
悪質クレーマーや迷惑行為、詐欺やあおり運転、問題発言、不祥事などが報道されると、

これは許されることじゃない。被害者がかわいそうだ。

なぜこんなことをしたのか。どんな親に育てられたんだろう。
と、大多数が思うでしょう。これは自分もそうですし、人としてあるべき善い感情です。
しかしながらネット・SNSを中心に、実名・容姿・住所・会社など、個人情報を拡散する『ネット私刑(さらし上げ)』という制裁行為があります。
実名情報をさらす場合は『実名さらし』、情報特定をおこなう人たちを『特定班』とよばれます。
私人逮捕系(一般人による逮捕行為)や暴露系動画も、本質的に考えればネット私刑のひとつ。

- 〇〇炎上の犯人は誰?
- 〇〇事件の容疑者を特定!
- 〇〇の本名、顔写真、経歴は?
- 〇〇の素性がヤバイ!
- 〇〇の問題行動や炎上まとめ
検索するとそのような内容を話題にし、肯定するまとめや反応集も珍しくなくなった一方で、何が問題かという点や、こういった話は古代の歴史でも繰り返されているんですね。
これを2026年の某事件では、『一億総探偵』という皮肉めいた表現でも揶揄(やゆ)されています。
CHECK!
当記事は記載した該当者を叩くことではなく、客観的観点から問題を理解して学ぶこと。また上記が記事の主題であるため、そこを前提としてお読みいただけますと幸いです。
この前提定義は大切。マクロ(広義的)な視点で理解しないと問題の本質を把握できないよ。

正確な情報を求む
誤りがあればご連絡ください
法的観点からの私刑行為


私刑は法律で
定義されている

ネット私刑は警察や司法が動かないからだ。みせしめや犯罪抑止力として必要だと思う。

だったらメディアでぼかしや黒塗りをすべきではない。国民の知る権利を阻害している。

マスコミ・週刊誌だって同じことしている。やってるんだから問題ないしおかしくないじゃん。
さらして犯罪抑止になる統計は見たことがない。「代行・同じ行為は問題ない」は子供の発想だよ。

日本国憲法を調べると、私刑行為は日本国憲法第31条で禁止されていると記載されています。
【日本国憲法第三十一条】
e-Gov法令検索
何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。(原文ママ)
ただし日本国憲法は刑法・民法とは違い「国家の基本ルールを定めたもの」になるため、私刑をしたから31条に違反することにはなりません。
とはいえモラル的に問題なことに変わりなく、名誉毀損(きそん)とされた判例も見られます。
「公表情報から評論」と、「バッシング・誹謗(ひぼう)中傷」は別問題です。仮に私刑行為が許されるのはフィクションだけでしょう。
私人逮捕は刑事訴訟法212条で認められますが、さまざまな条件を満たすのが必要とのことです。

私的制裁の禁止|おくだ総合法律事務所
SNSでの晒しは名誉毀損!?迷惑行為を晒すのもNG!|弁護士法人・響 Presents 島田秀平と古藤由佳のこんな法律知っ手相
ちょっと待って!ネットでの「晒しあげ」|LEGAL US
「万引犯の疑い」顔公開は何がマズかったか 私刑や実力行使は法で認められていない | 東洋経済オンライン
「ガラケー女」デマ拡散、元市議に33万円の賠償命令|朝日新聞
私人逮捕とは|一般人でも逮捕できる要件と4つの事例を解説|ベンナビ刑事事件
「私人逮捕」系ユーチューバーの男、名誉毀損容疑で逮捕 警視庁|朝日新聞デジタル
ネット私刑の本質は負の連鎖


向ける感情・対象が
違うだけ

クズクレーマーは死ね! 犯罪者のゴミは死刑にしろ!

自業自得だろ! 叩かれて当然だし特定して追いつめろ!

叩かれて当然。嫌ならはじめからやらなきゃいいじゃん。
「やる偽善」でも「正義」でもない。結局は「スッキリする答え」と「悪」が欲しい他人事なんだよ。

向ける感情・対象が違うだけで、本質はバッシング・誹謗中傷の正当化であり負の連鎖です。
合法なら正義とは主張しないとはいえ、そのような行為は問題になり、「ネット私刑をする・支持する連中を許さない」と彼らをさらす人も同じです。
まとめサイトや動画配信だとアクセス数・収益目的が多く、二次被害が発生しかねません。
- 「団体や役所に大量の通報」
→ 正常業務の支障で他業務が遅れる。 - 「特定班による推測判定行為」
→ 無関係な人物だったらどうするのか。 - 「問題アカウントのさらし上げ行為」
→ 親族や関係者・子供などの風評被害。
そしてある程度時期が過ぎれば、旬の過ぎたオモチャのように関心を示さなくなりますからね。
ゆえに「バッシング・誹謗中傷の正当化」と言えるもので、世の中からこれらが一向になくならないのは、そういう部分だと実感させられます。
相手の擁護(ようご)・否定じゃなく、物事を0か100で単純化しすぎで思慮が浅いんですね。
「答えがわからない曖昧(あいまい)さ」も彼らは嫌い、ウワサ・不確定・デマであっても、モヤモヤや不快感を消せるのであれば簡単にうのみします。
一億総探偵と揶揄された状況も、根底としては同じような大衆心理が働いているそうです。
現に心理学では『認知的完結欲求』『確証バイアス』とよばれ、ノンフィクション推理ゲーム・消費コンテンツ化する要因とされます。
バッシングや誹謗中傷を助長してしまう!?『没個性化現象』|株式会社SBSマーケティング
「認知的完結欲求」が低いほど成功する理由 〜なぜトップリーダーは小説を読むのか〜|STUDY HACKER
認知的完結欲求尺度の作成 と信頼性 ・妥当性の検討(PDF)|2003, 筑波大学, 鈴木公基 桜井茂男
確証バイアス|一般社団法人日本経営心理士協会
有名人の一般人さらし上げ問題


有名人の
さらし上げ問題

私たち有名人にも人権はあるし、自分の身を守っているんだ。
水面下で対応・報告するのが社会人だよね? なぜハイリスク・非合理的行為をわざわざ選ぶの?

- 【某歌手】盗撮した相手のアカウントを名指しで投稿・拡散させる。
- 【某お笑い芸人】一般人が相方の苦言を書いたので、あおって応酬。
- 【某歌手】投稿の一部分を感情的に拡散。それを見た人が当事者へ誹謗中傷。
- 【某元子役】上記の投稿を見て、当事者への誹謗中傷に持論展開して加担する。
SNSでは有名人が一般人の書き込みを引用してさらし上げたり、オープンに返信して暴言を吐くことがあり、こちらも本質はネット私刑と同じです。
いじめグループのリーダーが取り巻きを使って、集団攻撃をして報復する構図と変わりません。
問題視されて今度は自分自身が炎上し、「誹謗中傷は法的処置をとります」など、他人に厳しく自分に甘い不誠実な姿勢は繰り返されています。
- リテラシー不足から一般人をさらす
- 相手の誹謗中傷・デマに対応しない
- それがきっかけで有名人も炎上
- 「誹謗中傷は法的処置をします! 」
「有名税」は免罪(めんざい)符にならないのは同意ですが、そこは分別して考えるべきです。
火種になった有名人も、自身の軽率な行動やリテラシーの低さを反省し、周囲の暴走を止める責務や、言い逃げせずちゃんと当人へ謝罪することが必要ではないでしょうか。
まずは誠意ある行動・反省が先です。自身の被害だけを訴えるのは無責任だと思われます。
なお、あえて名前を伏せ実例を書くのは冒頭で述べたように、「マクロな視点で問題を考えるのが目的で、叩く目的ではない」からです。
「有名人のバッシングだ!」と思った人は記事を読んでいない。批判・誹謗中傷の区別はすべきだね。

リテラシーの低い人がネット・SNSをやる恐ろしさ


悪意がなく無自覚
だからこそ怖い
CHECK!
リテラシーの低い人は私刑を私刑、誹謗中傷に誹謗中傷で返すなど、無自覚に自分を棚に上げた行動をする傾向が強い。ネット私刑は一般人だけの問題ではなく、有名人もやらかすケースがままあります。
一般人も有名人も関係なく、正しい批判ができない、責任を持てない人は、ネット・SNSで情報発信すべきではないと思うんですよね。
ネット・SNSは車や包丁と同じです。正しく使えば便利で価値のあるものですが、間違った使いかたをすれば人を傷つける凶器になります。
2000年代はネチケットが常識でみんなリテラシーが高かったんだけど、今は死語だもんね……

さまざまな行動原理・心理説


あくまで仮説
なぜ特定班という存在や、ネット私刑やさらし行為などを賛成するのかを、考えられる行動原理・心理説で言われていることを述べていきます。
あくまで医学観点・経験からの「考えられる要因・傾向の仮説」で、レッテル貼り・病気・障害と決めつける意図はないことはご留意ください。
歪んだ正義感説
- 日ごろから日常や社会・自身に不満
- はけ口が欲しい(一次感情)
- 許せない+発散したい感情(二次感情)
- 制裁行為で一時的な快感・発散
- 一過性でまた溜まって繰り返す
「彼らの正義感とは、相手よりも自身に問題がある二次感情の背景がある」という仮説ですね。
『スマイリーキクチ中傷被害事件』から考えてみましょう。20世紀末から21世紀初頭にかけ、「ある凶悪事件の犯人」と濡れ衣を着せられ、10年近くも心ない誹謗中傷を受け続けた事件です。

ネット・暴露本にだまされた。最初にデマを書いた奴が悪い。

離婚してつらかった。彼は中傷されただけで、自分のほうがつらい。

キクチは芸能人だからいい。自分は一般人で将来もあるから嫌だ。
CHECK!
「情報の精査・自分で考える・情報を疑う能力」が欠けている(=リテラシーが低い)。誹謗中傷だと判明して説明が求められると、反省よりも保身・被害者意識に走ります。
キクチ氏自身も自著で述べたようにリテラシーが低く、他責的で自省しない姿勢ばかりが見られ、加害者たちは最後まで謝罪しなかったそうです。
攻撃的・過激な人ほど精神的に孤立しているのは統計学・心理学でも指摘され、対象はなんでもよく、わかりやすい「悪」が欲しいだけでしょう。
先述したように、曖昧・不確定情報を嫌い、安直な答えを求める心理構造ともつながりますよね。
スマイリーキクチ中傷被害事件|Wikipedia
ネット中傷の三段活用…最後は「死んで証明しろ」【スマイリーキクチさん・上】|弁護士ドットコム
中傷被害を乗り越え「ネットの力をプラスに活かしたい」【スマイリーキクチさん・下】| 弁護士ドットコム
人は、なぜ他人を許せないのか?(株式会社アスコム)|中野信子, 2024
極論を振りかざす「極端な人」の正体(光文社新書)|山口真一, 2020
不満・生理的要因説
- 居場所がなく日常がつまらない
- 歪んだ幼少期を送ったいじめられっ子
- 腹を割って話せる友人・仲間がいない
- 仕事で認められず社会で孤立
- 考えることが苦手で誰かの判断に依存
- ホルモンなどで精神の波が激しい
- 認知症で自制心が効かなくなっている
二次感情の話とつながる部分で、自身を客観的に見られないメタ認知が低さや環境の不満、生理的要因による衝動などの要因ですね。
2010年代まで、これらの特徴が目立つ負け組・社会不適合者たちの仕業と言われがちだった一方、普通の人や高年収・高学歴も少なくないと、キクチ氏や山口真一氏は述べています。
一方で2024年、医療従事者のさらし上げ・誹謗中傷した多くが無職・生活保護・精神疾患持ちの中高年男性(=弱者男性)と明らかになりました。
ゆえに、誤りとも言えない闇を感じさせますね。
忽那先生が反ワクチンに対して訴訟を起こした件が決着と
— たぬきち (@Tanuk_Ichi) May 6, 2024
厳選された50人の反ワクチン誹謗中傷アカウントへ民事で勝訴するも、大多数が無職・生活保護・精神疾患で支払い能力のない中高年男性であり、踏み倒しもしくは少額ずつの分割支払いに。… pic.twitter.com/SFZAIw9qJt
「反ワク=弱者男性と一括りにするな!」と反論した当事者たちは文章・文脈を読めていないよね。

問題はそれを理由に攻撃・誹謗中傷したことであり、反ワクチン自体は個人の自由ですからね。

【心理士監修】自己肯定感が低い人の特徴と原因、感情に振り回されないための方法を解説|コグラボ
引き下げの心理|一般社団法人 銀座カウンセリングルーム
自己肯定感の低い人が「イライラ」してしまう理由|Heart Life
前頭葉の機能低下を疑う症状 |ブレインケアクリニック
成功者とそうでない人との差は「思考習慣」にあり。危険なタブロイド思考とは?|ライフハッカージャパン
「脳腫瘍で別人格」40代男性を支えた妻の受難 夫の介護と子育てをしながら公務員になった|東洋経済オンライン
認知症の影響で攻撃的になる?攻撃的な言動の理由と対処法|朝日生命
女性ホルモンとPMS(月経前症候群)|DRAGユタカ
更年期障害|公益社団法人 日本産科婦人科学会
発達・精神障害説
- 【白黒思考】0か100の極端思考で考え、感情コントロールもできない。
- 【絶対に正しい】「私は正しい」の認識が強く、他人に厳しく自分に甘い。
- 【被害者意識が強い】被害者アピールや粘着・ストーカー行為までおこなう。
- 【拡大解釈】「だろう」「傾向」を、「決まっている」「全員」に意味を変える。
- 【知識が偏(かたよ)る】調べかたに偏りがあり、独善的・偏った知識になる。
- 【文脈が読めない】行間や文脈が読めず、見当違いな持論展開をする。
発達・精神障害が起因する場合もあり、医学的見地の傾向は上記が数多く指摘されています。
「症状・障害・病気だから」と努力しない言い訳は論外で、同じく生きづらさを持ちながらも頑張る人たちまで心証を悪くなるだけです。

私はネット私刑が許せません。ネット私刑する人や、私を攻撃した人たちを名指し公開してネットに訴える活動をしています。
自分が正義というか、0か100、白黒させないと気がすまない勧善懲悪(ちょうあく)だった。

『正義潔癖症』の側面もあり、上記主張をする自称発達障害の人とやりとりしたことがあります。
「ネット私刑嫌いがネット私刑をする」と自己矛盾し、自分が正しい理論で相手を徹底的に報復しないと気がすまない感じでしたね。
ルールに外れる・同意しない行動がひとつでもあれば許せない姿勢は、まさに潔癖症でしょう。
私は正義感と潔癖性というのは似たところにあって、目に見えているものをある法則に従い整った状態にせずにはいられないという心理だと感じる。画面についた指紋がどうしても許せないのと、違うことを言っている相手が許せないのが一緒に見える。
— Dai Tamesue 爲末大 (@daijapan) November 15, 2015
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム:特に積極奇異型・尊大型とよばれるタイプ)|ブレインクリニック東京
統合失調症|厚生労働省
ネット私刑のビジネス・娯楽化


現代社会の闇

真犯人特定への仕方のない犠牲。早く真犯人捕まれよ。

冤罪は運が悪かっただけ。まぎわらしいことをしていたからだろ。

間違ってたら謝らずに消せばいい。どうせみんなやってる。
やっていることは加害者・当事者と本質は同じで、「いじめ相手をいじめている」だけなんですね。

そして私刑感情から広告収入を得るのが、まとめサイトやYouTubeの反応集などで、先述した「私人逮捕系」「暴露系」と称した動画発信も同様です。
2019年の高速道路あおり運転にて、拡散された女性が無関係と判明すると、謝罪・訂正せず消した運営者が多く見られました。
結局彼らは世の中・正義と考えおらず、「金稼ぎのネタ・消費コンテンツ」でしかありません。
残念ながらそういった内容でアクセス数が伸びたり拡散されるのは、それを求める層が一定数いるからです。需要がなければ書かないですからね。
先述したような、「答え」と「悪」を安直に求める大衆心理を突いているんですね。
2019年の神戸の教師いじめでも、加害者教師の謝罪文を赤ペン先生のように添削 、動画を生配信して学校を突撃 する行為もありました。
「いじめ教師・組織を許すな」ではなく「いじめ教師・組織のいじめに面白がる」へ変わっています。
ネットの“ぬれぎぬリンチ”深刻化 「いつか犠牲者出る」被害者の恐怖 加害者にならないために|西日本新聞
「ドラクエをやってるイメージ」で月収100万円 “トレンドブログ”運営者が語る、その実態とは|BuzzFeed News
新型ウイルスでもネットに拡散 トレンドブログを追跡した(アーカイブ)|NHK NEWS WEB
公判でガーシー被告、暴露系動画配信「金借りてた友人に誘われ断りにくかった」「二度とやりたくない」|読売新聞
歴史は繰り返す?


人は過ちを繰り返す

ネット私刑のような行為って昔からありますよね。
昔どころか古代から人類は似たようなことをしている。21世紀になって形が変わっただけ。

CHECK!
科学技術が進歩しても人間の知性は進歩せず、知性の総量は今も昔も変わらない。私刑自体は昔からあり、たとえば中世の魔女狩りがそうで、文明・モラルも発達した21世紀ではネット私刑に形を変えたとも言えます。
絵画や歴史の教科書でも、容疑者や罪人をいたぶったり処刑するのは庶民の娯楽で、古代ローマ時代のコロッセオは、「罪人や剣士を殺し合い、観客は安全圏から面白がる」ものでした。
- ウラどり・整合性確認をせず断罪
- 物事を単純化した善悪で判断する
- 周囲に同調して責任の重みが薄れる
- 安全圏から攻撃される様子を娯楽化
このように、古代だろうが21世紀だろうが、大衆の行動原理は同じと理解できるでしょう。
繰り返し「答え」と「悪」を求めていると説明しているものの、なぜなら大衆は基本、不明瞭な情報・論理的分析を避けるそうなんですね。
自分で考え続けるとは脳に負荷がかかりすぎるため、単純化やうのみなど、ラクをしようとします。
結果として「こいつが悪」みたいな二元化が発生し、特にSNSで私刑行為がヒートアップするのは、SNSというシステム・構造自体が都合のいい意見を集めやすい仕組みだからです。
ここはコロッセオや魔女狩りなどの歴史的出来事とは違う、現代ならではの闇と言えるでしょう。
「誹謗中傷には誹謗中傷で返せ!」と言う人もいるからね。ネタか本気かは知らないけれど。

陰謀論や、反ワクチン論。科学的な「正しさ」では動かない人とどう向き合うのか。|ハフポスト
陰謀論の蔓延はコロナのせい?…人は孤立して不安な状態にある場合、陰謀説を信じやすくなる|Business Insider Japan
「コロナ陰謀論」で日本に広がるデモ活動の真意、孤立を狙った落とし穴とは|ダイヤモンド・オンライン
最後に:ネット私刑は必要?


本質を見ないから
なくならない

ネット私刑の何が問題ですか?
バッシング・誹謗中傷の正当化だから。ビジネス・娯楽化している状況だし、リテラシーが低いことを自己紹介するようなもの。

- 【リテラシーが低い】調べる力・考える力・疑う力が乏しい。
- 【正義感は二次感情】正義感を盾にするが、根底は個人的問題や孤立が多い。
- 【白黒思考】物事を二元化・単純化し、グレーや曖昧を許さない潔癖気質。
- 【誹謗中傷中毒】特定・さらし・叩きが発散・快楽行為になっている。
- 【ビジネス・娯楽化】ネット私刑そのものがビジネス・娯楽と化している。
- 【自己保身】被害を受けた当事者への謝罪はなく、自己保身、証拠隠滅を図る。
- 【叩き棒】私刑できる対象はなんでもよく、わかりやすい「悪」が欲しいだけ。
CHECK!
ネット私刑の本質・実態は「バッシング・誹謗中傷の正当化」であり、負の連鎖。問題・事件・不祥事に「許せない」「被害者がかわいそう」と思う自体は人として正しい反応である一方、昨今見かけるネット私刑の数々は多くの問題を抱えているのが現状です。
日本国憲法第31条の考えに背く行為とされ、名誉毀損などが適用された事例もあります。
またデマ・誤認だと無関係を装い、無断削除や他責するのも、ネット私刑が問題になる理由のひとつになり、情報発信への覚悟と責任がありません。
彼らを開示請求したら、謝罪より先に自己保身や不幸アピールすることが少なくないそうです。
日常や社会の不満解消・ただの娯楽・ビジネスとして、答えと悪が欲しい他人事なんですね。
技術が進歩しても人間の知性量は変わらない

正当な批判で誹謗中傷ではない。正しいことをして何が悪い。

都合のいい意見しか許さないとか、情報統制国家か何か?

メディア・週刊誌も同じことやってるし彼らも処罰しろよ。

司法や警察が情報を隠すからだ。知る権利があるだろ。
技術が進歩しても人間の知性量は変わらない。日本の従順な善人が美徳とされるのも要因じゃない?

しかしネット私刑に賛同する人・支持する人・当事者たちはそう思っておらず、「問題をマクロに考える」ことと、「正しい・正義を盾にすれば何をしてもいい」を混同しています。
さらして叩く行為に犯罪抑止のメリットがあるのか、そこを納得できるエビデンス(根拠)や統計で説明できている人は見たことがありません。
「清く生きる善良でまともな人」と言わんばかりですが、自省せず開き直る時点で破綻しています。
まとめサイトや反応集作成者、私人逮捕系・暴露系に正義はなく、お金稼ぎの手段で私刑が選ばれているだけで、私刑が娯楽になっているんですね。
これらを求めて不満発散・楽しむ人たちがいる限り、「金のなる木」でなくなりません。
時代や環境が違うだけで、中世の魔女狩り・古代ローマのコロッセオと本質的に変わらず、私刑が許されるのはフィクションの世界だけでしょう。
本質を見ないと連鎖は止まらない

ネット私刑をする人に共通する特徴・心理はありますか?
他責的・他人軸依存・精神的孤立・日常の不満など、ビジネス目的じゃなければ本人の問題が大半。

- 心に闇があり日常・社会に不満がある
- 自分自身に問題があり社会から孤立
- 思考嫌いでラクを前借りする他人軸依存
- 精神・発達障害持ちで思慮が浅い
- 閲覧数・広告収入目当てのビジネス
ネット私刑をする人、さらし上げを支持する人、特定班とよばれる人は上記傾向があります。
正義感は建前で実際は社会や個人の闇、金銭絡みを感じる部分があり、思考力・リテラシー能力・意見される覚悟が非常に低いのも共通点です。
世の中からバッシングや誹謗中傷がなくならないのは、「誰かや何かを叩く行為自体が目的」と化し、誰が犯人かなどの対象はなんでもいいからです。
彼らが求めるのは「答え」と「悪」であり、単純化した善悪で判断する非常に危ない思考です。
私生活・自身に不満が少ない自己肯定感の高い人は行為に加担しないもので、仮に述べる際も建設的・生産的な議論ができますからね。
なぜなら相手をさらして叩くのが目的ではなく、マクロな視点で考えられるからであり、「わからないものはわからない」の姿勢も重要でしょう。
「ネット私刑をする奴らを許せない」と叩く人も問題

ネット私刑をする人を名指しで公表する人もいますよね。
立場が違うだけで同類。「さらして叩く人を、同じようにさらして叩く」って笑えない皮肉だね。

当記事をネット私刑賛成・支持派をあおったり、叩く目的で引用する方を定期的に見かけますが、冒頭から何度も言っているように、
CHECK!
該当者のさらし・叩きが目的ではなく、客観的観点から問題の本質を理解して学ぶこと。これが記事のテーマであり、真意です。
「ネット私刑をする奴らを許せない」と攻撃的な態度をとるのは、立場が違うだけで根っこはどちらも同じレベルの行為でしかありません。
どっちもどっちと言わないにしても「正しい側にいる」と思うのもまた、他人軸依存・自己肯定感が低い・思考が苦手など、共通の特徴が見られます。
自分軸で考えて自己肯定感が高い人ほど、その風潮すらも疑って客観的に分析しますからね。
余談:記事の本質を理解していない

あなたこそ、この記事で有名人の〇〇をネット私刑している!
なぜ「マクロに考える」と最初に前提定義したのか。意見なら意図を理解して言ってほしいかなぁ。

余談として記事を見た人からメールで反論されたことがあり、記事の前提定義を理解していれば、このような意見を出す自体がありえません。
理路整然していれば意見・指摘は歓迎ですが、冒頭の前提定義を読み飛ばし、アドレス削除で返信拒否をする言い逃げをされましたね。
反論は批評材料として載せましたが、メール送信者に報復・私刑行為をしたいのではありません。
彼のように意見に責任を持たず、0か100の白黒で考える無責任な人が目立つということであり、本質を理解しない限り、前へは進まないでしょう。
「問題点を適切に述べて正しく批評すること」と、「相手をさらし上げて不当に傷つけ叩くこと」は別問題であることを改めて留意してください。
当サイトでは言い逃げの場合、このように批評材料と扱う場合もありますのでご了承ください。
















