
『ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD』の序盤を軽く遊んだ簡単なレビューになります。
なおオリジナル(Wii)版は、べらぼうに強い盾を入手して2週目の辛口モードをクリアするまでやりこんでいる経験者になります。
ネタバレ注意
作品の内容・結末が記述されています
リメイクではなくリマスター版


オリジナルとグラフィックほとんど同じじゃん!

ポリゴンが荒いし最新グラフィックで見たかった!
『リマスター(最適化)』と『リメイク(作り直し)』の違いぐらいは理解しておこうよ……

- 【リマスター】基本ゲームはそのままで、現行機向けに最適化(例:『風のタクトHD』『トワイライトプリンセスHD』など)
- 【リメイク】ゲーム内容すべてを現行機向けに作り直したもの(例:『時のオカリナ3D』『ムジュラの仮面3D』など)
本作は過去に発売された、『風のタクトHD』や『トワイライトプリンセスHD』と同じく、リマスター版の立ち位置になっています。
一部ではリマスターとリメイクを混同していろいろ言っている人が国内外で少なからず見られたものの、重ねるようにリマスターとリメイクは違うということは、頭に入れておいてください。
60フレームなのでヌルヌル動く

© 2011, 2021 Nintendo
Wii版は30フレーム(通常のゲームのコマ枚数)でしたが、今作では60フレームで動き、性能が向上したスイッチだからこその恩恵でしょう。
ただ30フレームのゲームを60フレームにしただけに、人物のまばたきなど、細かいところは逆にカクカクに感じてしまうところもあります。
このあたりの描写に関しては、人によって気にする人がいる部分かもしれません。
25周年記念作品の表記が消えた

© 2011, 2021 Nintendo
Wii版発売当時は25周年であったため、タイトル画面前に「25周年記念」のエンブレムが表示されていましたけれど、今作では削除されています。
25周年の名残りはアウール先生などの一部キャラクターが、騎士学校創立「25周年」に言及する程度にとどまっていますね。
携帯モードは慣れるまで大変

携帯モードで本作をプレイするときの剣は、Rスティックの操作とはじく動きで振ります。
遊ぶ前は「メタルギアライジング(MGR)のような感じだろうか」と思っていましたが、やってみると全然別物でしたね。
MGRだと剣を振る(斬撃・斬奪モード)にはLボタンを押してRスティックで斬る位置を定め、そのままスティックを手から離すと斬れるんですね。
Lボタンを押していれば、ボタン操作でも単純な縦斬りや横斬りも繰り出せました。
一方本作では、斬るためには斬りたい方向へスティックを素早く動かす仕様になっていて、2回動かす手間になったり、ボタンによる縦斬り・横切りにも対応していないため、かなり不便です。
MGRを遊んだ身からすると、「操作が手間」と感じてしまったのは否めません。

©2013 KONAMI, プラチナゲームズ
ハードも会社も違いますから違うのは当たり前ですけれど、「剣を使って自由切断できるゲーム」だと、比べてしまうのは否めないですね。
そのぐらい、MGRの斬るスティック操作は非常に直感的かつ洗練されていたんだよね。

ポーチの使用も「Rスティックを離せば適用される」のではなく、「Rスティックで方向を決めてRボタンを離す」という操作方法になっています。
自由カメラもボタン操作モードだとLボタンを押しながらRスティックを操作するので大変でした。
Wiiのヌンチャク操作と似たジョイコン操作のほうがスムーズに遊べ、実際にジョイコン操作のほうが遊びやすい意見が多かったですね。

最後に:大変だけど魅力もある

© 2011, 2021 Nintendo

10年前の作品なので仕方ないですが、ブレスオブザワイルドと比較すると見劣りしませんか?
単純な比較なら見劣りするのも仕方ないけど、遊びの細かさとストーリーの魅力が十分ある。

10年前当時の本作は、ダークな世界観と複雑なダンジョンの作りだったトワイライトプリンセスの次に発売された据え置きゼルダでした。
ゆえにダンジョン密度や難しさ、操作性などを比較され、Wii末期時代なども含めて不遇(ふぐう)な扱いを受けることも見受けられましたね。
しかしスカイウォードソードも敵味方問わず魅力的なキャラクターが多く、個人的には好きなゼルダシリーズ作品のひとつです。
特にバドは初期の嫌味な奴から男前に成長する姿も必見であり、ストーリーで好きな部分ですね。

© 2011, 2021 Nintendo
ゲームテンポの改善やオートセーブ機能の追加など、ほかにもシステム面で改善されています。
さすがに10年前のゲームが元のためブレスオブザワイルドより自由度は劣るものの、ボタン操作の不便さを除けば、比較的遊びやすいと思います。










