
ソニック35周年記念に発売されたボーカルCD『Forever Fast』は、1998年以降のモダンソニック時代のメインテーマなどを収録しています。
Escape From the Cityなどの新アレンジ版のみならず新曲追加もあるのですが、このサントラに関しては配信版ではなくCD版を買うべきです。
これはコレクター目的ではなく、ちゃんとした理由があるので簡単に述べていきます。
Forever Fast – 35th Anniversary of Sonic The Hedgehog |ソニックチャンネル
個人の見解です
ほかの意見もご参照ください
アニバーサリーソングについて

- 『Speed Is My Life(英語版)』
- 『音速を超えて(日本語版)』
- 『Here We Go(中国語版)』
この3曲は新規に書き下ろされた35周年アニバーサリーソングであり、3曲全収録はおそらく権利上の都合からCD版のみになります。
CD発売日同日に配信された公式イベント特番動画によると、周年記念かつ他国語版を用意すること自体がはじめての試みだそうです。
オリジナル曲『Speed Is My Life』はアニバーサリーらしく、過去作の曲の要素が入っています。
- 「イントロ」
→ ソニックCDのタイトルコール - 「Aメロ」
→ ヒーローズのシーサイドヒル - 「Bメロ」
→ マニアのタイトル画面曲 - 「サビ」
→ カラーズのReach for the Stars - 「間奏」
→ アドベンチャーのスピードアップ - 「Cメロ」
→ アドベンチャーのエメラルドコースト - 「アウトロ」
→ ソニック3のステージクリアジングル
『Here We Go』のイントロにはソニックCDの『You Can Do Anything』も入っているようで、それぞれの曲の特色があり、この2曲は配信版にもありますが単独配信になっています。
サビ部分のReach for the Starsはインスト(ボーカルなし)バージョンだとわかりやすい。

ボーカル担当の簡単な紹介

『ソニックレーシング クロスワールド』
© 2025 SEGA
『Speed Is My Life』『Escape from the City』『One Way Dream』のボーカル担当Nathan Sharp氏(Nate Wants To Battle名義)は、カバーCD『Gotta Go Fast』などを出している人ですね。
日本人にわかりやすく言うなら「歌ってみた出身の人」に近く、アメリカファンの間では有名な歌手で、定期的に公式からゲスト招待されています。
『音速を超えて』は作曲家・ボカロPの雄之助氏が担当し、彼は『PJ ONSOKU』でシャドウと初音ミクの『ジェットブラック』を担当していました。
MV映像に登場したミクは、『最愛人生ランナー(かいりきベア氏)』とはまた違った魅力のあるソニック風ファッションでしたね。
『Here We Go』のYousaさんは存じなかったのですが、中国(bilibili)では有名バーチャルVtuberであり、にじさんじの運営元と関係があったり、ねんどろいども発売されているようです。
とはいえ2017年のソニックフォース以降、中国市場にも力を入れている話は公式から発表されているので、いい意味で時代の流れを感じさせます。
ソニックレーシングCWでも1.4アップデートで、中国語吹き替えが実装されたからね。

Gotta Go Fast|Apple Music
PJ ONSOKU|セガ
泠鳶yousa|bilibili
Endless PossibilityはCD版限定の収録

© 2008 SEGA, マーザ・アニメーションプラネット

配信版にEndless Possibilityが入っていないんだけど?
CD版にしか入っていないよ。公式はかなり苦労したけど、CD収録までが限界だったみたい。

Endless PossibilityはCD版だけ収録されているので、それだけで購入する価値があります。
2008年に発売された『ソニックワールドアドベンチャー』のメインテーマであるこの曲は、かねてより「権利関係が複雑な可能性が高い曲」だと、海外ファンの間では知られていたものでした。
大谷氏のX(ツイッター)でも、「セガは著作権の半分を持っているが、原盤権を保有していない」と改めて説明されています。
当時のサントラは数倍のプレミア価格がついているため、どれだけ貴重かがわかるでしょう。
2025年にはCrush40ボーカル担当のジョニー氏が、セガへLive&Learnの権利裁判を起こしたり、His Worldのゼブラヘッド原曲版は2024年までゲームへ再収録されませんでした。
素人目線の印象論ではあるも、2000年代までのソニック曲はややこしそうな感じを受けましたね。
原曲にマスタリングがされたからか、サントラ収録版は元からこうかは不明ながら、一部エコー演出があるなど、少し曲の感じが異なりました。
本当かどうかは不明だけど、2010年以降のボーカル曲はそのあたりも気にしている話もあるとか。

『Forever Fast – 35th Anniversary of Sonic The Hedgehog』配信アルバムに「Endless Possibility」が収録されていないことについて、気にされている方もいらっしゃるかと思いますので、少しだけお話ししますね。(アニバーサリーイヤーでもありますし)…— Tomoya Ohtani / 大谷 智哉 (@Ohtanitter) June 25, 2026
ゲーム作品内での「Endless Possibility」の使用については、『Sonic Unleashed / Sonic World Adventure』において原盤を恒久的に使用できる許諾を得ています。その許諾には将来のプラットフォームも含まれているため、今後SU/SWAが移植されることがあっても、「Endless… https://t.co/egOkOjaPSO— Tomoya Ohtani / 大谷 智哉 (@Ohtanitter) June 26, 2026

最後に:35周年による偉業


Forever FastはCD版と配信版、どちらを買うのがいいの?
気になるならCD版を買ったほうがいい。Endless Possibilityの原曲版収録はデカすぎる。

基本的にあまりグッズや物販は買わないデジタル優先の人間ですが、このCDだけは現物のほうを購入しました。Endless PossibilityはCD版しか収録されていないので注意が必要です。
ソニックの歴史を知る人なら、原曲再録(+高音質化)は本当に奇跡の所業だとわかります。
英語版・日本語版・中国語版の35周年記念アニバーサリーソングも、英語版以外は配信でも購入は可能ですが探すのに苦労しますからね。
ある意味で「CDは必ずしもモノが残るだけがメリットだけではない」を感じさせました。













