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    最終更新日は2018/1/22です。修正前と内容が異なる場合があります。




    ちょっと立て込んでいて時期がずれたものもありますが、最近やったゲームの簡単なレビューです。

    以下、ネタバレ注意!

    以下の内容にはネタバレが含まれています。



    『South Park: Phone Destroyer』のプレイ感想

    2017年据置機で発売された『Stick of Truth』と同じく、ユービーアイソフトが制作したスマホゲームですね。ゲームも前述のゲーム内容を簡略化して、カードシュミレーションアクションゲームにした感じです(その据置機版は日本未発売で、プレイ動画でしか見たことないですが。一応PC版もあり日本語化MODが作られているものの、細かい調整でまだまだ時間がかかるそうです)。

    例えるならば、差別用語が飛び交う、グロい『にゃんこ大戦争』みたいなイメージが近いかもしれません。

    上記の作品に引き続き、公式から素材提供をされているみたいなので、まさに本編の画そのままで遊べるサウスパークになっています。実際にLINEの画面やスマホの電話そのままの画面を演出に使っている事で(模しているというかそのまんま)、ちょっとしたメタフィクションなお遊びも面白い。

    そして感動したのが、日本語の翻訳がWOWOW版準拠であるという事。カートマンの一人称が「おいら」で、カートマンの罵倒言葉である「でかっ尻(Fat Ass)」も完全再現。ぶっちゃけ翻訳の質は期待していなかっただけに、ホント驚きました。そしてケニーの死に様もちゃんと再現されていて良い。この人でなし!

    サウスパークのゲームで遊ぶのは2作目(1作目は箱○のダウンロードソフト。ただしうろ覚え)ですが、最初遊んだ限りでは面白いゲームに思えますね。ただレビューでも評価が高いものの、一部では「対戦は課金がないとやっていけないゲーム」との書き込みも見られたので、そこは対戦もするか次第でしょうね。

    なお文字が小さく、アニメーションシーンに字幕がない部分もあるのが欠点でしょうか?

    『マリオ&ルイージRPG1 DX』のプレイ感想

    ゲームボーイアドバンスで発売された『マリオ&ルイージRPG』は、ほぼほぼ正当化リメイクでしたね。3DS版で養われた技術をふんだんに盛り込み、キレイにリメイクされています。最近の3DSマリオ&ルイージは、3Dポリゴンのフィールドにドットのキャラクターがいる感じでしたが、今作ではオリジナル版を忠実にした見下ろし視点を採用しているので、当時の感覚でフィールド探索が可能でした。

    また、システム面でもゴーストクッキーを導入するなどといった、遊びやすさも改善されていて、特に緊急回避は便利な機能です。また意図したのか偶然かは不明ですが、序盤のマリオの家の更衣室にあった服の中に、『マリオメーカー』の作業服が置いてありました。仮に本当なら、時代を経たからこそ入れられるファンサービスですね。

    番外編のクッパ軍団RPGは序盤しかやっていませんが、序盤だけでもクリボーに愛着が湧くシーンが至る所にあります。あれを見せられるとジャンプして潰す行為にちょっと躊躇(ちゅうちょ)するかも…(笑

    なお個人的な好みの域ではありますが、表現や手法は昔の方が好きかなと感じる所がありましたね。もちろん今のドット絵も高品質な音楽、SEも素晴らしいのですが、

    • マメばあに変装したゲラゲモーナの笑い方(DX版は反り返った表現のコミカルさが抑えられている)
    • ゲラコビッツの「るるるる」攻撃(頭の装置の方向で判断する形式に変更)
    • アハハアハデミーにおけるNPCのピコピコ音(RPGでよくあるピピピ音SEに)
    • セーブ時の演出(オリジナル版はマリオが羽ペンで現在地を記入し、DX版は地域スタンプが押される)


    これらは正直昔の方が好みでした。まあ思い出補正が強いというのも否定はできませんけどね。

    またキレイになったのはいいのですが、キレイになっただけに見えにくくなる問題も出てしまいました。例えばヴィンテージ号は幽霊船の雰囲気が出ているものの、暗くなっているので見えにくかったり、フィールド中のマメの目印が見にくかったりするのもそうですね。逆に色数が少ない表現の方が、視認性が良かった所もあったりします。

    個人的にこれはイタイポイントだったのが、フィールドの立ち位置変更のやり方。

    ボイス再現が嬉しかったのは確かですが…オリジナル版の場合、スタートボタンを押してマリオとルイージの立ち位置を変更し、LとRでそれぞれの能力を使用するという流れでしたが、リメイク版は全てLとRだけになり、立ち位置も自動的に変更するようになっています。当時は声で判別しているクセがありましたので、この入れ替え要素は無くさないで欲しかった。

    『スーパーマリオ オデッセイ』のプレイ感想

    とりあえずストーリーはクリアしまして、任天堂の作品らしく、とても丁寧に作られていましたね。技の使い方に実写を用いたり、道順が分かりやすく迷いにくく作られていたり、セット服で着替えるとドットマリオにも同じく反映されたり…

    アクション面の堅実とした面白さは周知の通りなので割愛するとして、演出として面白かったのがマップ画面。まるで観光地図のような体裁が取られていて、ただマップを見るだけなのに、よそ見をしてスポット部分に目を奪われてしまいました。デザイナーもさぞ楽しんで作った感じが伝わってきます。

    さらに、エンディング後にキノコ王国に行けるのは嬉しかった。ピーチ城(キノコ城としていない辺りこだわりを感じる)や情景は『スーパーマリオ64』をそのまま現代技術で蘇らせた感じで、ちゃんと城の屋根にヨッシーはいるし、絵画にも入れるし、エントランスは64再現。ショップで64マリオになれるわスターが出るわSEもそのままだわで…

    過去にもセルフオマージュとして64の要素を出したことはありましたが、ここまでやっているのは今作ぐらいですね。

    …と、かなりやりごたえと懐かしさを覚えた今作。ただ他でも言われていましたけれど、今回のマリオは他のアクションゲームのようにシームレスにステージが進行し、一本通行で行われるので、箱庭マリオのごとく過去に遡ってプレイする事ができません。自分も『スーパーマリオ64』や『スーパーマリオギャラクシー』のような、ステージごとで時系列が切り取られている形式の方が好きなので、今作でも取り入れて欲しかった。

    また、開発スタッフはこれまでのマリオの固定概念を捨て、驚きと印象に残るように作った とインタビューで答えています。ただ個人的に言わせていただくと、ニュードンクシティの印象が強すぎて、キノコ王国と合わせた2つ以外の他ステージの印象が全然残っていなかったりするんですよね。

    確かにティラノサウルスになれたり戦車になれたり、クッパ城が純和風の趣(おもむ)きで、終盤でマリオクッパになれたのはビックリしましたが…それでもニュードンクシティに全て持って行かれた感じで、印象が薄くなっているのは否めない。

    そしてUIのデザインが好みじゃない。恐らくファミコンのマリオをリスペクトしたデザインなのでしょうが、3Dマリオなら凝って欲しいんですけどね…『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』はUIもフラットデザインでありながら、それなりにゲームにマッチしていましたが、どうもマリオでは浮いてしまっている感ありマス。

    『アズールレーン』のプレイ感想

    当初は色々言われたものの、最近になってやたら流行っている中国版『艦隊これくしょん(艦これ)』。元ネタにしているだけに、戦闘以外のシステムや用語周りがほぼ艦これです。最初からスマホゲームとして設計されているせいか、かなり画面に密度がありますし、他プレイヤーとの交流が視覚化されて盛んな印象でした。

    艦これとは違い全世界の鑑を積極的に取り入れているので、女の子の数が序盤からかなり多い。待機メイン画面では一部のキャラクターのみですが、アフターエフェクト(?)で動かしているので『艦これ改』のビジュアルにも通じるかと(そして駆逐艦フォックスハウンドのコメントを見ると、案の定メタルギアのコメントで溢れかえっている件)。

    戦闘面はシューティングですが、序盤からかなり弾幕が激しいので、トレジャー作品や東方が好きな人には向いています。一応オートモードはあるものの、手動の方が早く倒せます。その分放置しても勝てる艦これとは違って忙しいですから、作業中にやるには不向きです(轟沈の概念が無いので、ピリピリする必要がないのはアズレンの評価点でもありますが…)。

    なおアズレンには羅針盤は無く、戦闘シミュレーションゲームのように自機を動かせる他、詫び石・お礼アイテム配布や建造の手軽さ、母港拡張やケッコンアイテムが無課金で入手可能、ケッコン演出が凝っているなど、艦これの悪い部分を取り払い、足りない要素を取り入れたのがアズレンとも言えるので、人によっては高評価かもしれません。

    正直、システム周りや操作はアズレンの方がやりやすい。まあモデルにしたから良くなっているのは当然かもしれませんが。

    創作面で言うと、艦これは設定やキャラの関係にぼかしや不明確さがよく入っていますから、独自解釈(鎮守府の風景、艦娘とは何か)が多く、作者によって色々と設定が加味されますが、アズレンは原作モノほどではないにしろ、そこそこに設定が付けられています。

    なので空想の自由度は艦これに劣るも、その分キャラクターの関係、ストーリーが艦これ以上にしっかり描かれているのが特徴的です。フルボイスでもなければ掛け声、電子音すらないビジュアルノベルのような形態ではありますが、そこはアップデート次第で付きそうな感じですね(現に先日ボイスアップデートが来ました)。

    欠点で言えば、(まだリリースされて1年も経っていないからか)ボイスや立ち絵が中途半端なのと、女の子のコメント欄とロード画面でしょうか。艦これ改のように待機メイン画面でキャラクターが動くと書きましたが、ほんの数体しか動きません。それらのキャラクターは一応フルボイスで喋りますが、他は艦これのように立ち絵表示でボイスも現段階で未実装。

    だから艦これと違って、現段階で情が入りにくい娘も未だ多く、戦闘シーンでも喋る娘と喋らない娘でチグハグ感がすごい。セリフが長いと一瞬で吹き出しが消えるので何言っているのかも、とっさでは分かりにくいです。

    コメント関連で言えば、艦これとは違い16歳以上のレーティングが設けられているもののエロワードが飛び交い、ロード画面は一枚絵が全画面に表示されるんですよね。ロード画面は静であり箸休めだと思いますので、イラストを使うにしても『バトルガールハイスクール』ほどにシンプルにしてほしいなと。細かいロードも多いですしね。

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    赤竹 ただきち

    (Tadakichi Akatake)

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    仲間達とまた地球に帰ってくるように約束するけど結局死んじゃうし、魂が地球に帰還した時にはもう百年以上経過してそうだから、帰りをずっと待ってくれた仲間達はこの世にいないし、生まれ変わって運命の再会と言う名の初対面…なんとも言えない。
    MyutaUsagi

    絵描きからHTML・CSS、物書きまで幅広くやれる京都生まれのウサギ好き。ネチケット(ネットマナー)やネット(情報)リテラシー、批判と批難の違いにはちょこっとシビア。

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