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オリジナル,創作,ウサギ,女の子,肉球

ウサギに詳しかったり、飼い主さんならつい悩ましく思ってしまうのが、「(イラストや映像作品で)ウサギに肉球が描かれている」ことだと思います(少なくとも自分はそうですし、過去にはウサギを飼っていたのでなおさらですね)。

ほかにもウサギの大きな勘違いといえば、

  • ウサギの持ちかた】昔の世代ほど「ウサギは耳を持つもの」という認識が強く、過去に親族がやったときは驚いて止めたほど。あれは「食料としての」ウサギの持ちかたで、生きたペットのウサギにやるのはご法度(はっと)中のご法度。
  • ウサギはニンジンが好物】ニンジンは糖分が多いため、与えすぎてはいけない食べ物。キャベツもお腹にガスが溜まるので、同様にNG。
  • ウサギはさみしいと死ぬ】個体差はあるものの、ウサギは基本的に縄張り意識が強い生き物。過剰(かじょう)なスキンシップのほうがストレスになる。
  • ウサギに水を飲ませない】ウサギだって生き物なのだから、水を与えないと脱水症状になる。
  • ウサギは鳴かない】声帯がないだけで、ウサギも喜んだときや怒ったときは「ブゥブゥ」と鳴く。感情表現は体全体を使うことが多い。
  • ウサギは「羽(わ)」と数える】それは江戸時代までの呼びかた。今では鳥類以外のペットのように「匹」や「頭」と呼ぶのが普通。
  • ウサギは知能が低い】イヌほどではないものの、ウサギは賢い生き物(ネコの知能レベルに近い)。トイレの場所や自分の名前、飼い主の顔を覚えるし、しつけ次第では簡単な芸もできる。

……と、ウサギにまつわる誤解は多いものの、特に絵描きなどのクリエイターがよくやるのが「ウサギは肉球があると思い込んで描いている」なんですよね。

なお肉球を描かれるというのは、誤解では済まされない事情も含まれていますので、描いてしまうとどうなるのか、描かれてしまう理由考察も含めてお話します。

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ウサギに肉球はあるのか

結論を言ってしまえば、「ウサギは基本的に肉球がない生き物」です。写真や動画でウサギの足裏を見れば一目瞭然(りょうぜん)ですが、ウサギの足裏は肉球ではなく、細かい毛のクッションが集まってできています。



ツイッターなどでは月曜日になると『うさケツ曜日』と呼ばれる、ウサギのお尻を激写した写真を飼い主さんたちが載せるので、それで足裏を確かめてもいいと思います(あんないやらしいセクシーなおケツを載せるなんてけしからん! 揉みしだきたい!)。

ホーランドロップ(いわゆる垂れ耳ウサギ)などの一部の種に限り、毛をかき分けると肉球があるウサギはいますが、ほとんどのウサギは肉球をもっていません。

ウサギに肉球を描いてしまうと…?

それでも肉球を描くイラストや映像作品は昔から数多く、「ウサギは肉球がある生き物」という風潮と誤解がまかり通っています。先ほど、ウサギに肉球を描くと誤解では済まされないと書きましたが、

ウサギに肉球を描くと、一部のウサギ過激愛好家に突撃されて炎上する……かもしれない

さすがに上記は多少誇張(こちょう)していますけど、そのぐらいデリケートに思われていて、「パンダなのにしっぽが黒く描かれている」や、「メスのクジャクなのに羽が鮮やか」に近いものがあるかと。ウサギを詳しく知っている人からすれば「この人、ちゃんとウサギを調べずに描いているな……」と、分かってしまうわけです。

肉球がないのに肉球を描くとはつまり、「肉球の形状すらも勝手な想像で描いている」ってことですからね。

イヌやネコですら肉球の形状が違いますし、ある意味では「ウサギを肉球を描く時点で、資料収集ができないクリエイターである」と言われても、仕方がないでしょう。ウサギの前足・後ろ足は指の本数が違うのも、分かっていなさそう。

ウサギに肉球を描かれるルーツを探る

ここからは、ウサギに肉球が描かれる誤解が広まった原因を仮説立てしていきます。

仮説1:ウサギはネズミ(げっ歯目)の仲間と思われている

ネズミは肉球があるので、「ウサギってネズミの仲間だし、肉球あるだろ」というイメージで描かれてしまうというもの。

しかしこれも間違いであり、ウサギはネズミ目(げっ歯目)ではなく、『ウサギ目』に属します。

  • ウサギの生物的分類】真主齧上目 真主齧上目 グリレス大目 重歯類 ウサギ目
  • ネズミの生物的分類】真主齧上目 真主齧上目 グリレス大目 単歯類 ネズミ目(げっ歯目)

つまるところ、ウサギとげっ歯目は少し遠い親戚で、(系統樹は詳しくないので恐れ入りますが)イメージ的には、イヌとキツネの生物学的関係に近いと思います。

ちなみに日本コロムビアの『げっし〜ず』というゲームがありますが、その中にウサギが含まれるのは厳密にいうと誤りです。


……まあ、自分もウサギを詳しく知る前は「ウサギはげっ歯目」と同じく勘違いしていたから、あまり強くは言えないけど。

仮説2:昔から肉球が描かれたキャラクターが存在する

代表的な例だと、ワーナー社の『バックスバニー』や、ディズニー映画『バンビ』で登場した『とんすけ』などですね。




動画を見ても分かるとおり、これらのキャラクターはウサギなのにも関わらず肉球が描かれていて、双方とも半世紀以上の昔から存在する有名キャラクターですから、その刷り込みもあるのではという仮説です。

刷り込みや思い込みって、自分で気づかないと直せないものですからね。

仮説3:肉球をアクセントカラー・要素代わりに使っている

キャラクターデザインのみならず、ファッションでも住宅デザインでも、『ベースカラー』『アソートカラー』『アクセントカラー』の黄金配分が大切だと言われています。

  • ベースカラー】『基調色』とも。全体の7割前後を占める基本的な色。
  • アソートカラー】『配合色』とも。全体の2割前後を占め、ベースカラーを際立たせる。
  • アクセントカラー】『強調色』とも。全体の1割未満だが、全体的な色調をまとめる効果がある。

肉球の場合は『アクセントカラー』になるため、キャラクターの全体的な色調をまとめるために、肉球に色や要素をつけ加えた形です。「本当はウサギに肉球を描くのは間違いだけど、デザインの配分上こうなった」パターンですね。

『ポケットモンスター ソード・シールド(ポケモン剣盾)』に登場した、『ヒバニー』『ラビフット』『エースバーン』がそれを表しているかのように思います。



これらのキャラクターも肉球をアクセント要素として取り入れていて、ないとこれはこれで寂しいかもしれませんね。

最後に:ウサギに肉球は「絶対描いてはいけない」

以上、ウサギの肉球問題について考察を述べました。

ウサギモチーフのキャラクターは、デザイン上仕方がない場面もあるかもしれませんが、ウサギそのものを描くときは「基本的にウサギは肉球が存在しない生き物である」と、少しでも考えてもらえるクリエイターが増えればいいなと思う次第です。

記事の真意的に「ウサギに肉球はないよ」よりも、「ウサギに肉球を絶対描くな! 襲われるぞ!」が適切でしょうね。


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現行WordPressエディタツール『グーテンベルク』の問題点はいろいろあるけど、やっぱり「装飾」の問題が一番大きい。

たとえば太字(b)の装飾はstrong要素で出力され、テーブル要素もth要素(見出し)が対応していない。特に前者の太字がstrong要素で出力は問題で、文法上、装飾目的で多用するとSEO(検索最適化)に影響が出る可能性があるタグなんだよね。

なぜb要素(優先度:低)ではなくstrong要素(優先度:高)なのか。打ち消し線はdel要素(優先度:高)じゃなくてs要素(優先度:低)で出力されるのにね。

絵描き・物書き+WEBデザイナーの京都生まれなウサギ好き。「ネチケット(ネットマナー)やネット・情報リテラシーの扱い」「批判と批難(非難)の混同・誤用」には少々シビアで、性別問わず好きなタイプは「失敗・反省から学ぶ人」。長文や理論を分析し、簡潔に分かりやすくまとめるのが得意なため、リアル・ネットを問わず、各所からご好評をいただいております。

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