2014.12.31 2021.10.31

【感想】ツールや情報は振り回されるのではなく使いこなすもの【サウスパーク第18シーズン8話〜10話】

サウスパーク,カイル,アイク

大変遅れまして、これで18シーズンも終了です。今シーズンは今までとは異なる特殊な構成でしたね。

  • ネタバレ注意

    記事にネタバレがあります

第18シーズン8話『Cock Magic』

今回は『マジック:ザ・ギャザリング』を主軸に、ランディが披露した「マジック」とかけた話でした。地下闘技場の雰囲気からケニーが死ぬんじゃないかと思ったけどそういうことはなく、チンポーさん再登場は嬉しい。

『マジック:ザ・ギャザリング』は今の『遊戯王』や『デュエルマスターズ』などに続く、トレーディングカードゲームの原点であり頂点ですからね。

しかしカードゲームと闘鶏(とうけい)になんの関係があるのかと思い調べたら、サブタイトルの「Cock Magic」のCockってランディが披露したイチモツという意味のほかにも、『おんどり』の意味もあったんですね。

ほかにも、警察とランディのイチモツマジックを見せつけられた子供の親とのやりとりで、「Dick(イチモツ)」を「Deck(デッキ)」と聞き間違えたりするなど、言葉遊びが多い印象を受けました。

闘鶏で主人公たちの鶏の名前がマクナゲッツ(マクドナルドのナゲット)で、開催場所が中華料理屋ってまさか……

第18シーズン9話『REHASH』

カイルが『コールオブデューティ』の新作をアイクと一緒にやるつもりが、アイクはそのプレイ実況動画を楽しんでいるのを目の当たりにし、その話を聞いたカートマンがカイルたちをネットに実況中継して人気となり……という話で、次回の話へ続きます。

アイクや幼稚園児たちのやっていることって、いわゆる「動画評論家」に近いものです。

しかしながら、ゲーム内容を実況動画を通じて楽しむところまでで、ゲーム自体にケチつけてませんから、本物よりマシというか、比較的健全ではあるんですけどね。

スタンの「ゲームはリビングでやるものであって、人の意見を見るもんじゃない」は、動画だけでゲームした気分になっている人たちに言ってあげたい。

どこかのブログで「ゲームは買うものだなんて時代遅れ、今の時代、ゲームはスポーツであり、ゲームは観るものだ」と、動画評論行為を正当化し、論理破綻をしているブログ記事もありましたっけ。

しかし「ゲームを買って遊ぶこと」と「eスポーツや実況動画を観戦する」のとは、全く話の次元が異なるものです。野球をするのと、甲子園を観るのとでは、目的も意識も違うのと同じ。

野球をするのだってお金がいりますからね。

第18シーズン10話『Happy Holograms』

話の序盤でスマホやPCの画面に夢中で~とカイルが語りますが、自分も食事中や会話中、歩きながらでもスマホをいじる人を見て、現代人の情報中毒・依存症の割合はどれほどかと、考えてしまいますね。

昔も昔で新聞に夢中になる人も多かったらしいですが……

話の最後でカイルがアイクに「キミのことを理解せず僕と同じことをやればいいと思っていた。でもお前をお前だと認めなくちゃいけない」と話しましたが、これも価値観の問題でしょう。

メリハリをつけ、画面よりも人の顔を見ることを増やさないと、誰かとコミュニケーションを図る機会を失ってしまいますし、人と話してる最中にスマホやタブレットをいじられたら失礼だとは思いますが……そう考える自分もおじいさんかもしれない。

グルテンにロード、レッドスキンズに専用トイレ、例のカスタマーサービスなどなど、18シーズンはすべての話がひとつの物語としてつながっていたんですね。そして黒人男性の首締めとはまた時事ネタな……

寄付のお願い

フキダシ3 ありがとう
ございます
  • 当サイトはみなさまのご支援により、広告なしの実現やサイト維持をおこなっています。

    記事や作品が気に入りましたら、支援サイトのご支援や寄付をよろしくお願いいたします。

記事・作品をシェア

https://umakose.com/fanfic/141231-1/

クリック・タップでコピーできます

1.シェアについて

赤竹ただきち(以下、当管理者)が運営するウマコセドットコム(以下、当サイト)の内容をシェアする場合、個人サイト・ブログ・サービス・SNSを問わず、URLなどを記載して出典元を明記ください。

明記していただければ、社会通念上の範囲内でご自由にシェアが可能です。

2.記事の引用(転載)

記事内の文章を引用される場合、URL元を明記し引用要素(blockquote)内に記載してください(なおサイト内のコピペは悪用・言い逃げ対策のため不可にしていますので、ご了承ください)。

掲示板やSNSの場合は、文頭に「>」などをつけ、オリジナルコンテンツ(コピーコンテンツ)ではないことを明確にしてください。

要約のための一部改変は、記事の意図を大幅に変えなければ可能とします。

3.キャラクターの使用

当サイトに掲載されているオリジナルキャラクターの使用は、創作性が高い非営利の個人に限り、イラスト・マンガなどに使用できます。非営利・個人の定義はこちらをご参照ください。

制作費・人件費の範囲内であれば、有償配布や支援サイトの掲載も可能としますが、AIで作成した作品で当管理者の絵だと誤認させる、有償行為をするのはご遠慮ください。

4.当管理者の著作権

当管理者が作成した文章・画像・デザイン・オリジナルキャラクターや作品などについては原則、ご依頼であっても著作権は当管理人に属します。

ただしバーチャルVtuberなど、権利者ご自身のキャラクター、または二次創作元のキャラクターなどの知的財産権につきましては、当管理者ではなく元の権利者に属します。

4.禁止行為

以下の行為が見られた場合は、個別のご連絡や法的処置などといった対応をとらせていただく場合があります。

A.二次利用・加工・改変

当サイトの画像・イラスト・文章・ブログレイアウトなどの悪意ある二次利用・加工・改変行為や、信用毀損・反社会的など、社会通念上問題のある目的での利用。

B.不適切な拡散

特定のキーワードや文面に反応するなど、不適切な拡散行為の禁止(誤った解釈のみならず、〈自他問わず〉いわれなき風評被害や誹謗中傷につながる恐れがあるため)。

C.誹謗中傷

当サイト・他者・企業などを誹謗中傷する目的での引用。また煽り・マウント行為といった、意見・提起・指摘ではなく、人格・風評を著しくおとしめようとする行動も含む。

5.著作権

当サイトは著作権の侵害を目的とするものではありません。

画面のスクリーンショットや二次創作元の知的所有権はそれぞれの権利者・団体に帰属しており、各利用規約を確認した上で掲載しています。

有料二次創作は権利元の創作ガイドラインを厳守するように努めていますが、問題があれば当サイトのお問い合わせよりご報告ください。

6.トラブル

当サイト記事のシェアなどが要因で発生したトラブルなどについては、一切の責任を負いかねます。あくまでも参考・一意見として扱ってください。

当管理者まで直接ご意見・ご指摘を希望される場合は当サイトのお問い合わせからご連絡願います。

制定日:2017/2/24
改定日:2024/3/20

シェア・引用の前に「規約・ポリシー」をご一読ください(同意したものとみなします)。

特定の単語・見出しで拡散、他者を誹謗中傷・マウント・バッシング目的のシェアは固くお断りいたします。

シェア内容が問題だと判断した際、個別にご連絡を差し上げる場合があります。

社会通念上のモラル・リテラシー・マナーを守っていれば、ご連絡をすることはございません。シェア・引用をしていただき、誠にありがとうございます。

プロフィール

    • フキダシ2
    • 赤竹ただきちTadakichi Akatake
  • 岩橋良昌氏と真木よう子氏のエアガンで撃った撃ってない論争で学ぶべきは、「大人の対応ができないリテラシーの低い人たちが、SNSをやるとどうなるか」の教訓じゃなかろうか。

    わざわざ火種になることを書く上に売り言葉買い言葉、相手を「重度の精神障害」と刺激させる弁解もいただけない。片方を鵜呑みにして当事者を人格否定するユーザーも論外。

    どちらが真実かという事実確認は第三者の外野がすべきではないとして、40過ぎた社会人同士が、大人の対応が出来ていなければSNSのリスクも理解していない事実の部分は問題ね。

    そういう人がSNSで気軽に発信できてしまうのが今の時代。自分の記事を愛読してくれてる人は、こうはならないように一緒に学んでいきたいと思う。

イラストレーター・コーダー+WEBデザイナー・ライターの京都生まれなウサギ好き。多様な絵柄を描け、外国人でも絵でわかるマンガ、ウサギと口内描写にこだわりを持つ。

コーディングとWebデザインは両方可能。案件によっては「デザインとコーディングの同時進行」の荒業もおこない、SEOを意識したマークアップも得意。

「自省・リテラシー向上・正しい批判」をライフワークとし、当サイト記事も「中学生でもわかりやすい、気づき・理解・学ぶ」を全体テーマとして執筆。

これは微力ながら閲覧者に考える・学ぶ助力のほか、自身も学ぶ目的も含み、実社会・ネット・SNSでも「わかりやすく参考になった」とご好評の声多数。

「下手でも自分の弱さを認め、自省し学び、その姿勢を相手への敬意として表すことも忘れない人」は、年齢・性別問わず好きなタイプ。

自省についての解説を読む

リテラシーについての解説を読む

正しい批判についての解説を読む