2013.10.25 2024.10.07

【感想】ゴスは反社会的で、対してエモは自傷的?【サウスパーク第17シーズン4話】

サウスパーク

もうやらないと思っていた、初期のハロウィン以来の唐突な特殊オープニングは意外でした。今回の話はゴスキッズのさまざまな一面が判明し、ゴスキッズ好きの人にオススメしたい話です。

しかし、ヘンリエッタの家の写真にミントベリー……もとい、弟のブラッドリーの写真が一枚もないのは不穏に感じる。

ネタバレ注意

作品の内容・結末が記述されています

第17シーズン4話『Goth Kids 3: Dawn of the Posers』

背景

エモとゴスの違い

ヘンリエッタの親がゴスキッズ特有の乱暴な言葉づかいやファッションをエモだとして、2週間の矯正キャンプへ行くことになりますが……

帰って来た彼女はエモ化し、ゴスキッズがそのキャンプの謎を探っていくのが今回の話の大筋です。

ゴスとエモの違いは人によって意見が分かれるみたいですけれど、サウスパークの定義では、

  • ゴス】いわゆる中二病でブラックコーヒー好き。大衆・全体主義嫌いのひねくれ者で、黒い服を好むゴスファッション。
  • エモ】現代っ子で根暗・消極的。SNSに居場所を求め、何事もネガティブ・自虐集団。髪のメッシュや、ダークレザー(革)素材のパンクファッション。

……という解釈でしょうね。

途中ゴスキッズが毛嫌いしていた吸血鬼ッズと手を組むんですけど、ゴスキッズも吸血鬼ッズもエドガー・アラン・ポーがルーツになっているということは……同族嫌悪かもしれない。

エモ化の元凶は『エモ・クラリス・アメリカヌス』という植物の洗脳音波で、それらを統括する親植物がボスだと突き止めるものの、仲間の一人がすでにエモ化していて彼らを裏切り……

……と、ここまで盛り上がりを見せておいて、実はすべてリアリティショーのドッキリ企画。

植物も振動する鉢に入った普通のイチジクであったことがわかり、植物がゴスキッズたちをエモに洗脳する話は、只単にゴスキッズたちの中二病な思い込みだったようです。

最後にはヘンリエッタの母親が彼女の悪態に「デブ」と返したのは驚きです。大体この場合は「個性的な子」だのと返していましたからね。

【感想】キック・ザ・ベイビーとはまた懐かしい言葉を…【サウスパーク第17シーズン5話】
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プロフィール

赤竹ただきち

赤竹ただきちTadakichi Akatake

仕事で「YMYL(医療・健康・お金)記事をほぼ生成AI任せに書く」という、「これありえないだろ……」という他社事案に遭遇し驚きを隠せない。

というのもGoogleは2016年にWelq事件があったから、YMYL記事は独自性・信ぴょう性を厳しくチェックするようになっているんだよね。

それにYMYL記事を生成AI任せに書くとペナルティになる可能性も発表していて、こういった記事では生成AIを使うのはいいにしても、検証・監修で補完することが必須。

これを理解せず「SEOを上げるお手伝いをします!」という業者がやるんだから、いくらなんでもリテラシーが低すぎる。それで検索ペナルティを受けたら損害賠償モノなんだけどなぁ。

イラストレーター・マークアップエンジニア(コーダー)・Webデザイナー・ライターのウサギ好き。多様な絵柄を描け、外国人でも絵でわかるマンガ、ウサギと口内描写にこだわりを持つ。

コーディングとWebデザインは両方可能。納期が短いなどいった案件では、「デザインとコーディングのアドリブ同時進行」という荒業もおこない、SEO施策を意識したマークアップも得意。

フリーランスとの進行ディレクション・指示や、面接担当の経験が幾度もあり、プロ・趣味問わず、絵描きを含めたクリエイティブの姿勢には少々シビア。

「自省・リテラシー・正しい批判の認知・意識向上」をライフワークとし、当サイト記事も「気づき・理解・学ぶ」を全体テーマとして執筆。

当サイトの記事は中学生でも理解できるように計算しながら執筆しており、ネット・SNS上で「わかりやすく参考になる」とご好評の声多数。

「言い訳せずに下手でも自分の弱さを認め、背かず自省して学ぶ意識を忘れない(=謙虚な)人」は、年齢・性別問わず好きなタイプ。