雑記
2020.07.14 2024.12.15

【考察】スタバでMacについて大真面目に問題点を語る【スターバックス】

雑記,スタバでMac,MacBook,スターバックス,スタバ

スタバでMac』は、意識高い系の代表的な嘲笑(ちょうしょう)と言われて久しいですよね。

  • スタバでMacスターバックスでMacBookを開いて仕事する人。

実際にスタバでMacのよさを語る意見を見ると、「俺かっこいい」や「自分に酔っている」を抜きにして、いろいろと違和感を感じた箇所がいくつかあました。

伝えておきますが、「スタバでMac賛成派」の行動を全否定する目的でも、あおりや嘲笑をする内容を記したものでもありません。

  • 嘲笑抜きで何が問題なのか
  • 本質的観点から見てどうなのか
  • 飲食店に長時間滞在をするとは

彼らの意見にも一部は理解できるからこそ、大真面目にスタバでMacの是非を述べていきます。

海外だとカフェでiMacなんて強者もいるとか……

ただきち

個人見解です

ほかの意見もご参照ください

「集中できるから」

背景

確かに一理はある

さまざまな書き込みや記事を見た限り、スタバでMac作業をする人が一番に挙げるメリットで、東大生は自室ではなくリビングで勉強する人が多いって話もありますからね。

多少の騒音があったほうが集中できる意見にも一定の理解を示す一方、オープンな場所での作業とは、第三者が安易に作業内容を見られてしまうリスクがあるということです。

ブログ記事作成程度なら見られてもいいでしょうが、報告書や書籍の内容、DTPデザインなど、会社や依頼者間のみで共有するような未公開情報を、公共の場で出していいのかってなりますよね。

下手すれば情報漏(ろう)えいや、守秘義務違反にもなりかねません。

壁側のテーブル席に座るのであれば、まだそのリスクは減らせるかもしれないけど……

ただきち

東大生の8割がリビングで勉強する「納得の理由」|のびこ

「フリーWi-Fiが使えるから」

背景

趣味の範囲なら
まだしも…

こちらも利点として挙げられている部分で、ネットサーフィンや動画閲覧程度なら、フリーWi-Fiは利用料金もかからないし便利なものです。

とはいえフリーWi-Fiで、クラウドサーバー上にアップロードや情報共有する行為は、無警戒で無防備とも言えます。

いくらMacはWindowsと比べてウイルス感染のリスクが低いとはいっても、危険が全くないわけでもありません。それは2010年代までの昔話です。

「フリーWi-Fiを使って問題が起きたことがない」のは、たまたま運がよかっただけです。

親族のDTPデザイナーは、外出先ではフリーWi-Fiではなく、ポケットWi-Fiやスマホのデザリング機能の活用しているよ。

ただきち

「店や店員の雰囲気がいいから」

背景

従業員やお客さんの
ことも考えて

実際にスタバで働いたことはないので、「接客・サービス業」の視点で述べていきます。自分は過去に、接客部門リーダーやクレーム対応を数年やっていた時期がありましたからね。

まず店員さんが優しく対応してくれるからって、利用客も許しているわけではありません。

接客経験者ならわかる話で、特定客のクレームを当人に言わず、代わりに店員に向かって陰口のようにクレームを言うお客さんが一定数います。

モブウサギ

店員さんに迷惑をかけていないからいいだろ。

モブウサギ

金払ったからどう過ごそうと自由。禁止って書いていない。

この考えは大変甘いですし、店員からすれば実質とばっちり対応で、まるで店員側が「しつけを怠った親」のように扱われるのを何度も経験しました。

お客様は神様みたいな考えかたの人が多い印象も受けましたし、経験者からするとこの弁解は、あまりいい気分はしないですね。

スタバは「家庭やビジネス以外の第3の場所」がコンセプトだとしても、自分の行動が結果的に店員の胃を痛めているかもしれない認識はしてもらいたいものです。

「おかえり」「ただいま」が聞こえてくる居心地の良い場所。サードプレイスの価値とは(大阪府・豊中市)|スターバックス

飲食業の回転率

ホテルや高級レストランでもない薄利多売の飲食業というのは、お客さんをいかに回して売上を上げるかを考えなければなりません。これを『回転率』と言います。

スタバは「料金を割高にしているぶん、少しの居座りは歓迎」というスタンスで、回転率は同業他社と比べると少なめであることがわかります。

しかし限度というものはありますし、スタバで仕事をするなら上述したように、お店やお客さん、勤める企業・取引先に迷惑をかけるリスクを理解し、常識の範囲で利用するのが無難です。

その意識が持てないなら、大人しくコワーキングスペースや自習室を選んだほうがいいでしょう。

【計算式あり】飲食店の回転率とは?目安や売上を上げる方法・伸び悩んだときの対処法 もご紹介|店舗買取り.com

「長時間居座る客」はむしろ大歓迎…スタバが「コンセント、無料Wi-Fi、一人席」を用意する深い理由|プレジデントオンライン

最後に:ひがみや風潮だけではない本質的な理由

背景

不特定多数の場
という意味

以上、大真面目に問題点を語りました。

冒頭に伝えたとおり、別に「スタバでMac」を「うわードヤ顔している意識高い系だー(笑)」みたいにバカにする意図もなければ、絶対にするなと言っているわけではありません。

またMacBookユーザーを対象に絞って記述しましたが、カフェやファーストフード店での勉強で長時間居座ったり、電車でWindowsなどを開いているのも同じ話です。

CHECK!

不特定多数に見られる場所で仕事や勉強をするとは、情報漏えいのリスクや、周りの客・店員の配慮も理解しなければならない。

否定する人が多いからか、賛成派のブログ記事やツイッターを見る限りだと、

  • 「店からダメって言われてないから、否定される筋合いはない」
  • 「文句言ってるのはAppleブランドへのひがみか貧乏人の嫉妬でしょ」
  • 「どうせネットやSNSの風潮に毒されて便乗している連中」
  • 「悪者にしてるけど、スマホもタブレットもWindowsだって同じだろ」

このように「反省するところはあるかもしれない」ではなく、まるで痛いところを突かれて必要以上に反論して、正当化する文面が多かったんですね。

言葉悪いけど中学生の反論にしか見えない。仕事できる人は真摯(しんし)に受け止めて考えるよ。

ただきち

「なぜ言われてしまうのか」を深堀りしていません。話の本質を見ていないと言えるでしょう。

ウサ子

そのような反省せず他責的にする態度は、ほかのMacユーザーへの風評被害や、自分で自分の首をしめていることに気がついてほしいものです。

探せばコワーキングスペース・自習室を提供している場所もありますし、店側(スタバなど)としても、長時間利用禁止の張り紙は心苦しいので貼りたくないでしょう。

大人であれば大人としての責任・常識を持って、スタバを利用してもらえればと思います。

記事・作品が気に入ったら
SNSでシェア・引用

1.シェアについて

赤竹ただきち(以下、当管理者)が運営するウマコセドットコム(以下、当サイト)の内容をシェアする場合、個人サイト・ブログ・サービス・SNSを問わず、URLなどを記載して出典元を明記ください。

明記していただければ、社会通念上の範囲内でご自由にシェアが可能です。

2.記事の参考・引用(転載)

記事の文章表現の流用、抜粋・引用される場合、当管理人までの申告は原則不要です。

文章の引用には法的条件(引用箇所の明示・出典元明記・補足として使用・引用の必然性・内容を改変しない)を満たす必要があり、満たしていない引用はご遠慮願います。詳細は著作権法第32条をご確認ください。

ご自身で独自に記事・動画作成で当サイト記事内容を参考に留め、文章を完全自作されている場合、URL記載は任意です。

要約のための一部改変は、記事の目的・意図を大幅に変えなければ可能とします。

3.作品の引用(転載)

当サイトの作品を引用・転載する場合でも当管理者への申告は不要ですが、URL元の記入、もしくは当管理者名・アカウント名などの記載をお願いいたします。

4.キャラクターの使用

当サイトのオリジナルキャラクターは創作性が高い非営利の個人に限り、イラスト・マンガなどに使用できます。非営利・個人の定義はこちらをご参照ください。

制作費・人件費の範囲内であれば、有償配布や支援サイトの掲載も可能としますが、生成AIで作成した作品で当管理者の作品だと誤認させる、有償行為をするのはご遠慮ください。

5.当管理者の著作権

当管理者が作成した文章・画像・デザイン・オリジナルキャラクターや作品などは原則、ご依頼でも著作権は当管理人に属します。

ただしバーチャルVTuberなど、権利者ご自身のキャラクター、または二次創作元のキャラクターなどの知的財産権につきましては、当管理者ではなく元の権利者に属します。

6.禁止行為

以下の行為が見られた場合は、個別のご連絡や法的処置などといった対応をとらせていただく場合があります。

A.二次利用・加工・改変

当サイトの画像・作品・文章・サイトレイアウトなどの悪意ある二次利用・加工・改変行為や、信用毀損・反社会的など、社会通念上問題のある目的で利用する行為。

B.文章の引用・流用

当サイトの文章を恣意的に切り取った語弊を招く行為や、著作権法第32条の引用条件を満たしていない場合。または当サイトの文章表現を流用しておきながら、引用元としてURLを明記しない、解説記事・動画などの作成行為。

C.不適切な拡散

特定の単語・見出しに反応、記事内容を過度な歪曲・脚色するといった不適切なシェアの禁止(誤った解釈のみならず、〈自他問わず〉風評被害や誹謗中傷につながる恐れがあるため)。

D.誹謗中傷

当サイト・他者・企業などを誹謗中傷する目的での引用。また煽り・マウント行為といった、意見・提起・指摘ではなく、人格・風評を著しくおとしめる行動も含む。

7.著作権

当サイトは著作権の侵害を目的とするものではありません。

スクリーンショットや二次創作元の知的所有権は各権利者・団体に帰属しており、各利用規約を確認した上で掲載しています。

有料二次創作は権利元の創作ガイドライン厳守を努めていますが、問題があれば当サイトのお問い合わせよりご報告ください。

8.トラブル

当サイト記事のシェアなどが要因で発生したトラブルなどについては、一切の責任を負いかねます。あくまでも参考・一意見として扱ってください。

当管理者まで直接ご意見・ご指摘を希望される場合は当サイトのお問い合わせからご連絡いただけますと幸いです。

制定日:2017/2/24
改定日:2024/10/23

シェア・引用の前に「規約・ポリシー」をご一読ください(同意したものとみなします)。

記事を特定の単語・見出しなどで判断したり、記載内容の過度な歪曲・脚色、他者を誹謗中傷・バッシング目的のシェア・引用は固くお断りいたします。

シェア内容が問題・風評被害行為だと判断した際、個別にご連絡を差し上げる場合があります。

社会通念上のモラル・リテラシー・マナーの範囲内であればご連絡することはございません。シェア・引用をしていただきありがとうございます。

プロフィール

雑記