2020.12.28 2026.02.16

【NG表現】ウサギのイラストに肉球を描くのは自殺行為になる理由・原因【オリジナル】

オリジナル,創作,ウサギ,女の子,肉球

ウサギにまつわる誤解は多いものの、特に絵描きなどのクリエイターがよくやるのが「ウサギは肉球があると思い込んで描いている」ですね。

ウサギに肉球を描くのは、誤解では済まされない事情も含まれていますので、描くとどうなるのか、描かれてしまう理由・考察も含めてお話しします。

ウサギのイラストとかで肉球描くって、本当に自殺行為だから気をつけたほうがいい。

ただきち

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ウサギに肉球はあるのか

背景

よく描かれるよね

モブウサギ

ウサギの肉球はどんな感じ?

ウサギには肉球はない。あるにしてもごく一部だけで、毛に覆われているからわからないよ。

ただきち

冒頭でも説明したように、「ウサギは基本的に肉球がない生き物」です。

ホーランドロップ(垂れ耳ウサギ)などの一部に限り、毛をかき分けると肉球があるウサギはいますが、ほとんどのウサギは肉球をもっていません。

SNSでは月曜日になると『うさケツ曜日』とよばれる、ウサギのお尻写真を飼い主さんたちが載せるので、それで足裏を確かめてもいいと思います。

ウサけつ曜日は1週間でけしからん日。揉みたいし尻尾グリグリしたいし、顔を埋もれさせたい……

ただきち

人間相手に言っていたら確実にアウトです。

ウサ子

動物に肉球を持つ生き物がいる理由を考えると、肉球の目的は走るときの滑り止めや、足音を消す、モノを持つことが主な役割です。

肉球は狩られる側の草食動物より、狩る側の肉食・雑食動物に生物学的有利な機能なんですね。

それに対し、ウサギのような狩られる側の草食動物は、足音より逃げることをまず考え、ウサギは俊敏に逃げるために脚力が特化した動物です。

だから足の裏に密集した毛を生やすことで、脚力による足のダメージを和らげているんですね。

それにウサギの足ダンとよばれる足を叩きつける行動は、不満の意思表示だけではなく、仲間に危険を知らせるコミュニケーションです。

もし肉球があったら足ダン音が消えてしまうので、ウサギにとって生物学的に不都合でしょう。

肉球がある生き物は少ないし、持っているのもほとんど肉食・雑食動物。これ大事な豆知識。

ただきち

猫や犬のようにうさぎに肉球がないのは草食動物ならではの理由があった!|うさぎの生活

犬の「肉球」って、何のためにあるの?|動物医療関係者の通販サイト ペピイベット(PEPPYvet)

ウサギに肉球を描くと……?

背景

割と冗談じゃない

モブウサギ

イラストにウサギの肉球を描くのは自殺行為だそうですが……

一部の過激なウサギ愛好家は、肉球を描いている創作物を極端に嫌っているからね。

ただきち

それでも肉球を描くイラストや映像作品は昔から数多く、「ウサギは肉球がある生き物」という風潮と誤解がまかりとおっています。

さきほど、ウサギに肉球を描くと誤解では済まされないと書きましたが、

CHECK!

ウサギに肉球を描くと、一部のウサギ過激愛好家に突撃される可能性がある。

言い過ぎかもしれませんが、そのぐらいデリケートに思われており、ウサギに肉球を描くのはウサギ愛好家に喧嘩を売っているようなものです。

肉球がないのに肉球を描くとは、「肉球の形状すらも勝手な想像で描いている」ってことですし、「ウサギを肉球を描く時点で、資料収集もできない人である」ということでもあります。

ウサギの前足・後ろ足は指の本数が違いますけれど、ここはあまり過激化していない印象です。

肉球を描かれたルーツを探る

背景

なぜ描かれるように
なったのか

ここからは、ウサギに肉球が描かれる誤解が広まった原因を仮説立てしていきます。

仮説1:ネズミ(げっ歯目)の混同

モブウサギ

ウサギってネズミの仲間だし、肉球あるだろ。

ウサギをげっ歯目と勘違いするのはあるある。昔は自分もげっ歯目の生き物だと思っていたよ。

ただきち

ネズミは肉球があるので、似た容姿のウサギへ連想イメージで描かれたというものですね。

しかし間違いであり、ウサギはネズミ目(げっ歯目)ではなく『ウサギ目』に属します。

  • ウサギ】真主齧上目 グリレス大目 重歯類 ウサギ目
  • ネズミ】真主齧上目 グリレス大目 単歯類 ネズミ目(げっ歯目)

ウサギとげっ歯目は少し遠い親戚で、(系統樹は詳しくなく恐れ入りますが)イメージ的には、ネコとライオンの生物学的関係に近いと思います。

ちなみに日本コロムビアの『げっし〜ず』というゲームがありますが、その中にウサギが含まれるのは厳密にいうと誤りです。

げっし〜ず オフィシャルサイト|日本コロムビア

仮説2:ウサギキャラクターの存在

モブウサギ

バックスバニーやバンビのとんすけには肉球描いていますよね。

半世紀以上前の作品だからね。野生ウサギのソアホックを、肉球を誤認した可能性もありそう。

ただきち

代表的な例だとワーナー社のバックスバニーや、バンビで登場したとんすけなどですね。

これらのキャラクターはウサギなのにも関わらず肉球が描かれていて、双方とも半世紀以上の昔から存在する有名キャラクターですから、その刷り込みもあるのかもしれません。

ウサギの病気の中に『ソアホック』というものがあり、足にダメージが入ることで、足裏のクッションが部分的になくなってしまう状態です。

ウサギの飼い主さんが部屋にクッションを敷くのは、骨折防止とソアホック対策なんですね。

ウサ子

かかとにソアホックで足裏がはげていると肉球があるように見える場合もあり、それを「ウサギには肉球がある」と、当時のアニメスタッフはそう勘違いした可能性もあります。

仮説3:肉球を色配分・記号で使う

モブウサギ

肉球を描く原因で、ほかにもどのような理由が考えられますか?

色配分の都合上で足裏に肉球をつけたとか、肉球を「可愛い記号」と見ているんじゃないかな?

ただきち
  • ベースカラー】『基調色』とも。全体の7割前後を占める基本色。
  • アソートカラー】『配合色』とも。全体の2割前後を占める。
  • アクセントカラー】『強調色』とも。全体の1割未満になる差し色。

キャラクターデザインのみならず、ファッションでも住宅デザインでも、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの黄金配分は大切です。

キャラクターの全体的な色調をまとめるために、肉球に色や要素をつけ加えた形です。

それだけではなく、肉球自体が「可愛いもの」の記号であることから、愛らしいウサギに可愛い肉球を描く連想がされた可能性もあるでしょう。

本当はウサギに肉球を描くのは間違いだけど、デザイン・記号上こうなった」パターンですね。

余談:ウサギのよくある誤解

背景

これは誤解です

モブウサギ

誤解といえば、「羽」と数えるのは食肉時代の話だから、ペット相手にNGと聞いたことがあります。

ウサギは天使だから「羽」と数えているという飼い主さんの考えは素敵だと思ったけどね。

ただきち
  • 耳を持つ?】耳を持つのは「食料としての」持ちかた。生きたウサギにNG。
  • ニンジンが好物?】ニンジンは糖分が多いため、与えすぎてはいけない食べ物。
  • さみしいと死ぬ?】ウサギは縄張り意識が強い生き物(ただし個体差はある)。
  • 水を飲ませない?】ウサギだって生き物。与えないと脱水症状になる。
  • 鳴かない?】声帯がないだけでブゥブゥ鳴くことはある。感情表現は体全体を使う。
  • 羽(わ)と数える?】江戸時代にウサギを鳥扱いにした、食肉としての数えかた。
  • 知能が低い?】名前、飼い主の顔を覚える。しつけ次第では簡単な芸もできる。

上記はウサギを知る人ほどモヤモヤしている誤解集ですが、相手に特定の動物の正しい知識を一方的に押しつけてマウントをとるべきではなく、興味がなければ知らないのは当たり前です。

とはいえウサギ好きからすると、この誤解は歯がゆく思うので知っていただけると幸いです。

最後に:ウサギに肉球は「絶対描いてはいけない」

背景

肉球を描く=
ウサギに詳しくない

モブウサギ

ウサギに肉球を描くのは間違いだとわかりましたが、今でもアニメで描かれることがありますよね。

イヌやネコと違い、ペットとしての認知度は低いからね。ただプロなら調べて描いてほしいところ。

ただきち

以上、ウサギの肉球問題について、見解や原因の考察を述べました。

  • ネズミの仲間と思われている
  • ウサギモチーフのキャラクター問題
  • デザインやシンボルの都合

などが考えられますが、繰り返すように「ウサギに肉球は原則ありません」です。

肉球は原則、イヌやネコなどの一部の肉食・雑食動物が授かった特権・生物学的特徴であり、生き物としての生物学的意味を考えば、狩られる側のウサギに肉球があると不都合が多いでしょう。

もしウサギに肉球を描いている人がいたら、「ウサギに詳しくないし資料もろくに見ていない」人だと、ウサギ愛好家からはそう見えてしまいます。

記事の真意的に「肉球はないよ」より、「肉球を絶対描くな! 襲われるぞ!」が適切でしょう。

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制定日:2017/2/24
改定日:2026/1/4

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