2020.06.15 2025.04.03

【イラスト】メタルギア絵4枚と考察記事の感想【メタルギア】

メタルギア,メタルギアソリッド,MGSV,スカルフェイス,サヘラントロプス,
メタルギア,メタルギアソリッド,MGS4,オールドスネーク,
メタルギア,メタルギアソリッド,MGSV,スカルフェイス,サヘラントロプス,これほどの報復心を誰が,UMAすぎる,スネイプ
メタルギア,メタルギアソリッド,MGSV,スカルフェイス,サヘラントロプス,これほどの報復心を誰が,UMAすぎる,スネイプ

スカルフェイスの物語後半の小物感は今見ても不思議演出。あれは多分テンション上がっているせいでしょう。

スタンプ風のスカルフェイスの元ネタは、スカルフェイスの中の人吹き替えによる公式プレイ解説動画を見ればすぐわかりますので、ご参照を。

【公式】SIDE OPS 1 戦車隊戦編 - TGS2015 GAME PLAY DEMO (解説:スカルフェイス/CV:土師孝也) | MGSV:TPP (JP) CERO [KONAMI]
【公式】SIDE OPS 2 ゾンビ戦編 - TGS2015 GAME PLAY DEMO (解説:スカルフェイス/CV:土師孝也) | MGSV:TPP (JP) CERO [KONAMI]

そして次からは、最近読んだメディアサイトのMGSV考察記事について、ちょっと引っかかった部分がありましたので、以下から述べていきます。

個人見解です

ほかの意見もご参照ください

『MGSV』考察記事について思うこと

背景

少しお付き合いください

以下のインタビューですが、内容自体は参考になるし考えの幅が広がりました。

しかし未完成のくだりについては作品考察人のよくある悪い癖が、全面的に出てしまっているような印象を受けましたね。

『MGSV』のストーリーをどう読み解くべきか識者に訊く|HMV&BOOKS online

作品考察というのは、

CHECK!

つくり手が物語の起承転結をしっかり作り、「作品だけでも楽しめるが、考察するとさらに楽しめる」からこそ意義がある。

ここが大切なんですね。

商品として考えると…

(コナミとのゴタゴタといった大人の事情があったとはいえ)MGSVは中途半端に終わった打ち切りエンドだとプレイしたユーザーの多くが感じているものを、

  • 「いや、監督にはこういう意図があった」
  • 「これは監督のにくい演出だ」
  • 「あえて考察の余地を残した」

このように論じるのは違うと思います。

百歩ゆずって、アート作品ならその理屈は通用しますが、考察(深読み)しなければストーリーが補完されないって、「商品」として考えれば失格です。

端的に言えば、考察を都合よく拡大解釈しすぎている。

ただきち

考察はしなくてもいいもの

背景

ここの前提はかなり重要

考察自体は楽しいものですし、考える自体は否定しませんが、ストーリーが成立している作品だからこそです。

CHECK!

考察とは、やると作品をさらに楽しめるけど、別にしなくてもいいもの。

考察って任意の行為であって、「しなければならない」ではないんですね。

過去作のメタルギアにも、伏線や文学作品オマージュは多く考察も盛んにおこなわれてきましたが、続編構想はあったとはいえ、単体としてストーリーは成立していました。

考察に熱中する人ほど、ここの定義抜けが本当に多い。

ただきち

「考察の余地を残した」はただの願望

背景

「考察」ではなく
「願望」なのでは?

今作のストーリーに説明不足や欠落がある、考察しないとストーリーを把握できないものに対し、「意図的に描写していない制作者の思惑」「オマージュだから理由がある」はズレているんですね。

それはあくまでも想像の域を出ません。言うなれば「ただの深読みしすぎによる憶測語りなだけ」の、制作者の心酔(しんすい)から生まれた願望のようなものです。

繰り返すように彼に限らず、アートと商品を混同しているというか、クリエイティブやエンターテインメントを都合よく拡大解釈しすぎている人を見ると、なんだかなぁと思いますね。

作り手からしたら、ある意味都合のいい人たちではある。

ただきち

弁解になっていない見解

背景

しっかり答えるのがスジ

モブウサギ

蝿の王国はなくていい。ボツ案はどのゲームにもある。

と、この方以外にも主張するユーザーやファンがそれなりにいますが、

  • なぜ映像に『完成度』を表記するのか?
  • 未完成のモデリング映像を流す必要性は?

といった疑問に答えていませんからね。

モブウサギ

最初はこんなストーリーも考えていたんですよ。

そう言って済ませればいいのに、わざわざ完成度を表記した未完成のモデリング映像を流すのは、

モブウサギ

ワケあって作れませんでしたので供養です。

と開発側が認めてしまっている証左です。

明らかに未完成と感じる部分

  • バトルギアの存在価値
  • ただ広いだけのマザーベース
  • 終盤の埋め合わせメインミッション
  • サヘラントロプスの行方
  • 唐突なエンディング

このような部分が多々ありましたし、

本当はこんな遊びを入れたかったんだけど、できなかったんだろうなぁ。

ただきち

そう思わせる残骸は、ストーリー以外でも見られますからね。

ネット・SNS上では海外ファンの解析で、「本当は5章まであった」という話がありますが(MGSVは2章で終了)、没データからの推測話であるためここでは扱いません。

最後に:本当のファンなら正しい批判をすべき

背景

良否を建設的に言うのが
本当のファン

長くなりましたが、

CHECK!

MGSVの未完成要素に違和感を感じた人が多く、それを「監督が意図的に考察の余地を残したのに、元ネタも知らん連中が騒いでるだけ」という趣旨の発言はよくない。

という感じです。

厳しい言いかたにはなりますが、もっともらしいことを書いても記事を掘り下げてみれば、「深読み大好きな熱狂的ファンの一方的な願望」にしかなっていません。

白鯨やFOBの考察、メタルギアサーガの話は物書きとしても参考になっただけに、惜しいと思う。

ただきち

こういった人たちを見て毎回思うのが、

対象をただ称賛し、持ち上げるのは信者で、ファンではない。

ただきち

ということですね。考察の本来の目的・意味を再考すべきではないかと感じます。

熱狂的に心酔するのはただの宗教

ただ対象を熱狂的に持ち上げるだけというのは、宗教に心酔する信者とほとんど同じです。小島監督に関しては心酔する人は世界中にいますから、本当にあれは宗教なんですね。

もちろん、指摘・意見を言うときは、ちゃんと相手への礼儀は払うべきなのを忘れてはなりません。しかし、それでは対象への正しい批判なんてできませんよね。

MGSV発売から結構たっているに加え、昔の記事にいまさら言うのもアレなんですが、実は最近になってPS4版をプレイし、上述のインタビュー記事を見て疑問に思ったので記載しました。

MGSVは映像もゲームも最高だし時間泥棒。でも内容の未完成は確かに否めなかった。

ただきち

余談:サヴァイブを叩いている人たちに思うこと

余談ながら、本作のあとに発売された『メタルギアサヴァイブ』を叩く人を見ると、

モブウサギ

小島監督のいないメタルギアはメタルギアじゃない。監督が関わってないメタルギアはダメだな。

モブウサギ

小島監督を追い出したコナミが許せない。あいつらのせいでメタルギアの息の根が止められた!

こういった感情が渦巻いているパターンが多く、だいたいは未プレイです。

最初の例は『メタルギアライジング』でもありましたが、彼らって結局「メタルギアが好きなんじゃなく、小島監督や小島監督作品が好きなだけ」でしかないんですよね。

メタルギアライジングはシリーズで上位に入るぐらい好き。

ただきち

自分はサヴァイブはやったことないので否定も肯定もしませんが、実際にプレイした人は、

モブウサギ

ゲームはすごく面白い。でもメタルギアかと言われると微妙。

こういった冷静な評価が多いことからも、察することができます。感情論抜きにして、小島監督はよくも悪くも「影響力が強すぎる罪な人」ですね。

【疑問】アーティスト気取りのデザイナーと、すぐパクリと呼ぶ風潮について【問題】

記事・作品が気に入ったら
SNSでシェア・引用

1.シェアについて

赤竹ただきち(以下、当管理者)が運営するウマコセドットコム(以下、当サイト)の内容をシェアする場合、個人サイト・ブログ・サービス・SNSを問わず、URLなどを記載して出典元を明記ください。

明記していただければ、社会通念上の範囲内でご自由にシェアが可能です。

2.記事の参考・引用(転載)

記事の文章表現の流用、抜粋・引用される場合、当管理人までの申告は原則不要です。

文章の引用には法的条件(引用箇所の明示・出典元明記・補足として使用・引用の必然性・内容を改変しない)を満たす必要があり、満たしていない引用はご遠慮願います。詳細は著作権法第32条をご確認ください。

ご自身で独自に記事・動画作成で当サイト記事内容を参考に留め、文章を完全自作されている場合、URL記載は任意です。

要約のための一部改変は、記事の目的・意図を大幅に変えなければ可能とします。

3.作品の引用(転載)

当サイトの作品を引用・転載する場合でも当管理者への申告は不要ですが、URL元の記入、もしくは当管理者名・アカウント名などの記載をお願いいたします。

4.キャラクターの使用

当サイトのオリジナルキャラクターは創作性が高い非営利の個人に限り、イラスト・マンガなどに使用できます。非営利・個人の定義はこちらをご参照ください。

制作費・人件費の範囲内であれば、有償配布や支援サイトの掲載も可能としますが、生成AIで作成した作品で当管理者の作品だと誤認させる、有償行為をするのはご遠慮ください。

5.当管理者の著作権

当管理者が作成した文章・画像・デザイン・オリジナルキャラクターや作品などは原則、ご依頼でも著作権は当管理人に属します。

ただしバーチャルVTuberなど、権利者ご自身のキャラクター、または二次創作元のキャラクターなどの知的財産権につきましては、当管理者ではなく元の権利者に属します。

6.禁止行為

以下の行為が見られた場合は、個別のご連絡や法的処置などといった対応をとらせていただく場合があります。

A.二次利用・加工・改変

当サイトの画像・作品・文章・サイトレイアウトなどの悪意ある二次利用・加工・改変行為や、信用毀損・反社会的など、社会通念上問題のある目的で利用する行為。

B.文章の引用・流用

当サイトの文章を恣意的に切り取った語弊を招く行為や、著作権法第32条の引用条件を満たしていない場合。または当サイトの文章表現を流用しておきながら、引用元としてURLを明記しない、解説記事・動画などの作成行為。

C.不適切な拡散

特定の単語・見出しに反応、記事内容を過度な歪曲・脚色するといった不適切なシェアの禁止(誤った解釈のみならず、〈自他問わず〉風評被害や誹謗中傷につながる恐れがあるため)。

D.誹謗中傷

当サイト・他者・企業などを誹謗中傷する目的での引用。また煽り・マウント行為といった、意見・提起・指摘ではなく、人格・風評を著しくおとしめる行動も含む。

7.著作権

当サイトは著作権の侵害を目的とするものではありません。

スクリーンショットや二次創作元の知的所有権は各権利者・団体に帰属しており、各利用規約を確認した上で掲載しています。

有料二次創作は権利元の創作ガイドライン厳守を努めていますが、問題があれば当サイトのお問い合わせよりご報告ください。

8.トラブル

当サイト記事のシェアなどが要因で発生したトラブルなどについては、一切の責任を負いかねます。あくまでも参考・一意見として扱ってください。

当管理者まで直接ご意見・ご指摘を希望される場合は当サイトのお問い合わせからご連絡いただけますと幸いです。

制定日:2017/2/24
改定日:2024/10/23

シェア・引用の前に「規約・ポリシー」をご一読ください(同意したものとみなします)。

記事を特定の単語・見出しなどで判断したり、記載内容の過度な歪曲・脚色、他者を誹謗中傷・バッシング目的のシェア・引用は固くお断りいたします。

シェア内容が問題・風評被害行為だと判断した際、個別にご連絡を差し上げる場合があります。

社会通念上のモラル・リテラシー・マナーの範囲内であればご連絡することはございません。シェア・引用をしていただきありがとうございます。

プロフィール