過去に『ピクシブ百科事典』を1年強ほど、『Wikipedia』を8年近く書いていましたが、2019年にはフリー百科事典の執筆活動から完全に手を引きました。
フリー百科事典……というより、ピクシブ百科事典については問題点が多かったので、実体験も踏まえた上での記載と、引退した経緯についても以下につづっています。
特に誠実で真面目な執筆者ほど、この記事を見て考えていただければ。
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シビア表現注意
建設的批評を心がけています
ピクシブ百科事典の問題点
検索に上がるのに
マナーと治安が悪い
誰でも書き込めるフリー百科事典は、
- 執筆者のモラル・マナー
- ぼくのかんがえたさいこうのきじ
- 自己主張・私物行為
- 信ぴょう性の問題
- デマや誹謗(ひぼう)中傷
こういった事案は大なり小なり発生するものです。
しかしピクシブ百科事典は特にひどく、責任感を持ち礼節も払う執筆者は、ほかのフリー百科事典と比べてもかなり少数派である可能性が高いと感じました。
内容の議論もされないため、記事を自己主張の場として私物化したり、主観や妄想で固められた一方的な称賛・バッシング・思い込みを垂れ流すだけの場所になっています。
そんな内容でも検索上位になることが多く、一種の検索汚染状態です。
エビデンス(論拠)がなく不正確な情報も数多くあるため、今のピクシブ百科事典は信ぴょう性が最も低く、中立性・公平性に欠いたデマの温床です。
記事執筆者に見られた特徴・共通点
無料だからか
変な人も多い
具体的に、ピクシブ百科事典の執筆ユーザーに見られた問題行為・特徴の一例を挙げると、
- 【独りよがり】協調性・協力が見られない。
- 【報復行為】気に入らないユーザーを名指しで記載して報復。
- 【不要記事の量産】内容が薄く、タグとして誰も使わないような記事を量産。
- 【質より量】足し算ばかりの冗長な過剰(かじょう)記載で、引き算ができない。
- 【デマ拡散】記述に根拠がなく、勝手な推測や妄想を事実として拡散する。
- 【関連項目?】無理やりなこじつけや勝手な解釈で、関連項目を書く。
- 【責任感がない】記事の立て逃げ・書き逃げ・議論無視、大幅な無断削除。
- 【法的意識も低い】ほかフリー百科事典・サイトからの無断転載行為。
- 【言葉選びが下手】明らかな特定執筆者への誹謗中傷を、編集履歴に記載。
- 【理解不足】個人のブログと、フリー百科事典の本質の違いの無理解。
- 【文法知識の問題】句読点(、。)をつけないなど、記述の文法知識がない。
- 【反省・改善しない】行き過ぎた失敗は仕方ないにしても、反省・改善をしない。
- 【意見を許さない】「勝手に書き換えるな!」「意見するな!」と逆上する。
- 【自作自演】持説を正当化するために自作自演行為までする。
このような、ほかのフリー百科事典だとありえない行動が当たり前になっていて、疑問にも思われないのが、今のピクシブ百科事典の状態です。
「何を書こうと個人の自由だし勝手」という状態。承認欲求を満たすためだけのツールになっているよ。
百科事典は個人ブログでも持論流布の場でもない
個人ブログなら、文章の組み立てが下手だろうが思想が偏(かたよ)っていようが中途半端だろうが、禁止事項に触れない限り好きに書くことができます。
SEO(検索最適化)を考えないのならね。
しかしフリー百科事典は公平性・中立性が求められるため、
CHECK!
執筆には一定の文章力・構成力や国語力、ほかの執筆者との協調性・コミュニティ力・思いやりは必然。文章の書きかたを学ぶ気がなく、指摘・意見される覚悟もなく、客観視や論理的思考ができないのなら、それこそ個人ブログで書くべきです。
無料登録者の言い逃げ・書き逃げ上等感も悩ましい限り。
信ぴょう性が低く、マナーも悪い要因
治安が悪い理由の大半は
運営の姿勢
荒らしや問題行為の具体例はのちほど紹介しますが、ピクシブ百科事典はなぜここまで信ぴょう性に問題があったり、マナーが悪いのかを考えてみましょう。
大体のフリー百科事典だと、
- 【運営の対応】問題ある行為や荒らしには適切に対応し、ガイドラインも厳格。
- 【保護機能】編集合戦が発生すれば、議論の上で編集不可にできる。
- 【相談・議論】閲覧者・編集者がコメント欄を積極的に活用する。
これらが少なくともあるんですが、ピクシブ百科事典は上記がぜんぜんできておらず、何よりの問題が、運営が荒らしなどの問題や治安維持に消極的であり放置状態である点です。
真面目な執筆者は離れていく
指摘・注意に無視や逆上・報復行為をされ、運営も厳格な対処や治安維持をしないことから、真面目なユーザーは泣き寝入りして離れた結果、問題ユーザーばかりが残るんですね。
これもまた、ピクシブ百科事典の治安を悪くしている要因です。
Q&Aページにあった運営の見解を見る限りだと、
ユーザー同士のトラブルはユーザー同士で解決してください。
これがそもそものスタンスのようで、軽微なものなら利用者間で完結できますし、そこまでのボーダーラインなら間違っていません。
しかし、明らかな誹謗中傷や悪質行動、信ぴょう性の問題やデマの拡散に対しても、そのスタンスを拡大解釈して放置を選択するのは、ただの怠慢です。
ピクシブ百科事典が閉鎖されない理由
ヤフコメと似ている
とはいえ、ここまで苦情を言われても閉鎖を考えないのは、おそらく広告収入があるからでしょう。
これは「ヤフコメはなぜ閉鎖されないのか」の記事でも述べましたが、ある意味、ピクシブ百科事典はヤフコメの構造と似ていますね。
運営側からすれば、
秩序をゆるくすることで、何もしなくても利益が発生する、金のなる木。だからピクシブ百科事典を閉鎖する気はない。
このようにしか思っていないのかもしれません。
あくまで推測です。
次から、実際に体験した荒らし・問題行為について述べていきます。
実例1:一般常識を疑うユーザー
共同執筆だから
礼儀を払うのは基本
編集合戦があったことから、記事の「要議論」を何度も無視し、意見交換もなく書き換えるROM専ユーザーがいたので、
〇〇さんこんにちは。こういった経緯があるので、書かれる前にまずコメント欄で意見を出してもらえますでしょうか。
挨拶した上でこのように伝えたところ、
pixivの関係者か何かですか? 挨拶はいたしません。
と、常識を疑う返信のみならず、内容もずれた自己主張で正当化するユーザーがいました。
文面を察するに国語力が乏しく、真面目な内容でもネットスラング・定型文を使う人でしたね。
真面目な話なのにネットスラングで返すって、相手に失礼だとは思わないのかな? 実生活でも見知らぬ他人に同じことをするの?
『Wikipedia』なら要議論の断り書き無視で編集・削除すれば怒られますし、『ニコニコ大百科』やほかのwikiでは少なくとも、執筆者同士や閲覧者との意見交換はされるものです。
明らかに協調性が乏しい
ゆえに、一応正しい批判の範疇(はんちゅう)で、
- 【相談】なぜコメント欄があるのか。
- 【行動】無視は執筆者以前に人として問題。
- 【挨拶】「挨拶はしない」と返すのはダメ。
これらの要点をまとめて指摘しましたけど、その後は返信もせずだんまり。
実はこのユーザーの注意コメントは2回目で、1回目の注意を無視した後、執筆履歴には逆ギレともとれる開き直りコメントを書いていました。
意見される覚悟がないんだなって思ったね。それなのになぜフリー百科事典に書くのかが謎だけど。
実例2:アンチネット私刑行為
誤った正義感は
非生産的でしかない
ネット私刑への偏向(へんこう)的な情報・知識による制裁手段を記載し、該当ユーザーは百科事典に晒す『アンチネット私刑』をおこなうユーザーがいました。
ROM専ではないけど、発達障害とプロフィールで書いていたね。
百歩ゆずって個人ブログに書くならまだ許せますが、その記載でトラブルが発生したら誰が責任をとるのかってなりますし、執筆には公平・中立性の姿勢が前提です。
独善的・私物化な行動の数々が目に余ったので厳しく注意すると、まるでドラえもんにすぐ頼るのび太のように、自己研鑽(けんさん)もせずなんでも頼ろうとしたのは、正直あきれましたね。
「頼る」と「甘える」は違うよ。
他人に厳しく自分に甘い
特定晒しは本人曰く、
こういった人に過去に嫌な目に遭(あ)わされたから、心証が悪い。
だそうですが、心証が悪いから同じようにやり返すのは子供のすることで、「ネット私刑をネット私刑している」状態です。
礼節・社会的マナーに乏しい面も目立ち、毎回の返信が4日〜1週間後で、遅れたお詫びも言わず忠告をあまり聞き入れず、都合の悪い部分は無視し、謝罪しても反省をしない人でした。
話がかみ合わないというか、論点もずらされて平行線になることも多く、結局注意したことを繰り返して何事もなくまた頼ろうとする有様でした。
他人に厳しく自分に甘いのは、障害有無関係なくダメだよね。そもそも返信が遅れたことをお詫びしないのは社会人として論外。
発達障害は言い訳にならない
私は発達障害です。理解するために、意見を伝える場合は詳細を具体的に伝えてください。
当人はこのようにプロフィール欄に書いているから実際に細かく伝えても、結局無視したり受け入れない姿勢なら意味がありませんよね。
発達障害を免罪(めんざい)符にして開き直る人がいると、発達障害を持ちながらも頑張る人たちすら一緒にされ、当事者はより肩身が狭くなってしまいます。
彼に限らず障害を免罪符にする人は、
障害者が冷たい目で見られるのは、社会が障害の理解と思いやりがないせいだ。
このように言いますが、歩み寄らず自省もせず、なんでもかんでも「配慮は与えられて当然」で、都合が悪くなれば他人や障害のせいにする態度では、到底理解は得られないでしょう。
しつこかったので、今後関わらないようお断りしたものの反省していないようで、ツイッターで当サイトの記事を引用し、特定の内容に反応した意味不明ツイートをする始末でした。
社交辞令ではなく「迷惑だから関わるな」と言わないとエスカレートする例で、「見捨てるのも優しさ」を再確認しました。
このユーザーは後日知ったのですが、さまざまな人にストーカーや歪曲・独善的行動をおこない、都合が悪くなると障害を言い訳にするなど、悪い意味で有名な人物でした。
反省して改善に努める人だったら、まだ救いはあった。しかし謝罪はしても反省(自省)はしないって、謝罪を述べない人以上にタチが悪いのか……と驚くばかり。
実例3:白紙化を繰り返して自己正当化
意見される覚悟は必要
とある記事を「著作権違反」と称して白紙化(記事内容すべてを削除する行為)を繰り返し、
私の権利が侵害されているから白紙化は当然。
と、聞く耳を持たない人がいたんですね。
実際は「自分の編集記事が荒らし記事扱いされたから、報復として白紙化していた」のが事の顛末(てんまつ)らしく、複数の記事の独善的編集・私物化を繰り返していたようです。
要は、自分を正当化した逆(さか)恨みですよね。
もちろん、上記の問題行動が事実であるならば……が前提だよ。
意見・指摘が嫌いなタイプ
自分も「返信は求めませんし今後も送るつもりもありません」と前置きした上で、
問題があるのであれば、ちゃんとコメント欄などで議論してください。コメントできない理由があるのなら、コメント可能になるまで編集は控えるべきです。
こう伝えたのにも関わらず効果がなく白紙化をし続ける有様で、それ以前にほかユーザーからも、露骨な被害者意識で論点をずらし、
私は被害者だ。お前らが悪い。
このような旨の主張を繰り返していたそうです。
その話を事前に聞いていたので、送った後にブロック処置をして、余計な言い争いを受けないようにしていました。
言い逃げするようで気が引けたけど、話がつうじない、100%被害者だと言う人の話し合いで生産的だった試しがないからね。
ただ、そのユーザーは「指摘・意見される」自体を許せないらしく、先述したほかのユーザーのメッセージを通じて「ブロック解除しろ」と催促(さいそく)していたようです。
運営に対して厳しく指摘したほど
このようなことが1ヶ月近くにも渡り、運営へ幾人もが苦情を送りましたが、その問い合わせを放置したのも問題でしたね。
結局自分が見かねて、苦情放置と該当ユーザーの対処を怠った見解の開示・返答期限を求めた厳しい口調のメールを送付し、ようやく運営は重い腰を上げ、アカウント凍結をしました。
明らかにユーザー間で解決するレベルを超えているものです。
指摘したユーザーにも問題
とはいえ、そのユーザーの名前を晒して刺激をした一部のユーザーにも問題はありましたから、
たとえどんな相手でも、ユーザー名を晒して応酬(おうしゅう)するのは同類ですし、控えるべきです。
そう注意しましたけどね。
相手が問題ユーザーだったら、どんな攻撃行為や晒しをしていいという理屈は間違っていますし、本質的はどちらも同じです。
実例4:強迫と無自覚な荒らし行為
自分の行動を
客観的に見るって大切
引退後の2020年初頭にあった話で(執筆引退は2019年の夏ごろ)、とある記事執筆に関わったユーザー全員へ、メッセージや投稿作品タグで迷惑・脅迫行為をするユーザーがいたんですね。
自分の場合は、
- 投稿作品のタグ荒らし
- 「死ね」や意味不明な文面の連続送信
この程度の内容でしたが、
京アニ事件(京都アニメーション放火殺人事件)のような悲惨な目に遭わせてやる!
上記の趣旨の内容を送られた人もいたそうです。これでもマイルドな表現で、実際はもっと過激な脅迫内容でした。
これってただの強迫・犯行予告だよね。正確にここで書き起こすのも嫌になるレベルだよ。
警察へ検挙されてもおかしくない
そんな内容をネットに書いて検挙された人もいるのに、自分の首をしめているだけです。これらの報告をコメント欄で見たことで、上記のメッセージを送る方向にしたらしいですね。
多分その経緯の後に、引退済だった自分に迷惑行為をするようになったのでしょう。
一応弁解しておきますが、引退後は編集どころか、百科事典すら検索除外で見えないようにしたので、このユーザーとの接点も関わりも全くありませんでした。
自分が正しいと信じるタイプ
こちらの被害は軽微だとしても、投稿作品の管理画面を開くたびに異常な量の通知が届き、メッセージを開いたら「死ね」と書かれ、意味不明なメールなのは慣れていても気が滅入るもの。
中には、
荒らし行為はやめろ!
と、なぜかこちらが悪質行為をしているかのような内容も散見されて困惑するばかりでした。
一度や二度ならまだしも、1ヶ月近くもほぼ毎日のように来ていましたから、よっぽどヒマな人なんだろうと、当時はそういった報告は言わずに伏せていました。
しかし、いたちごっこのように削除・編集ロックで対策するさまは、壁のラクガキを消す清掃員のようで、文面からも「俺は間違っていない!」という態度でしたね。
このような行為でも正当な主張だと思っている以上、自覚も説得も不可能です。
突然のご連絡失礼いたします。タグ荒らしに遭っているようですが、もしかしてこのユーザーだったりしませんか?
上記のメッセージを送ってくれた人もいたぐらいですから、周囲にも相当な被害をまき散らしていたのでしょう。
運営の対応もよくなかった
このような検挙されかねない案件で、しかも何人も脅迫メッセージのスクリーンショットを貼って送ったにもかかわらず、運営の対応スピードは遅く、事後報告もなかったそうです。
運営のコンプライアンス(企業モラル)はどうなっているんだろう?
ただ、運営も一度はアカウント凍結はしたみたいですけど、このユーザーは別アカウント・なりすまし行為で荒らしを繰り返し、「内容はほぼ一緒でアカウント名が別」な内容ばかりでしたね。
ほかのフリー百科事典について
ほかのフリー百科事典は
どうなのか
ここまで、ピクシブ百科事典の問題や構造的な部分の被害体験・問題点を述べました。
では、別のフリー百科事典はどうなのかというと……
アニオタwiki(アットウィキ)の場合
『アニヲタwiki(アットウィキ)』ではほぼ似たケース(持論流布や独善的記載、ソース〈論拠〉掲示が完全に任意など)が見られますが、ピクシブ百科事典よりはひどくありません。
ただ、通報の敷居が高く、wiki管理者が音信不通の場合は運営側に必要書類を書いて郵送しないといけません。
これは弁護士に依頼するような厳格な法的書類であり、お金をかけて送ったからといって、対処してくれる保証はありません。
日本のIT法律がいかに遅れているかを痛感させられる。
ニコニコ大百科の場合
『ニコニコ大百科』は執筆が有料で、編集合戦が比較的少ない部分は評価でき、内容に問題があればしっかりとコメント欄で話し合いがなされます。
しかし、個人ブログで書けばいいような記事(〇〇の炎上問題など)の一部散見や、無料でも書けるコメント欄のマナーが非常に悪いですね。
「ルールを守ればどんな記事を作ってもいい」とする典型的行動だと思うし、コメントのレベルはまとめサイトと同じぐらいだよ。
Wikipediaの場合
『Wikipedia』の場合は規約が厳格かつ、執筆者として内容に責任を持つ人が比較的多く、執筆者同士に敬意を払う文化が根づいていました。
ただ、管理者権限ユーザーは性格に問題のある人が多く、自分もIP巻き添えで編集ブロックされたことがあり、Wikipediaユーザーでも問題ユーザーや書き逃げ、お礼も言えない人はいましたね。
アニメやゲーム、映画などのサブカルチャー系だと、「ぼくのかんがえたさいこうのあらすじ・じんぶつしょうかい」と言わんばかりの、自己満足記事はいくつも見かけるものです。
ほかのフリー百科事典と比べたら「マシ」という感じ。「良い」ではないよ。
どこでも見られるけれど…
フリー百科事典であれば、どこでも問題ある人が一定数いるのは仕方ありません。
しかし確実に言えるのは、フリー百科事典の中でも『ピクシブ百科事典』がダントツでデマが多く、信ぴょう性も疑わしいし執筆者の質も低い無法地帯であることです。
引退したふたつの理由
これが理由で
執筆をやめました
冒頭でも説明したように、2019年にはフリー百科事典の執筆活動から完全に手を引いています。
マナーの悪さと自己主張の強いユーザーに疲れた、日常生活に支障を来たしかねなかったのも要因でしたが、それよりも決定的な理由だったのが、
- 【共同執筆の問題】書いたところで共同執筆なので、実績にはならない。
- 【ブログ発信に注力】情報発信は自分のブログでやればいいという改め。
と気づいたので、ピクシブ百科事典のみならず、フリー百科事典執筆の引退につながりました。
ここまで書いていますが、自分自身も立派な執筆者だった訳ではなく、自分の未熟さを見直せる場でもあったため、必ずしも数年間の執筆活動は間違っていたと言うつもりはありません。
でも書いたところで自分の実績にはならないんですよね。「誰でも書き込める・書き換えられる」わけで、ブログを書く頻度も下がってしまいます。
数年かかってしまったのはお恥ずかしいところではあるものの、気づけてよかったと心底思う。
引退後の誹謗中傷被害
ガチで関わっちゃ
いけないタイプ
ただ、上記の問題行動を起こした誰かなのか、全くの無関係かは不明ですが、未だにピクシブ百科事典以外の場所で、自分をとにかく悪者にして誹謗中傷したい人が未だにいるようです。
2021年にはアットウィキで当サイトのつぶやき欄を撮影し、中身を口汚い言葉に書き換えたコラ(合成)画像を作成して、
こいつは画像のように、誰かを口汚く誹謗中傷するし、なりすましもやっているクソ野郎だ!
という旨のWikiを書いて拡散されていたのは悪質でしたね。
明らかに素人が書いている文章
百歩ゆずって過去にやった「事実」なら、犯した業(ごう)として受け入れなければなりませんが、この件は完全にでっち上げの捏造(ねつぞう)行為。
そもそも、自分は他者を論理的な観点から問題提起することはあっても、他者に暴言を吐くなどの攻撃的な言動をしないことをポリシーに掲げています。
問題を掘り下げる(批判する)のと他者を攻撃する(批難する)のは別物。後者は自分の価値を下げるだけでメリットがないし、もし生産性があるのなら根拠を添えて説明してほしいね。
その内容もさることながら、文章構成もユーザー目線やリキッドレイアウト・レスポンシブをぜんぜん考慮しておらず、明らかに業界・技術知識がない素人が書いたものです。
WEBデザイナーとコーダーを仕事にしている自分が書いた文章ではないと、一発でわかるでしょう。
業界人ならありえない文章の書きかたをしているんだよね。仮にこんな書きかたをしている業界人がいたらプロじゃないよ。
「普通じゃない人」がやっている
さすがにここまで来ると、ヒマを持て余している人というより、なにか心に闇を持っているんじゃないかとか、精神的な病気や障害を患っているのではと冷や汗をかきそうです。
法を犯し、相手の行動を捏造してまで「俺は間違っていない! 俺に危害を与えるお前が100%悪い」という思考が不思議。
この件については自分への名誉・信用毀損(きそん)や著作権侵害・悪質な二次利用行為による規約違反でもあるため、当人へ幾度も警告しましたが、完全に無視。
というより、「Wikiに一方的な主張や妄言を書くだけ書いて誹謗中傷し、管理放棄して書き逃げした状態」の表現が正しいですね。
こうやって見に覚えのない誹謗中傷は生まれるんだなって感じ。相手をおとしめる目的の書き逃げは言葉悪いけど、負け犬の遠ぼえと自分で認めているのと同じ。
記事執筆するなら理不尽の覚悟が必要
アットウィキ運営者に法的な書類通告も考えましたが、手続きには費用と時間がかかるし、風評やご依頼の実害も特にないので放置しています。
自分のサイトやSNSを見ればデマだとわかるし、多くの人に「あのWikiは執筆者の妄想」と理解してもらえている。地道に築き上げた信頼に勝るものなし。
どんな形であれ関心を持っていただけるのは結構ですが、そのエネルギーは人を喜ばせる方向に使ってほしいものです。
今のピクシブ百科事典で記事を執筆するということは、こういった誹謗中傷被害に遭ってしまう可能性も考えてもらえれば幸いです。
根拠がない悪評を流す人は、実害がなければ無視して冷静に弁解。謙虚な姿勢を崩さず信頼と誠意を見せれば、みんなわかってくれる(経験者は語る)。
最後に:自分の価値を考えてみて
ピクシブ百科事典は
闇が深かった
以上が、ピクシブ百科事典の問題点と、自分がフリー百科事典の執筆活動そのものを引退した経緯・理由および被害体験です。
自己分析とその反省も兼ねて、問題提起のような内容に仕上げました。
Wikipediaを含むフリー百科事典は誰でも書き込めて、リテラシーがなく自己中心的、承認欲求目的の問題ユーザーは大なり小なり存在します。
しかし今のピクシブ百科事典は数ある百科事典の中でもトップクラスで治安がひどく、信ぴょう性に疑問があり、中立性・公平性に欠いたデマと誹謗中傷の温床です。
元執筆者が言えば、現状のピクシブ百科事典は書くことも見ることもオススメしない。
自身の至らない点を注意いただけたなど、ピクシブ百科事典での活動は必ずしもマイナスな部分ばかりではありませんでしたが、正直自分の実績にならないし、利用する必要性はありません。
しかしピクシブ百科事典は閲覧者に有益な情報を与える場所ではなく、ヤフコメのように承認欲求が強い人を利用して広告費を得る「金のなる木」である可能性が高いです。
広告収入自体は悪ではありませんが、デマや信ぴょう性の問題を放置同然にしているのは社会通念上どうなんだろうと疑問を覚えます。
また、これはピクシブ百科事典をはじめとしたフリー百科事典のみならず、『Yahoo知恵袋』や『発言小町』などの、質問サイトへの回答行為も同様であるとつけ足しておきます。
論理的な熟考ができる、執筆能力がある人は、ブログやサイトを立ち上げたりフリーライターの仕事をしてみたりと、「自分の技量・成果」として文章を発信すべきです。
そのほうが、あなたの書く文章をさらに価値を高めてくれますし、職によっては実績にもなりますよ。
寄付のお願い
ありがとうございます
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記事や作品が気に入りましたら、支援サイトのご支援や寄付をよろしくお願いいたします。