R-15
レビュー



ザワヒリとビンラディンの次は法王の嘘字幕……本当、トレイとマットの命知らずな肝の据わった不屈な精神は尊敬します。

以下、ネタバレ注意!

以下の内容にはネタバレが含まれています。


第16シーズン13話『Scause for Applause』

最新の解析技術によってキリストは「HGH(ヒト成長ホルモン)」による薬物中毒者だと判明し、あのはりつけに処された時も、実際はHGHで罪の意識どころか逆にハイになっていたとか。この人々を裏切る新事実(?)が判明したことで、最後の晩餐や様々な記録書から彼を取り除く作業を行われ、「W.W.J.D.(キリスト様ならどうする)」と刻まれたリストバンドを処分する人たちで溢れ返り……

でもスタンだけはリストバンドを切らず自主性を貫き、番組出演やナイキのコラボで一躍人気者になるという起伏の激しい話でした(スタンも既にリストバンドを切っていましたがね……)。

その後、スタンと同様に自主性を貫く姿勢を持ち、茶色のリストバンドをした「スタン・グラウンド(スタンとスタンド・グラウンドのもじりだとか)」と自称する人たちが突然に現れる急展開に。そこから農民が政府に反発したベラルーシの問題や着信念をネタに商売を行なうブレスレット工場の陰謀と、この展開を理解しながら最後まで付いてこられたのは一体何人いるのでしょう。

ブレスレット工場のシーンのカートゥーンアニメ風の作画は、珍棒の8頭身絵にネコの尿でハイになる回の80年代カートゥーンアニメ、クーンシリーズのアメコミに引き続く意欲的な何かが感じられました。

自己主張をどう表すかによって、益にもなれば害にもなるよね。例えば物書きや絵描き、動画制作などに充てると、「自己表現」や「情報発信」となって、益となる具合に。

ただ、まとめサイトや百科事典サイト、wikiのように、公益性よりも自己主張や自己中心的行動を優先する人の場合、自己主張がモラルやマナー問題に発展して害になることがままある。メタ認知が低い人はクリエイティブな自己表現に向いていないとも言えるね。

絵描き・物書き・Webデザイナー・HTML/CSSコーダーの京都生まれなウサギ好き。「ネチケット(ネットマナー)やネット・情報リテラシーの扱い」「批判(建設的批評)・批難(非難:感情的否定)の混同・誤用」には少々シビアで、性別問わず好きなタイプは「自己反省・研鑽(けんさん)・啓発の努力を惜しまない人」。長い文章や理論を分析し、簡潔に分かりやすくまとめるのが得意なため、リアル・ネットを問わず、各所からご好評をいただいております。