雑記
2020.03.22 2024.10.01

【雑記】あつ森を買わなかった理由と、どうぶつの森の思い出話【あつまれどうぶつの森】

雑記,どうぶつの森,あつまれどうぶつの森,あつ森

サイトのつぶやき欄に書いたことですが、記事として再構成しました。

『どうぶつの森』シリーズを初代から20年近く遊んだにも関わらず、『あつまれどうぶつの森(以下、あつ森)』を買わなかった理由を、シリーズの思い出を交えながら述べていきます。

最初に断っておくと、『あつ森』やプレイヤーを否定する内容じゃないよ。あくまで考えかたの相違の話なのでご容赦を。

ただきち

個人見解です

ほかの意見もご参照ください

初代ニンテンドウ64版から約20年

背景

もう20年経つのか…

『どうぶつの森』シリーズは結構長いシリーズで、2001年に発売された初代ニンテンドウ64版から換算して20年近くになるんですね。

どうぶつの森(初代:2001年)

どうぶつの森+(2001年)

どうぶつの森e+(北米逆輸入版:2003年)

おいでよどうぶつの森(2005年)

街へいこうよどうぶつの森(2008年)

とびだせどうぶつの森(amiibo+:2012年〜2016年)

あつまれどうぶつの森(2020年)

任天堂

『ハッピーホームアカデミー』『ポケットキャンプ』などは外伝的な位置づけで省いていますので、ご了承ください。

ウサ子

DS版の『おいでよ』を初代と思っている人が多い

SNSやブログ記事は、DS版の『おいでよ』を初代だと本気で思い込む勘違いさんをSNSやブログ記事でチラホラ見ますが、あれ4作目ですよ?

この勘違いは特に若い世代が多いらしく、どこをどうしたら4作目を初代と思うのかが不思議。

ただきち

『e+』までも、クレヨンしんちゃんとのコラボマンガやファミ通で専用特集ページ、テレビCMもやってたんですが、初代からやっていた身からすれば、すごく複雑な気分になります。

シリーズの思い出

背景

64版から遊びました

自分は重ねるように、初代のニンテンドウ64版から遊んでいたユーザーでした。当時は小学生で、自分の部屋を持っていないこともあり、あの初代のCMは心ひかれましたね。

『64』から『+』まで

ちなみに『初代』はソフトへの衝撃が非常に弱く、再プレイしたら、

「申し訳ありませんが村のデータが壊れてしまいました。また最初からやり直してください」(要約)

どうぶつの森(初代64版)|とたけけ

と、とたけけと奏でるギター音はいまだにトラウマですね。

今と違い、昔のハロウィンイベントは恐怖そのもので、ものすごく頑張ったのに、セーブデータが消えてしまった衝撃は今でも覚えています。

それだけ当時の自分にはショッキングな出来事だったんだろうね。

ただきち

ファミコン家具は衝撃的で、本編そっちのけでファミコン家具を遊んでしましたし、あれはバーチャルコンソールの前身ですよね。

『+』からさまざまな要素が追加されて遊びや利便性が向上し、特にラジオ体操はそのためだけに夏休みを毎朝早起きしたのも懐かしいですね。

時間をいじるとズルとみなされおじゃんになるよ。

ただきち

『e+』はシリーズで一番やりこんだゲーム

一番やりこんだのは3作目の『e+』でしたね。

特定の住人がやってきたり、特別なプレゼントをもらえる『あいことばシステム』をしたいがために、近所のおもちゃ屋まで行ってキャラクターカードを集めていました。

『カードeリーダー』という端末をゲームボーイアドバンスとつなげて遊べるミニゲームが好きで、家のジオラマキットがホビーとして発売されていたので、それも集めていましたよ。

ゲームとは関係ないものの、インターネットでどうぶつの森のコミュニティ掲示板やチャットがあり、そこで情報共有したり、どうぶつの森を語り合ったりと、当時は熱中していました。

確か『どうぶつの森の素材屋さん』って名前のサイトだった。知っている人いるかな?

ただきち

『e+』までの哀愁・ブラックさ・曲のセンス

このころがもっともブラックというか、

  • 住人たちもお節介で嫌味を言われる
  • リセットさんは泣くほど恐れる存在
  • ぺりみとグレースは性格悪い

このように、いい意味でも悪い意味でも田舎感がありました。

また、お出かけの際はすごく哀愁(あいしゅう)が漂い、今でこそ「行ってきまーす♪」なんですが、このころは「また会う日までバイバイ」と、しんみり雰囲気でしたね。

曲も今と比べるとかなりチープで、サンプリングを多用した音源ではあるんですが、それが独特な世界観をつくっていたと思います。

タイトル曲もこのころが一番好きで、『大乱闘スマッシュブラザーズ(スマブラ)』のむらびと勝利ファンファーレは、『e+』までのタイトル曲が元ネタです。

同じように勝利ファンファーレに反応した人は熱く語れるかもね。

ただきち

『おいでよ』から『とびだせ』について

それ以降の作品だと、『おいでよ』は携帯機で遊べることや、帽子が脱げるのは評価点で、「いつでもどこでも遊べるどうぶつの森」は衝撃的でした。

しかし、村サイズが縮小された上にイベントも大幅削除され、好きな人には申し訳ないものの、あまり楽しめなかったですね。

大好きだったタイトル曲・時間帯BGMが一新されたのも大きかった。

ただきち

着替えが充実しているのは好印象でしたが、ファミコン家具の削除や、プレイヤー間のシェアハウスは慣れませんでした。

『街へいこうよ』は、けもの道システムと操作方法がイヤすぎて全然やらなかった……

ただきち

それから時が経ち、『おいでよ』の大幅改善版ともいえる『とびだせ』は、『e+』の次ぐらいにやりこんだゲームでした。

グラフィックもキレイだし、しずえさんは可愛いし、『e+』の発展型とも言える公共事業や、かっぺいが船頭に戻ったのも好印象でしたね。

友人と持ち寄って一緒に遊び、マイデザインでさまざまな服をデザインするのは面白かった。

ただきち

……と、このように20年近くシリーズをやってきたのにも関わらず、あつ森を買おうと思わなかったのは以下になります。

買わなかった(プレイしなかった)最大の理由

背景

好きな人、ごめんなさい

初代ニンテンドウ64版からやり続けた身としては

村に無計画・ほぼ無一文で引っ越してきて、どうぶつたちとの交流生活をし始めるのが好きなのであって、管理者として島を開拓して村を作る、サバイバル&クリエイトをしたいわけではない。

ただきち

これが最大の理由です。

無計画の中で村へ投げ出され、借金を工面しつつ村人との田舎のような交流生活を好んでいたので、『マインクラフト』のような創作ゲームを求めていなかったんですね。

マインクラフトは好きだけど、それをどうぶつの森本編でもやりたいかと言われると……

ただきち

実はドラム缶地形にも慣れない

それに『おいでよ』からのドラム缶地形や、家がみんな正面向きばかりっていまだ慣れないし、それを今作でも続投したのも理由のひとつです。

『e+』までのどうぶつの森は見下ろし視点で、斜めに建つ家(たぬきちの店や仕立て屋など)がありましたし、思い出補正もあるかもしれませんけど、そっちのほうが好きだったりします。

でも時代の流れは仕方がない

とはいえ、あつ森のクリエイト要素自体は『とびだせ』や『ポケットキャンプ』『ハッピーホームアカデミー』から発展したものですから、その流れを汲(く)むのは自然なことです。

ゆえに、あつ森の方向性や楽しんでいるプレイヤーたちを否定しようとは全く思っていません。冒頭にも説明したとおり、単に懐古的思考による考えかたの違いですからね。

それを好むユーザーも多いだろうからね。

ただきち

最後に:あつ森はつまらないゲーム…というわけではない

背景

あくまでも価値観の違い

結局のところ懐古的な主張によるものなので、

  • 「つまらなそうだから買わなかった」
  • 「あつ森はコレジャナイ感がある」
  • 「あつ森のソシャゲ感が気になる」

と、このように叩く意図は一切ありません。

そのようなアンチ・ヘイトをまき散らす批難的行為は好まないよ、自分は。

ただきち

シリーズを20年もやればマンネリも出るし、『とびだせ』や外伝作品のクリエイト要素の発展は、確かに需要があったことが今作でより証明されました。

ソーシャルゲームみたいなシステムも、64DD時代に考案された初期コンセプトやイベント行事を考えれば、ようやく時代が追いついた感がありますからね。

ただ、自分の知るどうぶつの森からは完全に離れてしまったかなと。それだけの話だよ。

ただきち

過去作品のチープさが好きだった

曲も今のシリーズみたく、楽しさや開放感を全面にしたのもいいんですけれど、『初代』から『e+』までの悲壮感、サンプリングを多用するチープ感あるBGMが一番好きなんですね。

実は今でも睡眠BGMにもしているぐらい。

ただきち

最近のどうぶつの森は楽しい遊び要素が増えましたが、

  • 深夜のたぬきちの店を叩き起こす
  • ポケットピカチュウを届ける
  • グレースの車をボタン連打で磨く

など、こういったしょうもない遊びやコネタがあまりないんですよね。

昔のどうぶつの森は上述したように、哀しさと毒々しいブラックな要素も魅力でした。

最近のも楽しかったけど、みんな優しすぎて少し物足りない。

ただきち

深夜→ゴールデンの感覚

いうなれば、

CHECK!

放送当初はローカルな深夜番組で、過激で放送コードギリギリな部分が面白かったが、ゴールデン番組に移行してからは、大衆向けに改変されマイルドになり、なんか違う感が出てしまった。

この感覚に近いでしょうね。

いつか任天堂ハードで64やゲームキューブ作品が再びできるようになって、『e+』までの過去作を配信してくれたら相当のめりこめそうです。

我ながら、言っている内容が完全に懐古主義的だなぁと。今のどうぶつの森が好きな人は自分の代わりに楽しんでね。

ただきち
寄付・ご支援のお願い

当サイトはみなさまの寄付・ご支援により、広告なしの実現やサイト運営・維持をおこなっています。

記事や作品が気に入りましたら、寄付や支援サイトのご支援をよろしくお願いいたします。

ご支援・寄付のご協力のお願い
ありがとう
ございます

寄付に登録・ログインは不要です。文章を書かなくてもスタンプだけの寄付もできます。

記事の原寸大作品、サンプル黒塗り無しは支援サイトで閲覧できます。

FANBOXは表現規制・規約変更により作品が非公開になる場合があります。

記事・作品が気に入ったら
SNSでシェア・引用

1.シェアについて

赤竹ただきち(以下、当管理者)が運営するウマコセドットコム(以下、当サイト)の内容をシェアする場合、個人サイト・ブログ・サービス・SNSを問わず、URLなどを記載して出典元を明記ください。

明記していただければ、社会通念上の範囲内でご自由にシェアが可能です。

2.記事の参考・引用(転載)

記事の文章表現の流用、抜粋・引用される場合、当管理人までの申告は原則不要です。

文章の引用には法的条件(引用箇所の明示・出典元明記・補足として使用・引用の必然性・内容を改変しない)を満たす必要があり、満たしていない引用はご遠慮願います。詳細は著作権法第32条をご確認ください。

ご自身で独自に記事・動画作成で当サイト記事内容を参考に留め、文章を完全自作されている場合、URL記載は任意です。

要約のための一部改変は、記事の目的・意図を大幅に変えなければ可能とします。

3.作品の引用(転載)

当サイトの作品を引用・転載する場合でも当管理者への申告は不要ですが、URL元の記入、もしくは当管理者名・アカウント名などの記載をお願いいたします。

4.キャラクターの使用

当サイトのオリジナルキャラクターは創作性が高い非営利の個人に限り、イラスト・マンガなどに使用できます。非営利・個人の定義はこちらをご参照ください。

制作費・人件費の範囲内であれば、有償配布や支援サイトの掲載も可能としますが、生成AIで作成した作品で当管理者の作品だと誤認させる、有償行為をするのはご遠慮ください。

5.当管理者の著作権

当管理者が作成した文章・画像・デザイン・オリジナルキャラクターや作品などは原則、ご依頼でも著作権は当管理人に属します。

ただしバーチャルVTuberなど、権利者ご自身のキャラクター、または二次創作元のキャラクターなどの知的財産権につきましては、当管理者ではなく元の権利者に属します。

6.禁止行為

以下の行為が見られた場合は、個別のご連絡や法的処置などといった対応をとらせていただく場合があります。

A.二次利用・加工・改変

当サイトの画像・作品・文章・サイトレイアウトなどの悪意ある二次利用・加工・改変行為や、信用毀損・反社会的など、社会通念上問題のある目的で利用する行為。

B.文章の引用・流用

当サイトの文章を恣意的に切り取った語弊を招く行為や、著作権法第32条の引用条件を満たしていない場合。または当サイトの文章表現を流用しておきながら、引用元としてURLを明記しない、解説記事・動画などの作成行為。

C.不適切な拡散

特定の単語・見出しに反応、記事内容を過度な歪曲・脚色するといった不適切なシェアの禁止(誤った解釈のみならず、〈自他問わず〉風評被害や誹謗中傷につながる恐れがあるため)。

D.誹謗中傷

当サイト・他者・企業などを誹謗中傷する目的での引用。また煽り・マウント行為といった、意見・提起・指摘ではなく、人格・風評を著しくおとしめる行動も含む。

7.著作権

当サイトは著作権の侵害を目的とするものではありません。

スクリーンショットや二次創作元の知的所有権は各権利者・団体に帰属しており、各利用規約を確認した上で掲載しています。

有料二次創作は権利元の創作ガイドライン厳守を努めていますが、問題があれば当サイトのお問い合わせよりご報告ください。

8.トラブル

当サイト記事のシェアなどが要因で発生したトラブルなどについては、一切の責任を負いかねます。あくまでも参考・一意見として扱ってください。

当管理者まで直接ご意見・ご指摘を希望される場合は当サイトのお問い合わせからご連絡いただけますと幸いです。

制定日:2017/2/24
改定日:2024/10/23

シェア・引用の前に「規約・ポリシー」をご一読ください(同意したものとみなします)。

記事を特定の単語・見出しなどで判断したり、記載内容の過度な歪曲・脚色、他者を誹謗中傷・バッシング目的のシェア・引用は固くお断りいたします。

シェア内容が問題・風評被害行為だと判断した際、個別にご連絡を差し上げる場合があります。

社会通念上のモラル・リテラシー・マナーの範囲内であればご連絡することはございません。シェア・引用をしていただきありがとうございます。

プロフィール

赤竹ただきち

赤竹ただきちTadakichi Akatake

仕事で「YMYL(医療・健康・お金)記事をほぼ生成AI任せに書く」という、「これありえないだろ……」という他社の事案に遭遇してしまい驚きを隠せない。

というのもGoogleは2016年にWelq事件があったから、YMYL記事に関しては独自性・信ぴょう性をかなり厳しくチェックするようになっているんだよね。

それにYMYL記事を生成AI任せに書くとペナルティになる可能性も発表していて、こういった記事では生成AIを使うのはいいにしても、検証・監修で補完することが必須。

これを理解せず「SEOを上げるお手伝いをします!」という業者がやるんだから、いくらなんでもリテラシーが低すぎる。それで検索ペナルティを受けたら損害賠償モノなんだけどなぁ。

イラストレーター・マークアップエンジニア(コーダー)・Webデザイナー・ライターのウサギ好き。多様な絵柄を描け、外国人でも絵でわかるマンガ、ウサギと口内描写にこだわりを持つ。

コーディングとWebデザインは両方可能。納期が短いなどいった案件では、「デザインとコーディングのアドリブ同時進行」という荒業もおこない、SEO施策を意識したマークアップも得意。

フリーランスとの進行ディレクション・指示や、面接担当の経験が幾度もあり、プロ・趣味問わず、絵描きを含めたクリエイティブの姿勢には少々シビア。

「自省・リテラシー・正しい批判の認知・意識向上」をライフワークとし、当サイト記事も「気づき・理解・学ぶ」を全体テーマとして執筆。

当サイトの記事は中学生でも理解できるように計算しながら執筆しており、ネット・SNS上で「わかりやすく参考になる」とご好評の声多数。

「言い訳せずに下手でも自分の弱さを認め、背かず自省して学ぶ意識を忘れない(=謙虚な)人」は、年齢・性別問わず好きなタイプ。

雑記