2019.09.04 2023.02.26

【レビュー】ポケモンマスターズを6章まで遊んだ感想【ポケットモンスター】

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iOS、Android端末で基本無料で遊べる『ポケモンマスターズ(ポケマス)』を6章ほどまで遊んだので、簡単にレビュー。勝利ポーズで一瞬おっぱいが揺れるフウロさん……チビッコも遊ぶであろうゲームで乳揺れを入れる公式……

ポケモンマスターズ|DeNA

  • ネタバレ注意

    記事にネタバレがあります

ポケモンよりも人間キャラクターに焦点を当てているゲーム

本編ポケモンはあくまでもポケモンたちがメインで、トレーナーは物語を引き立てる……という作りになっています。もちろん魅力的な人間の登場人物も多いですが、どちらかと言えば「ポケモンを育てて、収集したり、ときには戦わせる」ゲームですよね。

しかし本作は「人間キャラクター(ポケモントレーナー達)を焦点に当てている」ゲームです。

だから歴代の主人公もほぼ全員が固有の性格を持っているし、トレーナーたちにスポットライトを当てているから、各シリーズの主人公も含めた各地方キャラクターとのかけあいが見られるのも魅力なほか、シリーズの小ネタもいろいろ挟んでいて、より作品を知っていると楽しめます。

たとえば、本編では決して会うことはないであろうユウキ(ルビー・サファイア〈&リメイク版〉の男主人公)とコルニ(XYのジムリーダー)が顔見知りで、お互い信頼しあっている仲なんてあまり想像しにくかったですからね。

そもそも本編では裏設定の時系列が関係している都合上いろいろ難しいですが、本作のゲーム性だからこそ共演できる部分もあります。

ストーリー的にはそれなりの理由づけがされているものの、ここでは省略。

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モデリングや再現度がかなり高い

キャラクターモデリングの出来がかなりよく、タケシやツツジといった古参キャラクターは、それぞれ最新のリメイク版準拠でデザインされていますね(タケシは『Let’s GO! ピカチュウ イーブイ』、ツツジは『ハートゴールド ソウルシルバー』のデザイン)。

過去作なら、当時はドット絵でしかわからなかったモブキャラクターも、3Dモデリングで繊細に再現されているので、どのようなデザインなのかがよくわかりますね。

モブトレーナーも含め、全員がボイスつきなのも特筆すべきポイント。

アニメポケモンやオリジンとはまた異なった配役になっているものの、全員声つきでしかも決め台詞はしっかりフルボイスで再現されています。

アニメでは登場が省かれていた、もしくは性格が変わっていて聞くことができなかったボイスも聞けるのは嬉しい要素でしょう。

本編と比べるとかなり忙しいゲーム

本編とは違い、技厳選の重要性は比較的低い(ただそれでも考えないと厳しい場面も……)ので、いわゆるガチ対戦よりかは敷居低いです。

しかし「リアルタイム(時間停止がない)のコマンドバトル」なので、かなり忙しいゲームであり、難易度が高くなるにつれて息つくヒマもなくなります(コルニ編あたりからだんだんと難しくなっていく)。

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しかしながらボイスつきでバトルするのは本編にはない魅力であり、アニメポケモンにそこそこ近い臨場感があり、指が忙しいゲームが好きな人には、いい感じに楽しめるのではないでしょうか?

現段階で気になった点・不満点など

ここからは簡単に本作の不満に感じた部分を述べていきます。ただスマホゲーなので、今後のアップデートで改善できそうなものばかりであることを、あらかじめ明記しておきます。

メインストーリーはそんなに難しくない

メインストーリーは章を進むごとに難易度は段々上がるんですが、詰んでしまうほど難しいというわけでもないし、エクストラステージで強化の修練を1時間やって強化マニュアルを取り続ければ、3人だけでもレベル50は簡単に行けるかと。

またバトル中も、メイちゃんの「元気メイっぱい(わざゲージ3本の回復)」を使えばそこそこゴリ押しも効くので、中には1日でメインストーリーをクリアした人もいるとか。

まだ高難易度はエクストラステージにしかないので、そこは追加メインストーリーに期待かなと。

メインストーリーにハードモードがあるのかは、そこまで進んでいないのでご割愛。

編成がやりにくい

やりにくいよりも「面倒くさい」が正しいかもしれません。

一応編成ストック機能もありますが、章ごとで弱点属性が変わるのでその都度編成を見直さなければならず、あまり恩恵は受けられないし、おすすめ編成を使っても負けることが多く、結局自分で編成したほうが勝率が上がるんですよね。

フィールドワーク(探索マップ)で「次のエリアに進む」がわかりにくい

探索マップでは画面の最下面に「次のエリアに進む」を表す矢印マークがあり、説明文もないので初見は一瞬戸惑います。フィールド上に出すなり「次のエリアに進む」と文字併記したほうが混乱も防げるのでは?

相手の強さ目安がわからない

自陣の場合は強さ(総合戦力)が数値化されていますが、相手が数値化されていないので、数字の意味があまりない気がする。

お知らせの通知アイコンがどの通知を指しているかわからない

お知らせマークがついているので開いてみれば、既読済しか表示されず、「……で、何が新着情報だったの?」と肩透かしを食らうことも。

モデリング鑑賞で動かせない

キャラクターのプロフィールではモデリング鑑賞ができるのですが、現段階では動かすことができませんでした。メイちゃんのキュロットスカートには後ろポケットがあることをロビーで振り向いたときに知ったので、動かせるようにしてほしい。

マイニンテンドーとの連動要素がない

DeNAとの共同開発のせいか、マイニンテンドーの連動要素がありません。ポケモンスクランブルが対応しているのだから、対応してほしいなあと思ってみたり。

スマホ充電が少ないとエラーでタイトルに戻る

スマホ充電が少ないと、上記のようなエラーが出やすくなり、強制的にタイトル画面へ戻されます。ここは改善してもらいたい。

総評

細かいところやバトルシステム面はまだ改善点が多いものの、トレーナーに焦点を置いたこのゲームはかなり魅力的で、二次創作でもいろいろ参考になりそうです。

キャラクターを手に入れれば、メインホールで(ランダムながらも)親しげに話してくれることから、本編の性格補完としても一役買っています。

ポケモンファンで、トレーナーやジムリーダーたちに愛着を持っているなら、ぜひ遊んでおきたいゲームです。

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プロフィール

    • フキダシ2
    • 赤竹ただきちTadakichi Akatake
  • 岩橋良昌氏と真木よう子氏のエアガンで撃った撃ってない論争で学ぶべきは、「大人の対応ができないリテラシーの低い人たちが、SNSをやるとどうなるか」の教訓じゃなかろうか。

    わざわざ火種になることを書く上に売り言葉買い言葉、相手を「重度の精神障害」と刺激させる弁解もいただけない。片方を鵜呑みにして当事者を人格否定するユーザーも論外。

    どちらが真実かという事実確認は第三者の外野がすべきではないとして、40過ぎた社会人同士が、大人の対応が出来ていなければSNSのリスクも理解していない事実の部分は問題ね。

    そういう人がSNSで気軽に発信できてしまうのが今の時代。自分の記事を愛読してくれてる人は、こうはならないように一緒に学んでいきたいと思う。

イラストレーター・コーダー+WEBデザイナー・ライターの京都生まれなウサギ好き。多様な絵柄を描け、外国人でも絵でわかるマンガ、ウサギと口内描写にこだわりを持つ。

コーディングとWebデザインは両方可能。案件によっては「デザインとコーディングの同時進行」の荒業もおこない、SEOを意識したマークアップも得意。

「自省・リテラシー向上・正しい批判」をライフワークとし、当サイト記事も「中学生でもわかりやすい、気づき・理解・学ぶ」を全体テーマとして執筆。

これは微力ながら閲覧者に考える・学ぶ助力のほか、自身も学ぶ目的も含み、実社会・ネット・SNSでも「わかりやすく参考になった」とご好評の声多数。

「下手でも自分の弱さを認め、自省し学び、その姿勢を相手への敬意として表すことも忘れない人」は、年齢・性別問わず好きなタイプ。

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