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レビュー, 版権絵



連日の長時間業務と責任重大な仕事で疲れた体にコロコロアニキがしみてきますね……というワケでコロコロアニキ2017年冬号感想です。今回特筆すべきなのが、

  • 『デデデでプププなものがたり(デデププ)』のひかわカービィが帰ってきた!
  • 『コロッケ!』の主人公が大人になった続編を連載開始!


これだけでも冬号は読む価値アリ。また全部の作品ををじっくり読んでいるわけではないので、個人的お気に入り作品を中心にピックアップ感想です。

感想は一部ピックアップです

好きなマンガの感想がなければゴメンナサイ。



子供の頃に読んでいた頃と相違ないレベルの『デデププカービィ』感想

自分が初めて読んだコロコロのマンガがひかわカービィでしたね。しかし10年ほど前、急に絵柄が手抜きになって連載終了した挙句、パワハラによるうつ病説や、副業の株で大儲けし、マンガを描くやる気がなくなった説が言われていたのも、2000年代コロコロ読者なら大抵知っている悲しい噂でした。

でも今回連載されたひかわカービィは、かつての時代を彷彿とさせるエネルギッシュで線も生き生きとした絵柄で一安心です。というか、ブランクがあったのにも関わらず絵柄が全然変わっていないのは、流石プロのマンガ家と言った所でしょう。今回はページ数が週刊誌のギャグマンガ並に少ないですが、それでも帰ってきてくれたのは嬉しい。

なお上記の都市伝説の真相については、春号の特集で明かされるとか。なお真相は既に別の雑誌で、「漫画制作のモチベーションが下がった上、ほとんどアシスタントまかせだった」と独白していますけれど、また新たな話が聞けるのでしょうか?

『コロッケ!』の続編が大人向けのダークな作品になった『コロッケ! BLACK LABEL(ブラックレーベル)』感想

うろ覚えですが、確かコロッケって最終回でヘルメットがバラバラになったけど父親を生き返らせて、その後つぎはぎでヘルメットを直して父親のバーグや仲間とともに「俺たちの戦いはこれからだ!」で終わったと記憶していますね。本当に記憶が曖昧ですが。

で、その大人になったコロッケが出てくるのですが、かなりシリアスな顔つきと性格になっていて、性格が180度変わっているのは衝撃でした。でも服装がマントと長ズボン以外大して変わっていないので、ちょっとミスマッチ感は否めない(笑

特にそれを象徴するのが、かつての「父親を生き返えらせる事」から「父親を殺す事」になっているのがソレ。今作は連載モノでかつての仲間も再登場する感じのようで、樫本先生のシリアスな主人公作品って自分の知る限りでは見た事ないので、そういった意味でも期待。

チイコが美人で巨乳だけじゃない、性格も成熟していた『爆走兄弟レッツ&ゴー!! リターンレーサーズ』感想

親の血なのか本来の性格なのか、話が進む度にどんどん陽人が卑劣な悪役になっているのがいたたまれないのですが……初登場の時の臆病で豪達と打ち解けていた頃とは別人すぎますからね。

今回の話はチイコがカッコいい。小学生の頃はお花畑、中学生時代の彼女もただのふわふわしたキャラではなく、なんだかんだで豪を信頼していて、芯の強さも垣間見せているのも陽人と対比になっているのがいい感じです。そして観客の手のひらグルングルンっぶり……

バトルレースも可なミニ四駆レース会場って、まるでアニメ版におけるビークスパイダーのせいでバトルレースに寛容になり、むしろ流行になった話を思い出します。原作でもそうだったんですかね?

ドラマCDは……実はまだ応募していなかったりしますけれども、まあ数ヶ月ぶりに2連休をもらったので、そのときに出そうかと。ブルーメタリックのサイクロンマグナムはちょっと欲しいかも。グレートマグナムRは本当に製品化するのか……

作画にエネルギッシュさが戻ってきた『死.tv』感想

今回の話は1期(?)のように作画に迫力があって、読み応えがありましたね。流石に過激なゴア表現は控えめになってはいましたが。そして今回もSPが可愛い。というか毎回目を丸くして最早癒し。

修羅道バットの制作費が1億5000万かかったとピココが発言していますが、それこそあの10億円の賞金額で割りに合わない気がしてならない。SPを雇って超長いリムジンに乗ってスタンガン級の電気を放出する、1億円以上の特製金属バット……ですからね。それこそあのSP2人組がいい人すぎて、金より情を優先してくれるような人達でも無ければ。

というかデスニャンがデスバニー以上にしぶとすぎる。全身火傷でピンピンしているどころか、ドラゴンボールのメディカルマシーンめいた生命維持装置に収容されてもなお平然と喋れるって一体……?

本人はともかく愛情ある絵と密度は好きだった『ポケモンが教えてくれた夢・世界・未来』感想

公式サイトでも大々的に宣伝していた、しょこたんこと中川翔子さんの自伝マンガ。個人的にしょこたんは数年前のツイッター炎上の件で正直あまり良い印象を持っていませんが(最も、一番の加害者は彼女の狂信的なファン達と愉快犯達でしたケドネ) 、絵は密度があるわ愛が伝わってくるわで、描いていて楽しかったんだろうなぁと分かりますね。

なおこういった、本人はあまり好きじゃない、良い印象がないけど、つくるものは好きという案件は結構あります。

ドラえもんを引き継ぐプレッシャーがすごく伝わってくる『なみだめし』感想

今回のゲストはむぎわらしんたろう先生でしたね。個人的に先生はねじ巻き都市冒険記よりも、『ドラベース』の方が馴染み深いです。話の流れで分かるんですが、「藤本」先生と「藤子・F・不二雄」先生が同一人物だと一瞬分からなかったですね。脚注があってもバチは当たらないデスヨ。

ドラえもんの登場人物は記号で描かれていますから、黒目が1mmずれているだけでのび太がのび太じゃなくなる気苦労は相当でしょうね。比較にはならないでしょうが、ドット絵の再現でも1ピクセルずれるだけで印象が変わってしまうものですし。

先生の師弟愛も泣ける良い話ですが、喫茶店オーナーの屋比久さんの話も泣けるので、インタビューは必読モノ。


今回もまた『あまいぞ! 男吾!』が休載とは……コロコロアニキは秋から季刊になったワケですから、もう半年も休載していることになりますよね。

作品は好きだけどファンはちょっと……というのに『ソニック』を記事に挙げましたが、他にも『UNDERTALE』と『メタルギア(というか小島監督支持者)』は同じぐらい引くレベル。

UNDERTALEは熱狂的すぎて話題に上げづらいし、メタルギアは作品が好きなのか「小島監督が作ったものが好き」なのかが分からない。監督も監督で公式のゲーム内で「小島イズゴッド!」と声優に言わせている異端ぶり。

ソニックもUNDERTALEもメタルギアも、作品の魅力は語りきれないほど素晴らしいんだけどね。これらのジャンルにいる妄信的・熱狂的な人が多い作品は、作品のプラス評価しか許さない上、時には異端扱いして集団で叩きに来る。

故に、プラスもマイナスも受け入れられる良識あるファンを探す努力をしなければならないのがしんどいのである。

絵を描いてHTML・CSSコーティング、文章書きまで幅広くやれる京都生まれのウサギ好き。ネチケット(ネットマナー)やネット(情報)リテラシー、批判と批難の違いにはちょこっとシビア。