
絵とは全く関係ありませんが、『ソニックアドベンチャー(以下、ソニアド)』の新作を要求し、ソニアド比較やチャオ育成にこだわる人たちがいます。
「ソニアドは呪い」って的を射た表現だよね。ソニアドをソニックの基準に考える人が割といる。

もちろん良識を持ったソニアド好きもいますし、続編・新作否定ではありません。ソニアド3やチャオ育成の発表があれば自分も喜びますが、彼らの行動は目に余るものがあるでしょう。
この記事ではソニアドリメイク・新作・チャオ育成復活の話のみならず、以下の提起も含まれます。
- 公式相手ですらソニアド新作やチャオ育成実装を要求・アピールばかりする人
- 20年以上もソニアド対比・比較ばかりで「今」のソニックを見ない懐古主義者
- ソニアドを持ち出して語る割にはブランド・海外カルチャーを見ない人
はじめに伝えておきますが、ソニアドが好きなだけで他ソニック作品・ブランドも認めるファンと、迷惑なソニアドファンは別の存在です。
そこを混同しないように留意願います。
公式見解でソニアド3の立ち位置は、新ソニ(ソニック06)とワールドアドベンチャーだよ。

シビア表現注意
目的・本質を見定めてください
ソニアド比較・新作コール

© 2001 SEGA

ソニックチームはソニアドの新作(ソニアド3)を出せ!

テイルスは棒読みが至高だしチャオガーデンを復活させろ!

ソニックが気になったんならソニアドをやるべきだ!

ソニアド2は傑作だから絶対にやったほうがいい。
これ言っている人は懐古主義者が正直多いね。むしろソニアドしかソニックを知らないのでは?

よくネット・SNSなどで少しでもソニックの話題が出ると、どこでも現れ、ソニアドシリーズ(特にソニアド2)賛美と懐古アピール、ソニアド比較をする人たちを見たことありませんか?
もちろんソニアドシリーズが最高、チャオ育成が大好きだと思うだけなら個人の自由です。
しかし中には「今」を楽しむ人の輪で「ソニアドが〜」「チャオガーデンが〜」と言い続け、公式が見ている場でもアピールする人がいるんですね。
冷静に考えたらわかるように、知らない人からしたら2000年代の作品を持ち出して、何十年も繰り返し言い続ける懐古主義は異常に見られます。
ソニック初見の人、知った人たちに対しても、聞いてもいない宣伝・押しつけはただの悪手です。
彼らはソニックの魅力を知ってほしい・日本でも人気になれと言う一方、逆に遠ざけているだけの矛盾行動をやっているのは皮肉ですね。
ソニアドぐらいしかソニックを知らない?

© 1998, 2003 SEGA
- 「ソニック=ゲームと考えている」
→ 海外だとゲームの枠にとどまらず日常に溶け込んでいる。 - 「ソニアド基準でソニックを語る」
→ ソニアドは異質の作品。ソニックは2024年時点で100作品以上存在。 - 「DXは知っていてもソニアド1を知らない」
→ ドリキャス版の1をゲームキューブへリメイク移植したのがDX。 - 「ソニアド2と2バトルの違いがわからない」
→ ドリキャス版の2をゲームキューブ向けに修正・調整したのが2バトル。 - 「ボーカル曲はソニアド2からと勘違い」
→ ソニックCDやソニックRなどで、すでにボーカル曲は使われている。 - 「テイルス=棒読みの思い込み」
→ ブランドの歴史で子役(棒読み)の採用は実質4作品だけしかない。 - 「ソニック初声優は金丸さんと思う」
→ ソニックの初声優は古川登志夫氏(CMやアーケードなど)。
こういう人たち(自称古参)ほどソニック知識に乏しい面が目立ち、これってソニックを知らなくても、ネットで検索すればすぐ出る話ばかりです。
その状態でソニックをよく知らない人などに、うんちく披露や解説をしているのは複雑ですね。

© 1996 SEGA, スタジオぴえろ
金丸さんがモダンソニック確立の功績が大きいのは事実である一方、「金丸さんしか許さない」はソニックの歴史を知らない「にわか」意見でしょう。
たとえばOVAの菊池ソニックは年相応おませ、映画の中川ソニックは精神的未熟感が魅力的です。
それに日本ソニックの性格はガラパゴスソニック。実写映画ソニックの性格も海外準拠だからね。

チャオガーデン復活・ソニアドリメイクについて

『ソニック×シャドウジェネレーションズ』
© 2011-2024 SEGA
国内外からソニアド新作希望のみならず、チャオガーデン復活・ソニアドリメイクを望む声は多くありますが、どちらも公式は消極的です。
一応2022年のソニックフロンティアに関するインタビューで、「ファンが求めているものは?」に「チャオガーデン」と飯塚氏は即答していますので、理解されていることは留意しましょう。
しかし2024年の『ソニック×シャドウジェネレーションズ』では「チャオガーデンはソニアド3を出すときだけ」、2025年に「ソニアドリメイクより新作重視」と公言しています。
彼らの個人的願望を全否定したいのではなく、情報のウラをとらず公式相手に投げかけるような内容を流すのは、公式に失礼だということです。
VGC:(チャオの登場シーン)画面の反応から、ファンは(チャオガーデンの)復活を望んでいると思います。将来的に復活させる予定はありますか?
飯塚:(チャオガーデンを)みなさんが欲しがっていることは知っています。いつも聞かれていますから、いつかは復活させるかもしれません。
(翻訳・意訳)
‘SHADOW DOESN’T NEED A GUN, HE IS A WEAPON’ – SONIC TEAM TALKS SHADOW GENERATIONS|VGC
(ソニック×シャドウジェネレーションズの)デモを試遊したあと、ソニックチーム代表の飯塚氏に話を聞いたところ、「もしチャオガーデンを復活させるなら、ソニックアドベンチャー3を出すときだけだろう」と答えました。
(翻訳・意訳)
HANDS-ON: Sonic X Shadow Generations is a welcome remaster of Sonic’s turning point|VGC
飯塚:(ソニアドシリーズのリメイクをしてほしいという意見も)よく聞きます。
ソニアドシリーズを気に入っているみなさんには感謝していますが、その期待を応えるには、現代のゲーム水準に合わせるなど、新作を作るのと同じぐらいの時間・労力が必要になります。
「それなら新作を出したほうがいい」となるので、今のところは(リメイクの)計画はありません。
(翻訳・意訳)
No plans for Sonic Adventure remakes, as Sonic Team focuses on new games instead|Eurogamer.net
Sonic Frontiers: 123 Rapid-Fire Questions With Takashi Iizuka|YouTube
ソニックはゲームだけではない

© 1993 SEGA, DIC Entertainment

ソニアドシリーズがソニックの基本だ! 他の作品にもソニアド要素やチャオ育成を入れろ!
ポケモンでいう「ポケモンは金銀が至高! 他地方に行けるようにしろ!」に近いものがある。

ソニックはゲームだけではありません。海外だとマリオ・ポケモンと同じカルチャー(文化)で、メディアを含むブランド全体だと、100作品以上(2024年現在)も存在します。
海外ではグッズ展開や屋外イベント、ハッピーセットなど日常に溶け込み、公式も「海外だと日本のドラえもんのようなもの」と明かしています。
海外コミュニティ・カルチャーは「ソニック後進国」な日本とは比較にならないほど広大です。
ソニアドだけでブランド全体を語り・否定する論調はおかしく、海外もソニアド人気は高いですが全体の一側面でしかありません。
コミュニティが日本と比較にならないほど広大な一方、厄介オタクも多いのが海外コミュニティ。


IDW『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
© 2017- SEGA, IDW Publishing

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ殺人事件』
© 2023 SEGA

『ナックルズ』3話
© 2024 SEGA, Paramount pictures
それに興味を持ったそぶりをすると、一方的にマシンガントークで攻められて関心が薄れるように、露骨アピールはデメリットしかないんですね。
ソニアド2作品で多彩な要素が詰め込まれたのは、当時セガの自信作だったドリームキャストの性能と、ゲームの進化を見せる背景がありました。
「ソニアドが基準」の認識が間違いです。「ソニアドが時代背景も含めて異質だった」んですよ。
クレヨンしんちゃんで言うなら、ソニアドは『オトナ帝国の逆襲』『アッパレ戦国大合戦』の立ち位置です。長い歴史で生まれた意欲作なんですね。
マリオなら64、ゼルダなら時のオカリナと、どこでも何十年も引き合いに出す人っているよね。


最後に:ソニアドは「基準」ではなく「異質」

© 2001 SEGA

新作でチャオ育成とか、ソニアド3やリメイクを出さないの?
公式はリメイク・新作・チャオ育成に消極的。0じゃないけど望み薄。

以上、ソニアド基準で「今」や「海外」を見ない人たちの問題行動や、公式はリメイク・ソニアド3・チャオ育成に消極的という話でした。
一応飯塚プロデューサーは、「予定はないが、条件が揃えばソニアド3を作ってみたい」とは言っていますので、ソニアド3については「もし出たら嬉しいな」と軽く思う程度が無難でしょう。
発表されているのならウラをとらず、公式相手に投げかけるよう内容は失礼な行為なんですね。
誤解しないでもらいたいのは、単にソニアドが好きで他作品・ブランドも認める人は別物であり、ソニアドシリーズは自分も当時熱中した作品です。
ソニアド3やリメイク・チャオ育成の発表があれば、自分も懐かしさと嬉しさで喜ぶものです。
しかし場をわきまえず、公式相手でもソニアド新作・チャオ育成復活アピール、ソニアドでブランド全体を語り、ソニアドで比較・否定コメントをまき散らすことに生産性はないでしょう。
実写映画や2010年代以降のゲームのソニックなどを見て、「ソニックの性格が変わった」と言う人は大抵ソニアド準拠です。日本版の性格はガラパゴスソニックなのを理解すべきですね。
No plans for Sonic Adventure 3, says Sonic Team boss, but “we’d love to make it”|Eurogamer.net
アドベンチャー・アドベンチャー2はシリーズの呪い

ソニックはソニアドが至高。今のソニックはソニアドみたいな雰囲気やゲーム性がなさすぎる。
ソニックが好きなんじゃなくて、ソニアドが好きなだけでは?

ソニアド(DX)・ソニアド2はシリーズの呪いと言われる理由がこの記事でわかると思います。
ソニアドシリーズはブランド全体から見ても「異質な方向性の作品」で、技術アピールなど、当時のセガの命運がかかっていたからなんですね。
「ソニアドを基準にすべき」の認識自体が間違いであり、「ソ二アドは歴史の中で異質」です。
ソニックは海外作品・メディアも含めれば100作品以上(2024年現在)あるシリーズであり、ソニアドは歴史と時代背景からうまれた意欲作です。
日本人にもわかりやすく言えば、
- 「ポケモンは金銀が至高」
- 「マリオは64が傑作」
- 「ゼルダは時オカが神」
新作が出るたび、何十年も過去を比較対象に言い続ける人をどう思うでしょうか?
これを見て好意的に思うのは同じ境遇の人だけで、他の人から見たらただの痛い人でしょう。
「あなたの嫌いは誰かの好きかもしれません」

ファンだからこそ批判も必要。意見が傾かないようにするためだ。

好きだからこそ声を上げている。ファンによる正直な意見だろ。

ソニックが日本でも人気になってほしいからだ。それの何が悪い。
それってつまり、「公式があそこまで言ったのに、全然反省していない」と言っているのと一緒。

「あなたの嫌いは誰かの好きかもしれません」
it-tells公式ソニックコミュニティ(現在は閉鎖)
かつて『it-tells(いってる)』という公式コミュニティがあり、一部ソニックファンの問題行動が発生して公式が苦言した出来事もありました。
ソニアドを持ち出して今のソニックを否定する人は、この言葉の意味を考えるべきであり、好きを盾にしたら何を言ってもいい思考は危ないです。
本当に言葉の真意・本質を理解しているなら、ここまで述べた問題行動はまず出ませんからね。
ソニックは「ソニアドだけ」ではないし、海外のソニアド人気はコミュニティの一側面でしかありません。これら数々の行動に生産性があるなら、根拠を添えてご説明いただきたいですね。
あえて厳しく書いていますが、これらの言葉の意味・意図をしっかり考えてみてください。
















