雑記
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絵描き(イラストレーター・絵師)のSNSアカウントにおいて、

  • 「無断転載禁止」
  • 「自作発言NG」

プロフィール欄などに、こんな文言を書いている人をよく見かけませんか?

勝手に転載されたり自分の作品のように発表され、いい思いをする人はあまりいませんし、商業物なら利益の損失にもなりかねません。だから対処したいという気持ちはわかります。

しかし、同じ絵描きとしてプロフィール欄にそのように書くのはやめたほうがいいと助言します。

  • 「なぜやめたほうがいいのか」
  • 「明確な対策はどう考えるか」

ここを考えるきっかけになればと思いますので、絵描きの方は参考のひとつにしていただければ幸いです。

それからはじめに伝えておきますが、ネット・SNSに上げている以上、「絶対に転載や自作発言を防ぐ方法」は100%ありません。

しいて言えば、「ネット・SNSに作品を公開しない」が99%防げる方法になるものの、それでは意味がありませんので、「100%防げないけど合理的な対処方法」であることはご了承ください。

一個人の見解です ほかの人の意見も参照願います

「無断転載禁止」「自作発言NG」はやめたほうがいい理由

個人的に思うこと

無断転載や自作発言の禁止を伝える旨を書くことを、なぜやめたほうがいいのか。

先に結論から言えば、

CHECK!

明確な対処・対策にはならないし、むしろ自分のプロフィール欄が汚れるだけ。

明確な統計がない以上、その注意書きが抑止力になるかは否定も肯定(こうてい)もできません。

ただ自分の知る限り、ほぼ意味がなく、明確な抑止力になっているところは見たことがありません。

「トイレはキレイに使いましょう」と変わらない

無断転載禁止や自作発言NGの文言は、

  • 「トイレはキレイに使いましょう」
  • 「川にゴミを捨てないで」

世の中でよく見る注意書きと本質的には変わらないもので、それで全員が守っているかと言われれば、そうではありませんよね。

何も考えずに書いていない?

別の見方をすると、

  • 「界隈(かいわい)の慣習」
  • 「絵描きはみんなやっているから」

こういった「とりあえず書いておけばいい、お決まりテンプレート文章」になっている部分も否めず、2000年代のホームページでも、多国語で「無断転載お断り」と書くのがお決まりでした。

よく言えば「伝統」、悪く言えば「深く考えていない」と言えます。

二次創作絵師に伝えたいこと

また、二次創作の絵描きがプロフィールに禁止の旨を記載してしまうと、

君は権利元のガイドラインや権利を守っていないのに、自分の権利は声高に主張するのか

このように言われかねないリスクがあることは、知っていただきたいですね。

もちろん、創作性の高い作品には二次創作でも権利は発生しますが、二次創作をネット・SNSに載せる行為は、本当はしっかりとリテラシーを身につけ、深く考えないといけないことは留意してください。

このあたりは以下の記事に詳しく書いていますので、よろしければ参照願います。

どう書くかは自由といえど

私は不当な転載行為・自作発言を許しません

一方で、このような一種の意思表示・宣言であるならば理解できなくはないですし、利用規約やガイドラインのように扱っているのであれば、これらの文言はある意味わかりやすいものです。

ここまで言っていますが、プロフィールをどう使うのかは個人の自由です。

ですが自分から見ると、「本質で考えれば的はずれなやりかた」に見えるのが正直な感想で、利用規約やガイドラインを作るなら、ちゃんとした文章で書かないと足元をすくわれてしまいます。

【雛形(ひな形)あり】プライバシーポリシーと免責事項の作り方 | 初心者のためのブログ始め方講座

ネット・SNSに公開するとはどういうことか

ネット・SNSに
載せるということ

本質の観点で考えると、ネット・SNSという全世界にオープン公開される場所に上げた時点で、気に入られてしまえば無断転載や自作発言をされてしまうのは当たり前です。

「転載や自作発言が嫌ならネット・SNSに上げるな!」と言っているわけではなく、残念ながら現実なんですね。

当作品も転載やコラ画像はよくされている

実際、自分が描いたイラストやマンガは、10年以上前から様々なサイトに転載され、変なコラ(改変)画像がつくられ、知らないアカウントに絵を載せられています。

海外を中心に、そういった作品のまとめサイト・アカウントはいくつもありますから、「ネット・SNSはそういう世界」であり、それを理解しているか、理解していないかは大きいです。

言わずもがな、明らかに利益を不当に阻害されたり、自身や作品に誹謗(ひぼう)中傷や名誉毀損(きそん)行為をされているのであれば、毅(き)然とした態度で法的対処は必要です。

転載や自作発言の防衛策

本質を考えた
防衛方法

それではどうやって自分の作品を守るのか。冒頭で述べたように「100%防げる対策」は、ネット・SNSに公開している以上はありません。

しかし建設的に転載・自作発言の流れを考えると、

  1. 作品を投稿する
  2. その作品が目に留まる
  3. 作品が転載・自作発言される

だったら、作品の中に自分が描いたものだとわかる「署名」をするのが防衛策であり、現実的な対処方法ではないでしょうか。

作品に署名を書く大切さ

署名というのは、

  • コピーライトの明記(商用物の場合)
  • SNSアカウント名の記載
  • サインの明記

こういったものをさし、プロフィール欄に書いて宣言するよりも、署名を書くことのほうが万国共通で伝わりやすい、明確な意思表示になります。

絵の中にアカウント名を書く絵描きや、商業活動されている作家がコピーライトを書いているのは、このような理由からの合理的な対処方法なんですね。

署名であれば、転載されても誰が描いたのかがわかりますし、アカウント名を書いておけば、国籍や人種関係なく、興味を持った人は調べてくれるものです。

また、同人誌やCG集に「無断転載お断り」とはあえて書かず、QRコードやSNSのアカウント名を書くことで、逆に宣伝へ利用する方法もあります(こちらは最後にご説明します)。

書かないのは家の無施錠と同じ

中には「絵にサインを書きたくない」と主張する人もいますけど、「玄関の鍵はかけたくない」と言っているのと一緒です。

最終的にするかしないかは自由とはいえ、性善説的な考えにゆだねて自己防衛の手段を放棄するならば、それによって降りかかるトラブルの可能性を他責的にせず、しっかり覚悟すべきですね。

  • 「ネット・SNSに掲載するとは」
  • 「掲載の利点とリスク」

この視点で考えた場合だと言葉は悪くて申し訳ないですが、書かないことにこだわる人は、ちょっとネットやSNSのリテラシーが低いなぁと個人的に思います。

ネットリテラシーの基本 | インターネットトラブル|千葉県警察

最後に:転載や自作発言は利用する

使われるなら
使ってやろう

「無断転載禁止」「自作発言NG」と書くのは、仮に自己宣言だとしても意味がないと感じていますし、

  • 「昔からある界隈の慣習」
  • 「絵描きはみんなやっているから」

このように形骸(けいがい)化している部分が否めないんですね。

厳しい言いかたになってすみませんが、ネット・SNSに作品に載せるとはどういうことなのか、そこの本質を理解していないし、リテラシーが低いようにも見えてしまいます。

リアルなお知り合い・先生・友人のイラストレーターは、ほぼ全員プロフィールには書かず、絵にコピーライトの明記、アカウント名やサインなどの署名を入れて対策をしています。

「絶対に転載や自作発言を防ぐ方法」は100%ないにしても、目に入らないプロフィールなどに書くより、作品の中で署名をするのが合理的であり、万国共通の記号になるだけではなく、宣伝にも利用できます。

転載・自作ツイートは拡散のチャンス

自分も完成した作品にはアカウント名やサインを入れていますし、それで転載や自作発言された場合でも、

拡散してくれてありがとう。遠慮なく宣伝に利用させていただきます

このようにアクセスアップ・知名度向上として逆利用できます。

同人CG集を何度か出していて、その際にも「無断転載お断り」とは書かず、当サイトのQRコードやSNSのアカウントを記載しています。

これは、

CHECK!

最後まで気分を損ねないで気持ちよく見てほしいし、転載でも自身に興味を持ってもらうため。

こういった配慮と策なんですね。

実際にそれでサイトのアクセス数や、SNSの閲覧数が上がった(バズった)ことは幾度もありますし、むしろそれで、ありがたいことに自分は一部界隈から知名度をいただいたクチです。

もし「商業の著作物で、著作権保護の旨を明記しておくのと同じ」という観点で入れるのならば、自分だったら目立たないように小文字で書きますね。

むしろ、なぜ同人誌やCG集は目立つように書こうとするのかが気になります。

この記事で一番言いたいこと

CHECK!

ネット・SNSに載せることの意味や本質、転載や自作発言をうまく利用しよう。

とにかく絵描きに伝えたいのはここです。

とはいえ、転載や自作発言によって正当な利益に損害が発生したり、作者自身の名誉を著しく傷つける、コピーライトや署名を消すといった悪質なケースの場合は、ちゃんと大人の対応をすることも必要です。

その点はしっかり線引きできるよう、語弊のないようにお願いいたします。

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  • 赤竹ただきち  Tadakichi Akatake

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イラストレーター・ライター・コーダー&WEBデザイナーの京都生まれなウサギ好き。性別問わず好きなタイプは「反省から学ぶ能動的な人」。物事を定義づけし、見解を交えてわかりやすく解説するのが得意なため、各所でご好評の声を頂いております。

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