2015.01.30 2024.10.01

【絵描き向け】絵描き用手袋(二本指グローブ)の作りかた【自作】

ワコムの液晶タブレットを買うとついてくる絵描き用手袋は、手汗で紙やタブレットを汚さず絵が描けるので、本格的な絵を描くなら必須アイテムですね。

ですが液晶タブレットは非常に高価なのですぐ買える代物ではなく、この手袋も海外でしか出回っていない製品でクレジット必須。しかも送料込みで定価の3倍はします。

Wacomの配布チラシ(当時)より

追 記

2019年現在、(需要も増えたのか)この手袋は気軽に大手電気店(ヨドバシなど)やAmazonでも買えるようにはなりました。¥1,000近く払うのか、ハンドメイドで安く済ませるのかは自由です。

ゆえにこの手袋を自作してみましたので、以下から作りかたをご紹介します。

ほつれ止め液が少々高く材料費込みで¥1,000ぐらいしますが、ほつれ止め液は一本で40着ぐらいの手袋が作れるため、単価で考えればお得です。

縫い針も不要なので、ぜひ参考にしてください。

ウサ子

1.用意するもの

  • 手袋(100円ショップで購入)
  • 裁断ハサミ(または切れ味のよいハサミ)
  • チャコペン(または水彩色鉛筆など)
  • まち針(または安全ピン)
  • ほつれ止め液
  • いらない敷き紙

手袋はいろいろ吟味(ぎんみ)した結果、

  • ペンタブや紙の線画の場合は通気性のいい軽作業用の薄地手袋
  • デッサン・水彩などアナログの場合は柔らかく白いドライバー手袋

このような使い分けがいいと思います。

ドライバー手袋は汚れがわかりやすいし、色合いをぼかす画材としても使えるからね。

ただきち

両方とも100円ショップで購入可能で、大きめの店か、駐車場がある店によく置いてあります。

ほつれ止め液は水で薄めたボンドでも代用できるそうですけれど、水洗いができないのでほつれ止め液を使うのをオススメします。

KAWAGUCHI ピケ ほつれ止め 33ml|Amazon

2.チャコペンで印を入れる

線が見にくいのでフォトショップで加工

切る目安として、手袋にチャコペン、もしくは水彩色鉛筆などで目印を入れます。ペンは水洗いで消えるものならなんでもオッケーです。

使っていくうちに、タブレットや紙にペンの粒子が色移りしないのであればいいと思うよ。

ただきち

3.仮止め

次にハサミで切る際に生地がズレないよう、まち針(安全ピン)で裁断箇所の周辺を仮止めしておきます。

指の部分もコンパクトに仮止めしておくと、邪魔にならず誤って切ることもないので安心です。

安全ピンなのは、自分が先端恐怖症だから……とがったものコワイ。

ただきち

4.カットしてほつれ止め液で固定

ここからが本番で、ハサミで中指と薬指のつけ根から、親指の根元までを線に沿って丁寧にカットしてください。

裁断面はハサミの出し引きでキザギザな場合が多いので、改めてハサミでキレイに整え、実際につけて違和感ある引っかかりがあれば、そこも切り取ります。

切った後はこのような感じ

このままでは裁断面からどんどんほつれてしまいますので、紙の上に手袋を置き、ほつれ止め液で固定します。

ほつれ止め液は有機溶剤が含まれているので換気は大切。

ウサ子

5.完成とおまけ

10~20分ほど乾かせば完成です。

軽作業用手袋で作るとこのような感じ

また手袋のほかにも、当サイトにはキーボードショートカットを簡単かつ直感的にする絵描きデバイスや、作画資料アプリ紹介記事 もございます。

デジタル絵描きなら、初心者プロ問わずお役に立ちますので、もしよろしければ併(あわ)せてご覧ください。

【絵描き向け】あると作業効率が上がるツール・アプリまとめ【作業環境】
寄付・ご支援のお願い

当サイトはみなさまの寄付・ご支援により、広告なしの実現やサイト運営・維持をおこなっています。

記事や作品が気に入りましたら、寄付や支援サイトのご支援をよろしくお願いいたします。

ご支援・寄付のご協力のお願い
ありがとう
ございます

寄付に登録・ログインは不要です。文章を書かなくてもスタンプだけの寄付もできます。

記事の原寸大作品、サンプル黒塗り無しは支援サイトで閲覧できます。

FANBOXは表現規制・規約変更により作品が非公開になる場合があります。

記事・作品が気に入ったら
SNSでシェア・引用

1.シェアについて

赤竹ただきち(以下、当管理者)が運営するウマコセドットコム(以下、当サイト)の内容をシェアする場合、個人サイト・ブログ・サービス・SNSを問わず、URLなどを記載して出典元を明記ください。

明記していただければ、社会通念上の範囲内でご自由にシェアが可能です。

2.記事の参考・引用(転載)

記事の文章表現の流用、抜粋・引用される場合、当管理人までの申告は不要ですが、参照元として記事URLを明記してください。

ご自身で独自に記事・動画作成で当サイト記事内容を参考に留め、ご自身で文章を自作されている場合、URL記載は任意です。

抜粋・引用の場合、掲示板やSNSの場合は文頭に「>」など、オリジナルコンテンツ(コピーコンテンツ)ではないことを明確にしてください。

要約のための一部改変は、記事の目的・意図を大幅に変えなければ可能とします。

3.作品の引用(転載)

当サイトの作品を引用・転載する場合でも当管理者への申告は不要ですが、URL元の記入、もしくは当管理者名・アカウント名などの記載をお願いいたします。

4.キャラクターの使用

当サイトのオリジナルキャラクターは創作性が高い非営利の個人に限り、イラスト・マンガなどに使用できます。非営利・個人の定義はこちらをご参照ください。

制作費・人件費の範囲内であれば、有償配布や支援サイトの掲載も可能としますが、生成AIで作成した作品で当管理者の作品だと誤認させる、有償行為をするのはご遠慮ください。

5.当管理者の著作権

当管理者が作成した文章・画像・デザイン・オリジナルキャラクターや作品などは原則、ご依頼でも著作権は当管理人に属します。

ただしバーチャルVtuberなど、権利者ご自身のキャラクター、または二次創作元のキャラクターなどの知的財産権につきましては、当管理者ではなく元の権利者に属します。

6.禁止行為

以下の行為が見られた場合は、個別のご連絡や法的処置などといった対応をとらせていただく場合があります。

A.二次利用・加工・改変

当サイトの画像・作品・文章・ブログレイアウトなどの悪意ある二次利用・加工・改変行為や、信用毀損・反社会的など、社会通念上問題のある目的での利用する行為。

B.不適切な拡散

特定の単語・見出しに反応したり、記事内容を過度な歪曲・脚色するといった不適切なシェア・引用行為の禁止(誤った解釈のみならず、〈自他問わず〉風評被害や誹謗中傷につながる恐れがあるため)。

C.誹謗中傷

当サイト・他者・企業などを誹謗中傷する目的での引用。また煽り・マウント行為といった、意見・提起・指摘ではなく、人格・風評を著しくおとしめる行動も含む。

7.著作権

当サイトは著作権の侵害を目的とするものではありません。

スクリーンショットや二次創作元の知的所有権は各権利者・団体に帰属しており、各利用規約を確認した上で掲載しています。

有料二次創作は権利元の創作ガイドライン厳守を努めていますが、問題があれば当サイトのお問い合わせよりご報告ください。

8.トラブル

当サイト記事のシェアなどが要因で発生したトラブルなどについては、一切の責任を負いかねます。あくまでも参考・一意見として扱ってください。

当管理者まで直接ご意見・ご指摘を希望される場合は当サイトのお問い合わせからご連絡いただけますと幸いです。

制定日:2017/2/24
改定日:2024/10/1

シェア・引用の前に「規約・ポリシー」をご一読ください(同意したものとみなします)。

記事を特定の単語・見出しなどで判断したり、記載内容の過度な歪曲・脚色、他者を誹謗中傷・バッシング目的のシェア・引用は固くお断りいたします。

シェア内容が問題・風評被害行為だと判断した際、個別にご連絡を差し上げる場合があります。

社会通念上のモラル・リテラシー・マナーの範囲内であればご連絡することはございません。シェア・引用をしていただきありがとうございます。

プロフィール

赤竹ただきち

赤竹ただきちTadakichi Akatake

サイトのURLをSEO的観点から、検索上位のものや記事のURLを書き換えているんだけど、これがなかなか興味深い。

omotenashi(おもてなし)・karoshi(過労死)・tsunami(津波)は日本人も知っている人は多いし、サブカル関連だとhentai(ヘンタイ)・kemomimi(ケモミミ)・mesugaki(メスガキ)も日本語読み表記。

個人的に興味深かったのが、kotobagari(言葉狩り)も日本語読みで表記するらしい。海外だとPC(ポリコレ)だろうけども、漢字・ひらがなの表記にこだわるから、kotobagariなんだろうなと。

イラストレーター・マークアップエンジニア(コーダー)・Webデザイナー・ライターのウサギ好き。多様な絵柄を描け、外国人でも絵でわかるマンガ、ウサギと口内描写にこだわりを持つ。

コーディングとWebデザインは両方可能。納期が短いなどいった案件では、「デザインとコーディングのアドリブ同時進行」という荒業もおこない、SEO施策を意識したマークアップも得意。

フリーランスとの進行ディレクション・指示や、面接担当の経験が幾度もあり、プロ・趣味問わず、絵描きを含めたクリエイティブの姿勢には少々シビア。

「自省・リテラシー・正しい批判の認知・意識向上」をライフワークとし、当サイト記事も「気づき・理解・学ぶ」を全体テーマとして執筆。

当サイトの記事は中学生でも理解できるように計算しながら執筆しており、ネット・SNS上で「わかりやすく参考になる」とご好評の声多数。

「言い訳せずに下手でも自分の弱さを認め、背かず自省して学ぶ意識を忘れない(=謙虚な)人」は、年齢・性別問わず好きなタイプ。