2020.03.20 2024.10.08

【レビュー】コロコロアニキ2020年春号の感想【爆走兄弟レッツ&ゴー!!】

爆走兄弟レッツ&ゴー!!,爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX,堂本サユリ,ファイターレディ,ミニ四駆,

MAX編のファイターレディを描いているものの、特にレビュー・感想内容と関係性はありません(元々気晴らしで描いたもの)。

なお今季号の『リターンレーサーズ』のレビュー(コスモソニック編)を一言で表せば、「コロコロだとしてもドン引きされるエロ下ネタだらけで中学生編でワースト(最低評価)」です。

実際に評判が悪かったらしく、先生は「てへぺろ」とごまかしていましたね。ボツになったという宇宙を絡めた話をむしろ見たかったです。

ネタバレ注意

作品の内容・結末が記述されています

『PCエンジン』はギリギリ世代ではなかった

背景

名前しか存じない
ゲームハード

当時は任天堂のファミコンやソニーのプレステ1は持っていましたが、PCエンジンは当時名前や存在すら知らなかったですね。

PCエンジンの特集はアニキ懐かしのハード特集かと思いきや、『PCエンジンmini 』が発売されるからなんですね(本誌発売日当時)。

これでファミコン・プレステ・メガドラ・ネオジオに加え、海外ではATARIやMSX(正確にはzemmixとよばれる韓国版MSX )のミニ版があるので、当時のハードはほぼ網羅でしょうか?

しかしPCエンジンmini特集ページを読んでいて、「裏技」って死語なのか……と驚きを隠せない。確かに昨今のゲーム話題だと聞かないかもしれないですね。

韓国のMSXにミニが登場「zemmix mini」|電脳世界のひみつ基地

ピョコタンマンガから学ぶ集客効果

背景

すごく勉強になる

今季号で最も興味深かったのが、自称底辺ユーチューバ&マンガ家であるピョコタン先生の「底辺ユーチューバーが知名度を上げる方法」を実体験で述べたマンガの内容(2話)。

タイトルが『40代漫画家、原稿料5万…副業のユーチューバーでの月収20万!!』と長いので、便宜上「ピョコタンマンガ」と表記します。

話をまとめると、

底辺ユーチューバーが知名度を上げるにはコバンザメ(むしろ寄生虫に近いかも)のように、有名ユーチューバーのコメント欄やSNSに感想を書きこんで知名度のおこぼれをもらう。

リスクが小さいプチ炎上動画を投稿! アンチ(誹謗〈ひぼう〉中傷)を恐れず突き進め!(要約)

ピョコタンマンガ2話より

だそうで、前号の「初めから有名所をマネして凝った動画を作成したり、機材を買い揃えるのは「ごっこ遊び」と切り捨てています。

先生のYouTubeチャンネル を見ると、煽(あお)りタイトル動画だけじゃなく、ちゃんと真面目でタメになる話や、海外旅行撮影、有名人やほかのマンガ家との対談。作業場見学など……

決してアンチにビビらないプチ炎上売名だけではないと思うんですよね。

意識的にプチ炎上を狙うだけではアンチがファンになるどころか、結局「中身もなくつまんない奴」で一発屋芸人のように飽きられ離れていくのがオチです。

むしろその人脈と行動力の広さという武器が、アンチをファンにしている要素で、マンガ内ではさらっと描かれている程度ですが、こっちがむしろ重要かと思います。

実際、有名マンガ家の作業場見学とか有名人をゲストに迎えるって、普通の底辺ユーチューバーは到底できないことですからね。

ゆえに「アンチを恐れず意識的にプチ炎上を狙え」よりも、

CHECK!

(いい意味での)行動力が大切。持ちネタも取り柄もないなら外に出て動くべきだ。

こちらにフォーカス(焦点)を当てるほうがしっくりきますね。

『コロコロ創刊伝説』で理解した故・徳田ザウルス先生の超人エピソード

背景

偉大な方だった

今季号で、故・徳田ザウルス先生がミニ四駆のブームや販売売上台数を牽引(けんいん)した功績だけではなく、

  • 当日締切のマンガ原稿を執筆ライブでサイン会と同時進行でやり遂げた。
  • 締切直前に担当編集が誤って原稿を破ってしまっても笑って許す。
  • FM(フロントモーター)シャーシの雛(ひな)形を考案した。
  • 当時のMacを「CGで描く時代が来る」と、200万払って先行投資。

……今見ても相当スゴいことをされていたんですね。Macの件は200万というと、一般家庭用ではなく企業用Macを購入したんでしょうか。

92年に不摂生な生活による病魔に襲われる前の話みたいですから、初代フォトショップ が出たばかり(1990年初期)の話。

しかしフォトショップと言えど初期は到底細密な描写とかできないし、まだ数メガバイト(MB)がPCの最大メモリスペックという時代です。

そこからデジタルでマンガが描く未来を見越したのは先見の明がありますよね。

前号に引き続いて、その話の次に『ハイパーダッシュ四駆郎』や『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の本編につなげていく構成はニクいです。

Design History of Adobe Photoshop|version museum

寄付・ご支援のお願い

当サイトはみなさまの寄付・ご支援により、広告なしの実現やサイト運営・維持をおこなっています。

記事や作品が気に入りましたら、寄付や支援サイトのご支援をよろしくお願いいたします。

ご支援・寄付のご協力のお願い
ありがとう
ございます

寄付に登録・ログインは不要です。文章を書かなくてもスタンプだけの寄付もできます。

記事の原寸大作品、サンプル黒塗り無しは支援サイトで閲覧できます。

FANBOXは表現規制・規約変更により作品が非公開になる場合があります。

Skebはカラーイラスト、Fantiaは白黒イラストのみのリクエストになります。

断られても条件や内容を変えれば、改めてリクエストが可能です。

二次創作リクエストの場合は創作ガイドラインで許可されているもののみです。

R-18や過激な暴力描写・信用毀損目的などのご依頼はできません。

記事・作品が気に入ったら
SNSでシェア・引用

1.シェアについて

赤竹ただきち(以下、当管理者)が運営するウマコセドットコム(以下、当サイト)の内容をシェアする場合、個人サイト・ブログ・サービス・SNSを問わず、URLなどを記載して出典元を明記ください。

明記していただければ、社会通念上の範囲内でご自由にシェアが可能です。

2.記事の参考・引用(転載)

記事の文章表現の流用、抜粋・引用される場合、当管理人までの申告は原則不要です。

文章の引用には法的条件(引用箇所の明示・出典元明記・補足として使用・引用の必然性・内容を改変しない)を満たす必要があり、満たしていない引用はご遠慮願います。詳細は著作権法第32条をご確認ください。

ご自身で独自に記事・動画作成で当サイト記事内容を参考に留め、文章を完全自作されている場合、URL記載は任意です。

要約のための一部改変は、記事の目的・意図を大幅に変えなければ可能とします。

3.作品の引用(転載)

当サイトの作品を引用・転載する場合でも当管理者への申告は不要ですが、URL元の記入、もしくは当管理者名・アカウント名などの記載をお願いいたします。

4.キャラクターの使用

当サイトのオリジナルキャラクターは創作性が高い非営利の個人に限り、イラスト・マンガなどに使用できます。非営利・個人の定義はこちらをご参照ください。

制作費・人件費の範囲内であれば、有償配布や支援サイトの掲載も可能としますが、生成AIで作成した作品で当管理者の作品だと誤認させる、有償行為をするのはご遠慮ください。

5.当管理者の著作権

当管理者が作成した文章・画像・デザイン・オリジナルキャラクターや作品などは原則、ご依頼でも著作権は当管理人に属します。

ただしバーチャルVTuberなど、権利者ご自身のキャラクター、または二次創作元のキャラクターなどの知的財産権につきましては、当管理者ではなく元の権利者に属します。

6.禁止行為

以下の行為が見られた場合は、個別のご連絡や法的処置などといった対応をとらせていただく場合があります。

A.二次利用・加工・改変

当サイトの画像・作品・文章・サイトレイアウトなどの悪意ある二次利用・加工・改変行為や、信用毀損・反社会的など、社会通念上問題のある目的で利用する行為。

B.文章の引用・流用

当サイトの文章を恣意的に切り取った語弊を招く行為や、著作権法第32条の引用条件を満たしていない場合。または当サイトの文章表現を流用しておきながら、引用元としてURLを明記しない、解説記事・動画などの作成行為。

C.不適切な拡散

特定の単語・見出しに反応、記事内容を過度な歪曲・脚色するといった不適切なシェアの禁止(誤った解釈のみならず、〈自他問わず〉風評被害や誹謗中傷につながる恐れがあるため)。

D.誹謗中傷

当サイト・他者・企業などを誹謗中傷する目的での引用。また煽り・マウント行為といった、意見・提起・指摘ではなく、人格・風評を著しくおとしめる行動も含む。

7.著作権

当サイトは著作権の侵害を目的とするものではありません。

スクリーンショットや二次創作元の知的所有権は各権利者・団体に帰属しており、各利用規約を確認した上で掲載しています。

有料二次創作は権利元の創作ガイドライン厳守を努めていますが、問題があれば当サイトのお問い合わせよりご報告ください。

8.トラブル

当サイト記事のシェアなどが要因で発生したトラブルなどについては、一切の責任を負いかねます。あくまでも参考・一意見として扱ってください。

当管理者まで直接ご意見・ご指摘を希望される場合は当サイトのお問い合わせからご連絡いただけますと幸いです。

制定日:2017/2/24
改定日:2024/10/23

シェア・引用の前に「規約・ポリシー」をご一読ください(同意したものとみなします)。

記事を特定の単語・見出しなどで判断したり、記載内容の過度な歪曲・脚色、他者を誹謗中傷・バッシング目的のシェア・引用は固くお断りいたします。

シェア内容が問題・風評被害行為だと判断した際、個別にご連絡を差し上げる場合があります。

社会通念上のモラル・リテラシー・マナーの範囲内であればご連絡することはございません。シェア・引用をしていただきありがとうございます。

プロフィール

赤竹ただきち

赤竹ただきちTadakichi Akatake

仕事で「YMYL(医療・健康・お金)記事をほぼ生成AI任せに書く」という、「これありえないだろ……」という他社事案に遭遇し驚きを隠せない。

というのもGoogleは2016年にWelq事件があったから、YMYL記事は独自性・信ぴょう性を厳しくチェックするようになっているんだよね。

それにYMYL記事を生成AI任せに書くとペナルティになる可能性も発表していて、こういった記事では生成AIを使うのはいいにしても、検証・監修で補完することが必須。

これを理解せず「SEOを上げるお手伝いをします!」という業者がやるんだから、いくらなんでもリテラシーが低すぎる。それで検索ペナルティを受けたら損害賠償モノなんだけどなぁ。

イラストレーター・マークアップエンジニア(コーダー)・Webデザイナー・ライターのウサギ好き。多様な絵柄を描け、外国人でも絵でわかるマンガ、ウサギと口内描写にこだわりを持つ。

コーディングとWebデザインは両方可能。納期が短いなどいった案件では、「デザインとコーディングのアドリブ同時進行」という荒業もおこない、SEO施策を意識したマークアップも得意。

フリーランスとの進行ディレクション・指示や、面接担当の経験が幾度もあり、プロ・趣味問わず、絵描きを含めたクリエイティブの姿勢には少々シビア。

「自省・リテラシー・正しい批判の認知・意識向上」をライフワークとし、当サイト記事も「気づき・理解・学ぶ」を全体テーマとして執筆。

当サイトの記事は中学生でも理解できるように計算しながら執筆しており、ネット・SNS上で「わかりやすく参考になる」とご好評の声多数。

「言い訳せずに下手でも自分の弱さを認め、背かず自省して学ぶ意識を忘れない(=謙虚な)人」は、年齢・性別問わず好きなタイプ。