
『プリンセスケニー』のカタコト日本語と、90年代のセルアニメを思わせる作画表現は、海外の方が見るとどう映るのでしょう。不思議なことに、なぜかこのときのケニーはちゃんと喋るんですね。
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ネタバレ注意
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第17シーズン9話『Titties and Dragons』
ブラックフライデー当日のモール開店日を待つ人々のモラルが前回以上に悪化して、一部の人たちは殴り合いをし始め、小腹が空いたとの理由で我が子を食べたことを歌にする男性まで現れました。
一方でゲームハード派の対立は和解の兆しが見え始め、代表としてカイルがスタンたちに対して調停に持ち込もうとします。しかしこの調停自体がカイルの策略であった模様。さすがユダヤ人。
数話続くこの話は、日本でいうゲームハード(ゲハ)戦争のリアル版そのもの。
しかし、ゲームハード派閥の争いは企業が市場のために消費者を戦わさせていること、この戦争に友情を捨てるほどの価値はないのは確かですね。ゲームは戦争と称して争うものではなく楽しむものですから。
日本におけるハードを宗教化する人は大体、お金をかけずに暴言を吐きたい誹謗(ひぼう)中傷中毒者か、お金がない学生か低所得者層だそうで。
3話に渡って続いたこの争いは、モールが開店してすぐに争奪戦の戦争になり、大惨事になって幕を閉じました。実際のブラックフライデーでも血の海まではいかなくても、似たような世紀末ぶりだったのが恐ろしい。
最後のラストはいい感じで終わるかと思いきや、サウスパーク新作ゲームの宣伝がオチとは抜け目がない。

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