
前回のゴスの話に続いて、特に予備知識がなくても楽しめる話です。昔のサウスパークでカイルがよく言っていた「キック・ザ・ベイビー」が久々に出てきましたね。
ちなみに話に登場する『インテリリンク』を日本語で検索すると、同名の無関係な会社や人工内耳の紹介ページが出てくるばかりで、それらしい元ネタはわからずじまいです。
ネタバレ注意
作品の内容・結末が記述されています
第17シーズン5話『Taming Strange』


カナダ人の思春期
アイクがまだ幼稚園児なのに思春期を迎えて、顔にオデキやヒゲ、急にキレたり4人組以上の下ネタ言動……確かにこれは思春期ですね。
そしてマッケイさんがあんなにも機械オンチで、話が進むごとにマッケイさんもキレ始めていき、あそこまでキレるのは虫歯の話以来でしょうか。
いじめ撲滅団体にののしられて泣きじゃくったり、学校裏サイト撲滅のために相当えげつない手を仕向けたり、カートマンと同じぐらいの情緒不安定と最低具合です。
アイクの思春期はカナダ人特有の思春期とのことで、現れる症状としては声変わりのほかにも下半身に異状をきたしたり、「よう○○」と言い出す等の症状が出るのだとか。
ですがカナダ人だから思春期が早いとかではなく、手違いで大量のホルモン剤が送られ、それをアイクが勝手に服用してしまったことで思春期が早く到来してしまったみたいですね。
その要因がインテリリンクとよばれる、ライフラインや情報、さまざまな装置を円滑・一括管理、共有をすることが可能になるシステム。カナダでも導入されているようですが……
まあ多分使いこなせれば便利なシステムなんでしょうけれど、話の中でちゃんと使える人はひとりもいませんでした。
マッケイさんがこれをとり入れたのは円滑に情報管理したいというより、最先端の波に乗りたかっただけでしょうね。
マッケイさんが機械オンチで全然使いこなせず学校が散々な目に遭(あ)ったことから、「センチュリオンパック(インテリリンクの撤去:設置員の自殺による解約)」を購入し元どおりの学校に。
着ぐるみ番組のキャラたちが変に絡んできましたが、ラストでは後遺症が残ったものの、普段どおりの可愛いアイクが戻って安心しました。
