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    最終更新日は2018/7/17です。修正前と内容が異なる場合があります。




    本編ソニックでは久しぶりのシビアな世界観かつシリアスソニックですが、ネット・SNS上のコメントでは発表当初から「ソニック(恐らくソニックアドベンチャー系統)が戻ってきた」…と、日本のみならず、世界でも色々言われてました。ただ、自分は戻ってきたとかで歓喜はしませんでしたね。

    仮にソニックアドベンチャー(ソニアド)のソニックを指して言っているのであれば、ソニアドシリーズは外伝も含めてスパンが長いものの、数あるソニックシリーズのうちの一つしか過ぎませんし、昔からゲームの方向性、アニメによってソニック達の性格や世界観まで変わるのですから、戻ってきたという表現は違うのではと(世界地図のレベルでソニアドの世界とワールドアドベンチャー〈ワルアド〉の世界は異なるといった具合)。

    それにGUNとかアークとかもあくまでもソニアド世界の話。今作はむしろクラシックソニックやソニックX2期の世界に近く、公式グラフィックコラムによると、今作のソニックの世界は現実の人間世界とは違うので、英語などが存在しない独自の世界 と明かしています(さらに映っていないだけと言う可能性があるとは言え、人間がエッグマン以外一切出てこないなど)。

    まあ考察行為を全否定しませんが、今回の件で良くも悪くも、ソニアドの罪は重いなと思いましたよ。

    ソニアドシリーズが名作なのは確かですけれど、その一方でメガドラ時代を無視し、ソニアドをソニックゲームの基準に考え、懐古主義に走ってTPOを考えずに騒ぐ人達(ソニックファンではなく、いわゆる「ソニアドファン」)が生まれてしまったのも事実。 

    開発側もお上様から追い込まれているのかは不明ですが、彼らに取り入ってもらうかのごとく、やたらとインタビューで今作とソニアドとの比較・類似性を強調していますしね。さて、蛇足が過ぎましたが、以下から『ソニックフォース』のレビューです。

    微ネタバレがあります

    ネタバレほど大っぴらにはしていませんが、少しだけ注意デス。



    『ソニックフォース』はこんなゲーム

    ソニックファンじゃない人にはワケがわからない比較でしょうが、こんな感じです。

    • もうひとつの『ソニックジェネレーションズ』
    • シリアスな『ソニックカラーズ』
    • 現代水準で作り直した『ソニック2』
    • (アバターのアクションで言えば)ソニックチームが作った『ソニックトゥーン』


    さらに言えば、ストーリーやステージ部分でも結構過去作品を彷彿とさせる演出・要素が多いのが今作の特徴です。初心者配慮のモードはあるものの、ソニックシリーズが好きな人向けな印象を受けました。

    例えばオメガが機能停止しているシーンは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(新ソニ)』の未来世界を彷彿とさせ、幽閉されているソニックは『ソニックアドベンチャー2(ソニアド2)』におけるプリズンアイランドの場面で、インフィニットのドブネズミ発言は『ソニックと秘密のリング(ひみリン)』の消しゴムイレイザージン。

    追加コンテンツのシャドウストーリーは『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ(シャドゲ)』の曲が多く使われ、インフィニットとシャドウの対面もまるで新ソニのメフィレス、仮面をかぶっていないジャッカルのインフィニットを攻撃するシーンはシャドゲのOPシーンといった具合ですね。ファントムルビーも『ソニックマニア』に登場していました(設定的にはフォースはマニアの地続きです)。

    ステージにおいても、カジノフォレストのギミックはまんま『ソニック2』カジノナイトで、エッグゲートの最初の分岐は『ソニックアドベンチャー2』のファイナルラッシュ、キャピタルシティはクレイジーガジェット。ミスティックジャングルのインフィニット戦は『ソニックロストワールド』のステージと、ファンなら感慨深く、「おっ!」とさせることこの上無し。

    個人的に驚いたのが、アバターのアイテムの中に別ブランド作品の『ソニックトゥーン』のソニックになりきれるアクセサリーがあった事でしょうか。いっそスティックスのアバターコスチュームも配信してくれたら面白いんですが(女性アバターの中の人的な意味で)。

    スターウォーズと仮面ライダーのパロディ

    過去作の演出が多いのは先述しましたが、他にも『スターウォーズ』と『仮面ライダー』のパロディが所々に見受けられました。デスエッグやウィスプ習得時のガイアメモリっぷり自体は昔からですが、エピソード4や5のオマージュがあったり、ダブルブーストが「W.Boost」の表記になっているのもそうですね(流石に海外じゃ分かりづらいのか、そのまま「Double Boost」のつづりになっていますけれども)。

    何故7年間もボーカル曲採用に積極的ではなかったのか?

    今作でボーカル曲がメインテーマに採用されるのは、『ソニックカラーズ』以来7年ぶりとなるんですね。ではなぜこの7年間、ボーカル曲をあまり使ってこなかったのかについて、ちょっと調べてみたら面白い情報があったので、以下にインタビューの一部を記載しておきます。

    中村 プロデューサー的には海外チームからのネガティブな反応が心配だったんです。『ソニック』は海外で絶大な人気のあるタイトルなので、カルチャー的な違いもあって音楽面は毎回けっこう揉めるんですよ(苦笑)。それで、ボーカル曲を事前の相談ナシでやることは心配だったのですが、結果いきなり気に入ってくれて安心しました。いい着地点に持っていけたかなと思っています。

    岸本 いまだから話せますけど『ソニックロストワールド』のときは海外から“ボーカル曲禁止”っていう制約があったので、そのうっぷんもあったというか……。

    一同 (笑)。

    大谷 せっかくボーカル曲をやることになったので、であればたくさんやってしまおうと(笑)。

    『ソニックフォース』完成記念インタビュー 中村Pらに聞く“王道ハイスピードアクション”を求めての道のり(ファミ通)



    てっきりファミリー路線を取り入る為に、ボーカル曲をあまり出さなかったのだと思ってましたね。現にロストワールド発売前、ボーカル曲が無い理由に大谷さんが、アクションゲームの音楽として本気で取り組んだからと答えてはいました が、今になって考えると、半分は本当で半分は方便だったんでしょうね。

    個人的に今回のメインテーマ『Fist Bamp』は結構気に入っています。新ソニの『His World』の次ぐらいに好きかもしれない(HisWorldはマイiTunesで一番聴いているレベル)。

    ブーストソニックの2D要素

    今回も何故かモダンのブーストソニックの2D部分を毛嫌いしている人が色々言っていますけれど、そもそもブーストソニックで2Dを入れているのは、3Dのままでは障害物避けぐらいしかすることがないレースゲームと化す事と、ゲームとしての遊びを増やす為と過去に言及されています。 

    ソニックは2Dが原点ですからモダンに2D入れても問題ないと思いますし、攻略方法がクラシックと異なるわけですから、同じ2Dでも差別化され、緩急(かんきゅう)があると思うんですけどね。強いて言うなら、アスレチック要素が強く、3Dでも遊びが作り込めるアバターステージで完全3D化しても良いかもしれないとは思いました。というか、文句言っている人ってファンと名乗る割にはインタビュー読んでいないのか…

    個人的に言わせれば、何故ソニックの2D部分に文句を言い、嫌っているのかがよく分かりません。

    爽快感がない? じゃあソニックマニアをはじめとしたクラシックソニックシリーズや、2Dソニックの大革命(と個人的に思っている)であるソニックラッシュ系統は爽快感がないのでしょうか?

    3Dソニックで2Dソニックをやらせるな? ブーストソニックで3Dオンリーなら、インタビュー通りただのレースゲームですよね。仮に完全3D系のソニックを期待するならば、アスレチック要素の強いアドベンチャー系統やロストワールドような非ブーストソニックの方でしょう。

    まあこう言っている人ほど、2Dソニックの魅力を分からず(というかろくにプレイしていない)3Dソニックしか知らないような人達かもしれませんが。

    どの機種で遊ぶのがオススメか

    自分はスイッチ版で遊んでいますが、これは利便性ですね。合間や寝っ転がってプレイしたかったのと、正直腰据えて大画面でゲームをする気力と余裕はもうありませんので、スイッチ一択でした。実質携帯機でこのクオリティのゲームが遊べるのは、いい時代になったものです。

    しかしグラフィックはPS4/箱1版で制作したものを機械任せに自動レンダリング処理を行なっているせいか、所々ポリゴンやテクスチャが荒いです。ただ自分のようにグラフィックにそこまでこだわらない人には、目くじら立てるほどのレベルでもなく、上述の通り携帯モードでやってますが、処理落ちも大量の敵を倒したり、ウィスポンの連打使用でもしなければ起きません。十分遊べます。

    しかしスイッチは30fps(Wii U版ロストワールド以外のソニック作品と同じ)で処理落ちも少なからずあるが故に、精密な操作によるタイムアタックには向かず、実績にも対応していないのでレッドスターリング集めがあまり意味がなく、シャドウストーリーで全回収+Sランクにしても何も起きません。

    よって、

    • 利便性と気軽に遊びたいならスイッチ
    • グラフィックや本気タイムアタック、実績を楽しむならPS4/箱1


    で考えてください。

    オススメのアバター種族

    今作の目玉であるアバターは、種族によって能力が変わりますので、好きな種族で作ると言うより、最初は能力を見て作った方がいいと思います。どの道ストーリークリアすれば複数のアバターが作れるワケですからね。

    初心者なら「トリ」種族、スコア稼ぎなら「オオカミ」種族が個人的にオススメです。トリ族は2段ジャンプができるので操作に融通が効き、オオカミ族はリングやアイテムを集める性質があるので、Sランクの底上げに役立ちます(デイリーミッションのボーナス補正を使えばすぐSランクになりますが)。

    ソニアドやワルアド並のストーリーを期待するべからず

    物語の展開はソニックアドベンチャー2に近い とインタビューで語られていますけれど、トラウマシーン満載だったり、未曾有(みぞう)の事態に敵も味方も一致団結し、白熱の緊迫感に満ち溢れた中で戦うグロテスクなラスボスがいるストーリーやシーンもありません。

    展開がソニアド2に近いと言うより、シーンやゲームの演出方法がソニアド2に近いという表現が近いかもですね。例えばアクトではなくステージ制、上述の項目で説明したセルフオマージュ、黒バックに白文字で時間経過を表記するという具合。

    ストーリーはぶっちゃけ、ジェネレーションズのストーリーにシリアス要素を足したようなあっさり感で、ワルアドのような熱さやソニアドシリーズのような深刻さもあまり伝わらない。ムービーもすべて合わせると30分ほどで、(アバターのせいか)プリレンダムービー(いわゆる美麗映像ムービー)は無し、すぐ終わるカットシーンも多い(目安としてソニアド2やワルアドはムービーだけで1時間以上の長さ)。

    無線ボイスやシャドウストーリーを全て合わせてギリギリ1時間ほどなので、ソニアドやワルアドのような重厚なストーリーを期待するとちょっとガッカリしますね。公式サイトで配信されているデジタルコミックスを本編に組み込んでいれば、また違った評価をされていたかもしれません。インフィニットやファントムルビーはもっと映像で掘り下げてもいい。

    ただ個人的にソニックは、マリオのように昔からストーリーよりもアクションを楽しむゲームという認識なので、発売前からストーリーにあまりこだわっていませんし、むしろステージの世界観を楽しんでいる派です。しかし公式で明言されていたような、ストーリーに力を入れたという発言に期待していた場合、それを満足に答えているとは言い難い内容です。

    本作の評価部分を箇条書き

    羅列すると以下のような感じです。

    プラス評価

    • 実質携帯機でこのクオリティ(スイッチ限定。携帯機は外注の別ゲーじゃないだけでも感慨深い)
    • 音楽やボーカル曲の気合の入れよう(特にFist BumpはHis Worldに並ぶほどの名曲。曲も操作キャラクターによって曲のジャンルを変えている細かさと丁寧さ)
    • ソニアドシリーズやロストワールドを彷彿させる、終わりを見させない工夫(7つのワールドをアクトで区切らない)
    • グラフィック美(HD版ソニワドのような柔らかさはないものの、ジェネレーションズと同じジオラマ的質感はこれはこれで好き。ただしグラフィックを隅々楽しむならPS4版などが良い)
    • ステージの世界観(キャピタルシティとヌルスペースは曲も世界観も遊びも楽しくてお気に入り)
    • アバターのムービー演出が非常に凝っている(ちゃんとイベント用のボイスを収録しているなど)
    • オメガの声がハイテンションじゃない。そして掛け合いが感情のある生物のようで可愛い(新ソニのような感じではなく、ヒーローズ時代と似た声質)
    • ミッション制の導入(報酬がアバターパーツぐらいとは言え、やりがいがある)
    • 従来ファン歓喜な数々のオマージュ要素(【『ソニックフォース』はこんなゲーム】を参照)
    • ステージ無線のON/OFF機能(何度もタイムアタックをするなら、この機能は欲しいですよね)


    マイナス評価

    • ストーリーの密度(正直力を入れたようには感じない。レースゲームであるライダーズのストーリーの方が没入感があると思えるレベル)
    • 謎の慣性が働く(まるでハヴォック神の所行のごとく、精密な動きがやりにくい)
    • アバターのカスタマイズ自由度があまりない(アクセサリーの色をいじれない、位置を変えられない、ウサギで帽子をかぶると耳がなくなるなど)
    • アクション画面UIの左上の圧迫感(リング表記の黒テーブルは10%透過でもいい気がする)
    • モダンは過去作と比較しても遊びにあまり変化がなく、ドリフト削除など劣化している(アバターやタッグの方が面白い)
    • クラシックは正直マニアの方が面白かった(ギミックの遊び心やステージの密度、長さなど)
    • 無線会話シーンは一度っきりかつ、一部のムービーはシアターモードからも省略される(見たければ最初からにするか、別アカウントを作るしかない)
    • 落下注意アイコンやレールホーミング、パルクールシステムの廃止(後者はアバターにこそ似合う要素だったのに…)
    • 全体的にステージが短い(遊びやすいか物足りないかは個人の裁量。ただ短い分ロードも短くなり、レッドスターリングが探しやすい点は評価に入るか入らないか…)
    • デイリーミッションが1日1つだけな上に1時間未満(もっと選ばせて欲しい…)
    • 回数が必要なミッションで達成回数がわからない(地味に不便です)
    • カオスのボス戦がなく扱いも噛ませで不憫(ふびん)そのもの(色々形態変化できるのだから、ボスとしては優秀な存在だったハズ)
    • ラスボスが盛り上がらない上に2作品(カラーズ・ロストワールド)も似た構図と攻撃方法(曲や演出、SE的にも正直カラーズの方が良い。同じブーストソニックならワルアドのが相棒感を感じられるラスボス戦)
    • ゲームは5時間もあれば周回可能(ソニックはストーリーが終わってからが本番と思えるか否か)
    • チャンネル内のお知らせ宣伝もなければ、DLCの導入手順がかなり手間(スイッチ限定。DLC紹介のコンテンツメニューは必要)


    余談:シャドウストーリーで見えた「ソニックで他キャラを使いたい」論

    ソニックって昔から他キャラを使いたいという意見があり、シャドウストーリーによるシャドウのプレイアブルキャラクター化は賞賛をもって迎え入れられ、個人的にもシャドウ視点の独自の物語や、シャドウ特有の操作感(連続した敵にチェイン攻撃ができるなど)は好感を持てました。

    ただこの「新作で他キャラを使いたい」論で疑問に思うことがあるんですよね。言うなれば、

    • 特有の能力でステージの新たなルート開拓、新規ステージで遊びが広がる他、別視点の物語なども展開される
    • 操作性や別視点ストーリーよりも、ただ単にそのキャラが好きだから


    正直後者はちょっと理解し難い部分があります。後者の意見の方には申し訳ないですが。

    ゲームの遊びや別視点の物語が垣間見える、ルート開拓の楽しみが増えるという意味で、他キャラを使いたいというのは納得です。しかし特定のキャラが好きだから使いたいからというのは…キャラが好き→フルボイスイベントを聞きたい→ストーリーを見たいor固有能力に繋がるのならまだ分からなくもないものの、個人的に言わせれば、

    ただのモデル変えなら過去作品やMOD、ファンゲームでやればいいのでは?


    ってなるんですよね。ならばその操作ができるシリーズの過去作品を楽しみ続けたり、ただのモデル変えだったらMODの方が融通が効き、ファンゲームも豊富で現に海外では結構盛んに行われていますよ?

    フルボイスイベントなら公式じゃないと無理ですが、そうでないなら別に公式にこだわる理由もないですし(掛け声程度ならサンプリングで十分)、シルバーなどの他ハリネズミ組も使える他、本家ソニックに到底出ないだろうアメコミキャラ(スカージなど)や、妙にカルト人気のあるキャラ(ナゾやSONIC.EXEなど)をモデル変えで利用できるのはMODやファンゲームの魅力。

    今作のアバターでもそれっぽいキャラは作成可能ですが、完全なコピーならMOD一択になりますよね。原作再現とかよくやってます(シャドウのブースト時を走行させてソニアド2に近くする、ソニックにソープシューズを履かせるなど)。まあMODを入れるために公式のPC版を買うとしてもそれなりにスペックが要求されますケドネ。

    総評

    シリアスな雰囲気のステージや盛り上げる選曲の数々、エリア分けされていて見ただけで終わりだとわかる…というイメージを省き、ストーリーによって同じエリアを行ったり来たりする部分は、ソニアドシリーズやロストワールドのゾーンバリエーションに通じる、ゲームの終わりを極力見させない手法は個人的に好み。

    そしてスイッチの携帯モードでも遊べるので、気軽にソニックを遊び、手軽にタイムアタックをするには丁度良い内容です(しかし実績対応していないので、レッドスターリング集めなどはあまり意味がない)。ミッション要素やステージ中の無線ON/OFFなど、何度も繰り返して遊ぶ配慮もちゃんと設けられています。

    しかしアバターのカスタマイズ性の少なさや、ストーリー内容はジェネレーションズにシリアス要素を足しただけのあっさり感が否めず、公式のデジタルコミックスを足せばもっと世界観が広がった感じですね。

    中村プロデューサーは「ソニックのストーリーが好きな人も多いので、そういう部分にはしっかりと応えられる 」とインタビューで語っていたものの、ソニアドやワルアドのような重厚ストーリーを期待すると、そのあっさりしすぎた展開ぶりにはちょっとガッカリするでしょう。

    そして経験と実績で生まれた硬派なレベルデザイン作りでありながら、所々にゲームシステム面の粗は否めず、4年近くの制作期間の割には全体的にステージが短いので、ダウンロード専用ゲームかと思うぐらい内容が薄い。

    先述の通り、ミッションやSランク、実績(スイッチ以外)などのやりこみ要素はあるにはありますが、ワールドタイムアタックでステージを研究してやりこみ、世界記録を目指す人向け感がかなり強い。タイムアタックに興味のない人からすれば、長く遊ぶことは難しいです。

    今作は「ファンが求めるもの」と「開発者側の考え方」の乖離(かいり)を一層感じて、実質公式同人ゲームである『ソニックマニア』の方が、遊びごたえもボリュームもありファンサービス(というよりファンが作っている)の出来が良く、現に海外レビューではフォースの期待値が高かっただけに酷評が目立つのに対し、逆にマニアを高く評価しているのが印象的です。 

    もういっそソニックチームは今後ディンプスと共同制作した方がいい気がします。現にロストワールドも総合的にはディンプスが作った3DS版の方が面白くて、ラスボスもやりがいや爽快感があって盛り上がり、wii U版の十倍は遊んでいましたからね。

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