自分のブログでも見かけましたけど、最近のサウスパークはつまらないと思われている日本ファンがいるみたいですね。
つまらなくなったというより、最近の話はアメリカ人しかわからない時事ネタやジョークが多すぎて、日本人にはわかりにくいだけじゃないかと。
確かに、昔は特に元ネタも知らないまま楽しめる構成だったのに、十数年もやって時事ネタの方向に行ってしまいましたから、その気持ちは理解できます。
ゆえに観た後に元ネタを調べ、再度視聴することをオススメします(時事ネタ重視の一因はシンプソンズのせい)。
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ネタバレ注意
記事にネタバレがあります
第17シーズン1話『Let Go, Let Gov』
今回はツイッターなどのSNSが主軸の話で、話の中でアレック・ボールドウィンが「たまにホモ嫌いっぽいことをつぶやく」「考える前につぶやく」と自己紹介していました。
日本のツイッターでもそうで、学生の『バイトテロ』騒動を思い出しますし、SNSの間違った使いかたは、アメリカでも問題になっているのでしょう。
まあ彼の場合、そうなってしまうのは自身のせいではなく自分の親指のせいにして、包丁で両親指を切り落としてましたけど。
そこで思ったことをすぐネットに書き込む『シッター(Shitter:トイレ・便所・ウソつきの意)』という端末を頭蓋骨に埋め込み、同じシッターをとりつけたフォロワーたちとやりとりをする新たなSNSを宣伝していました(実際に買ったのはカートマンだけですが)。
しかし思考で書き込むツールって、クッションや一呼吸が置けないぶん、さらに炎上しそうですけどね。
同時にバターズが政府(とオバマ氏)を崇拝し、運営局を教会にして窓口の役員に懺悔をおこなう新宗教の布教活動をし始め、話が進むごとに続々と信者が増えていき、しまいにはNSAの真実をツイッターとシッターで流すことに失敗し、悔やんでいたカートマンまで取り入れましたね。
しかし教会の宿命(?)なのか、運営局は少年愛を強く主張するようになって、逮捕者が続出してしまう変な事態に……
NSAが市民の会話やメール、SNSのつぶやきを監視をしている部分の元ネタは、おそらくこのニュースでしょうか?
米NSAの極秘計画「PRISM」が明るみに – 大手ウェブサービスの情報を多岐にわたって収集|ワイヤレスワイヤーニュース
あと、絵文字って海外でも『Emoji』なのは驚き。
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