
自分が書いた文章の反応や、ネット・SNSで何かしら話題に上がった議題でコメントを見ると、
あ、この人は文章読まずに書いているなぁ……

と感じることは少なくなく、特に厄介なのは、読解力がないことに加えて攻撃的で喧嘩腰なパターン(評論家気取りで上から目線に言ってくるタイプも含む)です。
彼らは誹謗(ひぼう)中傷や人格攻撃、根拠のない風評被害を拡散するし、仮に指摘しても無視や逆ギレ、論点をずらして非を一切認めないかで、精神的に疲れるんですよね。
ゆえに当サイトでは、文章を読まずに(読む気がないのに)記事シェアする行為は利用規約で禁止しているほどです。
誰かや何かを叩き・攻撃する目的などで、当サイトの引用をするのもNGだよ。これも「読まずに攻撃的」という行為だからね。

文章を読む読まない、どのような感想を抱くかは個人の自由ですし、書き手も語弊がないように読ませる・わかりやすい文章や構成を日々研究しなければなりません。
しかしながら、根拠のない思い込みで逆上、書いていない内容を事実かのように拡散させるのはまた違う話ですからね。彼らには苦い汁を飲まされ続けられただけに、本当に悩ましい限りです。
- 読解力と攻撃性の関係
- 特徴と心理分析
- 絡まれた際の対処など
この記事ではこれらについて、実体験などで得た知見をもとにまとめました。統計学ではなく主観の話ではあるものの、一意見として見ていただければと思います。
そしてこの記事は「文字は分かるが文は読めない人」の記事を分割・再構成した内容になります。
読みにくい文章や過激・極端な内容を書いて「相手の読解力が〜」と言っているのも問題。この書き手の問題も軽く触れていくよ。


個人の見解です
ほかの意見もご参照ください
『読解力』とは何か


読解力の定義を知る
- 【読解力】文章を読んで内容を理解したり、述べる能力。
読解力とはただ文章を読むのではなく、文章を読んだ上で「理解」し、文章の意図を解釈して考える、述べる力のことです。
ちなみに英語でいうと『リテラシー』になり、当サイトではリテラシーを読解力のみならず、
- 対象の利点・欠点を理解し、
- 自分を疑い冷静に思考し、
- ちゃんと自分で調べ、
- 情報を取捨選択し見定め、
- 意見を述べたり行動する。
これらのメディア・IT・情報リテラシーも含めた総称や、Why思考の概念としてよく扱っています。
記事で「リテラシーが〜」と言っているときは、そういう意味だと思っていただければ。

日本人の3割は文章が読めない
SNSが普及した現代では長文が読めない人が増えているという話があり、たった100字程度や、5行以上の文面も読み解くことができない人が多くなっているそうです。
2010年代にはPIAAC(ピアック:国際成人力調査)において、「日本人の3割は文章をしっかり読むことができなかった」という統計結果の話もあるぐらいですからね。
読み書きできても内容が理解できないのを『機能的非識字』とよび、世界先進国には半数が機能的非識字者の場合もあるそうです。

危険すぎるスマホ依存 長文読めず、言語能力は2歳児レベルに(2ページ目)|AREA dot
学歴による社会の分断 「日本人の3人に1人は日本語が読めない」調査結果も|マネーポスト
日本の生産性を引き下げている「文章を読めない人」|JBpress
気が付けば、私も「5行以上の長文が読めない状態」になっていた|Books&Apps
「適当に読める文章」の氾濫で、日本人の読解力が下がっている。|Books&Apps
00046_機能的非識字(機能的文盲)というものをご存知でしょうか?|畑中鐵丸アーカイブス
「読めない」と「読まない」は違う


混同しないように

見出しの内容でわかるでしょ?

長文しんどいし読む気になれん。

忙しいから文章は読まない。
「読めない」と「読まない」は違いますし、これらの弁解・反論は読解力がないことを開き直った言い訳でしかありません。
この読めないグループの中にいる「読まない」タイプはタチが悪く、自身の怠慢や理解力を他人のせいにするのはとても恥ずかしいことです。
実際に言われた一例

ごめん、長くて読む気になれんわw

文章多くて眠くなるw

見出ししか見てないけど〜
自分も過去に記事のコメントでそう言われたことがあり、驚きと残念な気持ちになりましたね。無論、彼らは読んでいないので、支離滅裂・的はずれな内容のものばかりでした。
とはいえ、長文の問題は書き手が歩み寄って、記事構成の見直しやまとめに要約を書いたり、画像を使って文章をダイエットすればある程度対策でき、百歩ゆずって許容できます。
読みにくい文章や構成のせいで、そう思われてしまう可能性もないわけじゃないからね。

わかりやすく書くことが大切な理由


文章は
タクティクス(戦術)である

なんで読めない人たちにレベルを合わせないといけないんだ!
そう思う人もいるでしょうが、意見を想定して先回り、わかりやすく書く構成は論点ずらし・言い逃れをさせないための対策でもあります。
また、わかりやすい文章は自分の身を守ることにもつながり、行間が読めない人への自衛策の一面もあるんですね。
経験談として、読者の大半は最初から最後まで読んでくれません。書いてあるのに読まない人もいるワケですから、意見予測・わかりやすさ・読ませる構成はトラブル遭遇率を減らします。
読解力がない=行間も読めないだし、読み手に委ねる文章で火種になるより、わからせる文章のほうがリスクは少ない。

行間問題(ハイ、ローコンテクスト再び)|異文化空間
ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化の例【日本人が空気を読む理由】|ビジネス英語習得の本質
書き手も気をつけるべきこと
ゆえに書き手側も「誤解を招かない、語弊なく読ませる文章」の優しさは必要です。
- 中学生でも読める内容か?
- 解読作業をさせていないか?
- 内容が極端ではないか?
- 読者の気持ち配慮した内容か?
- 適切に句読点・改行をしたか?
- 定義・真意・結論を書いたか?
- テーマがブレていないか?
- 批判・批難を混同していないか?
このように書き手の文章構成にも要因がある場合もありますし、「相手の読解力が〜」と言うのは、これを文章内にすべて満たした上で言うべきです。
文章を書くのであれば、読み手の7割が意図どおりの意見、「わかりやすい」と言ってもらえる文章にしないといけません。それが良い文章です。
7割以上から反感を買われ、「文章読めないアンチが〜」と自己保身するライター・著者もいるよね。大体は上記半分もできていない。

ありがちなSNSの特徴


気をつけたほうがいいよ
- 【捨て垢】プロフィール画像・文章がない捨てアカウント。
- 【病気アピール】発達・精神障害や情緒不安定を自称しプロフィールに書く。
- 【繊細系】「挨拶しない人は即ブロック」などのマイルール強要。
- 【自己主張】プロフィールに主張一覧を書き、特に持論展開している人。
- 【野球・宗教・政治系】野球・宗教・政治的主張をアピールしている。
- 【評論家気取り】特に毒舌・辛口評論家だと称しているアカウント。
SNSでこのようなタイプの人たちは、文章が読めず言い逃げする人の可能性があります。
病気アピール・繊細(せんさい)系アカウントは口が悪く思い込みが激しい極論者が目立ち、自省しない自己保身や、相手を叩いて自分自身の評価を高めるなど、関わるとこちらが精神を病みます。
自称病気・繊細系は発言に無責任・攻撃的な人が経験上多い。病気・メンタルを免罪(めんざい)符に使うべきじゃない。

読めない人ほど評論家気取り
自己主張も野球・宗教・政治的思想も個人の自由ですが、聞く耳を持たず評論家気取りをする人は、関わっても無駄に疲れるだけです。
なお、いいね・リツイート(RT)を支持ではないと弁解する人がいるのは、2020年の元大阪市長である橋下徹氏の裁判がきっかけのようです。
ですが大切なのは、「安易ないいね・リツイートの前に、記事や投稿の流れを読み、情報源を確かめて慎重になろう」です。仮にグチ系なら、非公開や日記帳に書かないのか不思議ですよね。
「いいね・リツイートは同意の意味じゃないよ! 勘違いしないでね!」は、行動がずれているんですね。

橋下氏批判の「リツイート」は名誉毀損 二審も判決支持|朝日新聞デジタル
共通する傾向


文章が読めない人の
あるある
文章が読めない人には、
- 【作文能力の問題】ネットスラングや定型文(語録)を多用する。
- 【思考力の問題】誰かの意見・評価を自分の言葉のように振る舞う。
このような共通の傾向がよく見られます。
作文能力の問題
まず作文能力の問題。最近のネット・SNS上でよく使われるのは『淫夢語』『なんJ語』とよばれるものが代表的で、ほかにも著名人やフィクション作品の言葉を定型文にするんですね。
- 「こいつ〇〇で草」
- 「うわーこれはいたい」
- 「〇〇とか言ってて草不可避」
- 「(〇〇〇)ないです」
- 「〇〇じゃないですかやだー」
- 「あっ……(察し)」
- 「それってあなたの感想ですよね?」
- 「お前がそう思うならそうなんだろう」
……など、真面目な話にネットスラング・定型文多用は、自分の言葉で述べ、文を作る能力が低い(=文章を読めない)のではないかと。差別語や安易なレッテル貼りはまさにその例です。
「その定型文を言いたいだけでは?」みたいな人は多いですよね。

淫夢やなんJネタと知らない気がする。「ノリ」と言うけど、意見にネットスラングや定型文、ノリを交えるのって必要?

叩くことが目的になっている
無論、「ネットスラング・定型文多用=読解力がない」と安直に言い切れませんし、(差別語は論外として)場と状況・節度を考えて使うのであれば問題ないものです。
しかしネットスラングや定型文で攻撃・拡散したり、相手へ優位に立とうとする人であればあるほど、読解力がないケースが多かったんですね。
スクリーンショットやコラ画像で相手をあおって論破を気取る人も同じ。あれで意見・反論した気になるのは恥ずかしい。

思考力の問題
思考力の問題については、まとめサイト(まとめコピペブログ)・ネット掲示板・SNSの話題閲覧などを「日常的な娯楽」にする人ほど、
- 「叩かれているから〜」
- 「〇〇って言われてるからクソ」
- 「俺も見たけどゴミだったじゃん」
- 「実際にクソなのでセーフ」
- 「事実を言って何が悪い」
- 「正論なのに発狂するとかwww」
という偏(かたよ)りのある意見や、誰かが言っていた(書いていた)極端な主張を答え・正解にしがちで、それにこだわって斜め読みします。
持論主張で他人の文章を勝手に改変して脚色し、都合のいいように利用することもあり、それを真実だと信じて疑わない人もいます。
「いいねが多いから」「話題だから」「専門家・有名人が言うから」……とかね。読み飛ばしや書いていないことの妄想補完もあるある。

誰かの意見に依存する
こちらも答えありきで文章を読む姿勢がなく、「意見を言っていないのに、(他人の言葉などを借りて)意見した気になっている」のをよく見かけます。
読解力がないから、誰かが言っていたそれっぽい意見で自分の意見のごとく振る舞うのは、評論家気取りとよばれる人や、持論主張系アカウントでよくある話ですね。
知識人ぶっているだけだし、自分の満足のいく返答じゃないと「読解力ないの?」と噛みつく人もいるよね。読解力関係なく。

読解力がない「だけ」なら無害


読解力不足=攻撃的?
「読解力がないと攻撃的になりやすいのか?」については、経験上言わせていただくと、「特にネット・SNS上の世界では、その傾向が強い」と言っても過言ではありません。
とはいえ、世の中には「文章が読めないだけ」で人間性的になんら問題のない人、読解力がないことに悩む人までを「読解力がない人は問題だ」と言うつもりは一切ありません。
ただ、ネット・SNSの世界では「読解力がない」と「攻撃的である」はセットで語られる場合が多く、それに苦言する人、(自分含め)被害を受けた人がいるのもまた事実なんですよね。
「読解力がない人は攻撃的って、キミも読解力がない人に攻撃的だ」はNG。本質を見ていないし、中立気取りに生産性があるの?

読解力がない=差別?

読解力がない人への差別では?

非健常者は書くなってこと?

ディスレクシアの人に失礼だ!
中にはこのように「差別」だと反論する人がいます。しかしある意味では彼らもまた、「読解力がなく攻撃的な人」だと言えるでしょう。
繰り返すように、「読解力がなく悩んでいる人」と「読解力がなく攻撃的な人」は別の問題です。
「読解力がない」から攻撃性との相互問題を理解せず、意図を見ず差別と「攻撃的」に相手をバッシング……ということだからね。

攻撃的になる要因


読めないなら
質問すればいいのにね
- 【クソリプ】SNSのリプ(返信)でずれた主張、画像リプであおる。
- 【誹謗中傷】人格否定・根拠のない内容で攻撃的な言葉を投げつける行為。
- 【中立気取り】「主語が大きい」「どっちもどっち」と言いたいだけ。
- 【炎上】問題行為などに集団で叩く状態。指摘と炎上の加担は違う。
- 【デマ拡散】内容を精査せず、誤った情報を拡散させる風評被害。
- 【白黒思考】物事などに白か黒、0か100で判断する極論行為。
- 【レスバ】レスバトルの略。討論と異なりマウント目的な言い争いが多い。
- 【言い逃げ】書き逃げとも。一方的に反論して返信を拒否・無視。
ネット・SNSで読解力がない人の問題がよく取り上げられるのは、上記の行為が原因になっている場合がほとんどです。
単に読解力がないだけで礼節がある人、社会的常識がある人なら、お互いに意見し合って穏便に済ますことができますが、彼らはそうではありません。
経験談やいろいろ調べて考えてみましたが、
- 【バイアスの問題】自分を客観的に見られず、思い込みが激しい。
- 【無責任問題】自身の言動の責任を持つ気がない。意見される覚悟がない。
- 【踏み台問題】嫌うもの・不信感を主張するため、相手の意見を踏み台。
- 【リテラシーの問題】答えありきで調べず熟考せず、極端な意見に感化。
- 【正義感問題】自分が正義だと疑わず潔癖で、白黒決めないと気がすまない。
- 【ストレス問題】日常・社会・自身への不満発散目的だから読まない。
- 【他人事の問題】他人の文章はひまつぶしの認識で、そもそも読む気がない。
- 【多数派思想問題】多数派が正しいと考え、少数派意見をつぶそうとする。
- 【没個性化問題】個人情報や顔が見えないことで攻撃的・態度が大きくなる。
「読解力がないに加え、上記のような要因もいくつかあるからではないか?」と、自分なりの結論を見いだしました。
大学時代に、国語力と攻撃行動の相関を指摘した人がいて、大雑把に言えば「文を読めない者は、他人に対して攻撃的な言動を取りやすい」という話なのだが、Twitterをやっていると説の信憑性を実感させられますよ。
— Eva (@cnntnst) March 19, 2019
どこにそんな事が書いてある?と思うような解釈をする人は皆、最初から喧嘩腰なんだわ。
「文章が読めない人」の特徴は「書いた人の意図」よりも「自分の感情」を優先する傾向にあります。そして、書いていないことを自分でアレコレ追加し、勝手に怒り出します。これが「文字が読めても文章が読めない人」だと個人的には思ってます。
— ぱやぱやくん (@paya_paya_kun) December 16, 2023
記事読まずにコメント6割 「タイトルだけで反応」のネット民|J-CASTニュース
「国語が苦手な人はいじめっ子に…」尾木ママ発言の真意 |zakzak
読解力のレシピ――「読解力」とはどのような能力か? 《「読む」ってなんだろう?――認知科学から考える》第1回|本がひらく
ツイッターで「クソリプ」を返す日本人多数 大半は読解力不足|livedoorニュース
依存的な人、自信が無い人の多くが、自分の行動に責任を持てない(持たない)理由|減らすブログ
ことばに責任を持たない人|自分をたいせつにする心理学
他人にマウントをとる人のあまりに情けない心理|東洋経済オンライン
『極論を振りかざす「極端な人」の正体(光文社新書)』|山口真一 著
脳の活動が異なる可能性
医学的根拠のある話として、『前頭葉』とよばれる脳の部位活動が低い可能性もあるそうです。
- 【直情的】感情的でキレやすく、冷静に考える論理的思考に乏しい。
- 【行間が読めない】文章に集中できず、文脈から意図を汲めない。
- 【感情優先】根拠・統計・裏付けよりも感情・承認欲求を優先する。
- 【受動的】自分から何かを起こそうとせず、他人に無関心。
- 【反社会的】モラルが低い行動に罪悪感・違和感を覚えない。
- 【歪んだ正義感】自分が正しいと信じ、一方的な正義を振りかざす。
- 【メタ認知が低い】相手を思いやれず、客観視能力・想像力がない。
- 【自己反省できない】すぐ他人のせいにして、反省・改善しない。
こういった症状が出てしまうと脳科学的にも証明されていて、メタ認知が低いと自分の非や問題点を考えられず、他責的な傾向になる(=読解力がなく攻撃的になる)とされます。
言わずもがな、「文章が読めない人は、脳の働きがおかしい発達・精神障害者だ」と安易に決めつけるのはよくありません。あくまで問題を考えるうえでの参考にとどめてください。
行間を読む前提の作品で「話がイマイチだし脚本がひどい」と言う人もその可能性があるよね。読解力がないと行間は読めない。

前頭葉|看護師の用語辞典|看護roo![カンゴルー]
前頭葉の損傷と障害|弁護士法人 たくみ法律事務所
発達障害|山梨県立北病院
前頭葉の機能低下を疑う症状 |ブレインケアクリニック
中野信子 サイコパスはなぜ経営者に多いのか|PHPオンライン衆知
【精神科医が教える】すぐに怒る人、いつも穏やかな人の違いは、環境なのか遺伝なのか?【書籍オンライン編集部セレクション】|ダイヤモンド・オンライン
「どうにでもなれ効果」に打ち勝て。ネガティブな人のための計画法「コーピング・イマジナリー」|STUDY HACKER
『読解力』は必須項目
上記の動画は「なぜ文章を読めない人がいるのか」の見解としてすごく参考になるよ。

ネット・SNSでは気軽に書き込め、顔が基本的に見えない性質上、思いやる心・思考力が大切で、それこそ文章や説明だけで相手の意図を把握する『読解力』は必須項目です。
単に国語が苦手で、言葉はアレだけど「おつむが弱いから」では?

人格否定的なのを承知で言えば、「頭が悪い可能性」も考えたことがあります。しかし高学歴の人や専門家の人もやるケースがあるんですね。
実際、2019年にちゃんと文章を読まず思い込みで学校を脅迫して逮捕された被告人は、大学院卒の講師でした。
絡まれた場合の対処と心構え


関わりすぎると
不幸になるよ
CHECK!
(私生活や業務を妨害する悪質行為でなければ)無視をして関わらない。もし文章が読めない人に絡まれた場合、名指しや外野問わず無視するのが最大の対処・対策です。

冒頭で引っぱってその程度の対策しかないのかよ!
そう思われるでしょうけれど、実体験だから言えることで、
- 【他人事】「へーそうなんですか」と、自分自身を客観視できない。
- 【無自覚】悪いという自覚がなく、何事もなかったように戻ろうとする。
- 【折れない】「ごめんなさい」を社交辞令であっても言わない。
- 【平行線】意見しても話がかみ合わず、論点をすり替えられる。
- 【被害者意識が強い】他人のせいにして「私は間違っていない」に終始。
- 【対話拒否】対話ではなく「相手を叩きつぶして拡散する」しか考えない。
本当にこういった反応をされますし、繰り返すように文章を読まずに拡散したことを謝罪・反省したり、それを直そうと努力する姿勢を見せた人は、正直ほとんど見たことがありません。
端的に言えば、「こういう人たちは何を言ってもムダなのであきらめている」という感じ。

意見・指摘や図星だと敵扱い
意見・指摘、もしくは内容に図星だと逆上され、一方的に加害者にされてトラブルに巻き込まれることもあります。
幾度も文章を読まない人に誹謗中傷・風評被害を受けましたし、中には子供時代・家族環境のことを勝手に創作されて決めつけられているなど、正直意味のわからない内容もありましたね。
だから無視の対応が最適になるんですけれど、自身の風評被害を極力防ぐため、
そんなことはどこにも書いていないので、誤解のないように。

と、大人の対応をするのも必要かもしれません。
ちなみに当サイトの記事は読まずに拡散の対策で、読まないと自分自身もツッコまれる二重トラップを仕掛けているよ。

彼らに返信して口喧嘩・さらし合戦をするのは、間違ってもしてはいけない行為です。

最後に:読解力と攻撃性はイコールになる


ごめんなさいは
言わないと…
以上、「読解力がないと攻撃的になりやすい説」への個人的見解と、なぜそのようになるのか、経験上の対処の仕方を述べました。
文章を読まず攻撃的になる(または上から目線で評論家気取りをする)人は、
- 答えありきで質問の発想がない
- 持論主張目的で相手の文章を改変する
- 根拠・整合性より感情・共感を優先
- 行間が読めず書く・読む意識の欠如
- 他責的で意見される覚悟がない
- 「私が気に入らないから」で動く
- 0か100の極論好きで感情的
- 自分の意見・行動に責任を持たない
- 定型文・長文引用で意見した気になる
- 妙な自信家・意識高い系の上から目線
- 謝罪は生き恥と思うか開き直る
このような特徴があることがわかります。
画像リプであおったり論破を気取る人も同じ。あれは意見しているとは言わないよ。

感情のコントロールができず、思い込みが激しいタイプも攻撃的になりやすく、読まずに脅迫して逮捕された大学院卒講師の事件もありました。
前頭葉といった脳機能の影響もあるため、低学歴だから、おつむが弱いから……とは限らないんですね。それがこの問題の難しいところです。
これは「文章を読まず攻撃的な人」を攻撃・叩いてマウントをとる人も同じです。

正直、読書習慣と訓練って大事だと思う。本は買うし、6,000字以上のオンライン記事は毎日読んでセルフレビューや推論は日課。

読まない人は他責的

見出しの内容でわかるでしょ?

長文しんどいし読む気になれん。

忙しいから文章は読まない。
そう弁解する人は、読解力の低さ、タイムマネジメント(時間管理)の不得手さを他人のせいにする言い訳だと理解されたほうがいいです。
「読めない」の中でも「読まない」のを他人のせいにして言い訳するタイプは、人として相当恥ずかしいです。書いてあるのに読まないし他責的にするって、かなり失礼な態度なんですね。
読める人は文章を読まないことのリスクを知っていますが、ちゃんと読まない人は理解しようとしない、または悪いとは思っておらず、失態をしても無かったことにして繰り返します。
なんで自信満々に言えるんだろう……自分だったら恥ずかしくてそんなこと言えない。

謝罪は期待できない

読解力に問題がありました。大変軽率で申し訳ありませんでした。
人として考えると、彼らにはこのような誠意ある姿勢をしてほしいと思うものです。
そう言いたくなるのはわかりますが、それができるのは「人として誠実であり、自分の弱さ・間違いを認められる人」だけです。
大半は直接謝りに行くどころか、問題点を自覚せず無視されるか、平行線や逆上、なかったことにして時間で忘れさせる態度をとられます。
むちゃくちゃな言いがかりをつける悪質クレーマーが、指摘すると逆上したり、後日に謝りに来ないのと一緒ですね。
実体験でもちゃんと謝りに来たのは、ひとりかふたりだけだった。

自分の意見に無責任な人たち
自分からすれば、「自分自身の意見・行動に責任を持つのは当たり前」という認識で、当たり前だからこそ、相手の文章はしっかり読む意識を持ち、相手に敬意を払う意識があるんですよね。
裏を返せば文章を読まずに攻撃的・評論家気取りをするって、自分の言動に無責任で、相手に敬意を払わないからできる芸当です。
百歩ゆずって内容・意図を把握しつつ上から目線なら許容できる。読まずに上から目線は痛々しすぎて見ていられない。

それで反省どころか無視・逆上・論点ずらしですから、言葉悪いながら「その程度」なんですよね。社会人なら信頼はされず、自分で自分の価値を下げていることに気がつきません。
定期的に「読めない人」に噛みつかれて言い逃げもされますが、意見に無責任な人たちにネット・SNSに書く権利を与えるべきか……は、つねづね思います。
「俺に意見するな」か「何か悪いことした」系が多く、意見される覚悟もない。反省もしないから泣き寝入りも多く経験した。

大人の対応をする重要性
文章が読めない人の対処法を改めて書くならば、
CHECK!
絡まれたら無視か、大人の対応が現実的。彼らは指摘されると無視や開き直り、「謝罪の強要がうざい」と逆上するタイプなどが多く、精神的に疲れるだけなので注意。読解力は人間の性質や精神的状況にも左右されるもので、自分自身も読解力を完璧に身につけているわけではありません。しかし、攻撃的・喧嘩腰になっていい理由にはなりません。
自分も意図的に厳しく書くときはありますけど、厳しく言う意図・目的を記事に書いています。不必要な攻撃性は自分の品位・価値を下げ、結果的に自分の首をしめるだけなんですね。
だいたい厳しく言うときは深刻な問題がほとんど。でも暴言や罵倒を吐くことはしないし、「厳しい優しさ」を心がけている。

毒舌・辛口系の芸風について
これは毒舌・辛口系を芸風にして書く人も、そこをしっかりしているんですね。
彼らは無計画に口が悪いのではなく、ものすごく計算するし言葉に責任を持っています。だから「芸風」ですし、毒舌・辛口系を免罪符に言いたい放題する人とは覚悟が違います。
「読解力がない人は攻撃的って、キミも読解力がない人に攻撃的だ」と中立気取りする人、できる人は非生産的なこと言わないよ?

書き手も「読解力がない人は〜」と言う前に
一方で書き手にも問題のパターンがあり、
- 中学生でも読める内容か?
- 解読作業をさせていないか?
- 内容が極端ではないか?
- 読者の気持ち配慮した内容か?
- 適切に句読点・改行をしたか?
- 定義・真意・結論を書いたか?
- テーマがブレていないか?
- 批判・批難を混同していないか?
相手の読解力に意見するならば、上記項目を文章で全部満たした上で言うべきなんですね。それをしないまま「これだから文章読めない人は〜」は大きな勘違いです。
文章を書いて7割以上が意図どおりの反応ではない場合、それは文章構成に問題があります。
ライター・著者の反省しない言い訳

私は事実を述べているのに、自分の信じたい情報しか信じない人たちに叩かれた。

また文章が読めないアンチが騒いでる。ちゃんと行間読めよな。
それって、文章下手・心の狭さを他人のせいにして言い訳しているだけ。相手に文句言う前に自分自身に文句を言いなよ。

炎上したライター・著者がそう言っているのを見かけた人もいるでしょう。しかし上記を半分以上もできていない人ばかりです。
読者はわかりやすく書かないと理解してくれませんし、そもそも最後まで読む人すらも限られています。「書いていないけど察しろ」は物書きとしてやってはいけない行為です。
わかりやすい文章を書くのは、「読まなかったことを言い逃れさせない対策」と「自分の身を守るため」です。文章を書くならここを理解しておかないといけないでしょう。
書き手も読み手も、読解力がないだけならまだしも、攻撃的な人は害にしかなりません。一人ひとり、自分の行動には責任を持って気をつけていきたいものです。


