そろそろ平成に代わる新元号が発表されるし、平成最後に刊行されたコロコロアニキの感想で何か描こうかと思ってましたが、特に思いつかなかった……
『爆走兄弟レッツ&ゴー!! リターンレーサーズ』『コロコロ創刊伝説』『ミニ四駆誕生伝説』感想
世界グランプリ(WGP)開催終了後なだけあって、かつての各国OBレーサーたちが集ったわけですが、アイドルグループ(モモっ娘)の一日デート目当てのOBレーサーイケメン決定選手権という、作者の趣味全開&全国の一部女性ファンが喜びそうな内容。
中学生編なのを踏まえると、世界グランプリは第4回ぐらいでしょうか? ココナッツ少女はどうした。
男子レーサーたちが競泳水着で走ったり、壁ドンが必須だったりといささか気になりますが、あのチイコの水着回もどっこいどっこいなので、バランスは(一応)取れていると言えるかもしれない。
超青春ドラマCDの登場リクエストも女性層の意見が際立っていた感がありましたし……
レツゴつながりの余談ですが、今回の『コロコロ創刊伝説』『ミニ四駆誕生伝説』はミニ四駆が好きなら結構興味深い内容で、故徳田ザウルス先生って元ホンダの社員だったことに驚きましたね。
当時ならホンダ入社で人生勝ち組と言われていただろうに、退職してマンガ家を目指したなんて、夢のためにそこまでできる度胸のある方だったんですね。
『星のカービィ デデデでプププなものがたり』感想
前回ちょろっと描かれていたワドルディの主役話。
アイデンティティを確立して目立ちたい、野心的なワドルディの一人をカービィたちがいろいろアドバイスするんですが、目立つワドルディを目指すなら『スーパーデラックス』の水兵ワドルディや、『ウルトラスーパデラックス』のバンダナワドルディにでも話を聞けばよかったのではと。
また出張版(+ひかわカービィとのコラボ)として、『星のカービィ まんぷくプププファンタジー』もありましたが、こっちはでんじゃらすじーさんを思わせるシュールギャグで、カービィは猫口なのもあってあざとく感じるけど、デデデの性格はマイルドにしたアニメデデデっぽい感じでしょうか。
話の終わりには、元祖(ひかわ先生)+最新(武内いぶき先生)カービィマンガ家のインタビューがありました。
いぶきカービィがひかわカービィ作風が少し似ているのは、やっぱり当時はいぶき先生もひかわカービィを読んで育った(というより初めて読んだマンガがデデププだった)ファンだったのだとか。
さくまカービィを一瞬よぎったけども、「コロコロでは」確かに元祖。
『死.tv』感想
これまでのレビュー記事でも書いていたように、クレームがあったのか1期と比べてグロ描写が簡素的、マイルドな表現(ただしキツい描写がないわけではなかった)になりましたね。
ただ、今回の話でまりあが肩を撃ち抜かれるシーンは、1期を思わせる描写表現ですごくよかった。
かつての敵が強化されて復活、その敵が行方不明の母親で、味方を殺さざるをえない葛藤(かっとう)、かつての敵から「勘違いするな」論で助けられると、王道のジャンプマンガみたいな怒涛(どとう)の展開ですね。
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