサギ

うざいから消えてほしい。適正価格で買えるのに妨害すんな。

モブウサギ

特典目的で商品や食べ物を捨てるとか、どっちが「ゴミ」だよ……

モブウサギ

転売ヤーのガ○ジをさらすマン! 拡散してくれ!

一方で転売ヤーに対して怒りと悲しみの声や、転売ヤーをさらす行為は見かけるものです。

「本来なら買えるはず」が不当に買えなくなる機会損失、商品・食品を平気で捨てるモラルの低さから、言いたくなる気持ちは十分わかります。

しかしそのような言動は界隈(かいわい)の心証悪化になりかねず、転売ヤーに強い言葉・差別的な言葉を使い攻撃することで、

モブウサギ

〇〇のファンってこんなに攻撃的なの?

そう言われるのは避けたい事態で、誰も望んでいないでしょう。怒りを覚える気持ちはわかりますが、その配慮を忘れないでほしいなと思います。

買う人がいるから高額転売はなくならない

モブウサギ

嫌だけど転売価格で買った。

モブウサギ

買えれば転売でも関係ない。

このように語る人は、転売ヤーの思うつぼで逆効果なのを理解すべきですね。そういうことをしているから悪質転売はなくならないんですよ。

高額転売は転売ヤーだけが問題ではありません。転売ヤーから買うリテラシーの低い人もいて、需要・供給が成立していることも原因です。

適正価格で平等に手に入れるため、転売ヤーから買わないよう呼びかけ続けるのが、まだ現実的な近道でしょう。法整備はまだ時間がかかりそうですし、境界線が複雑みたいですからね。

転売で捕まることってある?違法になるケースについて、弁護士に聞いてみた!|アソベン

転売は犯罪? 転売禁止法はあるの? 違法となりうるケースとは|ベリーベスト法律事務所金沢オフィス

最後に:転売・不労所得自体は悪ではない一方で

背景

健全な転売
不労所得とは何か

モブウサギ

小売業も転売ビジネスですよね。転売ヤーと何が違うんですか?

メーカー・顧客との信頼関係を大切にしているかの違い。「信頼よりも金」と考えるのが転売ヤー。

ただきち

ここまで転売ヤーの問題点を書きましたが、法律・ガイドライン・モラル・信頼に考えて行動しているなら、転売や不労所得は悪ではありません。

しかし屁理屈を並べて他者やメーカーに迷惑を働く行為は、毅然(きぜん)に対応すべきです。

何度も言うように、健全な転売行為と転売ヤーの明確な違いは「商売は金よりも信頼」という商売の本質を理解しているか、理解していないかです。

そもそも論で高額転売が健全な行為なら、メーカーや小売店は転売対策の必要がないでしょう。

ウサ子

健全な商売じゃないから転売対策や一部商品に法規制がされるワケで、転売ヤーがいくら正当化しようが、高額転売は問題行為なんですよね。

日本人を貧しくするお金に対する邪魔な思い込み|東洋経済オンライン

不労所得はズルいお金なのか? お金持ちのイメージが悪い日本人|Pen Online

法律を「守る」と「守れば何をしてもいい」は違う

モブウサギ

転売って悪いことなの? 法律的に問題ないのでは?

転売行為そのものは悪いことではない。でも「法律を守れば何をしてもいい」は違うよね?

ただきち

法律を守ることは大切ですが、「法律を守れば何をしてもいい」にはなりません。

社会における倫理(りんり)観とは、

  1. 法律】国が定めたルールを守る。
  2. 信頼】相手の尊重・リスペクト。
  3. モラル】良心・道徳心をもって行動。

これらで構成し、全部含まれてはじめて「問題ない」になるのです。

転売ヤーのみならず、広告アフィリエイトブログ・YouTubeの収益化でも同じことが言え、上記を理解していない時点で、彼らが市場や経済を述べるのは「知ったかぶり」でしかないでしょう。

心に余裕のない人が増えたのか、不労所得を拡大解釈した怠惰か、現代の闇なのか……ですね。

買う人がいるから消えない

モブウサギ

転売ヤーってなんで消えないし、撲滅されないの?

転売ヤーから買う人がいるからだよ。需要・供給が成立しているから無くなるワケがない。

ただきち

根本的問題として悪質な転売行為がなくならないのは、転売商品を買うリテラシーの低い層がいるからで、需要・供給が成立しています。

そこをしっかり考えずに転売ヤーが許せないと、暴力的な言葉や相手をさらす行為も、ファン全体のモラルを下げるだけではなく、知らない人からは作品ファン全体の心証も悪くなります。

「転売するガ○ジをさらす!」の人も立場が違うだけで転売ヤーと同じタイプ。ガ◯ジみたいな品性を疑う言葉を使うのもそう。

ただきち

このあたりは正直、転売ヤーも苦言する側も、法律・制度・流通の話ばかりで商売の本質をどちらも見ていないと、感じざるをえません。

双方ともに、勉強不足というよりモノの見方がずれているんですね。

悪質な転売ヤーを減らすのであれば、まず一人ひとりが「商売の本質は信頼」と把握し、マネー・情報リテラシーを高めることも大切でしょう。

そこから毅然な態度で彼らの利益にさせない・欲しくても彼らから買わない呼びかけが、法整備が追いついていない現段階における一番の近道です。

企業対応や法整備を受動的に待つのではなく、社会通念上の範囲で消費者が動くのも大切です。

「転売ヤー」の増殖を誰も止められない事情|東洋経済オンライン

転売ヤーの定義とは?転売屋が企業に与えるデメリットや被害を抑える3つの対策法|Spider AF

【本質】ネット私刑は必要・何が悪いと思う人へ【さらし上げ】

記事・作品が気に入ったら
SNSシェア・引用

利用規約について

本利用規約(以下「本規約」といいます)は、赤竹ただきち(以下「当管理者」)の著作物、または運営するウェブサイト「ウマコセドットコム」(以下「当サイト」)の利用条件を定めるものです。

当サイトの閲覧および、当管理者の著作物利用で本規約に同意したものとみなされます。

第1条:適用

本規約は、当管理者の著作物・作品利用(複製・引用・転載・解析・AI利用なども含む)に関する一切の行為に適用されます。

第2条:シェアについて

当著作物・作品をシェアする場合は出典を明記してください。

内容の恣意的な改変や創作、攻撃的言動・当管理者や他者の誹謗中傷目的など、モラル・マナーに反しない範囲に限り、シェアやご意見・ご感想などを自由に述べていただけます。

第3条:引用・転載

当著作物の流用・抜粋・引用などにおいて、当管理人までの申告は原則不要です。

当著作物の引用には法的条件(公表物・引用の明示・出典元明記・補足使用・必然性・改変しない)を満たす必要があり、満たしていない場合は無断転載とみなされます。

記事・動画作成などにおいて、当サイト記事を参考にとどめて文章を創作した場合、URL記載は任意です。要約の一部改変は、記事の目的・意図を大幅に変えなければ可能とします。

当作品の引用・転載はURL記入、もしくは当管理者名・アカウント名などの記載をお願いいたします。支援サイト有償公開コンテンツの二次利用・転載は固くお断りいたします。

第4条:キャラクターの使用

当サイトのオリジナルキャラクターは創作性が高い非営利の個人に限り利用できます。非営利・個人の定義はこちらをご参照ください。

AIを利用せず制作費・人件費の範囲内なら、有償配布・支援サイト掲載も可能とします。

第5条:著作権

当サイトは著作権の侵害を目的とするものではありません。スクリーンショットや二次創作元の知的所有権は各権利者・団体に帰属し、各利用規約を確認した上で掲載しています。

当管理者が作成した文章・画像・デザイン・オリジナルキャラクターや作品などは原則、ご依頼でも著作権は当管理人に属し、日本の著作権法および国際条約により保護されています。

ただしVTuberなど、権利者ご自身、または二次創作元のキャラクターなどの知的財産権は、当管理者ではなく元の権利者に属します。

有料二次創作は権利元の創作ガイドライン厳守を努めていますが、問題があれば当サイトのお問い合わせよりご報告ください。

第6条:AIの利用

当管理者の著作物は、解析・研究・個人的利用などの目的において、AIその他の技術の入力・学習対象として利用される可能性を、当管理者および利用者は相互認識するものとします。

当著作物・作品のAI利用自体を一律に禁止しませんが、AI生成物で当管理者の創作物だと誤認、有償利用などは固くお断りいたします。

前項に該当する行為は、著作権侵害・不正競争防止法違反・または人格権侵害等に該当する可能性がありますのでご注意ください。

第7条:禁止行為

以下の行為が見られた場合、個別連絡や法的処置などの対応をする場合があります。

A.二次利用・加工・改変

当サイト画像・作品・文章などの悪意ある二次利用・加工・改変行為、名誉毀損・反社会的など、社会通念上問題のある目的での利用。

法律で認められる引用範囲から逸脱した、当管理者のコンテンツ・作品を無断で複製・転載・公衆送信・再配布・販売・改変行為の禁止(引用元を明記しない記事・動画の作成など)。

B.AI生成物の悪用

当管理者の作品・メイキング・設定画など、当著作物、またはその表現上の特徴をAIに利用し、当管理者が創作・関与したかのように誤認、またはAI生成物の有償販売など。

当管理者の名前・サイト名・作品名等を無断で用いたAI生成物の利用行為。

C.歪曲・誹謗中傷

単語・見出しに反応、過度な歪曲・脚色などの不適切なシェアや、当サイト・他者・企業などの誹謗中傷目的での引用。あおり・マウントといった、人格・風評を著しくおとしめる行動の禁止。

D.その他

その他、社会通念上・公序良俗に反する行為や、当管理者が不適切だと判断した場合。

第7条:トラブル・免責事項

当サイトの掲載情報について、正確性・完全性・安全性を保証するものではありません。

シェアなどが要因で発生したトラブルなどについては、一切の責任を負いかねます。あくまでも参考・一意見として扱ってください。

当管理者まで直接ご連絡を希望される場合は当サイトのお問い合わせからご連絡ください。

第8条:規約の変更

当管理者は必要と判断した場合に限り、事前通知をすることなく本規約を変更できるものとします。変更後の規約は、当サイトに掲載された時点で効力を生じるものとします。

第9条:準拠法および管轄

本規約の解釈は日本法を準拠法とします。また、本規約に関して生じた紛争については、当サイト運営者の所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄とします。

米国その他の海外法域における著作権侵害の申立てにおいて、米国デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく場合があります。

DMCAに基づく申立ては、海外プラットフォーム、検索エンジン、ホスティングサービス等に対する削除要請が目的であり、本規約の準拠法または管轄を変更するものではありません。

DMCA申立てを行う場合、当管理者が当該著作権・正当な権限を有することを前提とします。

制定日:2017/2/24
改定日:2026/1/4

シェア・引用の前に「規約・ポリシー」をご一読ください(同意したものとみなします)。

特定の単語・見出しで全体を判断したり、内容の過度な歪曲・脚色行為、他者を誹謗中傷・バッシング目的のシェア・引用は固くお断りいたします。

シェア・引用内容が問題・風評被害行為だと判断した際、個別にご連絡を差し上げる場合があります。

社会通念上のモラル・マナー・礼節の範囲内であれば、ご連絡することはございません。シェア・引用をしていただきありがとうございます。

プロフィール

雑記