
ということは、規制を逆に笑い要素にしたアニメ版『魁!!クロマティ高校』はスゴかったことになりますね(ちなみに絵のボールをプカプカさせるおもちゃは「吹き上げパイプ」という名前なのを最近知りました)。
その一例を挙げますと……
- タバコ → “ゲ”タバコ(下駄箱)・謎スライム・つくし・吹き上げパイプ
- 「ぶっ殺すぞ!」 → 「ぶっころ“が”すぞ!(ぶっ転がすぞ!)」
- 「ナイフが折れちまった……!」 → 「 “イチゴ味”が折れちまった……!」
……などなどと、アニメ独自のギャグセンスとスタッフたちの遊び心は素晴らしいものでしたが、話のはしょりっぷりと2クールで終わってしまったのが惜しいもの。
ジョジョはDVD・ブルーレイ版だと黒ベタのグロ規制解除、作画の手直しのほかにも一部のセリフ再録をおこなっています。
実際観たら「このポリ公がッ!」が「このアメ公がッ!」に修正されてましたよ(しかしナチスは変更されなかった)。
逆に自主規制で印象が全く変わってしまったのは、記憶にある限りだと『サイボーグクロちゃん』あたりでしょう。
特に原作のキッド編(特にラスト)はショッキングすぎてトラウマな惨死・惨劇の現場モノでしたが、アニメでは全員生存していますし……
子供アニメの時間帯ということもあったでしょうが、鼻血すら許さなかったのはやりすぎでしたね。

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