2014.10.17 2024.10.07

【感想】ランディは地質学者で元アイドルの女装歌手?【サウスパーク第18シーズン2話〜3話】

サウスパーク,カートマン,スタン,ウェンディ

シャロンと一緒にヒッピー時代を過ごし、アイドルをやった後は地質学者で、一時期は学校のシェフ……というか地質学者が非常勤だったとは。

ネタバレ注意

作品の内容・結末が記述されています

第18シーズン2話『Gluten Free Ebola』

背景

グルテン問題

この話は前回の続きとなっている構成で、会社経営が失敗して学校に戻って来た4人はクラスメイトから白い目を向けられしまいます。

一方、マッケイたちの教師たちは『グルテン(小麦粉などのねばり成分。最近では健康に悪影響が出るなどで賛否を呼んでいる)』は悪とする論調で盛り上がる状態に。

グルテンは無害だと証明する実験をした博士が、イチモツがロケットのようになり死亡したのを機にグルテン排除運動が拡大、グルテン商品や小麦畑を焼き払う惨事へと発展します。

サブタイトルにエボラがつくも、直接的なエボラは登場しませんでしたね。ですがグルテンの正しい知識を持たずパニックになり、いたずらに反応したのは実際のエボラとつうじます。

グルテンは悪と扱っていたのは、日本の炭水化物抜きダイエットを思い出しますね。

ろくに統計をとらず、周りや自身の実体験だけで炭水化物は不要だと、極論を本やメディアで自慢気に語るお医者さんがいたのも記憶に新しいです。

炭水化物抜きは糖尿病患者向けの療法だったのと同じく、グルテンフリーはアレルギーや過敏症対策だったものを、ハリウッドセレブたちが健康志向でやりだしたのが始まりのようです。

勉強もせずグルテンを肉類等のタンパク質に置き換えて食べればいいと、ハリウッドセレブのマネごとをおこなっているだけのグルテンフリーブームを、エボラとかけて皮肉に描いたのでしょう。

欧米で話題の「グルテンフリーダイエット」とは?|美容って何だろう

第18シーズン3話『The Cissy』

背景

× トランスジンジャー
○ トランスジェンダー

カートマンが「トランスジンジャー」と自称し女子トイレを使ったのをきっかけに、それを不服とするウェンディと、ランディの正体を知り性に悩むスタンの模様が描かれた話でした。

トランスジンジャーはカートマンの勘違いで、『トランスジェンダー」が正解。

この話も前回の続きらしく、バターズが謹慎が解けたとカートマンに話しますが、おそらく放火した件が理由でしょうね。結局放火した動機は不明でしたけれど……

ほかにも前のラストで歌手のロードに扮したランディが今回の話の伏線であったのが判明しますし、グルテンフリーのビールも登場するので、前回の話から連続して観るのがオススメです。

【感想】安倍さんとチキチキマシンを同時に拝めるとは…【サウスパーク第18シーズン4話〜5話】
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プロフィール

赤竹ただきち

赤竹ただきちTadakichi Akatake

仕事で「YMYL(医療・健康・お金)記事をほぼ生成AI任せに書く」という、「これありえないだろ……」という他社事案に遭遇し驚きを隠せない。

というのもGoogleは2016年にWelq事件があったから、YMYL記事は独自性・信ぴょう性を厳しくチェックするようになっているんだよね。

それにYMYL記事を生成AI任せに書くとペナルティになる可能性も発表していて、こういった記事では生成AIを使うのはいいにしても、検証・監修で補完することが必須。

これを理解せず「SEOを上げるお手伝いをします!」という業者がやるんだから、いくらなんでもリテラシーが低すぎる。それで検索ペナルティを受けたら損害賠償モノなんだけどなぁ。

イラストレーター・マークアップエンジニア(コーダー)・Webデザイナー・ライターのウサギ好き。多様な絵柄を描け、外国人でも絵でわかるマンガ、ウサギと口内描写にこだわりを持つ。

コーディングとWebデザインは両方可能。納期が短いなどいった案件では、「デザインとコーディングのアドリブ同時進行」という荒業もおこない、SEO施策を意識したマークアップも得意。

フリーランスとの進行ディレクション・指示や、面接担当の経験が幾度もあり、プロ・趣味問わず、絵描きを含めたクリエイティブの姿勢には少々シビア。

「自省・リテラシー・正しい批判の認知・意識向上」をライフワークとし、当サイト記事も「気づき・理解・学ぶ」を全体テーマとして執筆。

当サイトの記事は中学生でも理解できるように計算しながら執筆しており、ネット・SNS上で「わかりやすく参考になる」とご好評の声多数。

「言い訳せずに下手でも自分の弱さを認め、背かず自省して学ぶ意識を忘れない(=謙虚な)人」は、年齢・性別問わず好きなタイプ。