R-15
レビュー



どうぶつの森 ポケットキャンプ』をキャンパーレベル10ほど上げてやってみましたので、その感想です。

これは一個人の意見です

他の様々な意見・視点も取り入れてください。



プラス評価


グラフィックが見やすい

64〜ゲームキューブ時代は荒いドット絵とローポリゴン(カクカクポリゴン)、おいでよ以降は解像度の問題でクッキリ見えなかった(特に携帯機は顕著)ものですが、今作はスマホゲームなので、グラフィック表現が細かくどうぶつたちの表情もクッキリ見やすくなりました。

プレイヤー(アバター)作成が直感的

64の頃から、どうぶつの森は質問形式でキャラクター造形を行って来ましたが、今回はよくあるアバター作成のように、アイコンを選んで作ることが可能です。運任せで楽しんだり、wikiを見ながらやるのもそれはそれでいいものでしたけれど、気軽に遊ぶ今作では大変ですからね。リセマラじゃあるまいし。

64〜ゲームキューブ版・おいでよ〜とびだせのいいとこ取り

スマホが縦長画面ということもあって、おいでよ以降の伝統だったドラム缶地形が今作では控えめで、64〜ゲームキューブ時代の直線地形の見下ろし視点と、ドラム缶地形のカメラワークを足して2で割った具合。

正直近景のドラム缶地形はあまり好きじゃなかったので、このカメラワークがちょうどいい。

虫捕りや釣りが簡単

気軽さに重点が置かれているためか、網や釣竿を使った生き物の採取がかなり簡単になっています。従来のシリーズではレアな種類であればあるほど、計算と反射神経を使うシビアな操作性が必要でしたからね。

家具の半マス置き

ハッピーホームデザイナー』でできたのかは分かりませんが(未プレイなので……)、家具の半マス置きができるのが地味に感動。特にソファやイス+机置きは配置に悩まされたものですよ。

スマホゲームでありながら、本編シリーズよりも家具配置の自由度が高いですね。

お願い達成のイベントが可愛い

例えば採って来たアイテムでバーベキューをしたり、アイテムを作ったり、料理をするイベントが挿入されるのは、これまでのどうぶつの森では無かった(それに近いものはイベント行事があったものの、ここまでバリエーションに凝っていなかった)要素なので、見ていて面白いですね。

特にアクセサリーを作った反応がかなり可愛い。

アイテム制限をあまり気にしなくていい

これも昔からの伝統で、釣り竿やスコップもアイテムカウントされてしまい、手紙のプレゼント枠も活用するなど、持ち物の荷物整理が大変でした(それも醍醐味といえばそうでもあるんですが……)。

しかし今作では他のゲームのように一つのアイテムをストックとして持てます。もちろん制限はあるものの、従来のシリーズに比べたら天と地の差ですね。これは仮にスイッチ版が出たら、スマホだけの要素とは言わずにぜひ引き継いで欲しいです。

ロード中にベル集め

長めのロードの際は、バスのアイコンをタッチしてベルを集めるゲームが行われます。他にもそういったゲームはありますが、こういった実用的なロードは好感が持てます。

マイナス評価(2017/11/26時点)


ロード頻発

ゲーム中、随所にロードが頻発するのが気になるところ。右下にさりげなく出ているのならともかく、画面中央でロードアイコンが回っているので、ちょっとストレスに感じます。特に深夜の時間帯は混雑するのか、回線切れも起きますからね。

混雑といえば、今作も配信初日にサーバーダウンしましたよねぇ……アプリのダウンロードは配信サイトですが、ゲームの通信は任天堂サーバー経由ですし、とびだせの頃にあったサーバーダウンの教訓は、ちゃんと生かして欲しいものでした。

作業ゲー感が強い

別にこの作品特有の問題ではないものの、とりあえずキャンパーレベル上げのために、話しかけてフキダシのアイテムを持って行って、利用者を増やして他キャンプ場のプレイヤーにいいねして……みたいな感じで、交流を楽しむというより、進行度を進める手段と化している感は否めません。

どうぶつの森の海外名は『Animal Crossing(どうぶつとの交流)』なのに、どうぶつの交流よりもキャンパーレベルと素材集めがメインになっている……という感じ。

まだリリースされたばかりですからまだ非実装なのでしょうけれど、他のどうぶつ・プレイヤー同士の交流や、家具や衣類以外の図鑑(魚図鑑など)の実装を期待したいですね。ゴロゴロ鉱山のような施設やイベントがもっと増えて欲しい。

他キャンプ場にいるどうぶつと会話できない

他キャンプ場を見せてもらっている時、遊びに来ているどうぶつたちにタッチしても無反応です。ここのキャンプ場はここが気に入っているといった、テンプレであってもそういったコメントは聞いてみたい。

家具リメイクができない

これもアップデートでどうにかなりそうですけどね。とびだせで登場したこのシステムは本当によくできていたので、実装をお願いしたい。もし今作だったら、直感的にリメイクのイメージがつきやすそうです(とびだせではテキストだけで、完成までどのような感じになるかが判らなかった)。

売価が恐ろしく安い

あのタイですら売価が100ベルです(従来は3000ベル)。64やゲームキューブの頃、タイ釣りで借金返済していた思い出がある自分にはショッキングな事実でした。今作ではアイテムの値段も比例して低めに設定されているとはいえ、アイテムや虫・魚などでお金を稼ぐのは、よほどの量がないと非効率的です。

だからマイニンテンドーと連帯して、ベルはシルバーメダルで買う方がいいのかなとも思えます。

リーフチケットの消費量

驚いたのが、課金要素であるリーフチケットの消費量が結構するというもの。大型のオキアミ漁だけでも20枚は簡単に飛びますので、慎重になりがちです。無課金でやるなら、本当に休憩時間の合間でやるような感覚でするほうがいい気がします。

しずえチャレンジなどからもらえる報酬や、課金の値段と得られるチケットの枚数を見ても尚更ですね。4800円分のチケットのアイコンがもう黒い任天堂(笑)

総評

何度も延期しただけあって、この作品の完成度の高さには驚かされます。ただし現段階では従来作品にあった「どうぶつとの交流」感が薄く、キャンパーレベルや素材集めのためになっている感が強いです。

まだリリースしたばかりなので、ロードの問題や遊びに改善点はありますが、スマホゲーなので、いくらでもアップデートで直すことが可能ですからね。なお現段階では整備やマイデザインはできませんから、そういった遊びは「現段階で」期待しないほうがいいです。あくまでも今のバージョンのものは、「気軽に遊べるどうぶつの森」です。

自己主張をどう表すかによって、益にもなれば害にもなるよね。例えば物書きや絵描き、動画制作などに充てると、「自己表現」や「情報発信」となって、益となる具合に。

ただ、まとめサイトや百科事典サイト、wikiのように、公益性よりも自己主張や自己中心的行動を優先する人の場合、自己主張がモラルやマナー問題に発展して害になることがままある。メタ認知が低い人はクリエイティブな自己表現に向いていないとも言えるね。

絵描き・物書き・Webデザイナー・HTML/CSSコーダーの京都生まれなウサギ好き。「ネチケット(ネットマナー)やネット・情報リテラシーの扱い」「批判(建設的批評)・批難(非難:感情的否定)の混同・誤用」には少々シビアで、性別問わず好きなタイプは「自己反省・研鑽(けんさん)・啓発の努力を惜しまない人」。長い文章や理論を分析し、簡潔に分かりやすくまとめるのが得意なため、リアル・ネットを問わず、各所からご好評をいただいております。